2014年 08月 27日

良すぎる町・ホイアン

サイゴンとハノイの間に一泊だけしたホイアンの町。

ホイアンで過ごしたあの一晩の記憶は今となっては半分夢のように思える。
全ての思い出が夢の被膜に包まれたように懐かしく、美しいのだ。
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カオラウ屋のおばちゃんと仲良くなったり、缶ビール代ぼったくられたり、豆を買いそこなったりした話は
書いたけど、まだホイアンという町のことはキチンと書いてなかったので、きちんとご紹介しよう。
書きたいことはいっぱいあるのだ。

実はイ課長はベトナムに行くまでホイアンなんていう町の存在を知らなかった。
ハノイやサイゴン(ホーチミン)なら誰でも知ってるけど、ホイアンってどこ?っていう日本人は
けっこう多いと思うんだよね。

ホイアンは南北に長〜いベトナムの、だいたい真ん中にある町で、ベトナム第三の大都市ダナンから
車で40分くらいか。一応港町ではあるけど、ジカに海に面しているわけではなく、海に近い河川港なのである。
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このホイアン、16世紀頃には国際貿易港としてブイブイいわせて、時の徳川幕府にも親書を送って
交易した歴史がある。当時は中国人街、日本人街、さらに東インド会社の支社まであったくらいで
立派な国際都市だったんだよ。たとえて言うなら「ベトナムの長崎」といった感じか。

しかしその後いろいろ政治的要因やら、土砂が堆積して河川港としての機能がダメになったみたいな
物理的要因やらが重なってさびれていった。しかし町並みはベトナム戦争で破壊されずに残り、
その歴史的魅力が認識されるようになり、世界遺産に登録され、今やベトナムの一大観光スポットだ。
写真で見るとやけにヨさげだから、イ課長もこの町に寄ってみようかっていう気になったんだよ。
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いくら素敵な観光地でも、外国人旅行者が海外からいきなりホイアンに行くことはまずあり得ない。
日本に来る旅行者がいきなり京都や奈良や日光に到着し、そこから入国することがないのと同様に
ホイアンに行く外国人もまずサイゴンやハノイで何日か過ごし、そこから移動してホイアンに行くはずだ。
この「まず大都市に行き、そのあとホイアンに行く」というのが重要なポイントだと思うんだよ。

確かにホイアンの古い町並みは魅力的だし、それが世界遺産になった理由でもある。
でもホイアンを少し歩いていると、この街がステキなのはそういう歴史的建造物そのものよりも、
サイゴンやハノイみたいな都会じゃあまり感じなかった、ゆったり、のんびり、のどかぁ〜~な
田舎町の雰囲気そのものなんだなぁと旅行者は感じ始めるようになる。
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東アジア人すべての郷愁を誘うというか、半ズボンでセミを追いかけたガキ時代を思い出させるというか、
とにかく懐かしい感じの町なんだよココって。イ課長くらいのトシになると、コドモ時代を送った
高度成長期の頃の日本の感じとこの町が重なるのかもなぁ・・なんかもうしみじみとイイんだよ・・。
 
しかもサイゴンやハノイであれだけたくさんいたバイクがほとんど走ってない。車に至ってはほぼゼロ。
道路を行き来してるのは歩行者と、自転車と、あとせいぜいシクロくらいかな。サイゴンにいた時より
2段階くらい気を緩めてのんびり散歩できる。ああなんてのどか、なんてステキ。
(ホイアンは町の中心部にバイクや車の乗り入れを制限してるらしい)
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ホイアンに残ってる建物はほとんど全てが歴史的建造物なんだけど、その中でも立派で保存状態の
いいものがいくつか有料見学施設になってる。見学するには共通一括入場券みたいなものを買って、
この中から好きなところを何ヶ所までは見学できます、みたいなシステムになってるらしい。
イ課長もその入場券を買おうと思って切符売場に行ってみた。するとこんな張り紙が・・・
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なんとッ!ぜんぶタダでごわすか、無料でごわすか。これはこれはごっつぁんでごわす。
イベント開催記念で入場料フリーの6日間にブチあたるとは幸運じゃねぇか。

しかしだ、こんなのはまだ「幸運の序の口」であることにイ課長はやがて気づく。
この日は毎月1回・年12回あるHoi An Full Moon Festival、別名ランタン祭りの日でもあったのだ。
しかもこの日、2013年6月23日の満月はその年最も月が大きく見えるスーパームーンの夜。
そんなの知らずに行って、たまたまその日に当たったんだけど、あの夢幻のごとく美しいランタンに彩られた
ホイアンを見てこられたことは今回の旅行の最大の幸運だったかもしれない。
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・・・と、本日はホイアンがとにかく良かったという思いのタケを書きなぐるだけで終ってるね(笑)。
次回はもうちょっとキチンと歴史的建造物の中の様子とか有名な日本橋とか、ご紹介したいと思うっす。


 
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by tohoiwanya | 2014-08-27 00:04 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(0)


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