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2012年 04月 27日

ウィーン美術史美術館②「名画の森」

まったく個人的なマルガリータ・リベンジも達成したから、少し冷静になって(笑)、
「美術史美術館ガイド」っぽく、他の絵や館内のご案内をいたしましょうかね。

ここの美術館は館内でのカメラ使用が禁止されてない。
ストロボ・フラッシュを焚かなきゃ写真撮っていいのだ。欧州の美術館には多いね。

そういや、スペイン絵画展示室でマルガリータを見てた時、どこかの外国人女性観光客が
「この絵と一緒にワタシを撮って」って記念写真を頼んできた。
もちろん撮ってあげたけど、彼女が一緒に撮ってもらいたがった絵ってこれなんだよ。
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うーん・・・いや確かにこれは巨匠ベラスケスが描いたフェリペ4世の肖像画だから、
大変な名画であることは間違いない。間違いないが…どうせ記念写真撮るなら
もうちょっとイケメンの肖像画にした方が…(笑)。

この頃のスペイン王家はこの長いアゴとしゃくれた受け口っていうのが顕著な遺伝的特徴で、
フェリペ4世は特にそれが目立つ(マルガリータにも若干その遺伝がみられる)。

そのうえ何代も近親結婚したせいか、障害者や病弱な王子も多くて、こんな風に見るからに
ビョーキって感じの王子もいたようだ。名前は知らないけど、この様子だとおそらく
若いうちに死んじゃったんじゃないかな?もちろん、極端なほど細長いアゴと受け口っていう
特徴だけは見事に受け継がれている。
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さて、スペイン絵画のところを離れて他の展示室を周ろう。
アナタはいよいよ「名画の森」の奥深くに足を踏み入れるわけだ。

おっと出ましたブリューゲル。
ウィーン美術史美術館の所蔵品の中でブリューゲルのコレクションは群を抜いてる。
美術の教科書や画集で見たブリューゲルの作品のほとんどがあると言っていいくらい。
世界中のブリューゲル研究者はこの美術館に住みたいと思ってるはずだ(笑)。
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おっ、こちらにはフェルメールがあるぞ。
今や大人気のフェルメール作品の中でも最高傑作の呼び声高い「絵画芸術」だ。
1991年の新婚旅行で来た時、この美術館でこの絵を見つけてびっくりしたっけ。
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こちらはクラナッハの作品の中でも特に有名な1枚。
「ホロフェルネスの首を持つユディト」はすごく残酷な絵ではあるんだけど、
クラナッハ作品の例にもれず、このユディトも切れ長目のウッフン系美女として
描かれてるもんだから男心をグッと誘うらしい。でもイ課長はあまり誘われない(笑)。
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同じ生首シリーズということで、これは…えー…ゴリアテの首を持つダビデだっけか?
カラバッジオの有名な絵だ。同じ「首チョン斬りの絵」でも、カラバッジオの方は
ぐっと映画的構図って感じがするよねぇ。
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…てな具合に、歩いてると「ああ、あの絵はココにあったんだ!」って発見の連続。
写真はあまり撮らなかったけど、実際にはもっともぉ~っと「名画の森」は深いのだ。
しかし絵はこのくらいにして、こんどは美術館の建物の方をご紹介しよう。

展示室も豪華絢爛だけど、絵のない部分も実に絢爛豪華だ。正面に大理石像を見ながら
階段を踏みしめて豪華絢爛な空間の中に入っていく(要するに展示室の方に昇る)わけだ。
「豪華」と「絢爛」っていう形容詞が多いけど、他に適当な言葉がないからしょうがないのである。
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さらに、この美術館のドーム真下にあるカフェがまた豪華絢爛で素晴らしい。
美術史美術館に来たらぜ、ひこの豪華なカフェで一休みすることをお勧めしたい。
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それまでそれぞれ単独で鑑賞してたイ課長とトホ妻はこのカフェで合流した。
鑑賞スピードに大きな差があるから、美術館では別行動すべき夫婦なのだ(笑)。
イ課長はここでのんびりとメランジェ(ウィーン風の泡立ちコーヒー)を飲んだっけ。
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・・・と、ウィーン美術史美術館に関する記事はこれで終わりだと思うかい?
ところがギッチョン。あと1回続くのである。新婚旅行の時はマッタク知らなかったけど
今回は美術史美術館に行ったらぜひ観たかったモノがあるのだ。写真も撮ったから
次回はひとつソレをご紹介いたしましょう(さらにつづく)。



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by tohoiwanya | 2012-04-27 00:17 | 2011.06 ウィーン旅行 | Comments(4)