2015年 02月 02日

ベトナムのバイク文化考察

こないだシゴトでちょっと調べたんだけど、アジアの主な国の人口1000人あたりのバイク保有数を見ると、
台湾って何と600台を越えてて、ほぼ「国民1.5人に1台」という信じ難いバイク保有率なのだ。

一人当たりのGDPじゃ台湾よりグッと下がるベトナムだけど、バイク保有率はやはりスゴい。
1000人あたり保有台数が400台をはるかに超えてる。もちろん台湾やベトナムのバイク保有率は
日本なんかより遥かに遥かに多いのだ(日本は1000人あたり100台いかない)。

こういうバイクだらけの国って、独特のライディングスタイルやライディンググッズがある。
台湾ライダーズスタイルもなかなか面白かったけど、ベトナムもまた面白かった。加えて、たぶん
その国独特のバイク規制もあるはずで、結果とし日本じゃ見られないバイク文化が生まれる。
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たとえばマスク。この独特のライディンググッズは台湾で見て「こんなのするんだ」と思ったけど
ベトナムでも多い。おそらく排気ガス防止ってことなんだろうけど効果あるのかなぁ?
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ベトナムじゃヘルメットもちょっと変わってる。
日本みたいにフルフェイス型をかぶってる人は皆無で、みーーんなハーフタイプ(帽子型とでもいうか)
なんだけど、これは乗ってるバイクの多くが125ccクラスの小型自動二輪であることを考えれば
まぁある意味妥当とも言える(日本ではハーフタイプは小型のみかぶっていいことになってる)。
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ただ、イ課長はベトナム人がかぶるヘルメットを見て時々「ん?」と思うことがあった。
後頭部がグリッと上にエグれた、ヘンな形のヘルメットをかぶってる人が散見されたからだ。
 
なんであんな形してるんだろう?・・・しばらくわからなかった。
しかし下の写真を見ればイ課長の疑問(真ん中の人)と、その答え(右の人)がイッキにわかるはずだ。
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これ、後ろに結んだ髪を出すためのエグれなんだ!つまりこれは女性専用ヘルメットってことだ。
これは驚いたねぇ。こういうのは初めて見た。

しかし女性が髪を結ぶ位置はマチマチだ。首の後ろで結んで背中にたらす人もいれば、後頭部の
高い位置でポニーテールにする人もいる。もっと驚いたのはそういう「ポニーテール用」のヘルメットも
あるんだよ。ほら、ヘルメットの後頭部の上の方に穴が開いてるでしょ?これには感心した。
女性のヘアスタイルに応じてヘルメットの形状がいろいろあるなんて、日本じゃありえないよ。
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ことほどさようにライディンググッズに関してもいろいろ面白い発見があるけど、「乗り方」という点じゃ
日本人がまず驚くのはやっぱり3人乗りだ。これは台湾にもなかった。聞いた話だとベトナムではバイクに
「3人まで乗っていい」みたいで、別に法律違反というわけではないんだと思う。

だから3人乗りは当たり前のように見かけるし、当事者たちにも罪の意識は感じられない(笑)。
ただ3人乗りの場合の「3人め」はほとんどの場合コドモで、ひょっとすると「3人乗りの場合
最低一人は○歳未満でなければならない」なんていう規定があるのかもしれない。
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しかも社会主義国的厳格さというべきか、4人乗りっていうのは全く見かけなかった。
え?そんなの当たり前だろうって?なんのなんの、いずれご紹介するけど、去年プノンペンでは
5人乗りを見かけたからね(笑)。その点、ベトナムでは「3人まで」っていう規定がそれなりに
ちゃんと遵守されてることが伺える。

ただ、二人・三人乗りの乗り方を見てるとイ課長としてはちょっと不安になる。
後ろの人が前の人にあんまりシッカリつかまってないんだもん。下の写真なんて、後ろの人は
両手で看板持ってるはずだから運転手に全然つかまってない。大丈夫かぁ?
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これもそう。後ろの子供は二人とも運転してるお母さんにつかまってる様子があまりない。
基本的に後部座席に乗ってる人は「座ってるだけ」っていうことが多くて、バイクの姿勢が不安定に
なった時は危ないような気がするんだけどなぁ・・後ろが子供だと余計にそう思う。
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「危ないなぁ」と思うことも多々あったけど、さっきも言ったように走ってるバイクは圧倒的多数が
125cc前後の小型バイクだから、50~60kmなんてスピード出すことは車格からも考えても道路事情から考えても
不可能。仮に3人乗り状態で転倒したとしても、死亡事故は意外に少ないのかもしれないんだけどね。

まぁそうは言ってもケガだってしないにこしたことはない。
ベトナムライダーズのみなさん、くれぐれも安全運転してね。

 

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by tohoiwanya | 2015-02-02 00:22 | 2013.06 ベトナム・タイ旅行 | Comments(6)
Commented by ぴき at 2015-02-04 20:58 x
こんにちは、

バリ島でも、子供をのせてるんだけど、
お父さんだけヘルメットかぶって、
小さな子供には、ないというのをみました。
まずは、子供だろうとおもいました。 たまたま、もし合わせてなかっただけなんだろうけど。 バイクタクシーも好きで、にほんではない、ヘルメットなしで気持ちよかったんですが、次に行くと、”警察がうるさくてな”とくさいヘルメットをわたされました。
Commented by tohoiwanya at 2015-02-05 15:17
>ヘルメットなしで気持ちよかったんですが

ぴきさん:
えええ~?危ないですよぉ~。
私、20代の頃に250ccのバイク乗ってて、当然コケたことも何度かある。
だもんで、ヘルメットなしを見ると「危ないキケン」って恐怖感がどうしても湧く。
ベトナムとかタイってバイクタクシーはそこらじゅうにいるんだけど、
ノーヘルじゃコワくて乗れないっす。
こないだサイゴンで乗ったバイクツアーはもちろんヘルメット付きだったけど
それでもやっぱり、後部座席に乗るのはちょっとコワかった。
Commented by かりー at 2016-03-08 12:24 x
初めましてm(__)m
どういう訳か居酒屋情報でお目にし、ハノイ情報でもお目にするとは考えてもいませんでした。
お目にした時には読ませていただき好きなブログです(*^-^*)

先月ベトナム・・ハノイだけですが旅をしバイク情報で一言。
私は4人、5人乗りの親子を何組もハノイで見てびっくり仰天いたしました!!!
真ん中に小さい子をヘルメット無し、マスク無しで大きな道路、もちろん車も走る道路で、なんら不安を感じているふうでもなく、しっかり子供を捕まえるでもなく平然とのっておりました~
デベロッピング・カントリーは初めてでしたのでとてもデペロッピング具合に驚きました。
ハノイはとてもカオスでエキゾチックで素敵な街で、街歩きは楽しかったのですが、あのバイク、信号無視、騒音を考えると恐怖のほうが先に思い出されます(>_<)

また、何かを検索した折、イ課長さんに出会えますよーに。
Commented by tohoiwanya at 2016-03-08 23:59
>どういう訳か居酒屋情報でお目にし

カリーさん:
初めまして。しかし居酒屋情報とは・・?このブログで居酒屋情報なんて書きましたっけ?(笑)

私もこの翌年、カンボジアのプノンペンでは4人乗り・5人乗りを見かけて
我が目を疑いましたけど、ハノイでもやっぱいるんだ・・。とにかく誰もが
必ず子供を乗せてて、しかも「しっかりお母さんにつかまって!」という様子もなく
無造作に“積んでる”感じだから、見てるとけっこうおっかないですよねぇ。
ハノイは道路ひとつ横断するのもバイク軍団と折り合いつけながら
渡らなきゃいけないけど、でもやっぱハノイ大好きです。また行きたい・・。
Commented by かりー at 2016-03-09 17:59 x
>しかし居酒屋情報とは・・?このブログで居酒屋情報なんて書きましたっけ?(笑)

きゃーお恥ずかしい・・・ワタクシ、国内旅行ではその地の居酒屋に行くのが好きでして
一期一会、失敗したくないので調べまくるのですがイ課長さんではないかも・・・汗 課長=サラリーマン・・・違うサラリーマンの方です。出張先の居酒屋さんを取り上げてくださっている・・・
イ課長さんブログはやはりどこかヨーロッパの記事で読んだのでしょう。大変失礼いたしました!!!

このハノイの記事を読み、遡って読ませていただきましたが、フェードアウトしたローマ是非、是非、実現されると良いですね~街歩き好きには外せない街だと思います。
Commented by tohoiwanya at 2016-03-10 09:47
>国内旅行ではその地の居酒屋に行くのが好きでして

かりーさん:
あ!国内の話でしたか。それならあり得るかもしれません。
福井の焼き鳥とか名古屋の「世界の山ちゃん」とか、いくつか居酒屋の
話を書いたことがあるから、それかもしれません。ま、私の場合は
大した居酒屋っつうても安い店専門なんですが(笑)。

銀婚ローマツアーはねぇ・・ちょっと魅力的だったんですけどねぇ・・。
イタリアは新婚旅行の時にベニスやフィレンツェに行ったし、
出張ではミラノに行ったけど、ローマはまだ未踏の地。そのうちぜひ行きたいです。


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