2015年 04月 09日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 34

さて、それでは2013年6月東南アジア旅行ネタの(たぶん)最後を飾ってバンコクのホテルだ。

バンコク中心部には「地下鉄とスカイトレインの両方の駅がある」繁華街が2カ所あって、
一つはイ課長が1996年出張で歩きまわって多少は土地カンのある(地下鉄の駅だと)シーロム。
もう一つが全く未知の(同じく地下鉄の駅でいうと)スクンビットだ。

このどちらかの繁華街に宿をとれば、スカイトレインと地下鉄の両方にいきなり乗れるから便利。
ちなみに、シーロムにはゴーゴーバー・エリアとして有名なパッポン通りがあり、スクンビット
には同じく大ゴーゴーバー地帯のソイ・カウボーイがある。ゴーゴーバーでは大差はない(笑)。

で、結局イ課長はまだ全然行ったことがなかったスクンビットのこのホテルをとってみたのだ。

Manhattan Hotel

バンコクにあるのに、なぜかマンハッタン・ホテル。なぜこういう名前なのかは不明。
スクンビットのソイ15をちょっと入ったところにある。大通りに面してはいないけど、
構えはなかなか立派げなホテルだった。


立地・利便性★★★★☆
スカイトレインや地下鉄の駅まで歩いて3〜4分ってところか。
周囲はTerminal21みたいな巨大ショッピングモール、ファーストフード、安食堂、コンビニ、
さらにTシャツやらニセモノ腕時計やら売る屋台に至るまでゴチャゴチャあってすごく賑やか。
観光移動、買い物、食事、缶ビール調達等々あらゆる点で便利な場所だった。
スクンビットってこの時初めて来たけど、すげー賑やかなエリアなんだね。
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それでも星5つじゃないのはなぜか?
前にも書いたけど、このホテル、そのスジで有名な「援交カフェ」のすぐ近くだったんだよ。
夜になるとそこらに立ってる夜のオネエサマたちから「オニーサン、ハナサナイ?」なんて
声をかけられながらホテルに帰ることになる。その点を考慮して星4つ。ま、イ課長は17年前に
シーロム周辺でポン引きの海を泳いだお兄ぃさんだから別に驚かないが。


部屋★★★★☆
部屋は良かったよ。思ったより広くて、設備もしっかり。
このホテル、全体的にやや古めで、共有部分も部屋も全体的にピカピカの新品という感じは
ないんだけど、貧乏性の巨大ロボット1台が泊まるには十分すぎるくらい。
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バスルームもちゃんとバスタブつき。ま、南国タイじゃ外出から戻るたびに頻繁にシャワーを
浴びるからバスタブはなくてもいいんだけど、なきゃイヤという人もいるだろう。
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一つだけ困ったのは、空調メンテナンスか何かでエアコンの効かない午後があったことだ。
確かメークロン市場観光からクタクタになって戻ってきた日だったと思うけど、あの時は
さすがに困って冷房の効いたショッピングモールに避難した。


朝食★★★★☆
せっかく朝食つきで泊ったのに、1泊目はアユタヤ観光、2泊目はメークロン市場行きでともに
早起きしたから、朝メシは3泊目しか食わなかった。すごくもったいないことをした。
朝食はビュッフェ形式で、品数もけっこうあってなかなか良かったよ。洋食系中心だったけど
チャーハンやお粥があるあたりはアジア的というべきか。
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従業員の態度★★★★★
実はこのホテルにもちょっと忘れ難いおじさんがいるのだ。

17年前、出張でバンコクに来てシーロム近くのホテルにチェックインした時、中学生くらいの
男の子のボーイが部屋まで荷物を運んでくれた。こりゃチップをあげないとマズいだろうけど、
こっちは空港で初めてバーツを両替し、タクシーで初めてバーツを使った直後で、硬貨や紙幣も
ロクにわかってない。

しょうがないから適当なコインを渡したら、どうもそれは50バーツだったみたいで、あとで
現地駐在オジサンから「そりゃ、君、やりすぎだよ」と言われてイタく反省したことがある。

マンハッタンホテルでもおじさんが部屋まで荷物を運んでくれた。あわわ、またチップあげなきゃ。
といっても17年ぶりのタイバーツだからさっぱりわからん。とりあえず「やりすぎ」でもいいから
ひとつだけあった硬貨(今にして思えばたぶん10バーツ)を彼に渡した。

彼は一瞬そのコインを見て「これは小さすぎるお金ですからお返しします」みたいなことを言って
イ課長に返してきた。げげ!しかし空港で両替したばっかだからあとはデカい札しか持ってないよ。

「ごめん、これしか小銭を持ってないんだ」と言うと、彼は「いいんです、いいんです」と言って
去っていった。後でツラツラ確認してみたら、どうも50バーツ硬貨って今はない(か、流通してない)
みたいなんだよね。硬貨じゃなく、50バーツくらいの金額を紙幣であげるべきだったんだ。
またチップで失敗しちまったぜ。あのおじさんには悪いことをした。

しかし神はイ課長に名誉挽回のチャンスをくれたのだ。
バンコク最後の夜、ホテルに戻って荷物をピックアップしてタクシーを呼んでもらったんだけど、
その時荷物を玄関まで持ってきてくれたのがあのおじさんだったんだよ。すぐわかった。

玄関でタクシーを待つ間、彼に話しかけてみた。「私を覚えてますか?」
おじさん、こちらを見ずに、かすかに笑って「イエス」と答える。

「3日前、私はチップをミステイクした。でも今は大丈夫」そう言って彼の手にお札を握らせた。
よく覚えてないけど複数枚のお札、合計すると100バーツ近くの金額だったと思う。
彼はそのお札を見もせずに、スマートにスッとポケットに入れて「サンキュウ」とお礼を言う。
最後に握手しておじさんと別れてタクシーに乗った。

こうして胸のツカエがひとつ取れたような気分になって空港に向かったイ課長なのでありました。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-09 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2015-04-09 21:11 x
マクラ評論家のBきゅうとしては、マクラが4個というのはよろしいと思いまする。でも、ベッドの上にあるものは何?ねまき? おじさんに、チップ渡す機会があってよかったですね。めでたし、めでたし。
Commented by tohoiwanya at 2015-04-10 11:24
>ベッドの上にあるものは何?ねまき?

Bきゅうさん:
あははははは!あれ、私が脱いだズボンですよ(笑)。
ホテルの部屋の写真は大体到着早々に撮ることが多いんだけど、
その写真にズボンが写ってるってことは、イ課長はこの写真を
下着パンツ姿で撮ったのかなぁ?それとも短パンに着替えてから
撮ったんだろうか?(どうも前者っぽい気がする)


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