2008年 10月 23日
昨日から風邪をひいて体調ワルワル、会社も休んだイ課長。 しかも時差ボケでこんな時間に起きているのである。 もう自分の身体の様子が自分でわからなくなりつつあるぞ(笑)。 今日は欧州出張中に見た名画のハナシ。 欧州の美術館・博物館は「カメラ持っててイイよ」ってところが多い。 だからネフェルティティも写真に撮れたんだけど、でも絵を撮ろうとは思わない。 従って、Webで拾ってきた画像を使わせていただこう。 9月出張ではハンブルクで美術館に行った。 どんな絵があるのか、よく知らないで行ったんだけど 「うわ、コレはココにあったのか」と一番驚いたのはフリードリヒの「氷海」だな。 フリードリヒの代表作。冴え冴えと、ヒエビエとした、実に印象的な絵だよなー。 ブリュッセルでは王立美術館っていうのに行った。 ここもどんな絵があるのか予備知識ゼロだったんだけど、けっこう知ってるのがある。 うわ、これこれ。 作者も題名も覚えてないけど、この絵はよく本にも引用されてるし、とにかくまぁ 何ともいえず異様〜な絵だから一度見たら忘れないよ。コレはココにあったんだー。 クノップフっていう人が描いた「スフィンクスの愛撫」って絵。ミョ〜な絵だよなーつくづく。 さらに驚いたのがこれ。ダリの「聖アントワーヌの誘惑」じゃん! ダリの代表作の一つだよ。これ、ブリュッセルにあったんだー。これはラッキー。 ミュンヘンには有名な美術館が二つある。 アルテ・ピナコテークとノイエ・ピナコテーク。 ノイエがたぶん19世紀以降かな。アルテの方はそれ以前。 昔の宗教絵画なんて見てもつまんないから、ノイエの方に行った。 クリムトもセザンヌもゴッホも、大御所の名作はごっそりあるんだけど、 イ課長が最も好きだったのはコレ。セガンティーニの絵が一つだけあった。 いい絵は印刷や画像にするとどうしても実物より劣るけど、 セガンティーニの絵は特にそれが著しい気がする。実物は素晴らしかったよ。 馬の背中の日があたってるところの色のニュアンスなんて近くで見るとすごかった。 日本の、大原美術館にあるセガンティーニも素晴らしいけど、ノイエ・ピナコテークの コレは彼の作品の中でも屈指の傑作だろうな…題名よく知らないんだが(笑)。 他にも名作・名画はワンサと見てきたけど、「うわ、ココでコレが見られるとわ!」という オドロキの特に強かったものをいくつかご紹介したのである。 あーあ…まだ風邪治らないけど、今日は会社行かんとなぁ…。
by tohoiwanya
| 2008-10-23 06:06
| 出張・旅行あれこれ
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