2017年 01月 23日

ロンドンの火力発電所たち

この際だからビクトリア駅に続いてロンドンネタでいこう。
ビクトリア駅を出た線路がテムズ川を渡ると、線路ワキに非常に有名な廃墟がある。
その名をバタシー発電所。1930年代に建設された、レンガ造りとしては世界最大級の
建造物らしいけど1983年に閉鎖。その後はずっと放置されて巨大廃墟のままだった。

4本の煙突が極めて印象的な建物でピンク・フロイドのアルバムジャケットにも使われたことがある。
閉鎖後はずーーっと廃墟のまま残ってて、「世界で最も有名な都市型廃墟」なんて言われてた。
ロンドンに行ったらちょっと見てみたかった場所なんだよね。
(下がそのピンク・フロイドのアルバム「ANIMALS」)。
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その後調べてみたら、ここはとうとう買い手がついて再開発が決まったらしい。
再開発となると取り壊されるのかなぁ?さっきも言ったようにここはビクトリア駅に
出入りする電車からよく見える。カンタベリーから戻る時にシッカリ確認した。

おー見えた見えた・・あれがそう・・・あれ?あれれ?
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どんどん近づいてくるけど、明らかに煙突が1本しかねぇじゃん・・。
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周囲にクレーンが立ち並んでるから再開発中というのは間違いなさそうだ。
結局この発電所は壊しちゃうのかなぁ?世界的に有名な廃墟だったのに・・・
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その後調べたところでは、ここの再開発は「かつてあった有名な発電所」を部分的に
保存するというコンセプトで計画されてるようだ。こんな完成予想図もあったから
おそらく建物の一部と煙突1本だけは残すんじゃないかと考えられる。
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バタシー発電所の巨大4本煙突の勇姿を見たかったけど、ちょっと遅かったようだ。
ロンドンっ子にとっちゃあの4本煙突は懐かしい光景だったろうに。しかしこうして
部分的にでも保存してもらえるのは世界で最も有名な都市型廃墟だからこそ、といえるだろう。

もう一つロンドンで有名な火力発電所として旧バンクサイド火力発電所がある。
第二次大戦後の復興期に建てられた古い火力発電所で、1981年に閉鎖。その後は
変電所機能が残ったほかは放置プレイ。いずれ取り壊しは避けられなかったが・・

ご存知のようにここは現在テート・モダンという美術館に生まれ変わっている。
パリのオルセー美術館は元が駅舎だが、ロンドンのテート・モダンは元火力発電所。
何となく英仏両国のキャラクターの違いが出ているような・・・。

旧バンクサイド発電所、現テート・モダンもテムズ川のキワにある。内部は美術館用に
改修されたけど外観は昔のままだ。退役オンボロ火力発電所の幸せな余生といえる。
火力発電所につきものの巨大煙突も残ってる(写真は2010年欧州出張の時のもの)。
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テムズ川沿いには意外なほど昔の火力発電所が残ってるようで、こんなのもあった。
これはグリニッジの丘から見えた建物で、煙突の様子からみて昔の火力発電所だろう。
バタシーより小型っぽいけど、この古さから見てまさか現役とは思えないから、
保存されてるのかもしれない。ちなみにこの発電所、見事に子午線上にあるのだ(笑)。
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元々、ロンドンって町は行政・金融・娯楽等々の機能はテムズ川の北に集まってて、
南側のいわゆるサウスバンクは発電所とか倉庫とかが多かったエリアらしい。
本日ご紹介した三つの発電所も全て川の南側にある。テート・モダンなんてホントに
街の中心部に近くて、川を渡ればすぐに金融街シティだ。

そういう意味でもロンドンっ子にとっちゃこれらのド古い火力発電所は川の向こうにある
毎日見慣れた建物であり煙突なわけで、壊さずに残せという声も多かったんだろうなぁ。
イ課長たちが見てきたのはこの三つだけど、他にも残ってるのかもしれない。

第二次大戦後のロンドン復興を支え、テムズ川の南側で余生を送る古き火力発電所たち。
本日は旅行中に見てきたそんな古い発電所特集という、まことに変わった企画でした(笑)。


 

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# by tohoiwanya | 2017-01-23 00:03 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 20日

ビクトリア駅 【ロンドンの駅シリーズ:5】

例によって東南アジアネタの間に突然はさまる英国ネタ。
いやーしかしこれはすごく懐かしい企画だ(笑)。

2010年秋の欧州出張でロンドン主要ターミナル駅を4カ所利用したから、翌2011年に
このシリーズ名で「4」まで書いた。しかしロンドンのターミナル駅はこの4つだけじゃない。
昨年の旅行ではまだ書いてなかった駅を利用したから、今回追加というわけだ。
6年ぶり復活のロンドンの駅シリーズ。それはロンドン・ビクトリア駅でございます。
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ビクトリア駅は鉄道のターミナル駅なのはもちろんだけど、駅の近くに巨大な
バスターミナルもある。だからバスで行ったコッツウォルズやストーンヘンジの
現地ツアーの集合場所でもあったけど、本日はカンタベリーに行くためにここから
列車に乗った時のことを主に書こう。

この駅からは主にロンドンから南の方に行く列車が出る。カンタベリーも一応
ロンドンから見れば南東だから、この駅ということになる。名前からして当然だが
ビクトリア女王の時代に作られた駅で開業は1860年(東京駅は1914年)。まさに
ホームズやワトソン君の時代からあったんだよ。

この時もヘボ地下鉄の遅れが怖くてすごく早くホテルを出て、駅で時間がかなり余った。
どら、せっかくだから駅舎の外観でも見にいってみっか。

ほほーーさすがはビクトリア駅。レンガじゃなく石造りの立派な建物だ。
後で知ったんだけど、このビクトリア駅には立派な駅舎が二つあって、下の写真は
上に名前が彫ってあるようにサザン・レイルウェイ社が作った。
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その隣、写真の奥にチラッと写ってるのがもう一つの壮大なレンガ造りの駅舎で、
これは別の鉄道会社が作ったらしい。いろいろフクザツなのだ。

駅の中はこんな感じ。欧州によくある行き止まり式ホームで、駅構内は別に
鉄道会社別に分かれてるなんてことはない。平日の朝だから通勤客が多くて活気がある。
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反対側を見るとこんな感じ。
窓があるレンガの壁もおそらくビクトリア時代に作られた駅舎内側の壁のはずで、
昔は切符売場なんかの機能はぜんぶ駅舎、そこから出るともうホームしかない
という構造だったんじゃないかと推測される。
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ビクトリア時代に比べれば今は駅の利用者も飛躍的に増えただろうから、現在は
こうして大屋根の下に切符売場はもちろん、飲食店や物販店等の店もいっぱい並んでる。
まだ時間はたっぷりあるし、イ課長たちもここで朝メシ食うとするか。
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というわけで、ある店でパンとコーヒーを買ってベンチで食った(上の店ね)。
ロンドン滞在中、日帰り鉄道の旅に行く日の朝飯っていうとこのパターンが多かったが、
イ課長が食うのは常にこのタイプのレーズンロール(食いかけですまぬ)。
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思い起こせば26年前の新婚旅行。夜のガトウィック空港に着き、そこから
薄暗い列車で到着したロンドンの駅がこのビクトリア駅だった。ここから雨がそぼ降る
夜のロンドンを見て「あーオレはとうとうヨーロッパに来たんだ」と感動したっけなぁ。
いわばイ課長が人生で初めて降り立ったヨーロッパの駅なんだよ、ここは。

そんな懐かしいビクトリア駅を「ロンドンの駅シリーズ」に新たに加えることができて
ちょっと嬉しいイ課長なのである。


 

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# by tohoiwanya | 2017-01-20 00:07 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Trackback(1) | Comments(10)
2017年 01月 18日

ドイステープというところ その2

ドイステープに来たら、有り難い黄金の仏塔とその周囲にいるホトケ様軍団を見学。
そうやって仏塔の周りをグルグル回ってあちこち歩いてると、やがて見晴らしのいい
場所を発見するはずだ。

・・・と言っても工事中だったんだけどね(笑)。
でも大丈夫。この近くに展望デッキみたいなところがあって、そこの二階に登れば
手すりギリギリまで近寄って景色を見ることができる。
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うひゃーー。チェンマイ市街が一望に見渡せる。
そのくらいドイステープってトコは市街から離れた、しかも高い場所に位置してる
わけだ。行きに乗った乗り合いソンテウにおけるクネクネ上り坂のカーチェイスも
けっこう長かったもんなぁ。
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あ、あれ空港だろ?チェンマイ空港。市街から近いんだなぁ。
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しばらく見てると豆ツブみたいな飛行機が滑走路を動いてるのも見える。
明日、イ課長はこの空港からバンコクに飛ぶわけだが、その時もこの展望デッキから
豆ツブみたいなイ課長搭乗機を誰かが見ているんだろう。

風も感じられて涼しいし、眺めもいいし、ここはたいへん気持ちのいいところだった。
バンコク第二の都市(英国と同じで第二の都市がドコかは諸説あるんだが)といっても
バンコクに比べたら格段に地方都市っぽくて高層ビルもあんまりない。全体に平らだ。
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さて、乗り合いソンテウの集合時間までにはまだ多少時間が残ってるけど下に降りるか。
もちろん今度はあんな有料の短距離ケーブルカーは使わずに無料の階段を使う(笑)。
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何せ暑くてノドが渇いてたから、下に降りたら何か飲みたかった。
お、ラオスでもよく飲んだフルーツスムージー屋があるじゃないか。これを飲もう。
しかし何を飲んだかは忘れてしまった。値段は40バーツ。
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40バーツつうたら約120円だ。ラオスで飲んだ時は一律1万キープだったよな。つまり150円。
うーむやっぱタイの方が安いんだ。前に書いたようにラオスの物価は高めなのである。
氷もいっぱい入ってて、ほてった体に気持ちイイ。
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やがて自分が乗ってきたソンテウを探し出し(みんな同じ色だからナンバープレートが頼り)、
再びめくるめく下りのカーチェイスを経てチェンマイに戻ったというわけだ。こうして、
チェンマイにおける最も重要な観光スポット、ドイステープ見学は一通り無事に
済んだわけでありました。トラブルもなく、まずは順調な観光でめでたしめでたし。


 

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# by tohoiwanya | 2017-01-18 00:03 | 2015.09 東南アジア旅行 | Trackback(1) | Comments(2)
2017年 01月 16日

ドイステープというところ その1

ドイステープというお寺(なんだろうな、一応)の中心は実は四角い“広場”になってる。
この広場を囲むように建物があり、広場の中心には黄金の仏塔。広場だから屋根はないわけで、
雨が降れば濡れる。入り口で参拝者は全員靴を脱いだから、雨の日はハダシで濡れた床を
歩いてお参りすることになる。そういう時、傘はさすんだろうか?
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この日はクソ暑い好天だったから、ハダシで床を歩くのはむしろ気持ちいい。
とりあえずこの仏塔を囲む広場をぐるっと一周してみましょうかね。

お、さっそくゴールデンブッダ軍団。その前には緑色のエメラルドブッダ様。
ホトケ様といい、背面の装飾といい、早くもキンピカキラキラ攻撃の火ぶたが切られました。
なーにイ課長だってこれまでに金ピカブッダは散々見た。このくらいどうってことないぜ。
 
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こっちにもまた何やら・・。
東南アジアで、こういう風に「そこらじゅうにいるホトケ様」を見るたびに思うんだけど、
一番エラいご本尊様ってのはドレなんだい?日本だと、寺の本堂にある一番デカい仏様が
ご本尊だということになるが、こうたくさんいると・・・。
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ここにもホトケ集団。どうでもいいが正面向いてる仏様の、その表情は何とかならんか?
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とにかくそこらじゅうホトケだらけで、ドイステープのご本尊がドレなのかわからぬ。
下の写真は大きさから考えても、その数の多さから考えても相撲でいえばせいぜい「前頭」くらいの
地位と思われる。どこかに「横綱」がいるんじゃないの?と思ってしまうけど、こういうホトケ軍団
全体でドイステープの宗教パワーを形成しているということなのかもしれない。
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しかし何たって天下のドイステープ。地元のタイ人たちは熱心にお参りしてます。
ここでも「全員がお参りするコレ」っていう“的”があるわけじゃなく、参拝者によって
お祈りする対象のホトケ様は異なる。
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うむ?何だコレは。
みんながオタマで液体をすくって火の壷に入れているようだが・・・
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こりゃ油だ。この火の壷の下に大きな「油溜まり」があって、太い芯が沈めてある。
ここに油を注げば火が絶えないということで、きっと何かのご利益があるのであろう。
とりあえず珍しいからイ課長もやってみた。油の中にもお賽銭が沈んでら。
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しかしドイステープといえばやっぱコレ。あちこちからこの金ピカ仏塔を眺めてしまう。
ドイステープを紹介する写真には鉄板でこの仏塔だもんなぁ。
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アップで見ると、まぁーーすごいね、金箔がハゲたところなんて一カ所もない。
というか、これは何かに金箔を貼ったというより、元々金色をした板金を加工してこういう
形に組み立てたように見える。細かい飾りの装飾がスゴいワ。
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とにかく理屈を越えて圧倒する絢爛豪華金ピカパワー、堪能させていただきました。
ドイステープ、こういうところなのである。しかしせっかくここまで来たら、ぜひ
もう一カ所行くべき所があるので、それは次回ご紹介しよう。


 

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# by tohoiwanya | 2017-01-16 00:14 | 2015.09 東南アジア旅行 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 13日

ドイステープに登るには

さてだ。
激走ソンテウを降りた乗客たちは駐車場で一時解散・・といってもどうせ全員ドイステープに
行くに決まってんだけどさ。
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だがここでイ課長は間違えた。チェンマイに行こうが火星に行こうがバカはバカなのである。
ドイステープが駐車場からさらに高いところにあるっていうのは想像ついたんだけど、
どこからどうやって登るのかよくわかんなくて、ウロウロしちゃったんだよね。

これが登り口?いやこれはあの金色の巨大お坊さん像を見るための階段っぽいよな?人も少ないし。
じゃ、ドイステープに登る階段はどこなの?どうもよくわからない。
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しょうがないから、いかにもこれからドイステープに行くという風情の 欧米人の後をついてった。
すると彼らはまず入場券とケーブルカーのチケットを買ってるではないか。え?あ、そうなの?
何だかわかんないけど、登り方を知らないイ課長も同じようにチケットを2種類買ってついていく。
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ははー。これがケーブルカーね。なるほど。ふーむ。意外に近代的なんだねぇ。
オラまたてっきり、金毘羅様みたいに階段をヒイハアいいながら登るんだと思ってただに。
写真じゃ水平に(もしくは垂直に)見えるだろうけど、これ、実はナナメの斜坑なのだ。
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はーい。頂上に着きました。そんなに長い距離じゃなく、アッという間に着いた。
さて、これからいよいよキラビヤかなドイステープの本体に進撃するわけだが、どっから入るんだ?
上に行っても再びウロウロするバカ男。
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するとどうよ。ちゃんと地上からの階段あるじゃん!!
えーー?じゃナニ?さっきのケーブルカーはもしかして足腰の弱いジイサマ&バアサマ向け?
くぁー!みっともねぇ。そんなモノに乗るために20バーツも無駄遣いしちまったぜ。階段があるなら
徒歩で登ったのに!バカタレ!自分!(そこまで騒ぐなよ、60円なんだからさー)
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この階段の入口、どこにあったんだろ?気が付かなかったなぁ・・段数としちゃ大したことなさそう。
ルアンパバーンのプーシーの丘よりラクなんじゃないか?みなさん、ドイステープに行ったら
足腰の丈夫な方は階段でいきましょう。ケーブルカーで行くなんて達成感がなくてつまらん。

さて、階段見落としミスはいいとして、ドイステープの本体はどこからドウ行けばいいのか?
と思ってると、何やら大量の靴が脱ぎ棄てられた場所がある。どうやらここから先は屋外ではあるけど
お堂ってことになるようで、土足厳禁みたいだ。イ課長も靴を脱ぐ。脱いだ自分の靴が盗まれるのを
心配する様子の人は誰もいないから、イ課長も心配するのはやめた。
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おっとーーー。さっそく出ました。
ドイステープといやぁ、お約束で出てくるのがこのピカピカ輝く黄金の仏塔。眩しすぎる。
全てのタイ人が「チェンマイに行ったら一度はお参りしたい」と思っている由緒ただしきドイステープに
ようやくイ課長も来たわけだ。長生きはするもんじゃのう。
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ここは何しろどこを見てもキラキラ・ピカピカの場所なんだけど、
登ってくるだけでだいぶ長くなったから、詳細なご紹介は次回だ(ヲマエなぁ~~また続き物かい)。


 

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# by tohoiwanya | 2017-01-13 00:04 | 2015.09 東南アジア旅行 | Trackback | Comments(2)
2017年 01月 10日

ドイステープ行き乗り合いソンテウ

さて、本日は純粋お気楽観光情報、ドイステープについて書こうじゃないの。

どんなガイドブックを見ても「ドイステープ見なきゃ、チェンマイ来た意味ねぇぜ」くらいの勢いで
書かれている。外国人旅行者にとって超定番観光スポットなのはもちろんだけど、タイ人にとっても
ここは「チェンマイに行ったらぜひ行きたい(お参りしたい)場所」という思いが強いらしい。
もちろんイ課長としても、ここは見るつもりだった。さぁ行くぞ。
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・・が、ドイステープってチェンマイ郊外の山の上にあるから行くのは簡単じゃないのだ。
徒歩は絶対ムリ。車で山道をかなり登ることになる。もちろん、そんな山の上まで行ってくれる
路線バスなんてないし(平地だってないが)、タクシーがイヤなら(イ課長はイヤだった)
タイ地方都市における「ミニ路線バス」、おなじみソンテウに乗って行かなければならない。

そこで本日はイ課長みたいな一人旅、あるいは少人数旅行者が「乗り合いソンテウでドイステープに
行く方法」というのを詳しくご紹介したい。何てお役立ち企画なのであろう。

とりあえずですね、乗り合いソンテウで安くドイステープに行きたい方はチェンマイ城壁の北門、
チャンプアック門に行きましょう。この辺にソンテウがタムロってて、それに乗って行くらしいと
いうくらいまではイ課長も事前に情報を収集してた。
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確かに赤いソンテウは何台も停まってるけど、ドレに乗ったらいいのか?
キョロキョロしながら道路反対の左側にある信号の根元に来たらそこにいたオッサン軍団が
「ヘイ、ドイステープ?」と声をかけてきた。
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ははぁ~・・ここが乗り合いソンテウの発着場というか、客の誘致ポイント&待機所なんだな。
こんな看板がちゃんと出てる。みなさん、チャンプアック門を出たら道路を渡って左側のカドです。
この看板があるはず。片道50バーツ往復で100バーツ。空港からのタクシー片道より大幅に安い。
距離は空港より長いはずだけど乗り合いなんだから、一人当たりが安いのは当然。
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このオッサンたちが交差点カドに陣取る「ドイステープ乗客誘致委員会」のメンメン。
ガイジン旅行者がキョロキョロしながらこのあたりを歩けば、必ず声をかけられると思うよ。
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看板によると客が10人たまったら出るようだけど、イ課長は3~4人目くらいだったかな?
15~20分くらいのうち二人連れが何組か来て10人確保、はい出発。クルマはこれね。
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トラック改造バスで密閉されてないから、信号待ちの時なんかはまわりの車の排気ガスも
入って来るし涼しくもない。まぁ市内を出るまではガマンだガマン。
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その代わり山道に入るとスゴいよ。ドライバーのおっちゃんがF1レースのようにトバす飛ばす(笑)。
山道でカーブも多いから荷台座席に乗ってる客もけっこうな遠心力を感じる。でも車は頑丈そうだし、
危険という感じはしなかった。コワいという点じゃ昔スペインのメリダからセビリヤまでバンで
戻った時の運転の方が遥かにコワかったよ。
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登り坂と急カーブが続くワインディングを、先行車をバカスカ抜かしながら疾走だぜ。
ドイステープまで登りきる間、追い抜いた車は数知れないが追い抜かれたことはほとんどない。
荒法師ナイジェル・マンセルみたいな(古すぎる)ドライバーだ。いいぞいいぞ。

で、ドイステープに着くと、たしか2時間の自由時間が与えられ、乗客はいったん解散する。
戻る時はまた同じナイジェル・マンセルのソンテウで帰るわけだ。駐車場は似たような
赤いソンテウだらけだから、間違えないように車のナンバーを覚えておきましょう。

で、再び同じメンバー(のはずが、帰りは二人増えてた)でチェンマイに帰るわけだ。
もちろん帰りも市内の渋滞に入るまでは爆走また爆走。いいぞいいぞガンガンいけ。
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で、チャプアック門のところまで戻ってきて、今度こそ本当に解散。めでたしめでたし。
せっかくだからチェンマイのナイジェル・マンセルのお姿を記念に撮らせていただいた。
走り慣れた道だけあって、アグレッシブな峠攻めだったぜ、おっちゃん。
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ドイステープに行く乗り合いソンテウ、ま、要するにこういう感じなのである(笑)。
チャンプアック門から山の上の駐車場まで・・片道40分くらいだったかなぁ?ソンテウ乗車中は
スリリングな激走カーレースが楽しめるし、各国の観光客と混載というのもなかなか楽しい。

ドイステープ行き乗り合いソンテウ、往復100バーツ/人。単独~少人数で安くドイステープ行くなら
これが断然お勧めなのである。


 

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# by tohoiwanya | 2017-01-10 00:59 | 2015.09 東南アジア旅行 | Trackback | Comments(4)