2015年 10月 12日

プノンペン・道路交通事情

プノンペンについちゃもうちょっと書きたいことが残ってるのでプノンペンネタを続ける。

サイゴンやハノイほどじゃないけど、プノンペンの町もバイクはすごく多い。
特に市内中心部の一般道路あたりは「車よりバイクの台数の方が多い」って感じなんだけど、それでも
下の写真みたいに空港に向かう幹線道路になると、こんどは車の台数がグッとふえる。
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バイク事情に関しちゃベトナムはけっこうスゴいものがあったけど、カンボジアも負けてない。
ルイのフェラーリ号で空港に行くまでの間にいろいろ観察し、写真も撮ったのでご紹介しよう。

少なくとも運転者に関して言えばヘルメット装着率はすごく高い。しかし後ろや前に乗せた
同乗者がヘルメットしてる例はマレで、規制が「後ろの同乗者はかぶらなくてイイ」ことに
なってるんじゃないかと推定される。危ないなぁ~・・
しかしベトナムで「バイクに3人くらい乗り、運転者以外は全員ノーヘル」って光景は
すでに見慣れてしまったから、危ないとは思うけど驚きは少ない。
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後ろに乗った人が運転者にガシッとつかまらないっていうのもベトナムなんかと同じ。これはたぶん
東南アジア共通なんだろうけど、これも見てると危なっかしいんだよなぁ。後ろが小さい子供なんかだと
ちょっとしたヨロメキや振動で振り落とされないかとヒヤヒヤする。

これもそう。リアシートに板を乗せ(板はゴムで固定してあるっぽい)、その上に野菜を乗せてる。
しかし野菜がヒモか何かで固定されている様子はない。このバイクがちょっと何かの凸凹にはまって
がくん!とゆれたりしたら、運転手は無事でも後ろの野菜は確実に道路にブチまけられるはずだ。
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うぉっと、サイゴンでも3人乗りは当たり前でしたが、プノンペンでは4人乗りの出現です。
同乗者人数ならベトナムに負けないぞというところでしょうか。そのうえ全員ノーヘルです。
赤ん坊までいます。怖いです。みなさんマネするのはよしましょう(しないよな)。
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うぉおおっと4人程度で驚いてもらっちゃ困るぜ。そこどけそこどけ5人乗りバイクのお通りだい。
軽々と記録更新です。こちらも全員ノーヘルです。おーまいがーっ。
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幸いにして6人乗りを見ることはなかった(笑)。
 
道路沿いにはこんなバイク修理屋(後ろにあるのがたぶんバイク用タイヤだと思う)がよく目につく。
バイクがこれだけあって、タイヤは安物が多いとしたらパンクはけっこう頻繁に起きるだろう。
前日に行った市場でもタイヤをズラリと並べた店を何軒も見かけたけど、バイクの修理、特にパンクの
修理ってそれなりに商売になるんだと思うよ。しかしこの女のコたちがパンク修理するのかね?
女性メカニックってこと?かっちょええやん。
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さらにこんな写真も撮ったのでご紹介しよう。プノンペンのガソリンスタンドの価格表。
ディーゼル用(つまり軽油だと思われる)が5,050リエル、(たぶん)レギュラーが5,250リエルで
(おそらく)ハイオクが5,450リエルと書いてあるんだと思われる。当然リッター単価だろう。
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興味があったのでちょっと計算してみた。「1,000リエルが25セント」という換算でいうと・・

軽油     約126円/L
レギュラー  約131円/L
ハイオク   約136円/L


ふーーむ。これがプノンペンにおけるガソリン相場ということか(2014年9月時点)。

日本のガソリン相場を知らないんだけど(←車持ってない男)、ちょっと調べてみると、
2015年10月12日集計の東京のガソリン代がレギュラーで126.2円/Lだと。ってことは
昨年9月のプノンペンと今年10月の日本のガソリン価格は同じ・・つうか、プノンペンの方が
ほんのちょびっと高いじゃん。一年の時間差はあるけどさ。

しかし日本とカンボジアでガソリン代に差がない、むしろアッチが少し高いって大変なことだよ。
例によって「缶ビール換算」で申し訳ないけど、プノンペンじゃガソリン1リットルのお金があれば
アンコール・ビア350ml缶を1.7本買える。

日本でビール350ml缶1.7本分っつうたら、300円近いんじゃないか?カンボジア人は「対ビール価格感覚」で
そのくらい高いガソリンを買ってることになる。まぁ日本もカンボジアも石油は100%輸入だから、
国の貧富にかかわらず結局同じような価格になっちゃうのかもしれないけど、カンボジア人にとっての
ガソリンって、日本で考えるソレより相対的にずっと高価なはずだ。

トゥール・スレン見学中にルイがイ課長を待ってた理由の一つもガソリン代だと思う。
市内を「流して」高いガソリンを消費し、いるかいないかわからない客をつかまえようとするより、
博物館の外でジッとイ課長(という確実な客)を待ってる方が費用対効果が高いんだよきっと。

こうしてプノンペンの道路風景を眺めていると、走ってるバイクはルイのフェラーリ号牽引バイクと同様
100ccくらいの小型ばっかりでボロいのも多い。カンボジアは東南アジアの中でも一人当たりGDPが
ミャンマーやラオスと並んで最も低い部類に属してるし、リッチな乗り物なんてあまり見かけない。
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でもさ、それはそれで「オレたちゃ貧しいけど今日も頑張って生活してるぜ」っていう感じが
伝わってきて、見てると楽しい。それもコレも平和だからこそ、だよなぁ・・・。

・・とはいえ・・だ。

とにかくくれぐれも安全運転してくれよな。プノンペン・ライダーたちよ。
家族5人がノーヘルで乗った状態で転倒なんかしてみろ。ヘタすりゃ一家全滅じゃねぇか。
もう見てるだけでオッカナくてしょうがないんだよ、イ課長は。

 
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by tohoiwanya | 2015-10-12 00:19 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2015-10-13 06:36 x
5人乗りとは。バイクを持っているって、日本でいうところの車を持っているような感じでしょうか。バイクも、ぼろぼろというよりも、ぴかぴかのも多そうですし、メットもテカテカ。持っている人は、丁寧に使っているのかなー。
Commented by tohoiwanya at 2015-10-13 11:52
>日本でいうところの車を持っているような感じでしょうか

Bきゅうさん:
たぶんそんな感じなんだと思います。
おそらく中古バイク市場というのもあるはずで、そういう所で購入したバイクは
かなり「時代がついた」モノなんでしょうけど、ピカピカの新車購入したら
けっこう自慢だろうから大事に乗るでしょうね。しかしいくら子供も混じってるとはいえ
5人載せてたら、100ccくらいのバイクにしてみりゃ「酷使されてる」感があるんじゃないかなー。


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