2016年 04月 11日

バンコクの路線バスに乗ってみる

さてだ。
なくした金は予想通り発見されなかったが、とりあえずヤレることはヤった。
タイ人の親切に触れて多少心も軽くなった。モーチット・バスターミナルを後にするわけだが、
前にも書いたようにここはド不便な場所。もう昼を回ったし、今からどこか観光ってわけにもいかん。

しかしイ課長だってバカではない(バカだが)。
せっかく不便なバスターミナルまで行くついで、どこか寄り道できる場所はないか事前に調べた。
その場所というのが、例の廃墟の池を鯉が泳ぐあそこだ。あの廃墟、調べたところでは市内の
プラスメーンという場所にあるようで、市の中心部からは遠いがバスターミナルはそれほど遠くない。
たぶんプラスメーンまで行く路線バスがあるはずだ。

落としたお金の捜索が終わったあと、例の親切かつ太ったオバちゃん職員に聞いてみた。

「私はこの後プラスメーンに行きたい。私は何番のバスに乗るべきであるか?」
「どこ?」
プラスメーン
「は?」
ぷらすめーーん
「・・・??・・・あーー!プラスメーン!!それなら●番のバスに乗りなさい。あっちから出てるわ」

例によって地名すら通じない「イ課長タイ語」をわかってもらい、乗るべきバスを教えてもらえた。
あのおばちゃん職員には何から何まで世話になった。

路線バスだまりの方に行ってみたら、おばちゃんが教えてくれた番号のバスが確かにある。
よし乗っちゃえ。ほどなくバスはたった一人の乗客・イ課長を乗せて走り始めたわけだけど、
たちまち渋滞にハマッてノロノロ運転。
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実はイ課長はバンコクの路線バス乗るのは、この時が初めてだったんだよ。
スカイトレインやメトロと違ってバスは路線がやたら多くて、サッパリわかんないんだよね。
下はあるバス停の写真だけど、ここに停まる路線がいま数えたら24もある。わかるわけねぇだろ!
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世界の大都市は大体どこも地下鉄<路面電車<バスの順で乗りこなす難易度は高くなる。
バンコクの場合、渋滞も激しいし車内に冷房もない(空調つきバスもあるらしいが)。車体は古くて
エンジン音はゼーゼーうるさい。快適な乗り心地とは言い難いが初めてだから面白くてあちこち観察したくなる。
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まず目につくのは車掌が持ってる筒だ。これで乗車券発券と金銭を管理するわけだな。
この方式はチャオプラヤ・エクスプレスと全く同じで、筒の大きさや形状も完全に同じじゃないかな?
バスでも船でもこういうところは一緒なんだねぇ。
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少しずつ乗客が増えると、この車掌さんが筒を振ってガチャガチャ音をたてながら乗車賃を集め始める。
(このガチャガチャ音が「はい乗車券買ってない人はー?」という合図代わりなのも船と同じ)
イ課長は当然「プラスメーン」と言って乗車券を買ったわけだ(こんどは通じた)。
写真を見るとバス代は6.5バーツって書いてあるけど、0.5バーツなんてお釣りもらったっけかなぁ?
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相変わらず道路は渋滞しててバスはノロノロとしか進まない。
まぁしゃあない。どうせ今日はもう寄り道しながらチンタラとホテルに戻るしかないわけだから
のんびりとバンコクの渋滞に身をゆだねましょうかね。
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・・と、こう書くと、意外とスンナリ乗りこなしたみたいで、バンコク路線バス、何ほどのことやあらんって
感じにみえるけど、やはり甘くはないのである。プラスメーンまでのバス乗車に成功したのは
あの太ったおばさん職員の手厚いサポートのおかげだったことをほどなくイ課長は知る。

この寄り道の途中、イ課長はあまりの暑さで歩くのがイヤになり、スクンビットまでバスで帰ろうとした。
今度は誰のサポートもうけず、自力で乗る路線バス。ま、路線番号さえわかりゃ何とかなるだろ。
ガイドブックを確認し、ナントカ大通りのバス停から正しい番号のバスに乗った・・つもりだった。

ところが車内で例の筒を持った女性の車掌さんからキップを買おうとしたら、何と降りろと言われた。
 
「あーらやだ、あなた違うバス乗ったわ。同じ番号でもこの色で番号が書かれたバス乗っちゃだめ。
 スクンビット行かないのよ。いいの、大丈夫。お金いらないから次で降りなさーい」

・・は?マジですか?番号が何色で書かれてるかでいろいろ違うワケ?そんなヴァカな。
そんな複雑な事情、ガイジンにわかりっこねぇじゃん。

というわけで、自らの力で正しいバスを選んだと思ったけど、ものの1分くらいで玉砕(笑)。
バンコクの路線バスはガイジンには難しいのである。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-04-11 00:07 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)


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