2015年 06月 29日

クロントゥーイ・スラムに行ってみる

クロントゥーイ市場の次にイ課長が向かったところ。それはスラム街なのである。
バンコク最大規模の市場の近くにバンコク最大規模のクロントゥーイ・スラムという場所がある。

何だってまたスラムなんかに?とお思いなのはごもっともだ。
何せスラム。キレイなものなんて何もないはずだ。最近は治安も多少は改善された
らしいとはいえ、好きこのんで行く場所じゃないだろ。

しかし好きこのんで行きたい理由があった。
それはこのクロントゥーイ・スラムが線路長屋になっているのを知ったからだ。

アジア線路長屋。
イ課長がコレを好きなことはもう改めてご説明するまでもないだろう。
クロントゥーイにソレがあるというなら見たい。たとえそこがスラムであろうとも、だ。

考えてみれば、線路長屋ってそもそも居住環境良好とは言い難い線路ギワに住むくらいだから
住民が裕福な人たちじゃないのは十分想像できるところで、ハノイで見た線路長屋だって
ボロッちい家が連なってた。線路長屋っていうのはそこにスラムという名がつくかどうかは
別としても、貧しき人々の住むところっていう性格がつきまとうのかもしれない。

とにかく行ってみよう。場所がよくわからなかったんだけど、市場を出たら地面に線路があった。
これを辿っていけば線路長屋に行くことができるに違いない。
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線路の上をどんどん歩いていくと、おおお、見事なまでの線路長屋風景が見えてきたぞ。
うーーーんコレですよコレ。腹を壊してたことも忘れ、線路長屋マニア・イ課長の血が騒ぐ。
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しかしこの線路は今でも使われてるのかねぇ?線路の上面が錆びてないってことは、
時々使用されていると推測されるけど、フワランポーン駅に直結してる幹線の線路とは
さすがに思えないよなぁ。貨物専用線みたいな感じで使ってるのかな?
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上の写真の線路の先の方に黒い物体があるじゃん?これ、線路に寝てる黒犬なのだ。
「まーた線路の真ん中に駄犬がいるワ」と思って写真を撮ろうとした。すると、今まで寝てた黒犬が
急にスクッと立ってトコトコ歩き始める。
「あのイヌ、自分が撮られそうなのに気付いたのかな?」と思ったその時・・・イ課長も気づいた。
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ガガガガガガガガガガガ・・・!!!

後ろから何やら異様な騒音が近づいてきた。フと後ろを向いたイ課長は驚いて飛びのいたよ。
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ひょえーーー。線路の上をけっこうなスピードで何かが通っていった。
あのイヌはこの通過音をよく知ってるから早めに起き上がって移動していったんだな。
こっちはまさかあんな音でこんなモノが通過すると思わないから直前まで気づかなかった。
危うくはねられるとこだったじゃねぇか。あっぶねー。

しかしアレ、なんだろうなぁ?作業員らしき人間が乗ってるから保線用の作業車両だろうか?
車両っつうよりトロッコみたいだよねぇ。

アレが通過し終わると、線路長屋はまだのどかな静けさに包まれる。
ニワトリもうろついてるよ。左奥は置物のニワトリ、右手前は生きたニワトリと思われる(笑)。
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冒頭書いたように、ここは一応クロントゥーイ・スラムっつうくらいで、スラム街とされている。
でもムンバイで見たスラム街なんかに比べればずっとマシで、荒廃した感じはない。
夜間はともかく、昼間だったら治安の心配も少なそうだよ?イ課長は人なつこそうなジイさんから
「ハロウ」なんて挨拶までされちまった。こんなところに来るガイジンは珍しいのかもなぁ。

そりゃまぁ確かに高級住宅街とは言えないけど、貧民窟って感じでもないよ?
これだって衛星放送のアンテナだ。テレビで衛星放送見るくらいだからソコソコ文化的な
暮らしはできてるんじゃないのかなぁ?
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おっと、線路に面して床屋もある。うーーー今度は海外床屋マニア・イ課長の血が騒ぐぜ。
こういう床屋で刈ってもらいてぇ〜。この時は年末避寒旅行だったから出発直前に日本で
髪を刈ってきてしまったことを激しく後悔した。
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しばらく歩いていくと、お?この辺で線路長屋はおしまいみたいだ。
「バンコク最大のスラム」っていうほど広大には思えなかったけど、線路の両側にずーーっと
同じような家が密集して広がってるのかもしれない。
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クロントゥーイ・スラム。モノの本を読むと「夜は治安ヤバいところ」なんて情報もある。
しかし昼間歩いた限りじゃハノイの線路長屋と同様、危ない感じは全然ない。
観光コースじゃないからガイジンが来ることはメッタにないはずだけど、住民たちは
そんなガイジンに対してむしろ人なつこく接してくる感じすらある。

クロントゥーイの線路長屋はなかなか良かったから、次回もう一度。
線路長屋の子供たちの写真を特集でご紹介しようと思うのである。

 
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by tohoiwanya | 2015-06-29 00:20 | 2013.12 バンコク旅行 | Comments(4)
Commented by マダムKenwan at 2015-06-29 05:25 x
イ課長さん、お得意の線路長屋ですね!
ウィーンからバーデン行きの市電でも、確か一箇所
住居が超接近しているところがあったような気がしているのですが、、、スラムというわけじゃないけれど。。

犬は、何故かみんな太り気味じゃありませんか?

しかし、予告もなしにガガガガっとやってくる。
危なかったですね。
Commented by eriricom at 2015-06-29 21:51
素晴らしきかな、線路長屋(≧∇≦)
ずっとそこに住めと言われたら抵抗があるかもですが
観光としてはホントに素晴らしい場所です。
血が騒ぐの、とてもよく分かります!

次回はそこに住む子供たちの写真ですか…。
ものすご~~く楽しみにしてますね!
Commented by tohoiwanya at 2015-06-29 23:38
>ウィーンからバーデン行きの市電でも、確か一箇所住居が超接近

マダムKenwanさん:
ほぉぉウィーンの市電にもあるんだ。欧州だと普通の鉄道じゃまず
線路長屋ってないでしょうけど、路面電車にはけっこう残ってそうですな。
東京でもかつての都電の町屋駅周辺はほんのちょっとそんなムードがあった。
しかし東南アジア〜インドあたりは線路長屋、探せはいっぱいありそう。
フィリピン、インドネシア、ミャンマーあたりにはいずれ「線路長屋紀行」しに
行きたいくらい(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2015-06-29 23:56
>素晴らしきかな、線路長屋(≧∇≦)

eriricomさん:
線路長屋はいかにも「アジア!」って感じで、引き寄せられますねぇ。
次回ご紹介するように、このクロントゥーイの線路長屋では
住民(子供たち)の明るい笑顔の写真を撮ることもできたので、
特に思い出深い。
ハノイ駅北の線路長屋、ぜひ行ってみて下さい。あー私ももう一度ハノイ行きたい!


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