2017年 09月 18日

はじめての おさんぽ

ヤンゴン空港に着いたところから、話はいきなりホテル到着後に飛ぶ。
途中の入国審査とか、ホテルまでの移動手段はいずれ別の記事で書くっす。
「順を追って書く」なんて言ってもしょせんこの程度の、不実な書き手なのである(笑)。

ところで皆さまは生まれて初めての国に到着した直後って、軽~い緊張状態にならない?
もう慣れたからそんなことないよって人もいるだろうけど、イ課長は何度経験しても
初めての国に入るとそうなるね。

ちゃんと入国できるか?空港からホテルまでの移動がうまくいくか?タクシー代を
ボッタクられねぇか?初めての国ではホテルに着くまでの間だけでもいろいろ
不安要素は尽きない。イ課長は本質的に心配性で気が小さいヤロウだからさ。

そういった諸々の不安を乗り越えてホテルの部屋に入り、ホッと一息ついて一休みして、
さて、そんじゃちょいと町を散歩してみっか。これも初めての国に来た時の定型パターンで、
散歩してその国の雰囲気に身体をなじませると、緊張状態がほぐれていくんだよね。
この「はじめてのおさんぽ」が後々まで深く記憶に残ることはけっこう多い。

2007年欧州出張、生まれて初めての東欧・チェコのプラハでの最初の散歩は今も忘れ難い。
外は寒く、身体は疲れてたけど、夜のプラハの美しさは本当に感動的だったし、あの散歩で
「この町は夜一人で歩いても大丈夫そうだな」という雰囲気を身体で感じられた。
f0189467_11572111.jpg
 
2012年のインド出張のデリー到着日、一人で行ったチャンドニー・チョーク小冒険もまた
極めて思い出深い。あの時チョー久しぶりにアジアの混沌に触れ、「あーオレこういうの
好きなんだよなぁ」と再認識したことが翌年以降の東南アジア行きにつながったとも言える。
f0189467_0123168.jpg
 
生まれて初めて来たミャンマーの、ヤンゴンでの最初の散歩も忘れ難いものになった。
あの散歩で「ヤンゴンって、なーんかおもしれぇ」という印象が形成されわけで、その後
ミャンマーを旅してる間、この印象が強まることはあっても弱まることはなかった。

「はじめてのおさんぽ」で最初に行ってみようと思ったのはスーレー・パゴダだ。
これはまぁ言うなればヤンゴンの中心、ダウンタウンのシンボル。宿泊ホテルからも近いし、
ミャンマー入国後の最初の観光スポットとしては妥当なところだろう。地図だとこんな感じ。
この丸いところがスーレー・パゴダ。東京で言えば銀座4丁目交差点と言っていいのかも。
f0189467_01275789.jpg
f0189467_00151778.jpg
 
地図でもわかるように、スーレー・パゴダの周りはグルリとロータリーになっている。
そのロータリーを歩道橋で渡り、パゴダ入り口でサンダルを脱いでハダシになって境内へ。
中に入ると入場チケット買って、と言われる。チケット代は3,000チャット(約270円)。
入り口にチケットブースがあるんじゃなく、中に入ってからチケット買えと言われる。

ミャンマーのパゴダの写真は日本にいる間にいくつも見た。
スーレー・パゴダはヤンゴン最大の聖地、シュエダゴン・パゴダのミニ版みたいな感じか。
とにかく大都市のド真ん中で立地がいいから参拝者は多い。ただし外国人の姿は皆無。
地元の人ばっかりだ。
f0189467_00155854.jpg
 
日本ならお寺、西洋なら教会にあたる場所と言っていい。でもその雰囲気はかなり違う。
たとえばこんな風にカップルがデートしてたりする。宗教的行為の場というだけじゃない、
ユルい感じが漂う。公園みたいな性格も帯びたところ、と言っていいんじゃないか?
他のパゴダじゃ昼寝したり、スマホ見ながらゴロゴロしてる人もいっぱいいたもんね。
f0189467_00155731.jpg
 
ミャンマーのお寺はどこもそうなんだけど、参拝に際しては「生まれた曜日」が極めて重要。
自分が生まれた曜日のところに行ってお祈りしないといけない。間違った曜日にトコに行って
どんなにお賽銭をはずんで真剣にお祈りしてもアナタの願いはかなわない(んだと思う)。
イ課長は用意周到に自分の誕生曜日を調べておいた。イ課長は木曜生まれなのである。
f0189467_00155808.jpg
 
大都市・ヤンゴンのド真ん中にあるのに、地元の人が参拝するだけで観光客はゼロ。
やけに静かで、なんとなくイイ雰囲気じゃん?スーレー・パゴダ。
f0189467_00151799.jpg
 
・・・と、ここまで書いた内容を読む限りでは「そんなに面白いトコだったの?」と
アナタは思うだろう。確かにスーレー・パゴダ自体は金の仏塔がキレイな寺院だけど、別に
「ウワ何て面白いんだ!」と思うほどの観光スポットじゃない。

しかしねー、問題はヒトなんだよ。ヤンゴンの人たち。
ホテルを出て、スーレー・パゴダまではゆっくり歩いてもせいぜい徒歩7〜8分ってとこか。
その国に来て最初の散歩の、最初の7〜8分で、イ課長はたちまちおトモダチができ、しかも
パゴダの中でそのお友達と再会するという展開になったのだ。こっちはまだ初めての国に来た
緊張状態が解けてもいないっていうのに。

だもんで、散歩の初っ端から「ヤンゴンって不思議な町だなぁ〜」とイ課長は思い始めたわけだ。
しかも恐ろしいことにその印象は散歩を続けるにつれてどんどん強まっていくのだ。次回以降、
「不思議な町・ヤンゴン」でのエピソードをご紹介していきたいと思うのである。

 

[PR]

by tohoiwanya | 2017-09-18 00:23 | 2017.08 ミャンマー・タイ旅行 | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2017-09-18 21:15 x
ホテルに入った後は、昼間だったら、やはり飲み物、食べ物を調達しに外へ出たいBきゅうですう。それにしても、パゴダ、生まれた曜日で祈る場所は違うのですかあ。曜日とは、ちょっと、ユダヤ/キリスト系な感じですね。イギリスの影響なのでしょうか。
Commented by tohoiwanya at 2017-09-18 23:04
>曜日とは、ちょっと、ユダヤ/キリスト系な感じですね

Bきゅうさん:
どうなんでしょうねぇ?ミャンマーの場合「八曜日占い」って言って水曜が午前と午後に別れてて8つあるんですよ、曜日が。
曜日ごとに象徴する動物もきまってて、木曜生まれはネズミ(笑)。
起源はわからないけど、おそらく英国植民地になるずっと前からあるはずで、
昔インドあたりから入ってきたんじゃないのかなぁ?


<< ヤンゴンは実に不思議な町だった      バンコクからヤンゴンに飛ぶ >>