2009年 08月 19日

シャルトル大聖堂 -その1-

シャルトル大聖堂はフランスのゴシック大聖堂の中でも傑作のホマレ高い。
正面から見たところはこんな風に左右非対称のアンバランスな塔が二つ建ってて、
そんなに素晴らしいかなぁ?って気がしないでもない。実際、タテモノ外観の
壮大さとか重量感とかだったらアミアンやランスの方がスゴい。
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しかし、建物の中に一歩入るとソコは荘厳な宗教美の世界だ。
特に、ここのステンドグラスはその青色の美しさが「シャルトル・ブルー」と称されるくらいで
それはもう見事なものだ。
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天井や柱も他の大聖堂と比べると、どこか古びて黒ずんでるように見えて、歴史と時代を
感じさせるオモオモしさがある。本で読んだところだと、フランス・ゴシック教会で
建築や内部装飾、ステンドグラス等々が中世当時から最もよく保存されているのが
このシャルトルらしい。12世紀(か13世紀)から軽く800年の時を経て暗く黒ずんだ
天井ワキの華麗なステンドグラスの光が差し込むサマは実に美しい。
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これがシャルトルの交差廊の(たぶん)南向きのバラ窓。
パリ・ノートルダムと並んでゴシック教会の美しいバラ窓の代表格だよな。
何だかもう、光り輝く万華鏡を見ているような、ホレボレする美しさだったよ。

実はこの日(5月21日)はフランスは「キリスト昇天祭」っていう祝日。
シャルトル大聖堂でもちょうど午前中のミサをやってるとこだった。
今回の旅行では日曜に行ったパリ・ノートルダムとか、サンジェルマン・デュ・プレとか、
よく教会のミサにブチ当たるなぁ…と思いながら内部の写真を撮ってたら、オジイサン係員から
「写真はダメ」って注意された。

一瞬、外人観光客にワザと意地悪してるのか?と思ったけど、どうやらミサ中の写真撮影は
禁止なんだね。これがシャルトルだけのルールなのか、どの教会でもそうなのかはわからない。
しかし、パリではそんなことに知らずにミサ中も写真撮っちゃってたよイ課長は。
考えてみたら、他の国じゃミサ中の教会なんて入ったことないもんなぁ。
(あるいは、他の国はミサ中は一般観光客は入れないのかな?という気もするが)

「ミサ中は写真は控える」のが教会一般のルールだとしたら、気づかないうちに
イ課長はけっこう罪を重ねてきたことになる。これは申し訳ないことをした。

シャルトル大聖堂の周歩廊(内陣裏の、グルリと回れるところ)を歩いていくと
際立って美しい一角がある。ここは通称「柱の聖母」っていうらしくて、この小さな
祭壇に向かっていくつかのベンチが並んでる。教会の中のミニ教会みたいな感じ。
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「柱の聖母」の脇に例によってロウソクをともして寄付する場所があった。
長いロウソクは2€、短いのは1€。ミサ中に写真を撮っちまったイ課長は罪滅ぼしに、
フンパツして2€寄付することにした。
長いロウソクを手にとり、金属の貯金箱みたいなのに2€コインを入れる。
静かなシャルトル大聖堂の中にカチャンッ!…とイ課長のコインの音が響いた。
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by tohoiwanya | 2009-08-19 00:23 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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