2012年 05月 30日

さらばブダペスト

あーついに“ドナウの真珠”とうたわれた、美しきブダペストの街と別れる日が来てしまったよ。
もっとも「別れる日」つうても、到着日と同じ日の夕方だったわけだが(笑)。

地下鉄に乗ってブダペスト東駅に向かう。
ニンゲン恐ろしいもんだね。朝着いたときはあれほど「右も左もわからないガイコク感」に
あふれていた東駅が、ブダペストに体がなじんだ今となっては妙に懐かしい。
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改めて見ると、ブダペスト東駅って建物として本当に立派だ。
こんな風にやけに壮麗なロビーなんかもあって驚いた(下の写真は朝撮ったものだが)。
しかし、エキナカショップはまだ何となく「垢抜けてなさ」みたいなのが感じられたね。
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この時、イ課長たちは現地通貨フォリントがまだ少し残っていた。
よく覚えてないけど、おそらく1000円か1500円程度は残ってたんじゃないかな?
もう一度ユーロに再両替しても良かったんだけど、また手数料とられて両替するほどの
金額でもないし、この駅で何か買って使いきっちまえってことになった。

とりあえず、ウィーンまで帰りの電車は3時間近い長丁場だ。
各自ペットボトルの飲物を買う。しかしこんなんじゃ全然使いきらん。もっと何か買わねば。
しかし買うっつうてもなぁ…Budapestのロゴ入りグラスなんて買ってもしゃーないし。
うーん…うーん…ナニ買おう?

果物屋さんがある。よし。しょうがない。ここで量り売りで果物買って、
フォリントをきれいに使い果たしちゃうしかない。
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残ったお金で果物を買い込む観光客は我々以外にもけっこういた。
(ちなみに、フォリントはハンガリー国外での両替はけっこう難しいらしい)
たぶんこの果物屋、「最後に駅でフォリント使いきりたい」という外人観光客ニーズを
的確につかんだマーケティングで、成功しているんだと思われる(笑)。
結局、相当大量のサクランボを購入することになった。

ウィーンに戻る列車はこれ。
行きのÖBB(オーストリア国鉄)の車両に比べるとちょいと年季が入ってるけど、まぁいい。
先頭車両にCARGO(貨物)とあるのは、ハンガリー国鉄が我々を貨物扱いしてるんじゃなく、
たまたま貨物列車専用機関車で客車をひっぱることになったからだと思いたい(笑)。
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車両の中はこんな感じで、コンパートメント席。
最近は国際列車もモダンなオープンサルーンが主流になっちゃったから、
コンパートメントに乗るのは久しぶりだなぁ~。
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名残惜しいし、まだちょっと時間があるからカメラを持って再びホームに出て、
ブダペスト東駅の風景を何枚か撮った。
楽しかったなぁ。また来ることあるかなぁ?…ブダペスト。
濃密な半日だったよ。ばいばい、ブダペスト。
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東駅を出た列車は方向的にはまず西に向かう。しかしその後、南の方にぐるーっと
大きく円を描くようにまわって東向きになり、やがてドナウ川を渡るはずだ。

ドナウ川の鉄橋渡るとき、窓の方向(北)に王宮なんかが見えるはずだよな?
鉄橋の上から夕焼けに照らされたブダペストに別れを告げるなんて、ロマンチックじゃん。
そう思いながら窓の外の景色を見てると、ほどなく列車が鉄橋にさしかかった。





ガガガーーーーーッ!!

見事なタイミングで反対方向に走る列車がすれ違った。
何も見えなかった…(笑)。

ちなみにあのコンパートメント席、他の乗客はいなくてイ課長とトホ妻の独占。
気楽に足を投げ出してサクランボ食ったりしてたんだけど、やがて二人とも
泥のような眠りにつき、ほとんど仮死状態でウィーンに戻ってきたのでありました。



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by tohoiwanya | 2012-05-30 00:54 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(0)


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