2009年 02月 18日

DBサイコー 

アナタが新幹線でドコカまで行き、そこから在来線に乗り換えてさらにドコカに
行かねばならないとしよう。新幹線は問題ないとしても、在来線の乗換えとなると
ヨソ者はちと迷う。ましてアナタが外国人だったら全然わからなくて不安なはずだ。

だがDB(ドイツ国鉄)のICE(インターシティエクスプレス、まぁ要するに新幹線)は
全座席に小さい乗換え案内パンフレットみたいなのが置いてある。
これがもう大変なスグレものなんだよ。
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中身はこんな風になってる。
左ページ上にFrankfurt(Main)Hbfって書いてあって、フランクフルト中央駅に
到着したあと乗り換え列車として可能性のありそうなのが41(!)も載ってる。
これを「乗換えのご案内」で車内アナウンスされてもマッタクわかんないけど
こうして駅名や時刻が紙に書かれてれば外国人にも何とか理解できる。
ICEの全停車駅ごとに、ドコ行きの乗換え列車が何時に何番線から出て、さらに
途中どんな駅に停車して何時に終点に着くか、まで全部わかる。すごい情報量だ。
JRの新幹線でここまで詳しい乗り換え案内なんて想像もつかん。DBすごいッ!

2007年10月17日、7時発のICEでデュッセルドルフに向かったイ課長は、途中
ケルンメッセ/ドイツって駅で在来線に乗り換える必要があった。
でも、このパンフレットがあればドイツ国鉄の乗り換えなんてこわくないもんねー。
「ちょっと遅れる」とか何とかってアナウンスがあった(ように思えた)けど
5分遅れくらいで乗るべき在来線が来たから乗った。

どれ、乗り換え案内でデュッセルドルフまでの停車駅を確認しよう。
最初の停車駅は…Leverkusen Mitte…レーバークーゼン ミッテね。よしよし。

列車が最初の駅に停まる。ひなびた田舎町だ。ふむ、ここがレーバー?…え?ええ?
レーバークーゼンとは似ても似つかぬ駅名ではないか。ドイツ語がわからなくても
駅名が全く違うことくらいはわかる。ってことは…

乗り間違えたッ!…(サーーッ)←血の気がひく音

停車駅が違う!間違った電車に乗っちまった!何ということだ!!
デュッセルドルフで午前中に2件もアポがあるってのに!どどどうしよう。
先方はイ課長が来ると思って部屋をとって待ってる…うああ取り返しがつかん!
ケルンメッセ/ドイツ駅で電車が遅れた時にもっとよく確認すべきだった!
じゃ…じゃあさ、今オレが乗ってる電車はドコ行きなんだよーー??
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平然と乗ってるドイツ人乗客に混じって一人不安に押しつぶされそうなイ課長。
その時、イ課長の耳に天の声が囁くのが聞こえた。
次に停まる駅の名前をよく見るのだ

しばらくすると列車がまた次の駅に停まった。やはり田舎っぽい駅だ。
駅名をよく見ると…Leverkusen Mitte…あら?…レーバークーゼン ミッテやん。
あれ?…あれ?…ってことは…導き出される結論はただ一つ。


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DBを使ってドイツ鉄道の旅を楽しもうというみなさん。
DBはサイコーです。日本から切符のネット予約できるし、ICEはモダンな車内。
しかも、全座席に置かれた乗換え案内パンフレットは情報満載です。

でもパンフレットに書かれた乗換え列車の途中停車駅名は「主要駅」だけだから、
違う名前の駅に停まったからといって、乗り間違えと思って慌てて電車を降りては
いけませーーーーん。

乗り間違えと思い込んだ、あの一駅区間乗ってた間だけでイ課長は100本くらい
シラガが増えたと思うぞ…。
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by tohoiwanya | 2009-02-18 10:08 | 2007.10 ドイツ・チェコ出張 | Comments(0)


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