2011年 08月 18日

ウィーンの市電 -その2-

さて、それではさっそく市電に乗ってみましょう。
しかし、乗る前にはまず切符を買わなければならないわけだが…。

市電の切符をドコで買うのか?これはズバリ、わかりません(笑)。
というのはイ課長たちは今回の旅行中、ウィーン市内の市電や地下鉄・バス等々の
共通3日間乗車券っていうのを2回買って1週間を過ごしたから、市電の1回乗車券って
結局一度も買わなかったんだよ。

20年前の記憶では、停留所そばのキオスクみたいなところで買ったように思う。しかし
観光客なら、上で触れた共通券か、美術館なんかの割引特典のあるウィーン・カードを買う人が
ほとんどだろうから、市電の一回乗車券なんて、まず買うことはないんじゃないかなぁ?
(ちなみに、車内では切符は買えなさそう)
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まぁいい。とにかく切符を買った(もしくは持ってる)ものとして、市電に乗ってみましょう。

旧型車両の車内はこんな感じ。
イスが木製で、いかにも歴史ある市電って感じするよねー。
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この旧型車両。市電の写真を撮るためにウロウロしながらツラツラ観察してるうちに
その車両構造が少しずつわかってきた。
(こういうバカな研究?はトホ妻と別れて別行動してる時じゃなきゃ出来ないのである)

車両は必ず2両編成。そして、前部の1両目は2両目に比べると長くて、途中に“関節”がある。
下の写真がわかりやすい。1両目の真ん中にある切れ目が車両の“関節”なのだ。
1両目と2両目の間は行き来できないけど、1両目の関節部分は通り抜け自由。
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“関節”の部分を車内から見るとこうなる。
床にある円形板が関節になって、長い1両目の車両も急なカーブを曲がれるというわけだ。
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しかし、1両目と2両目は完全に分かれた車両として連結されてる。
この辺もプラハの市電とちょっと似てるね。
2両目の先頭(もしくは1両目のケツ)に乗ると、こんな感じの風景になる。
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ちなみに、1両目と2両目の連結部分はこんな風につながってる。
こんな写真わざわざ撮ってると、いかにも真性鉄道ヲタクみたいだけど、そんなことはないよ?
前にも言ったように、海外に行った時だけ「ごくマイルドな鉄道ヲタク」になるだけだからね?
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ウィーン観光中は市電には数えきれないくらい乗った。
当然、新型車両の方に乗る機会もあった。
せっかくだからっていうんで、新型の方の車内も写真に撮った。こんな感じ。
f0189467_23592167.jpg

旧型に比べるといかにもモダンで、イスの数はちょっと少ないんじゃないかな。
その分、スペース的にはゆったりしてて車椅子の人も乗りやすいのは確かだ。
しかしウィーンの市電が全部コレになっちゃうのは淋しい。しつこいけど(笑)。

冒頭に切符の話を書いたけど、地下鉄も市電も基本的に改札口なんてないから、
イ課長たちは3日間共通乗車券をポケットに入れて市電に乗ってた。
もし検札が来たらそれを見せれば問題なかったわけだ。だがしかし…

一週間の間に数え切れないほど地下鉄や市電に乗ったが、結局検札なんて一度もなかった。
その気になれば相当の回数(つうか、滞在中の全乗車機会)を無賃乗車できたことになる。

ただ、それはやめた方がいい。
ウィーンに限らず、欧州の市電や地下鉄って「改札しない方式」が多くて、しかも
検札に会う可能性は非常に低い(特に地下鉄や市電では。近郊電車はけっこう来る)。
だから無賃乗車しても大丈夫、という気になっちまいやすい。

しかし、その一方で「まさかと思った検札にブチあたって高額罰金とられた」っていう
ヒサンな話も枚挙にいとまがない。無賃乗車はやめましょう。
検札にビクビクしながら乗るより、共通乗車券を買って気楽に乗ってる方がいいって。
共通乗車券についても、いずれ詳し~く説明しまっす。



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by tohoiwanya | 2011-08-18 00:00 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(2)
Commented by kenwan56 at 2011-08-18 05:52
ウィーンの市内交通は、地下鉄も市電もバスも同じ乗車券です。なので、地下鉄の駅の自動販売機か市電の中の自動販売機で買えます。しばらく前までは、タバック(タバコ屋さん)でも買えましたが、近頃は置かなくなりました。

市電のD番は、古い型で2両目の先頭に二人座れるようになっていますね。私は、今これと同じ型の市電を5番(西駅からプラターまで)しか思いつきませんが、以前は、もっと沢山走っていました。20年前来た頃は、わずかに車掌さんが乗っている車両も、まだ走っていたんですよ。


Commented by tohoiwanya at 2011-08-18 12:57
>地下鉄の駅の自動販売機か市電の中の自動販売機で買えます

kenwanさん:
ひえ。市電の中に切符の自販機なんてあったんだ。全然気がつきませんでした。
考えてみりゃ、おっしゃるとおり1回乗車券も共通なわけだから、地下鉄自販機で切符買ってもいいわけですね。

しかし車掌さん同乗の市電があったとはビックリ。
新婚旅行で来たとき(やっぱり20年前)にもかなり乗ったけど、
車掌さんを見る機会はなかったなぁ…ちょっと残念。

あの旧型車両はどんどん減って、やっぱりいずれは姿を消しちゃうんでしょうかね。
新型・旧型は路線によって違うんですか?よく覚えてないけど、我々が
フォルクスオーパーに行ったとき、ショッテントーアから乗った市電も確か
旧型じゃなかったかな?将来なくなっちゃうかもしれないと考えると、
旧型乗車体験も車掌さんと同様、だんだん貴重になってきますよね。
 


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