2010年 02月 05日

シンガポール三都物語-その3-

角を曲がるとソコはいきなりキラキラド派手なイルミネーション・ロード。

これ、実は、ヒンズー教のお祭りだったんだな。
「ディパバリ」っていうらしいんだけど、ヒンズー教では非常に重要な祝祭で、
日本でいえば「お正月」みたいなものらしい。
イルミネーションごとに各国語でディパバリを祝う文字が書かれてて、これが日本語版。
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出張前に確認した何かのWebサイトで、イ課長の出張期間中にヒンズー教のお祭りと
チャイナタウンの中秋のお祭りがあるっていうのは知ってた。しかし、まさかこんなに
キラビヤカなものだとは思わなかったし、ひとつ角を曲がったトタンにこの別世界だから
びっくりしちまったよ、イ課長は。

華やかなイルミネーションもすごいが、歩道を歩く人の多さ、道を走る車の多さもスゴくて、
立ち止まって写真を撮るのもけっこう難しい。ヒンズー教の宗教的なお祝いなわけだから
雰囲気は非常に健全だけど、人と車のゴチャゴチャぶりは金曜夜の渋谷センター街かって感じだ(笑)。
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年に一度の祝祭だから当然だろうけど、歩道に面した商店のオバチャンも、その前を歩くニイチャンたちも、
みんな普段よりもウキウキ指数が2割くらいアップしてるような感じが伝わってくる。
こうなると外国から来た非ヒンズー教徒の出張サラリーマンまで楽しくなっちゃうぜ(笑)。

最初にイルミネーションに驚いた、あの道がメイン・ストリートっぽいんだけど、
交差する細い道にもみんなそれぞれ趣向を凝らしたイルミネーションが飾られてる。どこもキレイだ。

人ごみに流され、イルミネーションに見とれながら歩いてたら、ヒンズー教寺院があった。
もちろん寺院もきれいにライトアップされ、今夜はたくさんの信者が集ってる。
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こういう、小さな立体造形でグチャーっと複雑かつ稠密におおわれたヒンズー教寺院って
バリ島でも見たけど、バリ島のものよりまた一段と装飾的っていう感じだな。
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華やかなディパバリの夜を満喫して、リトル・インディアの駅に向かう途中、
ちょっとビックリな光景に出会った。薄暗い道に、みんなが腰掛けてる。それだけなら
祭りの夜の夕涼みか歓談って感じだけど、みんなが全員同じ方向を見てるんだよな。

ええ?みんなで1台のテレビ見てんの?
つまり、要するに、これって … 街頭テレビじゃん。
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アジアの他の国だったら、それほど驚かなかったかもしれない。
しかしここはシンガポールだよ?一人当たりGDPじゃ日本を抜こうっていう豊かな国だよ?
テレビなんてみんな自分の家に持ってるだろ?何も屋外にこうして集まらんでも…

祭りの夜だからみんなで楽しく集まって…あつまって…黙ってテレビ見るかなぁ?
これがインド代表の出るサッカーの試合とかならまだわかる。しかし“上映”されてるのは
ごく普通の映画かドラマみたいなもの…のように見えた。

これって、一種の「映画館代わり」ってこと…なんだろうか。
もしかするとインド系住民の間じゃ、まだ「世帯ごとにテレビ」っていうほどテレビ保有率が
高くないのかなぁ?

アジアではトップクラスの「豊かな国」であるシンガポール。そのシンガポールで
昭和30年代の日本みたいな街頭テレビを見て、ちょっと驚いたイ課長なのであった。


…ひょっとすると、ライトアップ期間中はイルミネーションで大量に電気を食うから
“節電”のために、各世帯単位でのテレビ使用が制限されてた…とか…かなぁ?(まだ言ってるよ)
 
 

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by tohoiwanya | 2010-02-05 13:46 | 2009.10 シンガポール出張 | Comments(0)


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