2010年 07月 05日

ブリュージュという街-その1-

ブリュージュという街はいろんな国の言葉でいろんな言い方があるっぽい。

フラマン語:ブルッヘ または ブリュッヘ
フランス語:ブリュージュ
 英 語 :ブルージュ

Google Mapなんかだとブリュッヘっていう日本語表記になってるね。
しかし、このブログではイ課長がなじんだ表記、おフランス風の「ブリュージュ」で
統一させていただきますトレビアン。

さて、そのブリュージュだよブリュージュ。
「花の都・パリ」「水の都・ベニス」みたいな、街の名前の前につく枕詞がブリュージュにもある。
他の人にはないかもしれないけど、イ課長にはある。それは「死都」だ。

死都・ブリュージュ。いや〜…なんてロマンチックな響きなんだ。
「死都ブリュージュ」っていう有名な小説もあるんだよね(読んでないけど)。
この街はとにかくもう、なんというか…中世のはかなき美の残光を放ちながら、静かに朽ちていく街…
…って感じのイメージがあってさぁ…しかしイ課長の持つイメージもやや極端だね(笑)。

2009年11月21日。
ホテルをチェックアウトしたイ課長は、ブリュッセル北駅の例のコインロッカー
荷物を預け、ブリュージュ行きの列車に乗り込んだ。

体調はズバリ悪い。11月の寒い欧州に1週間出張したせいか、疲れのせいか、おそらく
その両方だろうけど、この日のイ課長は立派な風邪ひきマン。セキが出るし寒気もする。
本来ならホテルのベッドでおとなしく寝てる方がいいんだろうけど、帰国日だから
チェックアウトしないわけにもいかんし、SNCBの往復チケットもすでに買ってある。
風邪の身体にムチ打ち、朝日を浴びるブリュッセル北駅を後に、いざ行かん死都・ブリュージュへ。
(午後にはまたこの駅に帰ってくるんだが)
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ブリュッセル北駅からブリュージュまでは列車で1時間ちょい。あっけなく着いた。

駅を出れば、その後の観光はもう徒歩で十分だ。
とりあえず、街の中心部に向かって歩くとしよう。小さな川の上の橋を渡る。
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うう、ううううううう…、
まだ街に入る前の、ブリュージュのトバ口なのに、すでにあたりは夢の中の風景のように美しい。
この辺はベギン会修道院があったり、通称「愛の湖」で白鳥サンが戯れてたり、
ブリュージュ観光の重要散策スポットだから、美しいのは当然ちゃー当然なんだが…
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しかしそれにしても美しい。風景がキレイすぎますブリュージュ(笑)。
絵葉書的というか、風景画的というか、日本人が思い描く「西洋の美しい風景」のイメージを
CGで合成したみたいな風景というか…一体ナンなんだこのキレーな風景は。

ブリュージュ風景っていうと必ず出てくる「白鳥のいる水辺」にさしかかる。
はははははは!美しすぎて笑っちゃうぜ。まさに冗談のように美しい。
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確かにイ課長はブリュージュに対して「はかなき美の残光」「極美の街」的な先入観を
強く抱いている。だからこういう「絵葉書そのもの」と言いたくなるような風景を見ると
よけいに反応しちゃうというブブンはあるだろうが、しかしそれにしても美しい。

2008年9月ドイツ出張の時、最後の半日観光で行ったリューベックという街。
あそこは「ハンザの女王・リューベック」っていう枕詞がよく使われるくらいで、
ブリュージュと同じように中世のハンザ同盟で栄えた交易都市。どちらも世界遺産に
指定されてる有名観光地という点でもこの両都市は似てる。

しかし、イ課長としてはここでハッキリ断言したい。
風景の美しさという点だけに関して言えばブリュージュはリューベックより数段美しい。
どこを見ても絵のように美しい。いやもう、たまげたよイ課長は。
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11月下旬のブリュージュは寒かった。風邪ひいてるから寒気が一段と身体にしみる。
ここで体調をさらに悪化させては、今夜の成田までのロングフライトが苦しい。
時間はあるんだし、観光の前に一休みして、ついでに身体を少し温めようではないか。
というわけで午前中の、まだ一人も客のないカフェに入って紅茶を頼む。
小さなビスケットと一緒に出された紅茶、風邪の体にはしみじみと温かかった…。
(その2につづく)
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by tohoiwanya | 2010-07-05 00:27 | 2009.11 欧州出張 | Comments(6)
Commented by 酒バカ日誌 at 2010-07-05 02:05 x
こんにちは!実は今年の9月にベルギーに行くのです。ブリュッセルもブリュージュも行きます!やっぱりブリュージュたのしみ~。
Commented by tohoiwanya at 2010-07-05 10:34
>9月にベルギーに行くのです。ブリュッセルもブリュージュも行きます!

うぞ。もちろん出張じゃなくて、観光で、でしょ?ご夫婦で行くの?

観光で行くならベルギーはイイと思うよ~♪
イ課長も、出張はイヤだけど観光ならまた行きたい。

ブリュッセルにブリュージュ、あとアントワープに行って
大聖堂の中で「ネロとパトラッシュごっこ」をするというのも
楽しそうだ(笑)。
Commented by のんのん at 2010-07-05 18:43 x
いわんやの風景写真って、ときどき うへって思うような素晴らしい構図のものがあるよねえ。デジイチじゃないのに(おそらく)よくぞここまで。

トホ妻さんネタが加わればなおうれし。冴えたお言葉は健在でしょうか。
Commented by tohoiwanya at 2010-07-06 09:50
>ときどき うへって思うような

…ヒドい写真があるわね   って言われるかと思った(笑)。

デジカメは3年前に買ったヤツで、もちろん一眼レフじゃない。
一眼レフ欲しいけど、出張中に持ち歩くには重くてガサばるんだよねぇ。

もっとも、イ課長が海外に持ってくデジカメも「薄型」ってわけじゃないから
実はけっこうガサばる。最近は一眼レフもけっこうコンパクトになってきたし、
次はデジイチに買い換えようかなぁ?
 
トホ妻は元気だよ。相変わらず「生きるのが面倒になった」とかヌカしながら
のさばってる(笑)。
 
Commented by わたしはいらち at 2010-07-06 23:14 x
オリンパスE-420にパンケーキレンズつけてるんだけど、コンパクトさではぴかいち。
でも単焦点なので、ズーム大好きだといらいらするかも。
Commented by tohoiwanya at 2010-07-07 01:16
>オリンパスE-420にパンケーキレンズ

ひええ。何のことだがわかんなくて「パンケーキレンズ」で検索して調べちゃったス。
イ課長の場合、ズームはこだわる…っていうか、それ以外のスペックはよくわからない(笑)。
いつも海外出張に持ってってるのはやっぱりオリンパスなんですけど、
広角28mmからかなりの望遠(何倍だか忘れた)まで1台で使えるっていうのは
購入の大きな動機になりましたな。28mm広角をいつでも使えるのはすごく嬉しい。

…ところで、「わたしはいらち」さんって…誰だろう? 初対面なのかな? もしそうなら、初めまして(笑)。
 
 


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