2015年 08月 19日
バンコク中心街で爆弾テロ発生。 中心街ってどこだろ?バンコク市街地だったらイ課長が行ったことある場所っていう 可能性もあると思ったけど、ニュースを読んで驚いた。 あのエラワン廟かよ!(下の写真はロイターのもの) エラワン廟つうたら確かにド中心街だ。イ課長も行ったことある。 しかしあれって一応宗教施設だろ?宗教施設で爆弾テロってヒドい。 去年の9月の旅行でも滞在最終日にエラワン廟に立ち寄った。 スカイトレインの駅もすぐだし、この辺には巨大ショッピングモールがたくさんあるから、 最後に土産物を買い物した時にフラッと寄ってみたのだ。 バンコクじゃ「願いがかなうエラワン廟」っつうんで大人気で、いつ行っても人が絶えない。 願いがかなった人はお礼参りに来て、舞踊を奉納?したりするんだよね。ここのタイ舞踊の ダンサーを以前美女図鑑でご紹介したこともある。 そんな、バンコク屈指のパワースポットと評判の場所で爆弾テロに遭うなんて・・・ 願い事しに来た参列者はもちろん、供物の花を売るおばちゃんたちも犠牲になったはずだ。 ご冥福をお祈りするなんて言われても、理不尽すぎて本人たちは死にきれないよなぁ。 海外旅行に行けば誰でも行き先の安全や治安を気にする。 一番“身近”なのはやっぱスリやカッパライ、強盗、旅行者狙いのサギといった「犯罪系」か。 しかしいくら「この国は治安がいい」って言っても、犯罪系リスクゼロの国なんて存在しないわけで、 結局旅行者本人が気を付けるしかない。ただ、犯罪系の唯一の救いはこの「本人の注意」が 実際にリスク対策としてかなり有効であるという点だ。 しかし今回みたいな爆弾とか銃撃だなんていう「テロ系」になると旅行者は注意しようがない。 まぁ「テロ確率の高そうな国」を避けるといった本人のリスク回避努力も多少は有効だけど、 今回のエラワン廟のテロなんて事実上確率と運に支配されてると言っていい。行ったこと ある場所だけに、イ課長が巻き込まれてても何の不思議もなかったよなぁと思うワケよ。 海外旅行のキケンでもう一つ重要なのが「事故系」だ。典型的なのが飛行機事故。 これまた旅行者本人はほぼ完全に無力。確率と運のみに支配された世界。旅行者の努力で 飛行機事故リスクを低減させたければ旅行をやめろってことになっちまう。 バンコクの、よく知ってる場所で爆弾テロと聞いて、海外でのキケンというものについて いろいろ考えて、ついこんな記事を書いてしまいました。 バンコクの爆発で重傷を負った日本人男性、帰宅途中に偶然通りかかっただけなんでしょ? 彼には油断も落ち度も不注意も全くなかった。まさに天から降ってきた災難だ。 重症だけどなんとか容態は安定してきたようで、とにかく一日も早い回復を祈りたい。 結局のところ、自分で気をつけることで防げるキケンなんてけっこう限られてる。 「テロ系」や「事故系」となると、ある意味運を天に任せて行くしかないわけだけど、 そうやって9月にまたイ課長も海外に行くのである。無事に帰ってこられるだろうか・・
by tohoiwanya
| 2015-08-19 00:17
| 出張・旅行あれこれ
|
Comments(6)
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beijaflorspbr at 2015-08-19 22:54
イ課長さん、仰る通り海外にいて危険な事件を回避する方法は難しく、
そのほとんど偶然通りかかった、とか偶然その飛行機に乗り合せた ということに尽きるのかもしれません。 当地でも、1週間前に市内西へ25キロほど行った郊外都市で、 一晩に19人が殺害されるといった事件が起こったばかりです。 日本の友人は「大丈夫なの?」と心配してくれますが、 何も街中弾が飛び交っている訳じゃないので。。。と 説明しなくてはなりません。 なるべく危険なところには近づかない、航空会社も比較的 安全安心なところを選ぶしかないのでしょうね。 バンコクにも一度は行ってみたいものです。
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tohoiwanya at 2015-08-20 13:19
>危険なところには近づかない、航空会社も比較的安全安心なところを選ぶ
ハチドリさん: ほんと、自己防衛手段としてはそれくらいしかないですよねぇ。 それでも「危険確率が多少減る」くらいで、絶対安全ということにはならない。 どこにも行かずにウチにいれば安全かっていうとそんなこともなくて、 東京じゃ先日、調布飛行場を離陸した小型機が近所の住宅地に墜落して、 搭乗者だけじゃなく家の中にいた人も一人亡くなったんです。 調布ってウチからも自転車でいけるくらいの距離で、翌日会社行ったら 「あれはイ課長さんチのそばじゃないの?」なんてけっこう聞かれました。 でもまぁ自分の運を信じて私はまた9月に海外行きます。 ハチドリさんもぜひバンコクに(笑)。
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Bきゅう
at 2015-08-20 21:25
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こういうのは比較的どこでも起こりえることですよね。日本で、家にいても飛行機が落ちてくるかもしれないし、新幹線で火事もあるだろうし、お祭りに行ってもガスボンベ爆発とか。ただ観光で海外に行かれるなら、今の日本のマスコミと自己責任の風潮を考えると、避けられるところは避けたい、または、危険度に応じた対処(というか、周囲が納得できる対策)が必要かと思います。うーんと、イ課長さんの場合は、昼間のうちにびーるを購入しておいて、夜は出歩かないかな。
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tohoiwanya at 2015-08-21 01:06
>昼間のうちにびーるを購入しておいて、夜は出歩かない
Bきゅうさん: ええええええーーー?!(←抗議の叫び) まぁ私の場合、確かに晩メシだビール調達だ散歩だっていうんで、海外で夜フラフラ出歩くことが多い。 そういう時、自分が「男」で「やけに長身」で「(一般にイメージされる)日本人ぽくない」っていう 身体的条件が大きなアドバンテージになってるな、というのはいつも思いますね。 もし私が「女性」で「小柄」で「どっから見ても日本人」っていう身体的条件を持っていたら、 初めての街を夜一人で散歩っていうのは躊躇するはず(でもビールは買いに行くはず)。
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ふじっこ
at 2015-08-21 20:27
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こんばんは~
モスクでテロとかならありそうだけど、仏教のおてらでテロって確率低そうですよね。。。。 そのうち行ってみようと思っていた場所だけに、かなりショックです。 先週、ホーチミンのデタム通りで信号待ちしていた時、目の前にいた白人の女子二人組が不運にもバイクの男二人組からタブレットを引ったくられた現場に遭遇しました(*´Д`) 一瞬でした。 目撃しただけなのに怖くて鳥肌立ちました。。。 きっと前々から目をつけられていたのだと思います。やっぱり女だけだと狙われやすいんですね。。。 歩道のある所ではなるべく車道から離れて立つとか、貴重品をみえるところに持たないとか、基本的な事だけど、大事だなー。と思いましたです。あの勢いで引きずられたら、大怪我です。
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tohoiwanya at 2015-08-22 00:03
>バイクの男二人組からタブレットを引ったくられた現場に遭遇
ふじっこさん: あーそれ、似たような話をアンコール遺跡ツアーで一緒になった日本人カップルの 女性の方から聞いた。サイゴンで首から下げてたデジカメをバイク野郎にひったくられた。 その時たまたまデジカメの首ストラップが切れたから、ある意味良かったけど、それがもし すごく頑丈なストラップで、バイクにひきづられてたら・・と思うと恐ろしい。 サイゴンは女性を狙ったバイクひったくり、多いのかなぁ?ベトナムは日本の女性にも人気の 旅行先だけど、くれぐれも気をつけていただきたいものです。 |
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