2012年 01月 07日

ブダペストに行こう! -その1-

さてだ。
年も明けたことだし、未着手だったウィーン旅行の大ネタにいよいよ取りかかろう。

その大ネタとはウィーン旅行中の一日を費やしたブダペスト日帰り観光なのである。
この日帰り旅行記は長いと思う。ブダペストについて書きたいことはたくさんある。


東ヨーロッパ、ハンガリーの首都…
「ドナウの真珠」と讃えられる美しき街・ブダペスト



…と、こう書くだけですでにこのブログ内にロマンチックな空気が漂い始めるではないか(笑)。

イ課長はこれまでの人生でいわゆる「旧共産圏の東欧」に行った経験って一度しかない。
それは2007年の欧州出張でチェコのプラハに2泊した時で、それ以外は絶無なのだ。

ウィーンと言やぁ、地理的にも歴史的にも東ヨーロッパへの玄関口。
ここまで来たら、まだ行ったことのない東欧の街に、日帰りでいいから足を伸ばしたい。
「ウィーンから鉄道か船で日帰りで行けるところ」に的を絞って検討すると、有力候補は二つ。

候補1はスロバキアの首都・ブラチスラヴァ。ドナウ川を船で下って2時間くらいで行ける。
もう一つはハンガリーの首都・ブダペストだ。こちらは鉄道で約3時間弱。

うーーーん…ドナウ川を船に乗ってブラチスラヴァというのも確かに魅力的だが
二つの街を並べられるとイ課長の心はやっぱり「ドナウの真珠・ブダペスト」に傾く。
生まれて初めてハンガリーに、ブダペストに行こうじゃないか!

というわけで、ウィーン滞在4日目、2011年6月7日にイ課長とトホ妻はブダペストまでの
行きの切符だけ握りしめ、朝6時にホテルを出て、ウィーン・マイドリンク駅に向かった。
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とりあえず往路の切符だけは事前にネットで予約し、プリントアウトしてあった。。
切符予約方法については後日詳しくご紹介するけど、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)のサイトで
できるのだ。この辺はドイツのDBやフランスのSNCFと同じ。

ただし帰路、つまりブダペストからウィーンのチケットはなぜか同じサイトで予約できなかった。
理由はよくわからないんだけど、イ課長の推測では「オーストリアからハンガリーへの切符は
オーストリア発行、ハンガリーからオーストリアへの切符はハンガリー発行だから」
じゃないかって気がするんだよなぁ。ハンガリーの切符発行システムはまだネット予約
できるほど高度化してないんじゃないかなぁ?

まぁこういう違いも、別の見方をすれば「東欧らしさ」といえる。
西ヨーロッパとまるっきり同じようなハンガリーなんて、つまんないやん。
旧共産圏の雰囲気って、プラハではあまり感じなかったけど、旧東ドイツでは感じた。
果たしてハンガリーはどうなのか?期待は高まるのである。

予約した列車は7:09発。マイドリンク駅から出発…と、当日までそう思ってたけど、
実はブダペスト行き列車の始発駅は西駅みたいで、イ課長たちが待ち構えてたマイドリンク駅は
二つ目の停車駅っぽい。東北新幹線の東京駅と上野駅みたいな感じ?
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まぁウィーンから乗る方はそれでもまだいいのだ。ちゃんと乗れたんだし。
問題はブダペストで降りる駅だ。モノの本によるとブダペストへの国際列車の多くは
「東駅」というところに着くらしい。イ課長たちが乗った7:09発の列車もまた
終点・東駅に到着すると推測されるのだが…だが…まぁ下の画面を見てほしい。
(日付が2012年の1月4日になってるけど、これはまぁ気にしないで…)

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上段がウィーン・マイドリンク発7:09。それはいい。問題は下段の9:49着の駅だ。
この単語、イ課長には「ブダペスト-ケレティ プ」以外に読みようがない。
ハンガリー語では「東駅」を「ケレティ プ」って言うの?

下の画面を見るとわかるように、ウィーンからの列車は必ずまず「デリ プ」に停まり、
その4分後に終点「ケレティ プ」に着くらしい。
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ここから推測されるのはハンガリー語で「駅」は「プ」って言うらしいってことだ。ぷ?!
それとも pu ってのはハウプトバーンホフ(中央駅)をHbfって書くみたいな略称なのかな?

これまでイ課長も海外で駅のことをステーションとかバーンホフとかギャールとか
いろいろ呼んできたけど なんて聞いたこともないよ。どの言葉とも似ても似つかない。
さすがは東欧。やっぱこうでなくちゃ。

東方民族の血をひくといわれているハンガリー人。ハンガリー語もラテン語起源の
西欧言語とは根本的に違い、言語学的にはむしろアジアの言葉に近いって話を聞いたことがある。
いやワクワクしてくるなー。駅名からしてもうすでにチンプンカンプンだもんね。
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こうして、期待高まるイ課長とトホ妻を乗せ、オーストリア連邦鉄道の特急列車は
ブダペストのケレティ・プに向けてひた走るのであった。


…と、とりあえずブダペスト行きの列車に乗り込んだところまで進行したブダペスト旅行記。
まだまだ続きますが、よろしくおつきあい下さい。



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by tohoiwanya | 2012-01-07 00:10 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(6)
Commented by ベルリン在住者 at 2012-01-07 04:24 x
はじめまして!ブログ村から偶然見つけてやってきました。ベルリン在住のものです。
イ課長の語り口とドイツをはじめとするヨーロッパでの視点が面白くて
しばらく読みふけってしまいました(笑) またちょこちょこ覗かせていただきますね。
Commented by tohoiwanya at 2012-01-08 01:11
>ブログ村から偶然見つけてやってきました。ベルリン在住のものです

ベルリン在住者さん:
初めまして。こんな場末ブログにようこそ。
ドイツは最近5年間、毎年行ってるんですが、それが全部出張であるというのが悩みの種(笑)。
ベルリンも2008年の出張で2泊しただけですが、仕事抜きでもう一度行きたいなぁ…。

ベルリン特派員報告はもちろん、ブログもちょっと拝見させていただきました。
ついでにTwitterもフォローしちゃいました(笑)。
私の方も時々拝読させていただきますので、よろしくお願いします。
 
Commented by at 2012-01-09 02:09 x
うわー、カッパさんの絵と一緒だ、電車の中の写真!

行ってみたいなぁ、欧州。出張でも良いから。

でも出張でいっても仕事をしないで観光してそうだな。だから、行けないのかも…

日本に帰るより、近いんだけどなぁ。
Commented by tohoiwanya at 2012-01-10 00:39
>カッパさんの絵と一緒だ、電車の中の写真!

夏さん:
カッパさんって…だれ? もしかして、妹尾河童??
妹尾河童が欧州の列車の中の絵なんて描いてるの?…まぁ不思議はないか。

日本から欧州に行くにはヒコーキで12時間かかる。
アトランタから欧州なら…うーんどうだろう…8〜9時間ってとこか?
いいなーー近くて。次に欧州出張があったらイ課長の代わりにやってくんない?(笑)
 
Commented by at 2012-01-10 11:39 x
そーそー、そのカッパさん。
ホテルの間取りとトイレと電車の中ばっかり書いてあるの。結構お気に入りで、何度も読み直してるよ。

出張の件、OK。でも、レポートはイ課長が書いてね。ほら、ワタクシ、日本語、怪しいから。助詞抜きのレポートは不味かろ?
Commented by tohoiwanya at 2012-01-10 15:05
>ホテルの間取りとトイレと電車の中ばっかり書いてあるの

夏さん:
トイレとホテルの絵は見たような気がするが、鉄道も描いてたんだ、河童さん。

アメリカと違って欧州は狭いから、日本と同じで鉄道使用頻度は高い。
特急列車なんかはどの国でも快適で、車窓の景色も(昼間なら)キレイだし、楽しいよー。

しかしレポート書かん出張者には、欧州、行かせられんなー(笑)。
 


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