2017年 01月 20日

ビクトリア駅 【ロンドンの駅シリーズ:5】

例によって東南アジアネタの間に突然はさまる英国ネタ。
いやーしかしこれはすごく懐かしい企画だ(笑)。

2010年秋の欧州出張でロンドン主要ターミナル駅を4カ所利用したから、翌2011年に
このシリーズ名で「4」まで書いた。しかしロンドンのターミナル駅はこの4つだけじゃない。
昨年の旅行ではまだ書いてなかった駅を利用したから、今回追加というわけだ。
6年ぶり復活のロンドンの駅シリーズ。それはロンドン・ビクトリア駅でございます。
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ビクトリア駅は鉄道のターミナル駅なのはもちろんだけど、駅の近くに巨大な
バスターミナルもある。だからバスで行ったコッツウォルズやストーンヘンジの
現地ツアーの集合場所でもあったけど、本日はカンタベリーに行くためにここから
列車に乗った時のことを主に書こう。

この駅からは主にロンドンから南の方に行く列車が出る。カンタベリーも一応
ロンドンから見れば南東だから、この駅ということになる。名前からして当然だが
ビクトリア女王の時代に作られた駅で開業は1860年(東京駅は1914年)。まさに
ホームズやワトソン君の時代からあったんだよ。

この時もヘボ地下鉄の遅れが怖くてすごく早くホテルを出て、駅で時間がかなり余った。
どら、せっかくだから駅舎の外観でも見にいってみっか。

ほほーーさすがはビクトリア駅。レンガじゃなく石造りの立派な建物だ。
後で知ったんだけど、このビクトリア駅には立派な駅舎が二つあって、下の写真は
上に名前が彫ってあるようにサザン・レイルウェイ社が作った。
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その隣、写真の奥にチラッと写ってるのがもう一つの壮大なレンガ造りの駅舎で、
これは別の鉄道会社が作ったらしい。いろいろフクザツなのだ。

駅の中はこんな感じ。欧州によくある行き止まり式ホームで、駅構内は別に
鉄道会社別に分かれてるなんてことはない。平日の朝だから通勤客が多くて活気がある。
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反対側を見るとこんな感じ。
窓があるレンガの壁もおそらくビクトリア時代に作られた駅舎内側の壁のはずで、
昔は切符売場なんかの機能はぜんぶ駅舎、そこから出るともうホームしかない
という構造だったんじゃないかと推測される。
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ビクトリア時代に比べれば今は駅の利用者も飛躍的に増えただろうから、現在は
こうして大屋根の下に切符売場はもちろん、飲食店や物販店等の店もいっぱい並んでる。
まだ時間はたっぷりあるし、イ課長たちもここで朝メシ食うとするか。
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というわけで、ある店でパンとコーヒーを買ってベンチで食った(上の店ね)。
ロンドン滞在中、日帰り鉄道の旅に行く日の朝飯っていうとこのパターンが多かったが、
イ課長が食うのは常にこのタイプのレーズンロール(食いかけですまぬ)。
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思い起こせば26年前の新婚旅行。夜のガトウィック空港に着き、そこから
薄暗い列車で到着したロンドンの駅がこのビクトリア駅だった。ここから雨がそぼ降る
夜のロンドンを見て「あーオレはとうとうヨーロッパに来たんだ」と感動したっけなぁ。
いわばイ課長が人生で初めて降り立ったヨーロッパの駅なんだよ、ここは。

そんな懐かしいビクトリア駅を「ロンドンの駅シリーズ」に新たに加えることができて
ちょっと嬉しいイ課長なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-20 00:07 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(10)
Commented by Bきゅう at 2017-01-20 01:48 x
「ロンドンの駅シリーズ」というのがあるのですね。なるほど。欧州の鉄道駅は趣があるところが多くて、まとめてみるのはよい考えだと思いました。
Commented by みゅげ at 2017-01-20 08:23 x
ヨーロッパの駅舎は(ヨーロッパしか知らないけど)雰囲気ある建物が多いなぁと思います。

先月の旅行でも、バーゼルは一つの建物にスイスとフランスの鉄道駅があったり、ストラスブールは中は古い建物で外はまるでスポーツ施設。
面白いし、空港のように迷わないし、鉄道駅、大好きです。
Commented by カプメイ at 2017-01-20 13:53 x
レーズンロール、美味しいですよね~。
私もヨーロッパではこれ一筋。(笑)

駅舎はどんつき駅がいいですよね。ホーム間の移動がめんどくさいけど、異国情緒と言うか、私にとっては非日常感があって好きです。
ヨーロッパ大陸の駅だとECのせいで国際色豊かですよね。
イギリスの駅を知らないので、その辺はどうでしょう。
EU離脱で移民の流入制限も厳しくなるから、また雰囲気が変わるでしょうかね。
Commented by PIKI at 2017-01-20 21:09 x
こんにちは!

人生で最初にいったのが英国でした。
そして、ケンブリッジに滞在していたため、
Victoria StationとVictoria Coach Stationの間を
何度も徒歩であるきました。

写真をみて、あまり変わってないなとおもいました。
Commented by tohoiwanya at 2017-01-21 00:52
>欧州の鉄道駅は趣があるところが多くて、まとめてみるのはよい考え

Bきゅうさん:
特に考えて始めた企画じゃないんだけど、特にロンドンやパリには大きなターミナル駅が
5つも6つもあるから、どうしても特集企画にしたくなる。
これがドイツだとフランクフルトにしてもベルリンにしても一番デカい中央駅があって、
あとは大したことないってことが多いからシリーズにはならないんですよね。
Commented by tohoiwanya at 2017-01-21 00:56
>(ヨーロッパしか知らないけど)雰囲気ある建物が多いなぁと思います

みゅげさん:
鉄道の歴史が長いせいか、欧州の大きな駅は風格あって、行き交う人たちは
構内でボーッと眺めてるだけでも欧州旅情がありますよねぇ。
あーでもストラスブールいいなぁ〜。あそこにも有名な赤い石で作られた
ゴシック大聖堂があって、一度見に行きたいんだけど・・。
Commented by tohoiwanya at 2017-01-21 01:09
>駅舎はどんつき駅がいいですよね。

カプメイさん。
行き止まり式の駅はコンコースに立って左右見渡すことができるわけですけど、
あれは日本じゃなかなかない構造で、欧州ならではですよねぇ。
ワルシャワ中央駅も行き止まり式だったらもっとわかりやすい番号を
ふってくれたんだろうか?(笑)

レーズンロールはヨーロッパだと大体どこに国でもあるみたいですけど、
ドイツであれ食った時はパンのショーケースの中をミツバチがぶんぶん飛んでて
私が食ったレーズンロールもたぶんハチが先に少しなめてたと思う(笑)。
Commented by tohoiwanya at 2017-01-21 01:14
>Victoria StationとVictoria Coach Stationの間を何度も徒歩であるきました。

ぴきさん:
おお、ぴきさんも人生初ヨーロッパが英国でしたか。
私も新婚旅行の時は初欧州、初英国、初ロンドンで、当時はネットもなかったから
今考えるとホントに右も左もわからないガイジン旅行者だったですよ。
ビクトリアコーチステーションは今回初めて行きましたけど、もしかすると
ぴきさんが行った当時よりはかなりキレイになってたのかもしれない。
いずれブログで写真もご紹介します。
Commented by みゅげ at 2017-01-21 20:03 x
ストラスブール大聖堂は、場所を訊いたら「まっすぐ行って左だよ」と言われ曲がったらどーーーーんと!
歩いて1~2分の所まで来ていたのに、大きすぎて見えなかった・・・。

ステンドグラスも綺麗でした。
Commented by tohoiwanya at 2017-01-22 21:15
>まっすぐ行って左だよ」と言われ曲がったらどーーーーんと!

みゅげさん:
いいなーー。写真で見るとレストラン街みたいな細い道の向こうに
ドンと建ってる感じで、しかも赤茶色の石を使ってるから非常に印象的な外観。
2009年にパリ行ったとき、シャルトルとかアミアンとかパリ日帰り圏の
ゴシック大聖堂は見たんだけど、ストラスブールはさすがに遠くて見られなかった。
うーん・・いいなーー。


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