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2018年 11月 14日

タリンチャンのボートツアー

いよいよボートによる運河ツアー出発。
船はいわゆるロングテールボートってやつ。船の上にある巨大エンジンから長い棒が
伸びてて、棒の先にスクリューがついている。この辺の船はみんなこのタイプみたい。
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エンジンの写真のアップ。何だかすごい。普通のモーターボートのエンジンよりも
ずっとデカい。相当な排気量とお見受けしました。
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スピードも出る。狭い水路をモーターボート並みの速度で走るとけっこうな迫力だ。
写真じゃわかりづらいのでイ課長ブログ初、自分で撮った動画いってみよう。
こんな感じで水路をブイブイいわせながら突っ走るのである。

 
走りっぷりはモーターボートと変わらないから、船がたてる波もスゴい。
だから船同士がすれ違う時は大幅にスピードダウンしないといけないルールのようだ。
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船の両側にはこんな感じの「水辺の生活者世帯」の家がずらりと並ぶ。
トンレサップ湖ほどの、完全な水上生活ではなく、まぁ“半水上生活”ってところか。
家の向こうには道路もあって、バイクとかも走ってる。
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ツアーには一応女性ガイドがいて、マイクでいろいろ説明してくれる。
タイなまりの強い英語だと推測されるけど、これがもうヒトッコトもわからない(笑)。
ツアーガイドには多くを期待しない方がいい。
 
ガイドが何言ってるかわかんないから、ツアーがどうなるのかもさっぱりわからない。
やがて船はナゾの場所に停船。そこではパンが売られてる・・ぱ、パン屋?
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実はパンが欲しいのは魚たちなのでした。12バーツのパンが魚のエサなのだ。
たぶん鯉だと思うけど、パン食いたさの狂乱ぶりがすさまじい。シブキがかかって
人間の方も大騒ぎ。何だかわけわかんねぇツアーだなー(笑)。

 
尚も運河はどこまでも続く。元々バンコクは運河だらけの町だから、行こうと思えば
船だけで相当奥地まで入っていけるんだろうな。船のスピードも早いわけだから、実際
地理的にもかなり奥地まで行ったんだと思う。運河エリアでは電信柱も水中に立ってる。
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やがて運河に面したお寺で停泊。ここでたしか20分くらい自由時間があった。
ちなみに、ここで船から降りる時、どこかの国の太った女の人が片足を踏み外して
水に落ちかかった。船の乗り降りにはくれぐれも気をつけましょう。
タリンチャンのボートツアー_f0189467_21311251.jpg
 
このお寺自体は特にスゴくはない。タイの普通のお寺で、お堂には金ピカ仏像がある。
特にジックリ見るほどのことはない。イ課長はお堂の仏像より、地面に安置?された
ホラー映画のような人形の方に目が釘付けでした(笑)。
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でもここは静かな場所だったよ。田舎というわけでは全然ない。バンコクの郊外の、
運河地帯の奥。住宅の密集した、生活感あふれるエリア。でも、とても静かだった。
日曜の校庭でサッカーやってる子供たちの歓声がよく響いてた。
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この後は再びボートに乗って元の水上マーケットに戻る。1時間強のツアー。
観光地じゃないバンコク運河地帯をたっぷり見られてなかなかおもしろかったよ。
バンコクの半水上生活の暮らしなんて、初めて見るわけだからね。

料金も250円くらいだし、タリンチャン水上マーケットに行くなら、ついでに
この運河ボートツアーにも参加してみることをお勧めしたいのである。

 


by tohoiwanya | 2018-11-14 00:05 | 2018.08 タイ旅行 | Comments(4)
Commented by Bきゅう at 2018-11-15 07:58 x
なんか、耕耘機のエンジンみたいのを取付けちゃったのでしょうか。なんか、イグゾーストみたいのをどこかに繋いでいるように見えないでもないです。モーターボートのエンジンっぽくないですよね。スクリューをつけたところが棒の先で、舵にもなっているのかな。
Commented by tohoiwanya at 2018-11-15 16:21
>スクリューをつけたところが棒の先で、舵にもなっているのかな

Bきゅうさん:
まさにそうです。曲がる時はエンジン(と棒)ごとぐるっと向きを変える。
必然的に棒の先についたスクリューの向きも変わり、船の方向も変わる。
こういう狭い運河だけじゃなく、チャオプラヤ川みたいな大きな川でも
よく走ってます。エンジンがやたらゴツいわりに、エンジン音はどちらかというと
「虫の羽音」をものすごく増幅したような感じで、いまいち貫禄がない(笑)。
Commented by kenwan56 at 2018-11-16 22:10
確かに、このお人形は見つめてしまう(笑)
なんで招き猫の手なんでしょ?
ニワトリが、これって実物大なのかな?
お人形より大きい!
Commented by tohoiwanya at 2018-11-18 22:00
>確かに、このお人形は見つめてしまう

マダムKenwanさん:
みんな招き猫ポーズで、みんなスキンヘッド。明らかにデザインに一貫性があって、
何らかの設置意図があったのは間違いないはずなんだけど、屋根もない寺の庭に
置かれてるから雨ざらしで、日に焼けて色が落ちて右の人形なんて目が白目(笑)。不気味すぎ。


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