2013年 10月 14日

ワルシャワの地下鉄に乗ってみる

ワルシャワでは市電には乗らなかったけど地下鉄には乗った。
最初に乗ったのはクラクフから戻ってきて、例の旧ゲシュタポ本部に行こうとした時だ。
ワルシャワの地下鉄って2012年は1路線しかなかったから、いかに愚かなるイ課長といえども
乗り間違える心配だけはない・・・はずだった(笑)。
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ちなみに、切符はバスなんかと共通の切符で、地上のキオスクで買う。
最低でも行き帰り、その他に今日はバスなんかも乗るだろうからっていうんで、一日乗車券にした。
値段を覚えてなくて申し訳ないが、クラクフの一日乗車券と同じくらいじゃなかったかな?
(つまり12ズロチ:約300円くらい)

さて、いきなり脅かすようだが、ワルシャワの地下鉄にはちょっとした落とし穴がある。
これはワルシャワ地下鉄全体に共通するモノじゃなくて、駅によって事情が違うようなんだけど、
少なくともイ課長が最初に乗ったCentrum駅にはご立派な落とし穴があった。
地元の人なら落ちる人はいないだろうけど、ガイジン旅行者の半分はこの穴に落ちるはずだ。

不慣れな外国で(ま、日本でもそうだが)地下鉄に乗る場合、普通はメトロの看板を探し、
そこから地下に降りるために階段あるいは下りエスカレーター等に乗る、という順序になる。
当然、ワルシャワでもイ課長はまず地上から下りエスカレーターに乗った。

さてホームに来たが(上述のように切符は買ってある)、ヤミクモに乗るわけにはいかない。
自分の行きたい南方向にいく電車はどっち側を走っているのか、確認しなきゃならん。
ん?こっちは北方向行き電車のホームみたいだぞ?ってことは南行きは反対側ホーム・・・

・・・と、この段階でイ課長はすでに落とし穴にずっぽしハマッていたのだ。
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東京の地下鉄だったら、対面式ホームの反対側に行くためには、いちど改札階まで移動して
移るとか、専用通路を渡るとかするわけだけど、なぜかCentrumの駅ではそれが不可能。
向こう側に行くための通路も階段も見当たらない。あれれ~?

あそこに向こうのホームへの通路というか、歩道橋みたいなのがあるじゃん?あれ違うの?
ところがダメ。どうウロウロ探し回ってみても、あの歩道橋にたどり着くための階段がないんだよ。
あの歩道橋は上の階専用であって、地下鉄利用者はどう頑張ってもたどり着けないっぽい。
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地上入口で何気なく乗った下りエスカレーター。どうもあれが天国と地獄の分かれ道だったようだ。
ワルシャワの地下鉄って、エスカレーターもアッチ側ホーム専用、コッチ側ホーム専用って具合に
分かれてるらしい。入口に左右二つの下りエスカレーターがあって、イ課長みたいに何も考えず
近い方のエスカレーターに乗っちゃうと、50%の確率で地獄落ち、つまり間違えることになる。

たぶんエスカレーター乗り口にドッチ方面行きはコッチとか書いてあったんだろう。しかしだよ?
初来日したガイジンが丸の内線で銀座から霞ヶ関まで行きたいとしてだよ?エスカレーター乗り口に
「池袋方面行き」「荻窪・方南町方面行き」なんて現地語で表示されてても、読めない&地名を知らない
ガイジンとっちゃナニも書かれてないのと同じこと。わかるわけねぇだろッ!!

時間かけていくら探しても向こうのホームに行く方法が見つからない。とうとう諦めて、ホームを歩いていた
係員に英語で「ワタシはドコソコ駅に行きたい。あっちのホームに行く必要がある。どうやったら行ける?」と
聞いてみた。するとエレベーターを指差し、あれに乗って一度地上まで戻れと言うではないか。

しょうがないから指示されたとおり、エレベーターで地上まで昇り、反対側のエレベーターで再び
地下にもぐって、やっと本来のホームに行くことができた。欧州に多い「改札なしシステム」だから
同じ切符のままでいいのは助かるといえば助かるが・・。

かくのごとく、ホームへのたどりつきやすさでは大きな問題をはらむワルシャワ地下鉄。
でも駅自体はキレイだよ。平日の昼間だったせいか利用者も多くてけっこう混んでる。
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海外の地下鉄に乗ったら必ず挑戦する車内撮り。
ワルシャワ地下鉄の車内はこんな感じで、車内もキレイだよね。
といった具合に、ホームを間違えさえしなけりゃワルシャワ地下鉄は快適な交通手段といえる。
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ちなみに、ワルシャワでは1920年代に地下鉄建設計画があったみたいなんだけど、
世界恐慌やら戦争やらで中止。今ある唯一の南北路線が開通したのはやっと1995年なんだと。
世界最初の地下鉄が売りのブダペストにちょっと差をつけられてるねー(笑)。

目的地の駅に着いてみたら・・・ありゃっ?ここはホームが対面式じゃなく、島式だぞ?
これなら反対行き電車に乗るのにオタオタすることもないわけで、どの駅もこうすりゃいいのになー。
ワルシャワ地下鉄における島式と対面式のホーム形状比率をぜひ知りたいところだ。
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今後ワルシャワ地下鉄をご利用になるアナタ。アナタが乗った下りエスカレーターの先にあるのが
島式ホームか、対面式ホームかでアナタの運命は大きく変わる。不幸にしてそれが対面式だったら、
さっきも言ったように、50%の確率で「おまえはすでに間違えている」んだよ(笑)。


  
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by tohoiwanya | 2013-10-14 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
Commented by マダムKenwan at 2013-10-16 07:31 x
ウィーンにもありますよ。降り口で行き先が決まってしまう地下鉄の駅。パっと思いつくのは、U2のフォルクステアター駅とかラットハウス駅の地上口がそうだと思う。でも、ワルシャワってウィーンよりずっと大きい街な感じですね。慣れないところで出口入口間違えると、手間取りますよね。昔、学校帰り制服着て上野の文化会館へ行くのにいつもの公園口じゃないところへ出て、往生した事がありました。
Commented by tohoiwanya at 2013-10-16 13:38
>ウィーンにもありますよ。降り口で行き先が決まってしまう地下鉄の駅

マダムKenwanさん:
日本みたいに改札口があるシステムに慣れてると、
「一度駅の外に出る」っていうのは「切符買いなおし」とほぼ同義語だから
「地上に戻って入りなおせ」とか言われると動揺しちゃう(笑)。
改札口のないシステムが多いヨーロッパだと、意外にあるのかもしれないですな。
でもドイツやオーストリアはもちろん、ブダペストの古い地下鉄(対面式ホームだった)でも
こんな間違いした経験はなぜか、ない。単に運がよかっただけなんだろうか?
Commented by はな at 2013-10-16 21:18 x
ポーランドでは、結局地下鉄にもトラムにも乗ることは一度も
なかったんですが、なるほど、地下鉄は1路線だけだったんですね。
がんばって歩いて観光しましたが、一回くらい乗っとけばよかった
です(笑) 改札がないといろいろ便利?でもありますね!
Commented by tohoiwanya at 2013-10-17 01:01
>なるほど、地下鉄は1路線だけだったんですね

はなさん:
そうなんですよ。過去に行った同じ東欧のプラハやブダペストでも2〜3路線は
あったはずで、それに比べたら意外なほど少ない。
まぁアジアの新興国みたいな卒倒したくなるほどの交通渋滞って様子もなかったし、
トラムやバスのネットワークも発達してるからそれほど困らないのかも。

ちなみち、ワルシャワではバスにも何度か乗りました。空港から乗ったあの
175番のバスが中央駅から新世界通りまで通じてて、あれは便利な路線でした。
Commented by みゅげ at 2015-04-08 12:21 x
ワルシャワは案内してくれるかたがいらしたので、バス、トラム、地下鉄と乗ることができました。
一日乗車券は15ズロチでした。

できたばかりだという地下鉄に乗ったのですが、すごくきれいで、人も少なかったです。
「この地下鉄がなくても他にバスやトラムが便利なので、まだあまり利用者がなく、この線ができたのさえ知らない人がいるみたい」だそうで・・・(笑)
Commented by tohoiwanya at 2015-04-09 14:01
>できたばかりだという地下鉄に乗ったのですが、すごくきれいで

みゅげさん:
げ。ってことは、ワルシャワにも2つめの地下鉄路線が開通したってこと?
おおお、いよいよ大都会らしくなってきたなワルシャワ。
しかし新線開通を知らない人がいるって・・・。
確かにワルシャワって道路が広いわりに走ってる車の数はそれほど
多くないから渋滞っていう光景を見なかった。だからバスやトラムでも
わりとスイスイ行けるのかもしれないけど、だとしたら何で地下鉄作ったんだ?


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