2012年 07月 23日

ルーアンに行ってみよう

イ課長がこれまでにこなしてきた欧州出張では、必ず「金曜に仕事が終了、土曜に半日観光、
そのまま土曜の夜の便で帰国」というのがお決まりのパターン。
土曜日の半日観光で見たプラハリューベックアウクスブルクブリュージュ
ハンプトンコート等々の場所はどれも思い出深いところばかりだ。

しかし、去年の11月出張の場合、土曜の半日観光どころか、土日がマルマル休めた。
こういうのはイ課長も初めてで、この土日をどう過ごすかを考えるのは楽しかったなぁ。
基本線としては、こんな感じで検討を進めた。

①せっかく二日あるんだから土曜日はパリからちょっと離れた街に日帰りで行ってこよう
②日曜日は夕方までひたすらパリ市内でマニアックな観光に没頭しよう
 (夜にはパリで同行者と合流する予定だった)

さて、土曜日の①だ。どこに行こうか?
出張準備で忙殺され、ともすれば「あーもう行きたくねぇこんな出張!」というステバチな、
後ろ向き気分なりがちな日々にあって「土曜日はパリからドコ行こうかなぁ~?」と
考えることは海外出張モチベーションの維持に大きく寄与したと思うよ(笑)。

しかしどこに行くかは意外になかなか決まらなかった。
パリを朝発って、夕方頃に戻ってこられるところっていうとある程度範囲が限られるけど、
距離的にちょうどいいアミアンとかランスなんかには2009年にもう行ってるんだよね。
まだ行ったことない場所でステキそうな所。どこかなぁ~?てな感じでフランスの地図を
眺めながら考え、考えた末に思いついたのがルーアンだったのだ。

ルーアンはパリからけっこう近い。鉄道で1時間ちょっと。
ルーアンといえばイ課長が真っ先に思い出すのは、モネが描いたルーアン大聖堂の
連作シリーズだ。そうか、そうだよな、あの街には立派なゴシック聖堂があったじゃん。
マイルドな教会建築ヲタク、イ課長の心がルーアンに傾き始める。

ルーアンって、ジャンヌ・ダルクが火刑に処された街でもあるんだと。へぇ~…存じませんでした。
要するに、歴史あるフランスの古都(フランスにそういう街は多いが)というわけだな。
まぁジャンヌ・ダルクにはさほど興味はないけど、やっぱルーアン大聖堂は見たい。
超有名観光物件があるわけじゃないけど、週末にフランスの古都を散策するのもいいじゃん。
というわけでルーアンに行くことに決めた。

2011年11月26日土曜日の朝。
パリからルーアンに向かう鉄道の旅は、まずサン・ラザール駅から始まる。
この駅は2009年に何度か利用してるからもうおなじみ気分。余裕ですよ、ヨユウ。
…と思ったら、おや、駅前にヘンなドーム?が出来てるぞ。そういや2009年には
この辺一体が工事中だったもんなぁ…こんなのが出来たんだ。それにしてもルーブル前の
透明ピラミッドといい、ココといい、フランス人はこういうの好きだねぇ…。
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駅前の工事が終わって、正面の階段が普通に使えるようになってたのは嬉しかったね。
ここは「男の女」の忘れがたいラストシーンに出てきた階段なんだけど、2009年の時は
工事で見られなかったんだよ。あー意外なほど映画のまま残ってるねぇ…。
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そして、これまたおなじみ、直前まで何番ホームから発車するかわからないシステム。
ええ、フランスなんてしょせんこんなモンっす。承知しておりやす、余裕っす(笑)。
イ課長が乗る8時50分発の列車が何番線発車か、表示をのんびり待たせていただきやしょう。
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ルーアンに行くための切符は例によってSNCFのサイトで予約していた。
ただ、この路線はまだ「チケットを自分でプリントアウト」のシステムに対応してなくて
予約確認証をメールで受け取るという方式。だから切符は当日引き換える必要があった。

イ課長は用意周到に日本から持参した予約確認メールを、この日の朝早く、パリ東駅の
切符売場で切符と交換しておいたのである。予約確認メールってこんな感じ。
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で、受け取った切符はこんな感じね。
長距離TGV路線なんかだと、ほぼ確実に切符は自分でプリントアウトできるんだけど、
ルーアンに行く程度の近場路線だと、こういうこともある。
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てなことを言ってる間に、列車は無事ルーアンに着いた。
朝の10時とはいえ、11下旬のルーアン・リヴ・ドロワ駅はまだ日も低い。
冬の日の早朝って感じだ。しかしもう一度言うが、一応もう10時だ。
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この同じ駅から14時57分の電車でパリに戻るまで約5時間。
ルーアンの街で自由を満喫してやろうじゃねぇか。

というわけで、これからしばらくルーアンを訪ねた時の話を書き続けようと思う。
(まぁ時々、全然違う話に飛ぶこともあるとは思うが)
なかなか情緒に富んだ、いい感じの地方都市だったよ、ルーアンは。

  

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by tohoiwanya | 2012-07-23 00:14 | 2011.11 欧州出張 | Comments(5)
Commented by みゅげ at 2012-07-23 07:05 x
サン・ラザール駅から近いアパルトマンに滞在した時は、工事中で足元も悪かったし、何より駅構内から外に出られず、ずいぶんぐるぐると迷ってしまった思い出が・・・(笑)


ルーアン・リヴ・ドロワ駅って、ルーアン右岸駅ということなら、川があって右岸と左岸に分かれてる街かしら・・・・などとわくわく♪
次を待ってます!
Commented by tohoiwanya at 2012-07-23 17:15
>川があって右岸と左岸に分かれてる街かしら・・・・などとわくわく♪

みゅげさん:
そうなんです。街の真ん中に大きな川があって、右岸と左岸がある。
駅はもちろん、市の中心的な機能は基本的に右岸に方にあるみたいです。
ま、その辺は次回更新でご紹介しますから、お楽しみに(笑)。

しかしサン・ラザール駅、キレイになったでしょう?
できれば前回パリに行って、このブログで「男と女」のことを散々書いた時に
この姿を見せて欲しかった…。
Commented by Bきゅう at 2012-07-24 07:38 x
よく気のつくやつなのか、細かいやつなのか、わからんBきゅうですとしては、気になるところがあります。キップの右上にお名前が見えるようなんすが、このココロはいかん。
Commented by tohoiwanya at 2012-07-24 08:41
Bきゅうさん:
急遽、修正しました。ご指摘ありがとうございます。
これ、写真撮影時には明らかに(2枚目の切符は)名前が隠れるように
配置してるから、上に置いた切符は「ブログに載せるとき名前消そう」と思ってた
はずなんだけど、スルリと忘れてましたね。なんて雑なシゴト(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2012-07-24 21:27
【追加】
よく見ると、予約確認メールでも名前(名字)が見えたので、
そっちもさきほど修正・再アップしました。雑な仕事はいけませんなー。


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