2016年 10月 23日

ロンドン地下鉄からの物体X

せっかくだからロンドン地下鉄ネタを続けよう。
前回記事じゃロンドン地下鉄のことをアバズレと書いたけど、本日の記事を読めば
「それでも乗りたいロンドン地下鉄」と思っていただけるかもしれない(笑)。ただし本日の記事は
数あるロンドン旅行ネタの中でも特にバカバカしい話だということをご了承いただきたい。

標題に「ロンドン地下鉄からの物体X」って書いたけど、イ課長が経験した範囲では物体Xが
出現するのはセントラル線のみ。ベイカールー線やセントラル線、ディストリクト線等には
出現しないはずなのである。

なぜセントラル線だけ物体Xが出現するかというと、理由はイチにもニにも車両の窓構造にある。
たぶんロンドン地下鉄で一番多い車体は下の写真のタイプのはずで、天井がカマボコドーム状に
湾曲してるけど、窓ガラスは垂直平面というもの。カマボコ天井ドームがけっこう低いという
特徴を除けば、日本の地下鉄と劇的な違いはない。
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ところが(イ課長が乗った範囲では)セントラル線だけは窓ガラスそのものも湾曲して
上の方まで続いてるんだよ。つまり他の路線と違ってセントラル線では窓一枚の面積が大きく、
それが曲がった形で天井ドームの一部を構成している。この「窓が曲がってる」ということが重要なのだ。

ご存知のように地下鉄走行中、トンネル内は暗いから窓ガラスには明るい車内の様子が映る。
これが平らな窓ガラスなら問題ないんだけど、ぐぃーんと湾曲したガラスに物体が映ると、
原理的には凹面鏡にモノを映すのと同じことでヘンな映り方をする。どうなるかって?

こういう感じになるのだ。
立った状態で窓を見ると、自分の足のヒザのあたりでつながった、もう一本のサカサマ足がある。
足と足がつながった足。いくら凹面鏡のせいとわかっててもその異様な光景に目が釘付けだ。
f0189467_11151883.jpg
 
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セントラル線では立った状態でガラスに映る自分の顔を見ることは難しい。
特にイ課長みたいに背が大きくて視線が上の方にある人間だと、角度的にどうしても「足しか見えない」
ということになる。周囲の人も足しか映らないから、結果的に「足だけが林立する地下鉄」という
異様な光景が窓ガラスに現出する。
f0189467_11152747.jpg
 
座席後ろの窓の場合、さらに異様だ。座ってる人はみんな頭部がびよーーーーんとつながった状態で
逆さまにもう一人同じ人が乗っかってるわけだからね。この現象に気付いてからというもの、もう
セントラル線に乗るたびにこの「びよーーーん」が気になって気になって・・・(笑)。
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何度かセントラル線に乗り、この「物体X」にすっかり魅了?されたある日、たまたま我々は
空いた車両に座る機会があった。前には誰もいないから向こうのガラスに自分の顔が映る。セントラル線で
初めて窓に映る自分の顔を見たことになる。しかしそれもまた凹面鏡の原理からは逃れられないわけで・・・
f0189467_21080414.jpg
 
オデコでつながる謎の物体X。出来の悪いヒョウタンみたいではないか。
セントラル線に乗れば誰でもこうやって「自分の物体X」を撮ることができるはずだけど、
こんな落花生みたいな物体Xを出現させられるのは、例によって散髪直後で坊主刈りに近かった
イ課長じゃなきゃムリだぜ、はっはっは(⇦バカ)。

英国人はこれ見て違和感ないのかね?まぁすっかり慣れちゃったってことなんだろうけどさ。
しかし物体Xをここまで面白がって写真撮るガイジンもあまりいないだろうなぁ。
 
こういう湾曲した窓ガラスを持った車両がロンドン地下鉄でどの程度使われてるのかわからない。
しかしセントラル線なら確実にある。ロンドンでセントラル線(路線図では赤)に乗る機会があったら、
ぜひアナタも「自分自身の物体X」の写真を撮って楽しんで頂きたいと思うのである(笑)。


 
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by tohoiwanya | 2016-10-23 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
Commented by いよた at 2016-10-24 20:55 x
人前なのに、だいぶ笑ってしまいました。
Commented by tohoiwanya at 2016-10-25 00:32
>だいぶ笑ってしまいました

いよたさん:
すみません、失笑するしかないような記事で(笑)。
一応最初に予告はしたんですが、予想以上にバカバカしかったかも・・。


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