2017年 06月 06日 ( 1 )


2017年 06月 06日

イーリー大聖堂というところ【その1】

我々が乗った列車はキングス・クロス駅8:44発。イーリー駅9:51着。1時間強の英国鉄道の旅。

イーリーって、英語で書くとスペルは Ely 。知らなければイ課長は「エリー」って読んじゃうだろう。
しかし日本のどんな地図・書籍・ガイドブック等々でも「イーリー」表記のはずだから、ここでもイーリーで
書かせていただきます。現地の英国人が実際どう発音するのかは聞いてない。
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一応駅から大聖堂らしき建物は遠くに見える。でも歩くと10分強はかかるかな。
小さいけど歴史はありそうな、落ち着いた感じの町だったね。もし大聖堂がなければこんな小さな町を
訪れる観光客なんて皆無だっただろうなぁ。

うぉっと、いきなり見える巨大な建築物。あれがそうか。
写真を見るとわかるように、この日は曇ってて気温も低かった。この時は大丈夫だったけど、この後
雨が降るんだよね。
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イーリー大聖堂はこんな感じで十字架型の基本形に加え、いろいろ増築されているみたい。
とりあえず、下の写真でいうと左側の端っこにある入口から中に入る。
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ゴシック大聖堂入って最初にすることは・・・はい、おなじみの首を背中をそらせる体操です。
うわーーー・・と口を半開きにして天井を見上げ・・ありゃ?
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てっきり壮大なドーム型のリブ・ヴォールト天井があると思ってたら、わりとフラットな天井で
絵が描かれてる。こういうのはゴシックというより古いロマネスク様式の教会で見られる天井だ。
へーーー、そうだったの。

身廊左右のアーチもゴシック特有の尖頭アーチじゃなく、半円アーチ。ふーーむ・・。
愚かなるイ課長はこの時「建てられた時代が古いんだな」と思ったくらいで、あまり深く考えなかったけど、
帰国後に改めて確認してちょっと驚いた。
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実はイーリー大聖堂って部分的にロマネスク様式も取り入れられてて、ロマネスクとゴシックの
ハイブリッドと言ってもいいみたいなんだ。いやーーそれは存じませんでした。オラてっきり
イーリーはカンペキにゴシックだと決めてかかってただよ。

イ課長がロマネスクとゴシックの決定的な違いと思ってるのは「壁の厚さ」。
ロマネスクはやたら厚い。そう言われて見ると確かに一番上の窓の部分、壁が厚いのがわかる。
壁を厚くすることで建物の重さ支えようとしたロマネスクの特徴だ。非リブ・ヴォールト天井、
非尖頭アーチ等々と合わせて考えると、ロマネスク的建築要素だらけといえる。
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しかし何度も言うように、実際に大聖堂にいる時はそこまで深く考えてなかった。
「たぶんコッチを先に作り、奥の方は後で作ったから、奥はもっとゴシックっぽい天井かな」とか
その程度のことしか考えてなかったんだよ。バカだからしょうがないのである。

身廊と交差廊の“交差点”で立ち止まって再び真上を見上げましょう。
うっひゃー。カンタベリーもそうだったけど、ここの身廊と側廊の“交差点”上もたぶん塔だ。
塔の窓から明かりが差し込んで、まさに天上の世界の華麗な装飾。
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さらに奥の方に行くと・・ほら、こっちはリブ・ヴォールトの天井でいかにもゴシックらしい。
おそらく、交差廊のコッチとアッチとじゃ建築年代がだいぶ差があるんだと思われる。
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左右の壁のアーチも半円じゃなく、尖頭アーチ。ゴシック的建築要素が満ちた空間になって
イ課長も何となく安心?した。
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イーリー大聖堂の探索はまだまだ続くわけだが、すでにだいぶ長くなっちまった。
続きは例のごとく次回ということで。

 

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by tohoiwanya | 2017-06-06 00:18 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)