2012年 01月 14日

ブダペストに行こう! -その4-

デアーク広場の駅を降り、16番のバスに乗るために地上に出てみた。
初めて見るブダペストの街並み。おおおー…ナニやら雰囲気のある街ではないか。
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だが、まずは16番のバスが出る場所を探さなくては。
さてバス停らしきものは一体どこに…

あたりを見渡して、イ課長は徐々に容易ならざる事態を理解しはじめた。
このデアーク広場って、地下鉄路線にとっても乗り換えの大きな駅だけど、
バス路線にとってもまた大きなターミナルみたいで、バス停はそこらじゅうにあり、
いろんな路線のバスがそこらじゅうで人を降ろしたり乗せたりしている。

これだけバス停だらけで、16番のバス停を見つけられるのか…???

これが大きな通りの両側にバス停がたくさん並んでるっていうなら、まだ救いがある。
自分の行きたい方向に走るガワのバス停を順々に確認していけばいいわけだからね。
しかしここは広場だから、そこらじゅうをバスがグルグル走りまわてて、
どのバスがドッチ方向に向かうのかすら、じぇんじぇんわからない。

ハッキリ言って、ここでイ課長とトホ妻は思考停止状態に陥ったね(笑)。
16番のバス停を捜さないとイカンのだが、ヒトコトも言葉がわからないガイコクで、
いったいどうやって捜せばいいのやら…まさに途方に暮れたという状態そのもの。

思考停止だったせいか、デアーク広場の写真も撮ってないんだけど、
この時、タバコすって呆然としているイ課長の写真があるから特別公開しよう。
表情が全然リラックスしてなくて「困ったな…」という内心の動揺がアリアリだ(笑)。
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とにかくバス停はそこらじゅうにあるわけだし、デアーク広場は広い。
生まれて初めてこの街にきたガイジンがヤミクモに歩いて捜すのはまずムリだろう。
しょうがない。地元のヒトに英語で聞いてみるか。

座ってバスを待ってた女性に「スミマセン16番ノバス停ハドコデスカ?」って聞いてみた。
だが彼女はプルプルと首を横に振るだけ。16番のバス停を知らないという意味なのか、
イ課長の話す英語がわからないという意味なのか、それすらもわからない(笑)。

どうしたもんかねぇ~?? 
コトここに至ってもタクシーで行こうという発想は湧かない貧乏性の夫婦。
こういうのもちょっとドウかと思うが。

しょうがないから、日本の図書館から借りてきたブダペストのガイドブックを見る。
地図を見ても16番のバス停がどこかなんて書かれてはいないが、本文の方を読んでたら
一つだけ、手がかりになりそうな記述があった。

ケンピンスキーホテル前のバス停から出る、16番のバスに乗ってウンヌン…

おお、少し光明が見えてきた。16番のバス停はケンピンスキーホテルの前にあると。
だからまずケンピンスキーホテルってのを捜してみよう。

広場の周囲にあるデカい建物を確認しながら歩いてたら、ほどなくケンピンスキーホテル発見。
その前の道路を捜したら、おおお!やった!16番のバス停がある!
嬉しかったから思わず写真まで撮っちゃったよ。
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路線図に書かれたバス停の名前はコレッパカシもわからない。
しかし途中にお城の絵があるから、この辺がおそらく王宮か教会か、とにかく
ドナウ川を望む丘の上にある、写真でよく見たあの一帯ってことなんだろう。
いやー…何とかマーチャーシュ聖堂に行けそうだ。よかったよかった。

観光バスが連れてってくれるツアーならこんな苦労はしなくて済むわけなんだけど、
個人旅行者が公共交通機関で何とかしようと思うと、こういう目に遭うのは避けられない。
まぁこういう危なっかしさもまた個人旅行の楽しさではあるんだけどね。

しかし、このイ課長ブログを読んだ人ならもう大丈夫だ。
地下鉄をデアーク広場駅で降り、地上でケンピンスキーホテルを捜せば16番のバス停がある。
我々みたいに思考停止状態に陥ることもなく、ブダペスト観光をスタートできるはずだ。
我が身を人柱にして、ブダペストの日本人観光客誘致に貢献するイ課長ブログ(笑)。

しばらく待ったらバスが来たから、エイヤと乗り込む。
普通のモダンなバスだ。手前のバーの方にピントが合ってしまっているが…。
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市内交通機関共通一日フリー切符を買ってるから、こういう時は何の心配もいらない。
不慣れな国であればあるほど、フリー切符の威力は増すのである。

イ課長&トホ妻を乗せた16番のバスはドナウ川にかかる有名な「くさり橋」を渡り、
対岸に向けて走っていく。くさり橋から見たブダ地区ってこんな感じ。
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ブダペストってドナウ川をはさんだ「ブダ地区」と「ペスト地区」が、まぁいうなれば
市町村合併して出来た街で、東駅とかデーアク広場とか、さっきまでイ課長たちが
いたガワが「ペスト地区」、これから行くドナウ川対岸が「ブダ地区」なのである。

ブダ地区には王宮とか教会とか美術館とか、観光スポットはいろいろある。
これまで地下鉄やバスに無事に乗ることだけでオタオタしてたイ課長たちだが、
ようやく観光客モードに入れそうだぜ。ぜいぜい。
(つづく)



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by tohoiwanya | 2012-01-14 01:04 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(8)
Commented by ゆみか at 2012-01-14 18:41 x
はじめまして♪いつも拝見させていただいています。特別公開のイ課長は前職でお世話になったドクターにとても似ていて、なんだかうれしくなりました~。ヨーロッパもいいですね。
Commented by hanatomo31 at 2012-01-14 22:18
タバコを吸っている男性の心理にも色々あるのですね。
いい勉強になりました。
今後、人間観察する際に「ああ見えて、実は内心動揺しているのだ」
という視点も持てるようになりました。 :)
Commented by tohoiwanya at 2012-01-14 23:43
>イ課長は前職でお世話になったドクターにとても似ていて

ゆみかさん:
初めまして。
写真ではわからないでしょうが、私は日本人にしては身長がやけに高く、顔つきもご覧のようにやけに濃い。
「世界のドコに行ってもガイジンだと思われる外見」と言われているのですが、
そのドクターも、おそらく世界のあちこちで、いろんな国の人だと思われた
経験があるのではないかと想像します(笑)。

またお気軽におこし下さい。コメントありがとうございました。
あ、ツイッター、フォローさせていただきました。
 
Commented by tohoiwanya at 2012-01-14 23:51
>「ああ見えて、実は内心動揺しているのだ」

hanatomoさん:
あの写真は「動揺」というより「放心」という方が正確かもしれない(笑)。

タバコ吸ってる写真なんて載せると、ただでさえ悪いイ課長のイメージが
ますます悪くなるから、ちょっと迷ったんだけど、過去に海外タバコ事情の記事なんかも
書いてるんだし、と思って載せちゃいました。
hanatomoさんのチャーミングなヘジャブ姿とは比べ物にならないオッサン写真ですが、勘弁してください。
Commented by マダムKenwan at 2012-01-15 03:11 x
見参!(笑)

見にきましたよ〜〜

ここは「タバコ吸っている場合じゃないでしょ」
って場面じゃありませんか。
途方に暮れると吸いたくなるのですか?
Commented by Bきゅう at 2012-01-15 06:37 x
およ、イ課長様のお写真をはじめて拝見させていただきました。
しかし、、、トホ妻様はなぜ、タバコを吸っているイ課長さんのお姿のお写真を撮ろうと思ったのでせう。

わしは、スイスのローザンヌでいろいろ迷ったことアリです。古い街は、道がくねくねしていて方向感覚がなくなるし、言葉が通じない。今はiphoneなどがあるので、かなり楽になりましたな。
Commented by tohoiwanya at 2012-01-15 23:11
>途方に暮れると吸いたくなるのですか?

マダムKenwanさん:
いや別にそういうこともないんですが、この時は「よし、こうしよう」っていう
妙案が二人ともマッタク浮かばなくて、ボーゼンと並んで座ってて、
「まぁ、タバコでも吸ってくるワ」って感じで灰皿んトコに吸いに行ったんですよね。
強いて適切な表現を探すとすれば「時間かせぎ」ということになるかな…
 
Commented by tohoiwanya at 2012-01-15 23:22
>なぜ、タバコを吸っているイ課長さんのお姿のお写真を撮ろうと思ったのでせう

Bきゅうさん:
なぜなんでしょうねぇ?
想像するに、この写真を見ると、私の後ろに緑色の教会の尖塔らしきものがあって、
何となく「ブダペストにおける亭主」の記念ショットとしていいアングルだと
彼女が思った…のかなぁ?
まぁ我々の場合、二人で旅行しても「●●をバックにニッコリ」的な記念写真って
あんまり撮らなくて、ブダペストでもお互いの姿が入った写真って少ない。
そういう意味では貴重な一枚ではあるんですが…(笑)。
 


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