2010年 12月 22日

十分に行く-その5-「十分老街」

街のメインストリートが線路というフシギなトコロ、十分老街。
この街に来ると誰もが線路の上で写真を撮らずにいられないようだ(笑)。
f0189467_0332956.jpg

商店街の真ん中が線路という構造がとにかく珍しいから、ちょっと非現実的で、
映画のセットん中にいるような気分になる。はしゃぎたくもなるだろうな。

ここまで来た以上、十分老街を実際に列車が走るところも見ておきたいよね。
土産物屋を眺めたり、写真を撮ったりしてウロウロしてると、やがて列車が来た。
f0189467_03532.jpg

f0189467_0351688.jpg

別に「列車が通るよーーー!」とサイレンとかベルで警告してくれるわけではない。
列車が近づくと何とな〜くいつの間にかみんなが線路からいなくなるというナチュラルさ(笑)。
「列車来たる」ってんでイ課長と同じようにカメラを構えてるヒトも多かった。
それでもみなさんお行儀よく線路内からは待避してる…当たり前だが(笑)。
f0189467_0353632.jpg

ディーゼル列車が商店街の軒先を通過していく。
瀑布までの線路歩きといい、十分老街といい、平渓線ってテツドウとニンゲンとの間の
垣根が極めて低い…つうか、事実上垣根はない。そこが素晴らしい。
f0189467_0362831.jpg

まぁ列車の方もそんなに猛スピードで接近するわけじゃないし、観光客ガワも運転手ガワも
お互いによくわかってるから、ちょっとスリルはあるけど、危険という感じは全然ない。
十分老街の線路で過去に人身事故があったとは思えない。そのくらいのどかな光景。
何事もなく列車は商店街を通過し、何事もなく人々はまた線路内に入る。
台湾の田舎町の、ユルくてのどかな感じ。イ課長は大好きだぜ。


十分老街でもう一つ有名なのは天燈だ。
願い事を書いて、熱気球の原理で空に飛ばすっていうヤツで、一種の「空中灯篭」か。
f0189467_0365065.jpg

願い事の種類によって天燈には色の違いがあるらしい。
上の写真を見ると100元みたいだから、約300円。ただ、台湾の物価感覚でいうと
700〜800円くらいの感じじゃないかなぁ。
f0189467_0372490.jpg

こうやって、天燈を注文してまず自分の願い事を書くわけだ。
けっこう大きいし、4面あるし、これ全部にギッシリ願い事を書くのはヒト仕事だろう。
一人じゃ大変なはずで、何人かで一つの天燈を飛ばすヒトたちが多かったね。

願い事を書き終わると、線路に出ていよいよ飛ばす。
燃料は油紙らしくて、店のおばさんがそれに火をつけるとすぐふくらんでくる。
f0189467_0383639.jpg

大体ふくらんだところで、必ず記念写真タイムがあるようだ(笑)。
はいこっち向いてーーーー。
f0189467_0385433.jpg

そしていよいよ手を離すと天燈は空に昇っていく。けっこうな上昇速度だよ。
天燈は十分老街の“主要産業”だから、天燈屋サンは線路に面していくらでもある。
中には爆竹を鳴らしながらハデに昇天していくなんていうのもあって、
そういうハイグレード天燈は当然のことながら、お値段も張るんだろうきっと。

あーーー…ホントのどかで、のんびりして、イイとこだぁ十分老街。
なんだか日本に帰りたくなくなってきたんですけど…(笑)
(その6につづく)

 

[PR]

by tohoiwanya | 2010-12-22 00:39 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)


<< 十分に行く-その6- 「さらば十分」      十分に行く-その4-「十分瀑布... >>