2015年 02月 09日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 33

2013年の東南アジア旅行でイ課長は4つのホテルに投宿した。ベトナム3つ、タイ1つ。
まだ二つしかご紹介してないから本日は三つめのホテルについて書こう。ベトナムのホテルは
どれも安くて快適だったという印象が強い。本日ご紹介するハノイのこのホテルもまさにそうだった。

Hanoi Grand Hotel

ハノイグランドホテル。
名前だけだと、北京における北京飯店みたいに「その街一番の格式と伝統を誇る高級ホテル」ぽいけど
イ課長がプライベートで泊まるんだからもちろんそんなことはない。
ハノイ旧市街の一角にある小さな安ホテルなんだけど、ココがまた良くてさぁ・・・
f0189467_00142229.jpg
 

立地・利便性★★★★☆
ハノイ旧市街のゴチャゴチャした一角の、しかも大通りじゃなくそこから折れた細い道に面してるから
場所はわかりづらい。イ課長は到着してしばらくこのホテルと道路の位置関係が飲み込めなかった。

公共交通機関があんまりなくて(路線バスもサイゴンほどは見なかった。道が細いせいかな?)
観光は全て徒歩だったから交通利便性は評価しようがないけど、大まかに言えばホアンキエム湖と
ハノイ駅のほぼ真ん中。徒歩観光拠点としてはいい位置と言っていい。

ハノイの代表的繁華街だからメシ屋、土産物屋は周囲にいくらもある。缶ビールだって簡単に買える。
例のブン・チャー屋さんはホテルのすぐワキ。利便性に関して問題はない。


部屋★★★★☆
部屋は良かったねー。思った以上に広かったし、キレイだし、備品もいろいろあった。
これで値段が何と一泊22ドル、当時なら約2,200円だよ?2,200円で、ベトナムの首都で、
これだけの部屋に泊まれるのだ。
f0189467_00142249.jpg
 
東南アジアのホテルは全般的に安いけど(バンコクはそこそこ高いが)、ベトナムのホテルもまた
例外ではない。コストパフォーマンスは非常に高いと思うのだ。
f0189467_00142926.jpg
 
この、壁が丸くなってる小部屋が実はバスルーム。やけにモダンな設計。
f0189467_00143834.jpg
 
強いて難点を挙げるとすれば、朝食を食い終わって部屋に戻るとなぜか冷房が止まってたことくらいか。
どうも朝のある時間で館内の冷房の“元栓”を一斉に切るんじゃないかと思われる。だからエアコンを
つけようと思ってもつかない。もっとも、フロントに頼みに行くと動かしてくれたけどね。


バスルーム★★★★☆
丸い壁のバスルームの中はこんな感じ。
バスタブはなくてシャワーのみだけど、暑いベトナムじゃあんまり風呂入ろうって気にもならない。
外出から戻ってくるたびに何度もシャワーを浴びるわけで、バスタブの必要度は高くない。
冬の欧州じゃないんだし。
f0189467_00144140.jpg
 
 
朝食★★★★☆
ホイアンのホテルと同様に、ここもビュッフェ形式じゃなく、何種類かあるメニューからの選択方式。
イ課長はベーコンと卵、あとコーヒーという感じのセットにした。

まずコーヒー。ベトナムコーヒーじゃなくて普通のコーヒー。
f0189467_00140660.jpg
 
そして南国らしくフルーツが出る。写真撮る前にバナナ食うなっていうの。
f0189467_00140514.jpg
 
メインはこんな感じ。このベーコンはナイフで切るのも、噛み切るのもけっこう大変なものだった(笑)。
さらに目玉焼きと、例によって旧フランス植民地らしい美味しいフランスパンが1本。
f0189467_00140665.jpg
 
豪華というわけでもないし、選択肢豊富というわけでもないけど、いかにもベトナムの
(おそらく)親族経営の小さなホテルの朝食っていう感じだった。なにも不満はございません。


従業員サービス★★★★★
イ課長をして、このホテルを好きだと言わせしむる最大の要因は従業員、特にこのコの存在だ。
明るくて、気が利いて、ハキハキしてて、もうとにかくいいコなんだよ。フォンさん(仮名)という。
f0189467_00144529.jpg
 
初日にチェックインして部屋に荷物を置き、さて「初ハノイ」を散策してみっかっていうんでフロントに
カギを預けて外出しようとした。ただ、さっき言ったようにホテルと道路の位置関係をまだ飲み込んで
なかったから、この辺りの地図が欲しいと思って「地図はありますか?」って言いかけた。

ところが彼女はちーゃんと地図を用意してて、ホテルの位置をグリグリとボールペンで印をつけたくれる。
なんて気が利くんだ。それを見てイ課長が「ホテルがここ・・・ってことは、この道路があの道?」みたいに
位置を確認すると「イエス、あの道が地図のコレ、コレをこっち行くとレイクよ」と一生懸命教えてくれる。

よし何とかなるだろと思ってイ課長が「オーケイ、サンキュウ」って礼を言って出かけようとすると、
彼女はまるで出来の悪い弟を諭す賢いお姉さんのように、心配そうに眉を八の字にしてこう言った。

バット、ビーケアフル、ビーケアフル(でも気をつけてね、気をつけてね)、何かトラブルにあったら
 すぐホテルに電話くださいね


うわーなんていいコなんだろう。
これまで海外のホテルにあちこち泊まった。「初めてこの町に来た、何もわかってない外人です」って立場で
チェックインしたこともたくさんあるけど、そんな外人客をこんなに心配してくれる従業員に会ったことない。

ハノイがベトナムのほかの街に比べて特に治安が悪いはずはないし、道路を横断する時の危険度に関しても
道路幅の広いサイゴンに比べりゃ、むしろ少しはマシじゃないかと思う。それでも彼女にしてみりゃ、
「ハノイ素人」丸出しの間抜けヅラした外人(つまりイ課長)が到着早々トラブルに遭遇したら・・って
心配だったんだろうな。実際、そんな目にあった外人客が過去にいたのかもしれない。

とにかくすごく親身で、フレンドリーで、笑顔を絶やさずチャーミング。
フォンさんの多大な貢献によって、ハノイグランドホテルはイ課長にとってハノイ最高の宿なのである。

  

[PR]

by tohoiwanya | 2015-02-09 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2015-02-10 21:44 x
ぷりちーなホテルですね。
木目調な部屋で涼しそうです。

色も統一されているけど、、、除:冷蔵庫?
なぜ、冷蔵庫だけが水色なんだろう。あ、お菓子が置いてある!不慣れな外人が、お腹すいて、夜外へ出なくても済むようになっているのね。
Commented by tohoiwanya at 2015-02-12 00:24
>あ、お菓子が置いてある!

Bきゅうさん:
お菓子は食べませんでした。さすがに無料ってことはないだろうし、
不慣れなガイジンのくせにフラフラと出歩きまくってたし(笑)。
でもここはホントにぷりちーなホテルでしたよ。バイクが行き交う通りから
ちょっと入った細い路地に面してるから静かだし、フォンさん(仮名)はいいコだし、
ブン・チャー屋はホテルのすぐワキ。文句ないっす。


<< トムヤムクンヌードルを食らう      タイで食ったあれやこれや >>