2012年 02月 02日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 No.15

さて今日はアーヘンと、シュツットガルトのホテル、いってみよう。


Hotel Stadtnah

アーヘンで泊まったホテルなんだけどさ、ここは去年の欧州出張で利用したホテルの中で
最も安宿だった。二ツ星ホテルで1泊61.5ユーロ、6000円ちょいっていうんだから安い。
いくら貧乏会社の貧乏出張でも、普通だったらもう少しシッカリしたホテルにしただろう。

このホテルを選んだのは理由があって、それは駅に近いということ。それのみ。
なぜ駅からの近さだけで決めたかっていうと、ちょっと複雑な事情があるのだ。

この日の午後、イ課長はハンブルクから飛行機と電車を乗り継いで、夜7時半頃にアーヘンに入った。
しかし通訳さんは他の仕事の関係で一緒に移動できなかったため、後から鉄道で来てもらうしか
なかったのだ。順調に列車を乗り継いでもアーヘン到着予定は夜中の1時過ぎ。ひぃ。

通訳さん到着が真夜中となると、そこからまたタクシーに乗って…なんていうトコより、少しでも
駅に近い方がいい。というわけで「駅近」だけ、他は一切期待せずにこのホテルにした…が…

さすがは61.5ユーロ。なかなかヤバいホテルだったんだよ(笑)。


チェックインしやすさ:☆☆☆☆☆
ついに出ました。イ課長ミシュラン初の最低評価(笑)。
まず最初のチェックインがすでにもう大変な難関なんだよこのホテル。
今後利用する人のために(いるかなぁ?)詳しく書き残しておこうと思う。

Hotel Stadtnahという看板はアーヘン中央駅を降りれば通りの向こうにすぐ見つかる。
当然、荷物を引きずったイ課長はその看板に向かって歩いていくわけだ。
看板の下に扉があるから、そこからフロントに入ればいいと…あれ…あれ?

扉は施錠されててマッタク開かない。中も真っ暗だ。誰もいないのか?でもまだ8時前だぜ?
呼び鈴方式かと思ってボタンを探したけど、それらしき呼び鈴もない。どうなってんだ?
ここはHotel Stadtnahの入口だろ?どうやったら中に入れるのさ?

困った顔で中を覗いてたら、通りすがりのジイさんがイ課長に声をかけた。
どうも、このホテルにチェックインするには、近くにある別のホテルで手続きしろと
言ってるようだが…ええ?別のホテルでチェックインするの?

Hotel Stadtnahから数十m離れたところにHotel Banhhof って名前のホテルがある。
ここ、おそらくHotel Stadtnahと同じ経営なんだろう。そこはちゃんと入口が開いて、
フロントにおばさんもいて、結局そこでチェックインした。しかし初めて来たガイジンが
そんなことわかるわけねぇじゃん!

通りすがりのジイさんが親切に教えてくれなかったら、イ課長は一晩中あのドアの前で
苦闘してたのかも…と思うと慄然とする。あの時のジイさんありがとう。長生きしてね。
だが、このホテルは早く死んだ方が世の中のためかもしれない。


接客サービス:★☆☆☆☆
Hotel Banhhofのフロントにいたのはだいぶ年季の入ったオバさん。
自分はHotel Stadtnahに2部屋予約した者であり、連れは夜中に着く予定だとイ課長が告げると、
このオバさん、いきなり2つのキーを渡してくるではないか。
番号からすると3階の部屋と4階の部屋と、二つの部屋のカギのようだが…。

ここは夜は誰もいなくなるからね。到着が遅くなるお連れさんのカギも渡しとくわ
…と、どうやらそんなことを言う。ってことは、通訳さんを部屋に入れてあげるには
イ課長が夜中の1時過ぎまで起きてて、カギを渡してあげないといけないの?まいったね…

しかし二つの鍵を渡された以上、確認しておかなきゃいけないことがある。それを聞いた。
エート…ドチラノ鍵ガ、ワタシノ部屋ノ鍵デアリマスカ?
フロントオバさんは相変わらずニコリともせず、イ課長のゴロゴロスーツケースを指さすと
冷徹な口調でこう言った。
そんな大きな荷物があるなら、あんたは3階(つまり低い方)の部屋にするべきね

え?…ということは…もしかして…


建物の設備:★☆☆☆☆
さよう。このホテルにはエレベーターがないのである(笑)。
重いゴロゴロスーツケースをかかえて3階まで、クソ狭い階段を昇らないといけない。
「おまえが3階の部屋にすべき」という彼女の忠告は正しかったが…ううう…いくら駅近だけで
決めたとはいえ、部屋に入るまでに用意された障害がここまでハードだったとは…。
荷物運びはキツかったよ。か弱い女性だったら相当苦しむ…つうか、ムリだべ、たぶん。


部屋:★★★☆☆
ようやく自分の泊まる部屋までたどり着いた。はぁはぁ…ここまで苦しい道のりだった。

部屋は大したことはないけど、最初から期待してなかったし、宿泊代の安さを考えれば
★3つあげていいんじゃない?駅に近いけど静かだったと、一応積極的評価も書いておこう(笑)。
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他のホテルではおおむね部屋に入った直後の、ベッドなんかもきれいな状態で写真撮ってるのに、
ここでは荷物を散らかし、布団も乱れてる状態の写真。ワザとそうしたわけじゃないけど、
クリスマスマーケットに行ってきた後に撮ったからこんな乱れた部屋になってしまったのである。
ベッドからの写真もご覧にいれよう。こんな感じ。一応、薄型テレビも備え付けられてる。
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ついでに言えばバスルームはこう。
何度もいうけど、最初から期待してなかったことを思えば、部屋には特に不満はない。
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朝食:★★★☆☆
さすがドイツのホテルだけあって、朝メシは安ホテルとしてはまぁまぁのレベルだったと
言っていいと思う。一応、ほのかに生野菜も食えたしね。この肉ダンゴみたいなやつも
美味しかったし、朝食は思った以上にマトモだったといえる。
f0189467_084776.jpg


このホテルでもう一つ触れておかなければならないのは、カギだ。
最初にイ課長が戸惑った入口扉なんかは各部屋のカギで開けられるようになっていた。
だから客が外出しても、フロントを通らずに直接建物に入れるわけだが…
ってことはだよ?…客室のカギが共通で入口扉に使えるってことはだよ?
カギは入口扉と全客室共通の同じカギなのかい?!そんなバカな!

そこで実験してみた。通訳さん用の4階部屋のカギで、イ課長の3階部屋の扉が開くか?
これがね、開かないようにうまく出来てるんだよ。部屋に至るまでの入口扉とか中扉とかは
共通キーとして使えるけど、部屋に入る時は各自のカギになるという仕掛けらしい。ふーん…

ちなみにこのホテル、朝はちゃんとオバちゃんが常駐してて、チェックアウトも
ここでやった。夜になると入口を施錠して、誰もいなくなっちゃうってことなんだろうな。

なお、通訳さんは予定通り夜中の1時過ぎにアーヘン中央駅に着き、イ課長を
電話で起こしてくれたから(笑)、イ課長が1階まで降りていって例の扉は内側から
開けてあげて、問題なく泊まることができたのである。よかったよかった…。

なかなか特殊な経験をイ課長にさせてくれたホテル・スタッドナー。
アーヘン大聖堂とか、旧市街の中心部にも徒歩で行けるし、駅にも近いんだから
安さと利便性を重視する人にはお勧めできなくもない。部屋自体はそうヒドくないし、
このブログを読んでおけば、チェックインで戸惑うこともないだろうしね。
ただ、荷物は多いけど腕力はないって人は、宿泊は不可能じゃないかなぁ?(笑)

ううう…アーヘンのホテルがかなりスゴかったから、長くなってしまった。
シュツットガルトのホテル評価はまた後日。

 
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by tohoiwanya | 2012-02-02 00:08 | 2011.11欧州出張 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2012-02-05 04:05 x
こうやって、ヨーロッパのホテルの部屋を見せていただくと、いかにアメリカのホテルのベッドが太いかってわかります。それにしても、なんかルフトハンザみたな部屋っすね。
Commented by tohoiwanya at 2012-02-05 18:00
>なんかルフトハンザみたな部屋っすね

Bきゅうさん:
オシャレでは全然ないけど、めちゃくちゃヒドくもなくて、とりあえずマトモに
過ごせるという意味ではおっしゃるようにルフトハンザ的かも(笑)。

しかし図体のデカいドイツ人には、ルフトハンザのシートも、このホテルの
ベッドも「必要最低限」って感じですよねぇ…。
 


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