2010年 03月 18日

パリの、あの広告塔

昨夜、ウチに帰ったらトホ妻がちょいと古めの映画をテレビで観てた。

何の映画だろ?と思いつつ、イ課長も何となく見てたら、30秒くらいで
「この画面の街は…パリ?」と思い、その後10秒くらいで
「この映画、もしかしてジャック・タチの『ぼくの伯父さん』?」と思って
聞いてみたら、やっぱりそうだった。

だからってわけじゃないけど、今日はどうしてもパリについて書きたい(笑)。

映画の途中から見始めて、30秒くらいで「パリじゃないか?」と思った理由。
それはパリの街の風景に欠かせない、あるモノが写ってたからだ。

そのモノって、円筒形でトンガリ帽子みたいな屋根の広告塔なんだよ。
映画や舞台のポスターを貼ったコレ。
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なぜコレを見るとパリを連想するのか、よくわからない。
おそらく他のフランス映画なんかでも何度も目にしてたんだろうな。
去年の5月、パリでこの広告塔を見たときに「うわぁ…パリだぁ」と改めて思った。
エッフェル塔や凱旋門とは違う意味で、パリの風景には欠かせないモノだよ。

昔はまさにポスターを貼っては破り、破っては貼りって感じだったみたいで
それはそれでまた雰囲気があるけど、去年イ課長がパリ見た広告塔はみんなキレイだった。
しかもジッとしてないんだよね。おそらく電動式でゆっくり回転する。ほぉ〜。

さて、ここでパリの円筒形広告塔に関するニワカ勉強の結果を披露しよう。
この広告塔、「コロン・モリス」って名称だそうで、その歴史は19世紀にさかのぼる。
ナポレオン3世の頃からっていうんだから、伝統ある広告スタイルなんだよ。

そもそもはポスター広告塔を兼ねた公衆トイレから始まったらしい。
その後、掃除用具なんかの物置を兼ねた形の広告塔に変わり、それが発展して
現在の電動式?広告塔につながっていると。ふーむ…なるほど。勉強になるのう。
パリに歴史あり。そしてまたコロン・モリスにも歴史あり。
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コロン・モリスは本当にパリの街を歩いてると至るところにある。
新しい街づくりの邪魔だからコロン・モリスを撤去しようとか、あるいはもっとモダンな
街頭広告塔を作ろう、なんて動きもあるらしいけど、これは残してほしいなぁ。

ちなみに、このコロン・モリスでの広告や設備の維持管理を一手に担っている広告会社は
デコー社っていうらしい。ん?…デコー社?…どこかで聞いたような…。

そうか!以前書いたパリのレンタル・ママチャリを運営してるパリの大手広告代理店が
ジェーシー・デュコー社っていった。同じ会社に違いない。なるほどね〜。
そう考えると、このデュコー社ってパリの景観形成に大きな影響力を持ってるんだな。

(もう一度)ちなみに、同じような円筒形広告塔ってフランクフルト出張でも見かけた。ほら。
パリだけってわけじゃなく、ヨーロッパの街にはけっこう共通する広告設備なんだろうな。
ただこうして比較すると、パリのコロン・モリスに比べてフランクフルトの広告塔は
モダンではあるけど、いまいちツマラナくないかい?
 
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ブログ執筆のためにパリの広告塔についてドロナワ勉強したイ課長と、それを読んだアナタは
こうしてまた一つ、パリについての深遠な知識を獲得したのでした。
教養高い読者の知性に奉仕するイ課長ブログ。ではまた次回の更新でお会いしましょう(笑)。
 



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by tohoiwanya | 2010-03-18 23:21 | 2009.05 パリ旅行 | Comments(2)
Commented by のんのん at 2010-03-21 16:42 x
携帯デビューおめでとう。写真がとっても素敵だったのでこちらから。
近いうちにそちらに行くことがあると思うのでメグたちと連絡とっておいて。(プライベートに使ってごめんなさい)
Commented by tohoiwanya at 2010-03-22 17:07
お、東京くるの?

といってもさ、実はメグの携帯メールアドレス知らないのヨ。
今回、携帯メルアド登録してる人には「変更したよメール」送ったんだけど、
メグんとこは会社のメルアドしか登録されてなかった。
携帯メルアド変わったよ、って会社のメールに送るのもヘンだから
まだ知らせてないんだよね。

スケジュール決まったら、メグでもイ課長でも、適当に連絡くれる?
 


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