2013年 04月 19日

ミラノのドゥオモに入ってみよう

2012年3月出張については、最後に行ったミラノネタが先行してしまっているけど、
前回からの成り行き上、本日もまたミラノの話になる。

床屋の近くの駅からトラムに乗ることにした、と、そこまで書いた。
イタリアばあちゃんたちに混じってしばらく待ってたら、向こうからミカン色のトラムがやってきた。
切符はすでに一日乗車券を持っているから、この辺は気楽なのである。
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ミラノのトラムの中ってこんな感じ。他の街のトラムに比べると細い・・・つまり車幅が狭いような
気がするけど、同じようなもんかな?
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ミラノ市内ってトラムの路線が多くて、路線図を見ただけじゃガイジンにはさっぱりわかんないけど、
とにかく極めて多くの路線が街の中心部、すなわちドゥオモを終点にするか、通過するかしてる。
いま乗ってるこの路線もドゥオモの近くを通る。だから、初めてミラノの市電に乗ったイ課長も
「ドゥオモが見えたら降りりゃいいよな」って感じで、この辺も意外と気楽だったのだ。
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教会は見えなかったけど、ミラノ中心街とおぼしきあたりの停留所で、みんながドッと降りたから
イ課長も一緒に降りてみた。もうドゥオモ近くであることは間違いない。

ちょいと歩いたらすぐにどーーーんとミラノ大聖堂・ドゥオモ様登場。
写真では何度も見たことがあるが、実物を見るのはもちろん初めてだ。
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イタリアのゴシック教会建築としては最も有名なドゥオモ様
でも、外見的にはゴシック教会の典型的ないし正統なスタイルとはちょっと違ってて、
むしろ“ゴシック派生型”ないし“発展型”と言っていいんじゃないかと個人的には思う。

とにかくミラノのドゥオモの最大の特徴は、三角ケーキの断面みたいな、白い正面ファサードと、
尖ったピナクル(尖塔)の林だ。まるで鉛筆立てみたいに林立してる。
パリのノートルダム大聖堂みたいに、西側入口に高い2本の塔があるのが「正統ゴシック」だと考えれば、ずいぶん
変わった形だと思うでしょ?これに似た教会っていうのも他に思い浮かばない。非常に特徴的だ。

どれ、さっそく中に入ってみようではないか。ドゥオモ様って、中を見学するのは無料(だったと思う)。

あっらーーー、これは意外。
西側ファサードが「正統ゴシック教会建築」とはかなり違ったスタイルだから、内部もそんな感じかと思ってたら、
中は比較的オーソドックスなゴシック・カテドラルだ。へぇ〜、そうだったんスか。
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ステンドグラスもなかなか凝ってる。
窓全体に何かの構図が広がってるっていうんじゃなく、それぞれの窓格子ごとにひとつの絵になってるね。
タロットカードか何かを並べたみたいに見える。ちょっと変わってるねぇ。
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バチカンのサン・ピエトロ大聖堂を除外して考えれば、大カトリック国・イタリアを代表する巨大教会建築。
さぞかし中は豪華絢爛キンキラキンかと思ったら、意外に暗くて、それなりに宗教的神秘も感じさせてくれる。
この暗さが「意外に普通のゴシックに近いな」と思わせた理由のひとつだろうな。
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これが教会の一番どん詰まり。祭壇からその向こうの周歩廊を望むアングル。
さっき「タロットカードを並べたようだ」って言ったステンドグラスが奥のセンターに置かれているのがわかる。
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ふーむ、ドゥオモ様、内部は悪くないじゃん。しかし中を見ただけで満足してはいけない。
ココ、実は屋根の上に登れることで有名なのだ。屋根にのぼらなきゃ、ドゥオモ様を征服したとは言えねぇぜ。
せっかくミラノまで来て、ドゥオモ様を観光するとなりゃぁ、屋根に登らずにオメオメ日本に帰れようか。

だがご存知のように、イ課長にはマイルドな高所恐怖症のケがある(笑)。
高所恐怖症のくせに高いところに登りたがるという、大バカのみがなし得る愚行が、ここミラノでもまた
繰り返されようとしているわけだが、その愚行のテンマツは次回にまわす(笑)。
 
  
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by tohoiwanya | 2013-04-19 00:16 | 2012.03 欧州出張 | Comments(2)
Commented by kaz at 2013-04-20 16:24 x
イイネ!を押すにはログインが必要で、それが面倒なのでコメントでイイネ!(笑)
外観がしっかりした白だから、陽気なイタリアン、って感じの内部かと思いきや、暗くて(ノ゜⊿゜)ノびっくり!!しました。行ってみないとわからないもんですね。
ミラノのトラム、σ(・_・)座ったらはみ出しそう(笑)オレンジでキュートなスタイルはイタリアっぽいかも。
Commented by tohoiwanya at 2013-04-21 00:35
>陽気なイタリアン、って感じの内部かと思いきや

kazさん:
これはね、ホントびっくりした。内部はもっとキラキラしい感じだろうと思ってたのに、意外とマジメ(笑)。

トラムはねぇ、よく考えてみると、両側に2席ずつの座席があるんじゃなくて、
片側1席しかないわけだから、やっぱり車幅は狭いんじゃないかと思う。
でも「オレンジ色のスリムなやつ」が街を走ってる姿は、それはそれで
なかなか絵になるし、ちょっとレトロな感じが乗ってて楽しかった。


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