2008年 10月 10日
あーあーあー… あさってからイ課長はまたドイツ出張です。 前回の出張に関して、もっといろいろ書きたいコトはあるんだけど それを消化しきる前にまた新たな出張ネタがたまることになるのか…。 海外出張ネタ便秘状態(笑)。ま、だからこそこのブログを作ったわけだが。 まぁいい。とりあえず今日のところは9月出張のときのネタを粛々と 書こうではないか。前に触れた、リューベックのレンガ造りゴシック教会特集。 リューベックのレンガゴシック教会の最高峰といえばこのマリエン教会。 ドイツで三番目に大きいだったか、三番目に天井が高いだったか、とにかく そういう立派な教会(笑)。レンガだけど形式としては典型的ゴシック教会だ。 内部も全部レンガで作ってあるんだろうけど、天井なんかはおそらく漆喰を塗って そこに華麗な装飾画が書かれてる。レンガの質朴な感じが強いのかと思ってたら 意外なほどデコラティヴだ。これは身廊の天井。 ゴシック教会は石でできた針葉樹林である…って何かに書いてあったけど、 こうしてみるとホントにレンガでできた森みたいだ。素晴らしいねぇ。ちなみに、この パイプオルガンは欧州屈指の名器で、バッハも昔ここに聞きにきたんだって。 しかしイ課長が最も衝撃を受けたのはコレだよ。 この教会、よーく見るとホレ、柱がグニャッとタワんでるのがわかるでしょ? この柱だけじゃないんだよ。けっこうあちこちでタワんでるもんだから驚いた。 どうしてこんなコトになったんだ?ワザとそうする必要があったのか?? あるいはレンガ職人が下からレンガを積んでいく途中で自然に少し曲がった…とか? それとも、最初まっすぐだったんだけど、ホルステン門みたいに地盤のせいで タワんだ…?いや、建物全体が傾いてるっていうならそれで説明がつくけど、 こういう風に柱がグニャッとなる理由にはならんよなぁ。ナニにせよびっくりした。 レンガって、石に比べるとたぶん建材としては多少軽いはずだけど マリエン教会くらい天井を高くするとやっぱ「横に広がろうとする力」が働くんだな。 石造ゴシック教会と同じように、こうやってフライング・バットレスが壁を支えてる。 こっちはペトリ教会(…だったかな?)。 これもたぶんレンガなんだろけど、白いからパッと見には石のように見える。 ちょうどナナメから日が差し込んでキレイだったなぁ…。 神の光が汝を照らす。悔い改めよ。 だが、ペトリ教会では「写真を撮る」と「トイレを借りる」以外のことは 何もしてこなかったバチ当たりのイ課長なのであった。
by tohoiwanya
| 2008-10-10 10:32
| 2008.09ドイツ出張
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