2009年 08月 28日

シャルトル大聖堂 -その3-

さて。
シャルトル大聖堂見学“午後の部”のメインは「塔のぼり」なのである。

ゴシック教会というと高い塔が付き物だけど、その塔を観光客に解放している例も多い。
パリもアミアンもそうだったし、このシャルトルもそう。
シャルトルの場合、不ぞろいな2本の塔のうち、向かって左、高い方に登れる。これね。
アミアンでも登りたかったんだけど、塔のオープン時間に合わなかったのだ。
シャルトルでは登ってやろうじゃないのよ。
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ただし、登るためには金を取られる(笑)。5ユーロくらいだったか…安くない金額だった。
せっかく教会は入場料ナシなのに塔だけ有料って、どういう了見だ?
プラハの聖ヴィータ聖堂なんて教会も塔もタダだったのに。セコいぞ!フランス人!

…まぁいい。金を払って登ってみる。
教会の塔っつうと、おなじみの永遠に続くラセン階段登りだ。プラハでも登ったっけなぁ…。
これ登ると、足腰が疲れることよりも、とにかく目がまわりそうになっちゃうんだよね。
フと上を見る。これから自分が登る階段の裏が続いてるよ。ちぇっ。
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途中の小窓から外を見る。おお、もうフライング・バットレスより高いぞ。
しかし、これでもまだ半分くらいしか来てなくて、最終的にはこのロクショウ色の
屋根を上から見下ろすくらいまで登らなきゃいけないのだ。けっこう大変なのだ。
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なおも登り続けること数分。やった。ついに登頂に成功したぜ。ぜいぜいぜい…。
いやー…さすがにいい眺めだ…と言いたいところなのだ…が。

実はこの時、イ課長はけっこうコワかった(笑)。
だってあんまり手すり…というのか柵というのか、とにかくそれが高くないんだもん。
柵から身を乗り出すとそのまま落ちそうでとにかくオッカナイのだ。
自分の頭の上までフェンスがあるような、たとえばエンパイア・ステートビルの屋上なら
全然コワくないんだけど、シャルトル大聖堂はコワかった。

昔、ローテンブルクの市庁舎の塔に登ったときも柵がすごく低くて、ちょっとでも
身を乗り出すと落ちそうでおっかなくてしょうがなかったことを思い出すよ。
小柄な人にはムネくらいまである柵もイ課長にとってはコシくらいの高さ。
オジギしたらそのまま落ちそうだ…というオッカナサがあるんだよね。
え?イ課長は高所恐怖症だ?うるせえな!

写真を撮ろうとすると「うっかりカメラを落っことす恐怖」で手が汗ばむ(笑)。
ううう…こええ。こええけど、せっかく登ったんだからがんばって写真を撮ろう。
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この高さからだと、おなじみガーゴイルどもの背中がよく見える。
こうやって背筋?にそって水を通すミゾが掘って口につながってるんだな。
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おお、あっちにはシャルトルの駅が見える。シャルトルってこうして見ると
ほんとに田舎町なんだなぁ。
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このアングルから屋根を撮ると「真上から見たら十字架」っていう建物の構造が
非常によくわかる。いまイ課長がいるところがちょうど十字架の足の部分ってことだ。
さっきは目の高さだったロクショウ色の屋根を今や見下ろしてるわけだ。
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さて、そろそろパリに帰る電車の時間を意識しなきゃいけなくなってきたし、
地上に戻って、シャルトル大聖堂に別れを告げるとするか。


…え?イ課長は高所恐怖症だから、とにかく下に降りたかったんだろうって?
ちちちち違わいッ!!


 

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by tohoiwanya | 2009-08-28 05:07 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(0)


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