2013年 05月 15日

オプショナルツアー初心者・イ課長

イ課長って、生まれて初めての海外旅行から、いわゆるパッケージツアーを利用したことがない。
唯一の例外は前の会社の社員旅行だけで(ソウルだった)、まぁ会社が手配してくれたわけだけど
自分で行くとなると、いつも自分でホテルや飛行機を予約し、現地観光の方法も自分で何とかする。
だから「魅惑のドコソコ7日間周遊の旅☆添乗員同行・全日程夕食付き」的なパッケージツアーには
トンと縁がないし、いわゆる現地オプショナルツアーに申し込むってことも、これまでほとんどなかった。

誰だって決まったスケジュールに従ってゾロゾロ行列つくって見物するより、自由に、好きなように、
観光したいと思う。イ課長も強くそう思う。だからパッケージツアーは言うに及ばず、現地オプショナル
ツアーもまたイ課長の“自由志向”に合致しないツアー商品だっていうんで、毛嫌いしてたんだよね。
一昨年のウィーン旅行で行ったヴァッハウ渓谷にしても、ブダペスト日帰り観光にしても、オプショナル
ツアーで行こうなんて気はサラサラなく、自力で何とかした(ツアーはいっぱいある)。
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パッケージツアーに対するイ課長のカタクナな姿勢は現在でもほとんど変わってない。
ただ、現地オプショナルツアーに関しては、この1年くらいでやや考え方が柔軟になってきたんだよ。
滞在地からの移動交通手段が不便で、個人で行くのがタイヘンそうな場合、お金がかかっても、
現地で一人で自由に行動できなくても、ガイドが英語でも、行きたくもない土産物屋に連れて行かれても、
オプショナル・ツアーでしゃあねぇ、というケースが現れ始めてるんだよ。

転機になったのは、去年6月のポーランド旅行で行ったアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所と、
同じく去年10月のインド出張で行ったタージ・マハルだろう。どっちも現地オプショナルツアーだった。

アウシュビッツって、当然といえば当然だけど、かなり不便なところにある。公共交通機関を使って
自力で行こうとするとけっこうタイヘン。しかもあそこ、入場料払っても個人じゃ自由に入場できなくて、
引率のガイドがいないとダメなんだよ。個人旅行者だけが一定人数たまると、グループにまとめられて
見学できそうなことも書いてあったけど、面倒だし時間もかかる。そこでオプショナルツアーを申し込んだ。
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まぁこのアウシュビッツ日帰りツアーではひどい目にもあったけど(いずれ詳しく書く)、二つの収容所跡を
効率的に見てこられたのは確かだし、広大な収容所のドコにナニがあるかなんて、ガイドさんがいなきゃ
わからなかった(ただし、ガイドは英語だから、そういう意味ではやっぱりわからないのだが(笑))。

タージ・マハルにしても、デリーから日帰りでアグラまで往復しようとすると、これがけっこうキツいんだよ。
何せ車で行っても片道4〜5時間かかるところだ。鉄道のダイヤとか、切符の買い方とか、いろいろ
ネットで調べたんだけど、日帰りはかなりハードルが高い。旅行ならともかく、出張中じゃ無理だ。
で、日本語ガイドつき、車で往復というオプショナル・ツアーにした。イ課長一人のために運転手とガイドが
付くんだから、貧乏性のイ課長にとっちゃものすごくゼイタクな観光行動で、心理的抵抗もあった。
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でもさー、せっかくインド行くんだったらさー、やっぱタージ・マハルは見ておきたかったんだよ。
自由とスリルを犠牲にして、ラクで(朝6時出発で片道4時間半だから、決してラクでもないのだが)、
確実で、効率的な方法をカネで買った、というわけだ。
ああオレもトシとったのかなぁという、ジクジたる思いが若干あるのは認めねばならぬ(笑)。

なぜこんな言い訳がましいことを書いたかというと、イ課長は今年も6月に旅行を予定しているからだ。
行き先は海外だ。当然「あそこに行こう」「これが見たい」という希望もある。しかしそういう観光地って
遠くて不便な場所もけっこうある。「地下鉄に乗ってオペラ劇場へ」というわけにはいかないのだ。

そういう不便な観光地だから、ガイド付きで車で連れていってくれる現地オプショナルツアーは
いっぱいある。ドッカに集合してバスで連れてってもらい、観光して戻ってこられれば確かにラクだ。
すでにイ課長はその禁断の味を知ってしまったし(笑)。この際、安易にオプショナルツアーで・・・

・・しかし、全部ガイド付きオプショナルツアーっていうんじゃ、さすがに面白くない。
オプショナルツアーと“自力ツアー”を上手に組み合わせるのがいいんだろうけど、さて、それでは
どれを「オプショナルツアーにお任せ」にし、どれを「自力ツアー」にするか?これは迷うところだ。

それに、もう一つ迷う要素がある。
オプショナルツアー初心者のイ課長は、アウシュビッツの時も、タージ・マハルの時も、ぜんぶ出発前に
日本でネット予約した。そういうモンなんだと思ってたんだよ(笑)。

ところが調べてみると、現地の旅行代理店(とかホテル)で頼むって手もあるんだね。
この場合、日本語ガイドがつくということはないはずだが、料金的には日本から予約するよりも
カクダンに安そうなんだよ。ふーむ、現地語のワケわからないガイドを聞きながら、現地人と一緒に
格安観光なんていうのも、なかなか珍なる経験ではあるが・・うーん・・。

ま、そんな感じで、イ課長はそろそろ6月の旅行に向け、具体的プランニングに入ってるわけですよ。
まだ書いてないネタ在庫がたっぷりあるのに、さらにまた新しい旅行ネタを増やそうというこの暴挙。
行き先は、去年のダークな旅行の時と同様、とりあえずヒ・ミ・ツ(笑)。


  
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by tohoiwanya | 2013-05-15 00:04 | 出張・旅行あれこれ | Comments(8)
Commented by なるほど。 at 2013-05-15 01:42 x
BP(バックパッカー)から言わせていただきますと、BP同士で話がつくと(ついた場合)ドライバーを手配して(宿でしてくれるもしくは宿の主人が早変わりする)皆で乗り合わせてワイワイ行けちゃったりします。メチャ安くつきます。ガイドはそこそこドライバーさんがしてくれたり、皆で本見ながらになりますが。これまた楽しかったりしちゃう。
OPのいいところは保険に入ってるところ(?)や、お客様扱いしてくれるからちゃんとエアコン聞いてたり(?)するところでしょうか(そーでもないかな)。
現地での出会いも旅の醍醐味なので一度頑張ってやってみてください。でも危険を察知したら強気で・・・逃げる(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2013-05-15 13:04
>現地での出会いも旅の醍醐味なので一度頑張ってやってみて

まるこさん:
誰かと思うでしょ、まったく(笑)。
大昔、トホ妻とスペイン南端の町から、モロッコ見物日帰りツアーっていうのに
行ったことがあって、その時はスペイン現地の旅行会社で申し込んだ。
たまたま、そのツアーに日本人の青年が一人いた。ああいう偶然の出会いはたしかに楽しい。

いまのところ、オプショナル・ツアー候補の観光地が3つあるんだけど、
・ひとつは多少高いけど日本にいるうちに申し込む
・ひとつは、モノは試しで現地の代理店かホテルで申し込んでみる
・ひとつは純粋自力ツアー
という感じで、ヴァラエティにとんだ構成にしようかと計画中(笑)。
 
Commented by Bきゅう at 2013-05-16 07:21 x
純粋自力ツアーは行く場所の治安によりますよね。治安が大丈夫なら、どれでもいいのでは? イ課長さんのお財布だもん。あと、現地ツアーをクレカで申し込むなら、クレカ番号が流れないところというのが、Bきゅう的には大事ですう。
Commented by tohoiwanya at 2013-05-16 15:55
>純粋自力ツアーは行く場所の治安によりますよね

Bきゅうさん:
治安ねぇ~・・・どうなんだろうなぁ?
まぁ外国人観光客も(おそらく)たくさん行く場所だし、それほどヒドいことは
ないと思います。少なくともイタリアよりはずっとマシなはず(笑)。

しかしクレカ番号のことなんて、全く考えてなかった。これだから初心者は・・・
現地で予約するときは、いつもニコニコ現金払いにしときます、はい。
 
Commented by 加代子 at 2013-05-16 16:08 x
イ課長さん、行き先秘密だと言われると
何処に行かれるか余計に聞きたくなります(笑)

団体ツアー旅行、一度してみたいと思っているのですが
まだ機会がありません。

あ、ウン十年前モスクワではそうでした。
昔の事なので 忘れてました(笑)
Commented by げんまいちゃ at 2013-05-16 17:09 x
んー。「移動手段の確保」を主眼に置くか、「現地での案内」を主眼に置くかで変わってきますかねえ。あと英語がどの程度通じる国かってのも。

私はたいていが現地調達です。ツーリストインフォとかホテルでお勧めを教えてもらったり、人のよさげなタクシーのおっちゃんにお世話になったり。旅行シーズンなら、街中にボランティアガイドみたいな人がいて、色々教えてもらったこともありましたし。

日本から予約したときは、日本人がよく行くというレストランに連れて行ってもらって、確かに日本人好みの優しいお味で、疲れたおなかに嬉しかったものです。

それぞれにいいところがあるってことですかねえ。
Commented by tohoiwanya at 2013-05-16 18:10
>ウン十年前モスクワではそうでした。昔の事なので 忘れてました

加代子さん:
私も、ブログの記事には書かなかったけど、現地オプショナルツアーとしては
15年くらい前に、スペイン南端の街から、ジブラルタル海峡をわたって、
モロッコ日帰りツアーという、勇壮な?ツアーに参加したことがあるんです。
あの時は、行った先がモロッコのタンジールって町なんですけど、我々だけで
あの迷路みたいな町に足を踏み入れたら、500%確実に道に迷ってた。
当然、土産物屋にも拉致監禁されましたけどね(笑)。
 
Commented by tohoiwanya at 2013-05-16 18:23
>「移動手段の確保」を主眼に置くか、「現地での案内」を主眼に置くか

げんまいちゃさん:
なるほど、その辺のバランスをどう評価するか、ですな。
そうなると、私という人間は「現地での案内」を軽視したがる傾向があることを
自分で認めないわけにはいかない。高さ何mとか、何百年前に出来たとか言われても、
聞いた瞬間に忘れる。確認したきゃ後で調べればいいんだし。

まぁ観光地の性格にもよりますよね。ジャングルクルーズとか、サファリツアーなんかだと
そもそも自力なんてことはあり得ないしわけだし。


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