2016年 08月 13日

クアンシーの滝に行ってみよう③

クアンシーの滝に来る観光客の多くにとって、「ここで泳ぐ」ことが大きな楽しみなのである。
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さすがに奥のラスボス滝じゃ泳げないけど、途中で見てきた階段状の滝。アレの平らな部分は
水流も穏やかで(まぁそれでも雨季だから水量は多いが)、危険も少ないから泳ぎたがる人は多い。
最初っからそのつもりで水着を持ってきてる。
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泳げるってことは知ってたけど、まぁねぇ・・イ課長もヤンチャを楽しむお年頃は過ぎたし(笑)、
そもそも自分が泳いでる間に服や財布やカメラを預けられる人がいない。一人旅じゃムリじゃん。
・・というわけで、イ課長は泳ぐ準備はしてこなかった。
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しかしグループで来た若者たちはワンワン泳いでよた。川のワキに脱衣場っぽい小さな小屋があって
そこで着替えられるらしい。水がキレイだし、エメラルドグリーンの川で泳ぐ自分の姿の写真を撮って
SNSあたりで自慢しようってわけだな。若い人は元気でええのう。あの小屋にカギ付きロッカーがあるとは
思えないから、グループのうちの誰か一人が荷物番やってんだろうな、きっと。
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川岸から見てると確かに涼しそうで気持ちよさそうで、ちょっとうらやましかったのは事実だけど、
同時に「あの人たち、ツルッと足滑らせて流されやしないかな?」と心配にもなる。
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何せ一年のうちでも水量は一番多い時期だからねぇ。岩から滑り落ちて、流れの急なトコにハマッて
あの延々と続く階段状の滝をひたすら流されてって、そのうちたぶんメコン川まで流されて、そのまま
ベトナムまで流され・・る前にせめてプノンペンあたりで救助されるといいが(笑)。
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なんてことを考えてるうちに事態は風雲急を告げてきた。
滝に着いた頃からパラパラ雨が降ってたんだけど、この頃から「南国のスコール」という勢いの、
すさまじい降りになってきた。泳いでる人たちには関係ないかも知れないけど、陸にいる連中は
雨宿りの場所探しでひと騒動だ。

そのうち、川で泳いでた連中も「さすがにこの雨じゃ泳ぎどころじゃないな」と思い始めたのか、
陸にあがって雨宿りに加わってきた。着替え小屋の屋根の下はイ課長含めた雨宿りの観光客で
押すな押すなの大盛況(笑)。

イ課長も雨脚が弱まるのをしばらく屋根の下で待ってたけど、降りは勢いを弱める様子はない。
ボンヤリと正面の森を眺め、時々空を見上げながら「ああ・・いま雨季の東南アジアに来てるんだなぁ」と
当たり前のことをシミジミと考えた。こういう「物思いにでもふける以外にすることがない時間」って
旅行中はけっこう貴重といえるけど、この雨宿りのひとときがまさにそうだった。ちょっと懐かしい。
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少~し雨が小降りになったような気がしたから、迎えの車の集合時間まではまだちょっとあったけど
駐車場まで下ることにした。舗装されてない土の道が雨で水たまりだらけだから、滑りやすい。
身体は多少濡れてもいいから、早めに下に行っておこうと思ったわけだ。

イ課長は泳ぐつもりがなかったから底がギザギザになった靴を履いてきたけど、プール気分で
サンダルで来た人は帰り道が滑りやすかったと思うよ。雨季の滝見物はこういうリスクもあるわけだ。
まぁそれでも何とか無事に駐車場まで降りてこられた。雨はまだやんでなかったけどね。
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しょうがないんで、ここでも店のテントの下でちょっと雨宿りさせてもらった。
店のオバさんがやさしい人で、「もっと中に入りなさい」って手招きしてくれる。雨宿り記念に、
お孫さんをダッコしてたところを一枚撮らせてもらった。
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だがこの平和もつかの間。やがてこのテントは中国人観光客の雨宿り団体で急に騒々しくなった(笑)。
静けさを求めてイ課長は別のテントに移動。同じツアーに参加した中国人や韓国人の旅行者も同じように
雨宿りしてたからちょっと言葉を交わした。どちらもまだ若くて、個人旅行でラオスに来たようだ。
中国あたりでも若い人は団体ツアーじゃなく、個人旅行する人が増えてるんだねぇ。韓国女性の方は
「大阪に行ったことがある」って言ってたから「次回はぜひ東京に」と営業しておいた。

そんな話をしてるうちにやっと見覚えのある車とドライバーが来た(30分くらい遅れてきた)。
さて、それでは往路と同じメンバーでルアンパバーンに帰りましょうかね。


 
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by tohoiwanya | 2016-08-13 00:10 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
Commented by ふじっこ at 2016-08-13 10:48 x
こんにちは~

滝、涼しそうで良いですね~。
飛び込みたい。。。(*´Д`)

私は「象と一緒に滝壺を泳ぐ」っていうツアーに参加しました。写真を見たところ、似たような感じの滝だったけど、ラスボス滝を見た覚えがないんですよね~。違う滝だったのかも。

結局、その日だけが異常に寒くて、「象に乗って滝壺を歩く」に変更になりました。。。
( TДT)

それでも「象と泳ぐ」をやった白人さんもいらっしゃいましたが、唇真っ青になってました(>_<)すごく楽しそうでしたが。寒くても泳げばよかったな~って、ちょっと後悔です。
Commented by Bきゅう at 2016-08-13 21:47 x
あいや。
滑り申さぬように、わらじ履きを推奨とのこと、肝に銘じておきまする。

然し乍ら、女子しゅうが、湯もじも無いような出で立ちで、滝行とは、たまげもうした。羅宇とは思えぬ生写しでござるな。
貴殿のしやううつしは、おなごしが多いようでござるが、まま自重されよ。
Commented by tohoiwanya at 2016-08-13 23:17
>似たような感じの滝だったけど、ラスボス滝を見た覚えがないんですよね~

ふじっこさん:
・・とすると、もう一つのセー滝じゃないかなぁ?クアンシーの滝では
象乗りやってるトコは見かけなかったから、たぶんそうだと思います。
泳がないまでも、川の中に入ってジャブジャブやってるのはいかにも涼しそうで
羨ましかった。乾季から雨降らないし、サンダルで行って、川をザブザブ渡るくらいのことは
出来ると思うけど、乾季はどのくらいの水量なんだろ?
Commented by tohoiwanya at 2016-08-13 23:24
>滑り申さぬように、わらじ履きを推奨とのこと

Bきゅう殿:
雨季はその方がよろしいかと存ずる。写真だけではなかなか伝わらぬが、
この辺の土はやや粘土質と見えて、雨になると水がしみこんで泥道になるというより
土の上を水が流れるような感じで、滑りやすいのでござる。乾季であれば
草履・ビーサンの類いで問題ないのでござろうが・・。


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