2015年 12月 04日

旅の空でも世間は意外に狭いらしい

海外で初めての土地を一人で旅すれば、当然のことながら現地には「知らない人」しかいない。
ところが今年9月の旅行では初めて行った街なのに「あらまぁ」っていう偶然の再会が
3回ほどあったのだ。びっくり度の少なかったケースからいうと・・・

偶然1(びっくり度12):
チェンマイ二日目。相乗りソンテウに乗ってドイステープを見に行った。帰路もほぼ同じメンバーで
相乗り。行きは10人、帰りは11人乗ってた。
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チェンマイ市内に戻って一人になってメシを食い、ホテルに戻ろうと思ってぶらぶら歩いていたら、
ありゃ?向こうから来る女性二人連れ(一人は白人、一人は黒人)・・さっきソンテウで相乗りした
同乗者の中にいた二人連れじゃん。こんなところでまた会うとは偶然。黒人の女性の方がイ課長のことに
気付いたようで、おやさっき一緒の車でしたね・・って感じで笑顔で挨拶を交わした。
まぁこのくらいの偶然だったら驚くほどじゃないよな。


偶然2(びっくり度67):
ヴィエンチャンのワッタイ空港でルアンパバーン行き飛行機を待ってた時の話。

ワッタイ空港の国内線待合室なんて小さな売店以外なーんもなくて、待ってる間することもない。
窓ギワ近くに喫煙所があったから、タバコでも吸うか。
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喫煙室から出る時、髪の毛を後ろで結んだ、日本人っぽい女性が一人で座ってるのが見えた。
顔はよく見なかったけど日本語のガイドブック読んでたから間違いなく日本人だ。ふーむ・・日本人の
若い女性のラオス一人旅。驚くほどのことじゃないだろうけど、ありふれたことでもないはずで、
きっと旅慣れた人に違いない。

飛行機は昼過ぎにルアンパバーンに着き、イ課長はその日の午後はひたすら徒歩で市内を観光。
夕方、汗ダクになってお待ちかねプーシーの丘登攀に挑んだのである。

てっぺんで写真撮ったりしてたら、髪の毛を後ろで結んだ日本人っぽい女性が後から登ってきた。
ありゃ?この人ヴィエンチャンの空港で見かけたあの人じゃないか?じっくりと顔みたわけじゃないけど
そうじゃないかなぁ?彼女も同じ飛行機でルアンパバーンに来たはずだから、夕方にプーシーの丘で
ばったり遭遇することは、確率的には低くても原理的にはあり得る話だ。で、下り階段のところで
思い切って声をかけてみた。

「あの、もし人違いでしたらごめんなさい。もしかして今日ヴィエンチャンから来られました?」
「ええ、空港で一緒でしたよね」

向こうもイ課長を見て同じようなことを考えていたらしい(笑)。
ラオスを一人旅するこの若き大和撫子。医療関係の難しいお仕事をする人で、お名前を仮にヤクさんと
しておこう。ヤクさん(仮名)とはこの後カフェでビアラオを飲みながら、しばし東南アジア旅行談義に
花を咲かせた。こういう偶然は楽しいよね。
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ヤクさんとの偶然はさらに続く。彼女とはこの三日後、ルアンパバーン空港でもう一度バッタリ会った。
彼女はその後バンコクへ、イ課長はチェンマイに行くところで、ともにルアンパバーンに3泊した後
だったというわけだ。しばし再会を喜び合い、お互いの旅の安全を祈って別れた。


偶然3
(びっくり度93):
そのルアンパバーン空港からはヤクさんの乗るバンコク行きの方が先に出発した。
イ課長はその後に出たラオス国営航空プロペラ機(もちろんあのMA60ではない)に乗り、
無事チェンマイ空港に到着(写真に映ってるヘンなものは回転するプロペラ)。
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飛行機からターミナルビルまではバスで移動。よくある話だ。
そのバスに乗ってたら、見知らぬ欧米系紳士がトントンとイ課長の腕をたたく。ん?ん?何スか?
その紳士、ニコやかにイ課長にこう話しかけてきた。

「私はキミを覚えてるよ。ルアンパバーンでディナーの時に私たちの隣のテーブルにいたね」

ええッ?!い、いきなりそう言われてもトッサにどう反応していいかわからない。
ルアンパバーンで隣のテーブルに??いつの晩メシの話だろ?昨夜か?おとといか?

「あれは・・・そう、金曜の夜だよ。キミはこうやって食べ物の写真を撮ってた」

ぎゃぁー!行儀わりぃみっともねぇ。しかしいかにもイ課長が旅先でやりそうなことだ。
ってことは・・あれ?ちょっと待って・・あなた、もしかしてこちらのアジア系女性とカップル?

あーいたいた!!あぶり焼き屋の屋台で晩メシ食った時、前のテーブルにアジア系女性連れの
欧米人紳士がいたよ。あの人オクサンかな?ラオス人か?タイ人か?なんてぼんやり思った。
ああ~、あの時のお二人でしたか。同じ飛行機に乗ってチェンマイに来てたとは驚いた。

「イエス、イエス、思い出しました。お二人は私の向こうのテーブルで・・」
「そうそう。あの店のメシは美味しかったね」
「イエス、いやぁ〜しかし驚きました」

バスはすぐターミナルビルに着き、この(おそらく)ご夫婦ともそのまま離ればなれになった。
しかしこん時は驚いたよ。ヤクさんの時はそれでも「同じ人かな?」と思って自分から話かけたから
心の準備が出来てたけど、生まれて初めて着いたばかりのタイ・チェンマイ空港のバスの中で
いきなり欧米人から「キミを覚えてるよ」と言われたら、そりゃ動揺するって。
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イ課長は旅先では(まぁ東京でも、だが)「背がデカい坊主頭の東洋人」というヘンな風体なので
覚えられやすいというブブンは確かにある。しかし誰も知り合いがいないはずの海外一人旅で
「あら、こんなところで偶然ですね」がかくのごとく重なったっていうケースもあまり記憶にない。
旅の空の下でも偶然ってけっこうあるんだねぇ。

今回の旅であった偶然3ケースのうち、1と3についてはセツナ的に会って別れたけど、
偶然2のヤクさんとはFacebookでつながることができた。この記事も読んでるかもしれん(笑)。
ヤクさん(仮名)、そのうち東京でお会いしましょうね。

 
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by tohoiwanya | 2015-12-04 00:08 | 2015.09 ラオス・タイ旅行 | Comments(4)
Commented by Bきゅう at 2015-12-04 08:04 x
飛行機の行きと、全く同じ人が帰りでも隣席になったことがあります。たしか、米国首都近郊からマイアミ往復だから、日にちのチョイスもたくさん、便もたくさん、席もたくさんあったのに偶然ですう。こっちは全く気づかなかったのですが、言われてわかりました。世界はとても狭いですよ。
Commented by シトリン at 2015-12-04 10:33 x
こんにちは^^
なんて素敵な偶然
旅の楽しさですね
Commented by tohoiwanya at 2015-12-04 15:41
>全く同じ人が帰りでも隣席になったことがあります

Bきゅうさん:
それはかなり極小確率の偶然だ。
私、数年前に仕事関係で会ったある大学の先生と話をしてて、「来年2月にロンドンに
出張なんですよ」って言ったら、相手も同時期にロンドン出張予定があって、
帰りの飛行機は完全に同じ便だったんでタマゲたことがある。しかしさすがに席は
離れてました(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2015-12-04 15:45
>なんて素敵な偶然

シトリンさん:
旅の偶然、ホント楽しいです。
しかしこういう偶然、ヤクさんの時のように「両者ともに相手を覚えてる」ことが望ましい。
チェンマイ空港の欧米人紳士の時は、途中でハッと思い出したからいいようなモンの、
最後まで思い出せなかったらお互いちょっと気まずかったと思う。あぶなかった・・


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