2014年 05月 14日
ズバリ言えば、バンコクって夜の産業・風俗産業の盛んな街だ。 一口に風俗産業といっても、いろーーーんな業種・業態があるけど、その代表的なものに ゴーゴーバーというものがある。これについては今回の旅行で実際に初潜入してきたから、 いずれ詳しく書く。 ゴーゴーバーは女性が踊るガワで、男性がそれを眺めるガワという構図で成り立つ。 男性にエスコートされた女性客もマレにいるけど(実際いた)、例外的なケースであって、 通常は上に書いたように踊るのは美女、眺めるのはヤロウだ。 このゴーゴーバーという業態自体は1996年にイ課長がバンコクに行ったころからすでにあった。 初めてパッポン通りでゴーゴーバーを見たときは(もちろん外からだが)そりゃびっくりしたさ。 当時はゴーゴーバーといやぁパッポン通りが本場、という感じだったんだと思う。 今回はスクンビットのホテルに泊まったんだけど、なつかしいパッポンにも行ってみた。 最近は歓楽街としてはパッポンやタニヤはやや斜陽ぎみっていう話だけど、いざ行ってみれば 相変わらずの賑わいで、ゴーゴーバーも何軒もある。 さて、このパッポンやタニヤから、スリウォン通りをはさんで向こう側。 昔なにがあったか覚えてないけど、今回フと見て、イ課長はおや?と思った。 通りのアッチ側にもネオン街がある。昔こんなのあったっけかなー?何気なく写真を1枚撮った。 ところがね、いまやココはバンコクのディープな「夜の名所」のひとつらしいんだよ。 写真をよく見ると Boy とか Male っていう単語があるのがわかるでしょ? ここってどうやらその・・まぁ要するに「ボーイズ・ゴーゴーバー地帯」らしいんだよね。 このコトは帰国後に知って、ああアソコがそうだったんだ、と後で納得した。 さすがはバンコク、ギャルが踊るゴーゴーバーだけじゃなく、ボーイズが踊るゴーゴーバーという 斬新?なコンセプトの歓楽街まであるんだよ。 おそらく非常にキワどい服・・というか着衣でクニクニ踊ってご婦人客にアピールしてるんだろう。 女性には面白いだろうけど男としてはねぇ・・・あまり行く意欲は湧いてこない。 ただイ課長としては、ボーイズ・ゴーゴーバーのターゲットって女性なのか?とも考える。 もしかして「美少年を求めて世界中からやってくる男性観光客」向けのエリアなんじゃないか? タイにオカマさんが多いことは有名だし、実際17年前にイ課長が連れて行かれたカラオケバーにも なぜかオカマさんがいて、若きイ課長はしっかりケツをさわられたりもした。 ボーイズ横丁(イ課長命名。正式な地名を知らないのだ)がそういう方面の方々専用エリアだとしたら イ課長としてはますます行こうという気になれなくなる。つうかコワくて行けない(笑)。 実際どうなのか?ここに行った人が書いたブログなんかを読んだところだと、どうもここって 「両方の機能を兼ねてる」みたいなんだよね。ボーイズ横丁というエリア自体の性格が バイセクシャルなのではないかと思われる。それはそれでスゴいことだと思うが。 女性客もターゲットだっていうなら、イ課長が普通のゴーゴーバーに行くのと同程度の 勇気があればご婦人が行っても大丈夫なはずだ。これからバンコクに行くご婦人読者の方には、 ぜひこの「ボーイズ横丁」を探検してみていただきたいと思うのである。 ・・そして、どんな様子だったか後で教えてほしい(笑)。
by tohoiwanya
| 2014-05-14 00:09
| 2013.06 東南アジア旅行
|
Comments(12)
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カプメイ
at 2014-05-15 02:00
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試しにDREAM BOY BANGKOKで検索してみたら、とても女性はいけない雰囲気でした。
ゲイの方がお持ち帰り云々と書いてあって\(◎o◎)/! お口直しにカオラウおばちゃんに戻ったのでありました。 ホイアン伊勢うどん、食べたいっす。
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piki
at 2014-05-15 08:48
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こんにちは、
go go ってことば、終戦後の日本で流行ってませんでした? 生まれてなかったけど。 ところで、boys gogo barということばを、聞いたとき、 これは、おどるboyをみにくる、そっち方面の男性のための ところだなと思いました。 検索したら、本当にそうでした。 私だったら、嵐のコンサートのほうがいい。
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tohoiwanya at 2014-05-15 11:29
>とても女性はいけない雰囲気でした
カプメイさん: 私も同じ検索ワードで画像検索してみましたが、いやぁ・・・なんというか・・・。 確かに女性客が写った写真はなかったですねぇ。欧米人男性客が多いっぽい。 日本人の女性がココに行ってみて、ボーイズたちと記念写真撮ってるなんていう ブログもあったので、意外に女性も入りやすくて、ボーイズたちも女性に対して ちょいエロサービスするのか・・と思ったけど、やっぱメインは男性客 なんですかねぇ。
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tohoiwanya at 2014-05-15 11:40
>go go ってことば、終戦後の日本で流行ってませんでした?
ぴきさん: ゴーゴーっていう言葉は私がガキの頃はありましたね、日本に。 たぶんぴきさんにとっての「ゴーゴー」っていう言葉の古さは、私にとっての 「ブギウギ」くらいの時代感に相当するんじゃないかと思われます(笑)。 しかし、ボーイズ横丁のメイン顧客層が男性だとすると、ですよ?要するにバンコクには 「ストレート男性」向けの、女性が踊るゴーゴーバーはある。 「そっち方面男性」向けの、男性が踊るゴーゴーバーもある。 しかし「完全に女性向け」のゴーゴーバーっていうのはない、っていうことか・・ふーむ。
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piki
at 2014-05-15 12:12
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またまた、こんにちは
実際にBoys Go Go Barを体験した女性のブログによると、 まあ、マーケティングターゲットは、ストレートじゃない男性なんですが、女性も見に来ている、のだそうです。 ブログでは、同じようなことをかいてありました、つまり、結局、男性がターゲット、だと。
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tohoiwanya at 2014-05-15 18:13
>つまり、結局、男性がターゲット、だと
ぴきさん: だとするとバンコクってのもホント、大した町です。 世界中のストレート男性にとっても、アッチ趣味の男性にとっても、お相手を探せる街。 ゲイの世界にだって「モテない男」や「アジ専」っているんだろうから、そういう人にとっちゃ ボーイズ横丁は嬉しい存在なんでしょうねぇ。
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ほしの
at 2014-05-23 21:21
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新宿3丁目の有名な出会いの公園の近くに、かわいいカフェがあるのですが、お客も店員もほぼそっち系で、男性客がメインなので、カフェ飯ですがボリュームがあって、地元新潟から友達が上京してくる際は、面白いのでよく連れてってましたねー。
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tohoiwanya at 2014-05-24 23:55
>有名な出会いの公園の近くに、かわいいカフェがあるのですが
ほしのさん: 新宿二丁目あたりは夜行くと、欧米人男性も多いですよねぇ。 いまはなくなっちゃったけど、昔、千駄ヶ谷の国立競技場のワキに神宮プールっていうのがあった。 屋外で、夏に時々行って日に焼いたりしたんだけど、実はあの神宮プールって ゲイの方々のハッテン場として知られていたらしい。 一度、神宮プール行く途中で外人男性からあれこれ話しかけられたことがあるけど、 あれってひょっとしてナンパだったんだろうか?
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ちわわん
at 2014-05-26 04:49
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うっ 専門分野なのに出遅れたじゃない。こっちは女装してるコとか、性転換済みのコをレディーボーイって呼ぶんだすよ。日本で昔使ってたシスターボーイも使われるそうですよ。もちろん男性ゴーゴーは、基本組合員のためのモノなのよ。ただ、昔はやったJーmens Tokyoみたいのは女性向きだよね…うちのボスはタイがそういう意味でタイがいたくお気に入りで、ドラァグのいるBARも行きつけができてるみたいです。ええ男の子、紹介しまっせ、旦那。
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ちわわん
at 2014-05-26 04:52
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ちなみに、アジア人のコが好きな異人種は、ライスクィーンと呼ばれ、ラテンけいを好む異人種は、ビーニーとかビーンクィーンと呼ばれます。ゲイの世界オンリーの呼び方ですわよ。
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tohoiwanya at 2014-05-26 19:06
>昔はやったJーmens Tokyoみたいのは女性向きだよね
ちわわんさん: たしか、ロサンゼルスには純粋な女性向けの男性ストリップもあるんだべ? 女どもがキャーキャーいいながらチップをダンサーのパンツにはさむ、アレ。 おそらくバンコクボーイズ横丁で踊ってるボーイズたちも女性向けの男性ストリッパーと 非常に近いものなんじゃないかと想像するんだが、違うのかな? やってることが非常に近くて、片や客層はほとんど女性、片や組合員っていう違いが あるとすると、それはそれで不思議だ。
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tohoiwanya at 2014-05-26 19:07
>アジア人のコが好きな異人種は、ライスクィーンと呼ばれ
ちわわんさん: ひえーー、つまりアジ専は「コメ」、ラテン専は「マメ」ってことかい? わかりやすいっちゅうーか、なんちゅーか・・・。 まぁ別にオレは覚えなくてもいい知識だが(笑)。 |
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