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2008年 10月 05日

海外床屋フェチ

相変わらず「夜中の起き癖」が改善されない。
イ課長ブログが更新されることはイ課長の不健康の証しなのである(笑)。

さて、知ってる人は知ってる通り、イ課長はかなり重度の「海外床屋フェチ」だ。
9月の出張でも当然、ドイツのどこかで散髪しようと思ってた。

出張スケジュールから考えて、最初の3日間はとても散髪のヒマはない。
木曜のベルリンか、金曜のハンブルクあたりが散髪チャンスだろう。
どっちもイ課長が初めて行く街。どっちで刈ってもいいなぁ、と思ってた。

結果的にはベルリンの床屋に行った。
ドイツの床屋って、例の赤青白クルクルを掲げるトコはほとんどなくて、
床屋を見つけること自体がけっこう難しい。たぶん床屋は視界に入っては
いるんだろうけど、床屋と思えないような店構えなんだよな。

これがベルリンで行った床屋の写真。
店頭にはシャンプーなんかが陳列されてるから、外から何気なしに見てると
化粧品屋さんか何かと思って通り過ぎちゃうに決まってるよ。
海外床屋フェチ_f0189467_5463835.jpg


この時はベルリン中央駅の交番にわざわざ「この駅に床屋はないか?」と聞いて
上の階の奥にあると教えてもらったのだ。もし教えてもらってなかったら、
イ課長がこの店を床屋として発見できた可能性はゼロに等しい。

散髪自体は極めて順調に終わった。
ドイツなんだけど、床屋のニイちゃんは謎の国籍としか言いようのないルックスで
(イ課長はマレーシア人かな?と思った)、お互いに下手っぴな英語で意思疎通して
刈ってもらい、最後は鏡を見て「ココんとこ、もうちょっと短く」とか何とか注文して
その通りにしてもらった。拍子抜けするくらい危なげのない散髪であった。

たしか2500円くらいじゃなかったかなぁ?値段的にはこんなもんだと思うけど、
ヨーロッパの床屋はだいたい刈った後の洗髪をしてくれないから、その後に
ハンブルクのホテルでシャワー浴びるまで髪クズが気になった。

順調に散髪を済ませて、さてハンブルク行き特急が出るホームに行ってiPodでも
聞いてようか…しかしベルリン、今日はやけに寒いよなー…。

ハッ!しまった!コートをあの床屋に忘れてきてしまった!!
荷物をゴロゴロ引きずりながら慌てて床屋に戻る。
「コート忘れちゃった、ゴメンゴメン」って言ってハンガーにかかったコートをとる。

こうしてマレーシア人?の床屋兄ちゃんと日本人のヒゲおやじはベルリン中央駅の
床屋店頭でこの日二度目の、そしてたぶん最後の別れの挨拶を交わしたのであった。
 

by tohoiwanya | 2008-10-05 06:00 | 2008.09ドイツ出張 | Comments(0)


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