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2016年 10月 03日

バンコク・クイッティアオ生活

本日は食い物の話。

ラオスやチェンマイを経てイ課長がバンコクに到着したのは2015年9月22日。
その時点ではラオスにおけるカオニャオとか、チェンマイでのカオソーイみたいな
「バンコクではぜひアレを食おう」的な情熱は特になかった。もう何度も来てるしね。

ところが到着した日の夜、なぜか突然イ課長の中で「麺スイッチ」が入った。

ホテルにチェックインしてひと休み、夜になってさて何か食おうと外に出たら発作的に
「タイラーメンを食おう!バンコクいる間は毎日ソレでもいい!」という強烈な麺衝動が湧いたてきた。
その湧き方はほとんど“凶暴”と言ってもいいほどで(笑)、ラーメン食うこと以外考えられなかった。

バンコクで「麺食いリビドー」が突如サクレツした原因は不明である。まぁイ課長は日本でもよく
ラーメンの類を食うから、そういう食い物に飢えてたんだろうな。そうとしか考えられん。

バンコクでタイラーメン=クイッティアオを食うのに苦労することは全くない。そこらじゅうに
屋台があるし、値段も安い。しかし今回麺食い生活してみて、一口にタイラーメンと言っても
いろいろあるんだなぁと改めて思ったよ。例によって食った順にご紹介していこう。

タイラーメン1号(到着初日):40バーツ
麺スイッチが入って最初に食ったのがこれ。ホテル近くの路上の屋台だ。
ちょうど雨が降り始めた時だったんだけど、屋外のテーブルで急いで食ったのである。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14170687.jpg
 
実はこの時イ課長はあるコトで激しく悩んだ。上の写真をご覧いただくとわかるように、
この店に置いてある箸が「すでに割られた箸」だったからだ。すでに割られた割り箸となると
イ課長の脳裏には当然「ワット・サイ 時そばの呪い」のトラウマがよみがる。

うわーーー困ったなどうしよう。バンコク到着早々腹をブチ壊すのはイヤだ。
しかしその箸をよーく見ると、木製だけどけっこう材質が堅そうで、表面もわりとツルツルして、
要するに「いい箸」っぽく見えたんだよ(ワット・サイの時は明らかに使い捨てグレードの箸を
何度も繰り返し使ってて、箸が水を吸って少し湿ってた)。これはひょっとして大丈夫か?
どうせ他に箸はないんだし、えーいしょうがねぇ、もうコレで食っちまえ。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14170627.jpg
 
・・で、結論から言うと腹は壊さなかったのである。さすがに路上の屋台は船上屋台よりはマシな箸を
使ってるのかも。え?箸の話はいいから麺はどうだったか?もちろん美味しかったざますよ。
ツミレみたいなものが入った、典型的なクイッティアオと言っていいんだろう。

タイラーメン2号(滞在二日目):35バーツ
これについては前に書いたね。ロッブリーの人の良さそうなオバちゃんの店で食った
バミー(中華麺)のクイッティアオ。唐辛子投入バージョンの写真。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14183572.jpg
 
タイラーメン3号(滞在三日目):30バーツ
これは翌日行ったアーントーンのバスターミナルで食ったタイラーメン。
看板にはバミーって出てたから最初から中華麺を使う店なのかもしれん。スープの色は濃いね。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14201879.jpg
 
この店の場合、箸はちゃんとビニール入り使い捨て箸だから安心。タイの場合、一応店を構えた
ラーメン屋であれば、田舎であっても箸は新品を使える可能性が高いようだ。 
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14201868.jpg
 
タイラーメン4号(滞在三日目):45バーツ
その夜もまた麺。やはりホテルの近くの路上屋台で。看板を見ると「豚肉+香草ラーメン」って感じか。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14210513.jpg
 
もちろんこれも美味しかった。調味料4点セットからドサッと唐辛子粉末を投入して
これ以上ないくら汗ダクになってむさぼり食った。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14210559.jpg
 
タイラーメン5号(滞在四日目):60バーツ
その翌日、ランチは久しぶりの米のメシだったけど、夜はやっぱり麺。
これ、一応ワンタンメンなんだけど、大根がドカッと入ってたりして、ちょっとおでん風。
スープも茶色くておでんっぽいよね。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14215028.jpg
 
そこでイ課長は勝手にコレを「おでんラーメン」と名付けた。これも美味しかったよ。
スープはほんとに醤油+ダシ使ってんじゃないの?と言いたい味で普通のクイッティアオよりちょい濃いめ。
日本と同様、タイでもワンタンメンになると少し値段が高くなるようだ。

タイラーメン6号(滞在五日目):40バーツ
帰国日にも飽きずに食ったクイッティアオ。これもツミレが入ってて、典型的なタイラーメンだ。
麺も米粉麺で細いセンレックというタイプと思われる。もちろん箸はちゃんとビニール入りの新品。
タイラーメン1号以降はどこの屋台で食っても箸の心配はなかった。
バンコク・クイッティアオ生活_f0189467_14223887.jpg
 
以上が4泊5日の間にイ課長がむさぼり食ったタイラーメンの数々・・と言いたいところだが、実は
2号と3号の間にもう一杯食ってる(笑)、写真を撮り忘れたので省略したのだ(60バーツのワンタンメン)。
つまり実際は7杯食ったわけで、充実の麺食い生活と言っていいだろう。こんなことばっかやってるから
麺以外の食い物のことは全然知らないままなんだよねぇ。
(実はタイではトムヤムクンもタイカレーも一度も食ったことがないワタス・・・)


 


by tohoiwanya | 2016-10-03 00:21 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
Commented by ふじっこ at 2016-10-03 07:58 x
おはようございます~

はーっ。。。(ため息)
どれもこれも美味しそうです。。。
タイラーメンって日本のラーメンみたく重くないので、胃にもたれないから大好きです。米粉の麺も小麦粉の物より消化が早い気がします。日本じゃラーメンを食べるのは年に数えるほどですが、東南アジアに行くとほぼ毎日食べちゃいます。

いいなー。麺食い生活ーっ。。。
Commented by tohoiwanya at 2016-10-04 00:50
>日本のラーメンみたく重くないので、胃にもたれないから大好きです

ふじっこさん:
読んだ話だと、タイ人はナンプラーや砂糖や唐辛子なんかがある、あの
調味料4点セットを好みで加えて味を濃くするのが普通みたいなんですよね。
でもダシ味に慣れた日本人はあのクドくない味でも美味しく食えちゃうんですよね。
ただ、あの調味料セットを全然使わないってのも何となくシャクで、
記事中の写真でもおわかりのように、今回は唐辛子粉末はけっこう
ふんだんに使った。おかげでクイッティアオ食った時の発汗量が
いちだんと増えました(笑)。


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