2013年 11月 01日

ウォヴィッチ聖体祭 その2

ウォヴィッチの聖体祭パレードはまだ始まっていないよ(笑)。
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この祭りをヨソから見にくる人の99%は美しい民族衣装のパレードが目当てのはずで(イ課長含む)、
必ずカメラを持ってる(イ課長含む)。それも一眼レフとか立派なカメラ所有者多い(イ課長除く)。

そういう人たちが教会の裏口にだんだん集まり始めた。それが10時頃だったかなぁ?
ということは、どうやら聖体祭のパレードは広場に面したガワからではなく、こちらの西側の門から
スタートすると思われる。とりあえずイ課長もそのあたりにタムロすることにしよう。
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教会の中を覗くと、おおお、すでに聖体祭のミサがたけなわのようだ。
神父さんの祈祷の言葉が外にも聞こえてくる。しかし何を言ってるのかは当然サッパリ・・。
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パレードに参加する人たちは民族衣装を着ているからすぐわかる。たぶん教会に入りきれない関係者は
外にいたまま、ミサに参加するんだろうな。あちこちで民族衣装の臨時撮影会がおっぱじまる。
一番上の写真でカメラ目線をくれたポーランド美人全身像。素朴な三つ編みの髪がキブンだよねー。
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カメラが集まるのはやはり小さな子供。子供がこの衣装を着ればかわいいに決まってる。
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教会に入りきれない地元パレード関係者、およびヨソから来た観光客で教会西側の門のあたりは
だんだん人が増えてきた。こんな尼僧軍団もいるのである。
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げっ。こっちには本格的軍隊がいる。実は後でわかったんだけど、ウォヴィッチの聖体祭パレードには
兵隊さんの軍服を着た一団も参加するんだよ。この辺、過去にロシアやドイツから何度も侵略されて、
多くの軍人の死を乗り越えて独立を勝ち取ったポーランドならでは、といえるのかもしれない。
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そんな感じで西門のあたりに集まる人たちの写真を撮ってたら、一人のポーランド人がジッとイ課長を見てた。
明らかにイ課長に対して激しい興味を抱いている。目が合うと、英語で話しかけてきた。

オマエはどこから来たのだ?
「あー・・・ジャパンからである」
イ課長が遠い遠いアジアの東端の日本から来たと知ると、彼は熱烈にイ課長をほめ始めた。

パーフェクト チョイス!!Perfect Choice!! このウォヴィッチの聖体祭っつうのはね、ポーランドでも
 非常に重要で、伝統ある、宗教的行事なのだヨ!それをオマエは遠い日本からわざわざ・・・・いやもう
 スヴァらしい!よくぞ見に来た!パーフェクト チョイスだよキミ!
(というようなことを言ってたんだと思う」

とにかく、この聖体祭を遠い外国から見にきたということをすごい勢いで賞賛してくれる。
周囲にはカメラを持った観光客がワンサといるから、ポーランド人以外に外国人観光客も当然いたんだろう。
でも近隣国の人は区別がつかないわけで、「見た目からして明白にガイジン」なのは東洋系のイ課長だけ。
他には東洋系もアフリカ系も一人もいない。そういう意味じゃイ課長はものすごく目立ってたに違いない。

ミサはまだ続いている。
突然、外の人たちが一斉に地面にひざまずいたぞ。たぶんミサがそういう“箇所”にきたんだろうな。
ナンもわからないイ課長も一応みんなにならってひざまずく。こういう「ひざまずきの箇所」は2度あったはず。
しっかし長いミサだなー。おいおい、もう11時をだいぶまわっちゃったぜ?
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あのー、ミサでお取り込み中恐縮ですが、イ課長、ワルシャワに戻る電車が12:51発なんス。
(ウォヴィッチからワルシャワに戻る午後の電車は呆れるほど少なくて、それにせざるを得なかったのだ)
駅までの距離や、少し早めに行くことを考えれば、12時半過ぎたらもう町を後にしないといけないんス。
もしパレードの開始が正午だったりしたら、イ課長は30分しかパレードを見られないことになるんス。
ミサはもう切り上げて、早めにパレードに移行していただけると幸甚なんスが・・

もう教会西側のゲートの周囲は人でギッシリ。今にもパレードが始まりそうな雰囲気にはなってきた。
だが待て。パレードはイ課長の立ってるコッチ側に歩いてくるのか?あるいは向こう側に行進するのか?
向こう側が行進ルートだったらここにいても見られないじゃん。パレードはゲートを出て右に行くのか左に行くのか?
行進ルートなんて知るわけないんだから、これはもう賭けだ。神よイ課長を守りたまえ。こっちに来い。

あ、パレード始まったみたい。
げげーーッ!!向こう側に行進してるぅーッ!賭けに負けた。残酷なる神の冷酷なる仕打ち。
しかしこの人ゴミじゃパレードの後を追って、さらに追い越して待ち構えるのは不可能だろう。
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う・・・う、どうしよう。ずーっと待ってればパレードはまた教会に戻ってくるかもしれないけど、時間がない。
せっかく来たんだし、少ない時間の中で何としてパレードをじっくり見たいし写真も撮りたい。
イ課長はそれまでいた場所を後にし、別の見学ポイントを探して大急ぎで歩き始めた・・のはいいけど、
どこに行けばいいのか?(当然、次回に続くのである)


 
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by tohoiwanya | 2013-11-01 00:00 | 2012.06 東欧・北欧旅行 | Comments(6)
Commented by Bきゅう at 2013-11-01 21:03 x
尼僧軍団、強そうですな。さすが侵略が繰り返された地だから(?)。民族衣装軍団とどうして、ここまで差が出るのだろう。

Bきゅう、高校の修学旅行で京都へ行って、自由見学の日に、茶壺の献上儀式ってのを見にいった覚えがありますう。観客ほとんどナシでしたあ。
Commented by tohoiwanya at 2013-11-02 21:25
>尼僧軍団、強そうですな

Bきゅうさん:
みんな体格よくて強そうでしょー。思わず「軍団」という言葉を使いたくなる(笑)。

「行った先でたまたま」っていうので思い出されるのは、むかしNY五番街で見た
なんだかすごいパレード。その時は「なんのパレードなんだ?」と思ったけど、
その日がレイバー・デイだったので、そのパレードだったみたいです。
あとはあんまりすごいイベントに遭遇したことがないなぁ。大昔、ミュンヘンで
コール首相の演説会でコールさんを見かけたくらいか。
Commented by はな at 2013-11-02 22:42 x
小さい女の子が、まるで人形みたいですね。
にしても、ほぼ東洋人を見なかったポーランドで、
このお祭りの場では、イ課長さん相当お目立ちになった?と
容易に想像がつきます! 
Commented by 加代子 at 2013-11-03 00:25 x
民族衣装の男女、絵になりますねェ。
2人ともとても素敵♪
小さい子も 本当に可愛いです。
一度見に行きたいわァ。

↓  ノルウェーの民族衣装の刺繍は 全部 手仕事です。
   ポーランドのも 同じでは?
Commented by tohoiwanya at 2013-11-04 01:34
>このお祭りの場では、イ課長さん相当お目立ちになった?と

はなさん:
おそらく、ドイツ人観光客とかはけっこういたんだと思うんだけど、
「見るからにガイジン」とわかるアジア系はほんとに皆無といってよかった。
まぁ相当目立ってたんだと思います。
もっとも、本人は民族衣装の被写体探しに夢中で、自分がどんなに
周囲から浮いてるかなんて、全然考えてなかったけど(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2013-11-04 01:44
>一度見に行きたいわァ。

加代子さん:
ノルウェーからなら(日本から行くのに比べれば)すごく近い。ぜひどうぞ。
といっても、地元のノルウェーにも各地方にいろいろステキな祭りがありそうですよねぇ。
私はよく知らないんですが、北欧といえば刺繍の本場(だったはず)で、
地方ごとにいろんな刺繍で飾られた民族衣装があるんでしょうねぇ。
うーむ、見たい・・・ぜひノルウェー民族衣装をレポートしてください。


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