2015年 10月 05日

東南アジアで一番マイナーな国

2014年旅行ネタに戻る前にもうちょっとラオスについて書かせてくれ。
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去年の旅行から帰国して、イ課長が周囲の人と交わした会話はおおむね以下のようなパターンだった。

イ課長さん、どこ行ってきたんですか?
ちょっとね、カンボジアへ・・・
うわーー、じゃアンコール・ワット見てきたんですか?
見てきたよ。素晴らしかったぜー

てな具合に、まず相手の「アンコール・ワット反応」があり、その反応から話が続いた。
では今年はどうだったかっていうと・・・

イ課長さん、どこ行ってきたんですか?
実はラオスに行ってきたんですよ・・・
ラオス・・・って・・何があるんでしたっけ?
「うーん・・まぁこれと言って大したものはないんですけど、町全体が世界遺産になってるっていう
 イイところがありましてねぇ

何て町ですか?
ルアンパバーン
・・・・??・・はぁ・・

話はいつもここで終わる(笑)。
同じ緩衝国家でも「世界の観光地アンコール・ワット」があるカンボジアとは大違いで、
イ課長もだんだん説明するのが面倒臭くなってきた。
で、しまいに会話は以下のようなパターンをとることが多くなったのである。

イ課長さん、どこ行ってきたんですか?
今回はね、東南アジアで一番マイナーな国に行ってきたんですよ
一番マイナー?・・・・・・ラオス?

一番マイナーな国って言って、みんな一発でラオスって当てるところが情けない(笑)。
まぁことほどさように観光旅行先としてラオスはマイナーな存在であり、ラオスで
ヴィエンチャン以外の地名を知ってる人は皆無。ラオスの首都を知らない人だって多い。
イ課長だって2年前まではルアンパバーンなんて地名、全然知らなかった。
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しかし待たれよ。
ラオスに対する「マイナー観光国イメージ」、海外じゃこれがガラリと変わるんだよ。
たとえばこんな感じ。

(出所不明)欧米人が住みたい街ランキング   第一位 ルアンパバーン
2008年 NYタイムス いま行くべき国ランキング 第一位 ラオス
2015年 英国の旅行雑誌「Wanderlust」 満足度の高い観光都市ランキング
     第1位 ルアンパバーン
 (参考)第4位 京都
     第5位 ホイアン
     第7位 ベルリン
     第9位 ウィーン
     第10位 クラクフ

とにかく欧米におけるラオス、およびルアンパバーンの人気はものすごいのである。
ちなみに、Wanderlustのランキングではルアンパバーンは●年連続●回目ってくらい
1位の常勝都市らしい。もうとにかく大変な人気なのだ。
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日本人がマイナー国と思ってる間にアジアの観光市場は大きく変わってたんですねぇ。
実際、ルアンパバーンじゃ欧米系旅行者がすごく多かった。中国人や韓国人も多くて
日本人はむしろ少ない(ホイアンもそうだったが)。ラオス、特にルアンパバーンは
今やアジアの超メジャー観光スポットとして世界的にブイブイいわせてるのだ。
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ルアンパバーンの見所や遊び場所が他に比べて多いってわけじゃない。むしろ少ない。
上のランキングでもそうだったように、観光する・遊ぶというより、しばらくのんびりと
住みたい場所として人気が出る方がうなづける。

とにかく日本におけるラオスのマイナーさ、ルアンパバーンの知名度の低さはイ課長としても
ジクジたるものがある。当面は昨年旅行ネタを書くことになるけど、時々ラオスネタをはさんで
ラオスの良さについて紹介していきたいと思っているのである。

それにしても・・だよ。
Wanderlustのベスト10の中で、1位のルアンパバーン以外に(参考)として書いたけど
イ課長が行ったことある街があと5つあるというのは何となく気分のイイものだな(笑)。

  
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by tohoiwanya | 2015-10-05 00:06 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(8)
Commented by Bきゅう at 2015-10-05 03:54 x
Bきゅう的には、ラオス/ビルマ/カンボジアと、タイ/ベトナムはちがいますね。やっぱ、渡航安全レベルが全体的に違うから。日本でラオスがマイナーな理由はそういうところにもあるのではないでしょうか。
Commented by ふじっこ at 2015-10-05 08:05 x
おはようございます~

私がルアンパバンに行ったきっかけは、まさにどこかで「今行くべき街第一位」っていうのを見たからです(^_^)
おぉ。そんなにイイなら一回見に行ってやろうじゃないか。ってな具合で。

で、やっぱり、何にもないけど、なんか落ち着く。なかなかイイじゃないか!と思ったわけで。

外国人に特に人気なのって、のんびりした雰囲気もあるけど、早朝行われるアレを見たい!っていうのもあるんじゃないですかね~( ^ω^ )
Commented by tohoiwanya at 2015-10-05 11:49
>やっぱ、渡航安全レベルが全体的に違うから

Bきゅうさん:
まぁそれも影響してるかもしれないですねぇ。
ちょっと興味があったので、日本人の海外旅行渡航先の多い順ランキングトップ50を見てみたら
カンボジアが約15万人で25位、ラオスが2.3万人で45位、ミャンマーはトップ50位以下(2010年データ)。
地理的、利便性(ともに直行便なし)が同じくらいなのに、カンボジアの方が6倍以上
多いっていうのは、やっぱアンコールワットという決定的観光資源の存在なんだろうなぁ。
渡航安全レベルっていう点だと、カンボジアもラオスも同じくらい危険は感じなかったけど、
ラオスの方がハエは多かったな・・・。
Commented by tohoiwanya at 2015-10-05 11:55
>まさにどこかで「今行くべき街第一位」っていうのを見たからです

ふじっこさん:
おお、そうですか。ルアンパバーン人気ウナギのぼりですな。
私が前に歯医者の待合室かどこかで読んだ雑誌の「これを見ずして死ねるか」的な
海外ステキスポット、絶景スポット特集ではベトナムのホイアンが載ってて、
「ふふん、オレはもう行ってるもんね」というちょっとした満足を味わいました(笑)。

まぁ実際のところ、こういう雑誌に取り上げられる頃にはかなり俗化してるのも確かで、
ルアンパバーンの早朝のアレも、小学校の前に行ってみたら並んでるのは全員欧米人観光客で
さすがにちょっと興ざめ。むしろ少しはずれたところで地元のおばちゃんたちの喜捨を見る方が
ずっと感動的でした(特にお坊さんが通りすぎた後)。

Commented by 8-8 at 2015-10-05 13:42 x
10年くらい前、ラオスに行きたい!と強く思っていたのですが、ビエンチャン・ルアンパバーン間はバス移動のみで、山賊が出る確率が高いと言われて踏みとどまったのですが。
(教えてくれた彼は、その直前にカンボジアで日本語教師をしていた)
今は全然そんなことも無いのでしょうかね。女性一人旅なんかでも楽しめる国なんでしょうか。
真偽のほどは、これからの旅行記を楽しみにしています。
Commented by tohoiwanya at 2015-10-05 15:36
>ビエンチャン・ルアンパバーン間はバス移動のみで

8-8さん:
げー。10年前は飛行機なかったんですか?そりゃちょっと・・・。
ヴィエンチャン→ルアンパバーン間バス移動というのは私も一応検討はしたんですけど
素直に飛行機にしました。山岳ゲリラみたいな連中がいたって話は私も読んだことはありますが、
実際に被害にあったっていう話は全然聞いたことはないですねぇ。
とにかくバスは時間がかかるし(9~10時間とかで完全に一日仕事)、やたら道がデコボコで
揺れてキツいらしいし、私ももう老境だし(笑)、今回は飛行機。

今は女性一人でも問題ないと思います。今回、ヴィエンチャンの空港で見かけて
ルアンパバーンで再会した日本人女性も一人旅でしたし。ルアンパバーンのナイトマーケットは
エスニック系小物雑貨が好きな女性なんかには失禁ものの充実ぶりですよ~。
Commented by piki at 2015-10-09 23:38 x
こんにちは、

ラオス、もうマイナーな国じゃないですよー。
タイでたむろしていたバックパッカーが、物価の高いタイをすてて
ラオスに移動してるので、いまや、ヨーロッパ人のめっか(らしいですー、いったことないので、
らしいとか言えません)
Commented by tohoiwanya at 2015-10-10 15:45
>ラオスに移動してるので、いまや、ヨーロッパ人のめっか

ぴきさん:
それはちょっと聞いたことがある。バンコクあたりで“沈没”してた連中が
さらに物価の安いトコを求めて行く先がラオスとかカンボジアらしい。
プノンペンあたりも「旧バンコク沈没組」がけっこういるらしいですな。
でもルアンパバーンの町を歩いてる限りじゃ、いかにも沈没組って感じの連中は
あんまり見かけなかったなぁ。ごく普通のバックパッカーが多かった。
ルアンパバーンよりヴィエンチャンにそういうテアイが多いのかもしれません。


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