2015年 05月 15日

わっと ぽーー!その2

行こうという計画があったわけじゃないから、ワット・ポーについては事前の情報収集も全然してない。
「あっちはさっき見たよな」とか「あのデカい建物にはまだ入ってないか」とか考えながら、
テキトウに歩き回ったわけだ。境内は広く、黄金仏はそこらじゅうにいる。

その中で、外国人観光客を掃除機のように吸い寄せる、とりわけデカいお堂があった。
きっと何かスゴいものがあるに違いない。イ課長もガイジン観光客の一人として吸い寄せられてみた。
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
           ぎゃぁあ
 
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ちょっ・・・な、なんだこれわ。
東南アジアには“寝釈迦”の像がよくあるっていうのは知ってた。写真でも見たことがある。
しかしこんな超ビッグでヒュージでトレメンダスな寝釈迦がワット・ポーにあるたぁ存じやせんでした。

とにかくベラボウな大きさだよこりゃ。今調べたところでは高さ15m、長さ46mあるらしい。
これまた今調べたところでは奈良の大仏様、あれの高さが蓮華座を合わせると約18mあるんだって。
もしこの寝釈迦がムクッと起き上がって奈良の大仏と同じポーズをとったらはるかに大きいはずだ。
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こういう巨大なモノを写真に撮る場合、「遠くから全体を撮る」というのが基本なんだろうけど
この寝釈迦の場合、お堂の中という空間的制約があるからそれは不可能だ。お堂の中で撮ると
ものすごい“接写”ということになるけどしょうがない。


その大きさに驚き呆れながら歩き続けると、ようやく足が近づいてきた。
足の指の長さが全部同じだ。そんなバカな。しかしこの足をこういう造形にした理由はあとでわかる。
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この地点から振り返って顔を眺めるとこんな感じ。何だかもうワケのわからない物体に見える(笑)。
手前にある巨大な金色の構造物と、遠くにある顔とが同じ人間に属するものとは思えぬ。まぁいい、
とにかく足の方に行こう。ワット・ポーの超巨大寝釈迦像、この足の裏がまた必見のポイントなのである。
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じゃーん。足の裏はこうなってる。
さすがはお釈迦様。足の裏にも曼荼羅的宇宙が収められているのである。コレを描く(というか、彫る?)
必要があったから、こんな長方形でマッタイラな扁平足にしたわけだ。
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足の裏のところから仏様の顔を眺める。うーむ・・何度も同じ感想で申し訳ないが、
はるか彼方にある顔と手前にある足の指が同一人物のものとはとても思えぬ。つうか、それ以前に
これが足の指に見えぬ(笑)。
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ここまで来たんだから、表に比べて見学者の少ない寝釈迦の背中ガワも見てみようではないか。
反対側に回るとこんな感じ。ちょいとばかり「金色の鉄人28号」っぽいようにも思える(笑)。
ここからまた頭までの遥かなる旅(やや大げさ)が始まる。
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寝釈迦が寝ている枕というのかクッションというのか、これがまた近くで見るとスゴい。
ものすごくデコラティブな模様のあるクッションだ。こんなクッションで寝てたのか、ホトケ様。
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ようやく頭頂部まで来た。ここをグルリと回ると最初に入り口があったお釈迦様の顔のところに行くわけだ。
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いや長い旅であった(やや大げさ)。この超巨大寝釈迦こそがワット・ポー最大の見ものなのは間違いあるまい。
まぁ確かにバンコク市内観光の必見スポットになるだけのことはあると思う。しかし同時にタイ人と日本人の
仏教美術観の違いを考えさせてくれるスポットとも言えるだろう。おそらく普通の日本人がこの寝釈迦を見れば
有りがたいとか尊いとかっていう感想より「べらぼう」という印象しか残らないんじゃないか?

とにかく全然知らずにフと入ったお堂の中にコレがあったわけだからさ、タマゲたよ、イ課長は。

 
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by tohoiwanya | 2015-05-15 00:08 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(2)
Commented by ふじっこ at 2015-05-24 17:44 x
旅先で、何の予備知識もなくスゴイものを見た時ってテンション上がりますよね!!

我が家では、私:事前に調べまくって予定を組む人、夫:何の予備知識も持たずについてきて、私の10倍感動する人です。
一回役割を交代してほしい。。。
Commented by tohoiwanya at 2015-05-24 22:31
>私:事前に調べまくって予定を組む人

ふじっこさん:
あはははは。その役割分担はたぶん今後も変わらないでしょうね(笑)。
ご主人に「たまにはアナタが調べておいて!」って言っても、やっぱり不安だから
結局自分で調べずにはいられないという・・。
ウチの場合どうだろうなぁ?二人で日帰りブダペスト行ったときなんかは、二人とも
事前調査がズサンで「どっちも頼りにならない」状態だった気がする。


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