カテゴリ:2009.10シンガポール出張( 28 )


2012年 03月 26日

ビール・オンザロック考

今日はトツゼン、3年前のシンガポール出張の時の話を書くのである。
まぁ一種の“緊急企画”みたいなものだと思ってほしい(笑)。

シンガポール出張した時は、ホーカーセンターでアレ食ったコレ食ったって話を
このブログでいっぱい書いた。チャイナタウン近くのホーカーセンターで
フライド・オイスターを食ったって話も書いた。その時ビールを頼んだら、
氷がいっぱい入ったジョッキを渡されたって話も書いた

氷の入ったビールジョッキを見て、戸惑ったのをよく覚えてる。どうしろといふのだ?
そこにドクドクとビールを注ぐというのはイ課長にとってあまりにも想像を絶した、
早い話が「あり得ん」行為だったから、これはジョッキを冷やすための氷だろうと結論した。

暑い南国の夜。冷えたビールを飲むにはジョッキも冷やさなきゃ。
日本でも冷蔵庫(冷凍庫?)でキンキンにジョッキを冷やす居酒屋とかあるじゃん。
それのシンガポール版っつうわけだな、と考えてブログにもそう書いた。
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ところがだよ…

先日ロサンゼルス在住の友人のブログで、ロスのベトナム料理屋で「氷の入ったビールジョッキが
ドンと置かれる」っていう記述を読んでイ課長は3年前のシンガポールでのことをすぐに思い出し、
思い出すと同時に驚いた。

ベトナムでも(正確にはロサンゼルスのベトナム料理店でも)「ジョッキに氷」なのかい?
ってことぁナニかい?東南アジアでは「ビールをロックで」って習慣があるの?!

そればかりではない。当ブログのコメント欄で「私もビールに氷入れて飲むヨ」と
驚愕の事実をカミングアウトする人物までいるではないか!(笑)

そうだったの?
ビールをロックで飲むっていうのは実はこの地球上において「あり」の行為だったの?

さっそく調べてみた。
「ビール ロック 東南アジア」あたりのキーワードで検索してみると…

うーーむ…何としたことか。
やっぱり東南アジアではビールをロックで飲む習慣、けっこう一般的だったんだよ。
昔は家庭はもちろん飲食店にも冷蔵設備が普及してなかったから、それを補うために
ビールをロックで飲むという習慣が広まったという説が有力だ。こりゃタマゲたね。

そんなことは有名な話で、オマエの見識と想像力が貧しいだけだと言われれば
これはもう返す言葉もない。いや存じませんでした。考えもしませんでした。

まぁ必死に言い訳するとすれば、だね。
シンガポール出張の時、ゲイラン通りの、いかにも古くからある安食堂みたいなトコで
メシを食ったとき、やっぱりビールも頼んだんだけど、その店ではジョッキに氷なんて
入ってなかったんだよ。ほら。
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この店でも氷が入ってれば「これはもしかするとロックで…」と思ったかもしれないけど
あの安食堂では氷が入ってなかったから、チャイナタウンのホーカーセンターの事例は
あくまでも「例外的事象」としてイ課長の脳内で整理されてしまったのだ。

氷入りビールジョッキについて、もっと掘り下げて考えてみるべきだった。
せめてブリュッセルのマヨネーズくらいには踏み込んで考察すべきだったのだ。
「まさかビールをロックで飲むわけねぇだろ」という既成概念に縛られていたイ課長の
矮小な見識と想像をはるかに越えて、世界は未知の驚きに満ちている。

ところで、ビールをロックなんてあり得んと思ったイ課長は、シンガポールで
氷の入ったジョッキを供された時、一体どうしたのか?ここで初めて告白させていただこう。

まぁ大体みなさんの想像通りだと思うけどさ。
ジョッキを冷やすための氷だと思い込んでるわけだから、ジョッキが冷えれば、
あとは氷をソコらに捨てればいいのだと思い、それを実行したのだ(笑)。

実際には氷を捨てる場所としてどこが適当か、ちょっと迷った。
床に捨てるってのは明らかにマズい。誰かが滑って転んだりしそうだからね。
それなら、道路のキワにでも捨てればいいに違いない。ウンそうしよう。

というわけで、テーブルに座ったまま腕を伸ばして道路に氷を捨てた。
ああーーーごめんなさい。無知なガイコク人のしたことと思って許してくだせぇ。

吸殻ひとつ道路に捨てただけでも罰金を食らうことで有名な、ケッペキなシンガポール。
もしかすると、氷を道路に捨てることだって罪だったのかもしれん。
「氷不法投棄罪」でイ課長が逮捕されなかったのはラッキーだったのかも。




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by tohoiwanya | 2012-03-26 06:34 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(8)
2010年 07月 20日

ホーカー・センターは最高である -その4-

「その3」からだいぶ間が空いたけど、シンガポールのホーカー・センターの話。

シンガポールでは出張中にあちこちに行ったけど、いわゆる「観光成果」という点では
これといって目立つものはない。
近年はナイト・サファリがシンガポール観光の目玉ってことになってるらしいけど、
出張中に夜の動物園に行きたいとも思わなかったしねぇ…。
せいぜいラッフルズ・ホテルでシンガポール・スリングを飲んだことくらいか。
値段はバカ高かったけどね(笑)。

そんなイ課長が、これからシンガポール観光に行く人から「シンガポール、どこが良かったですか?」と
聞かれたとしたら、迷わずにこう答える。

「シンガポールって観光物件はそんなにありません。でもホーカー・センターは最高です。
 滞在中は絶対にホテルの高いメシなんか食わず、毎晩ホーカー・センターに行くべきです」
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アレをもう一度見たいとか、あそこにもう一度行きたいってものは思い浮かばないけど
ホーカー・センターには毎日でも通いたい。日本にも屋台村やフードコートはあるけど
当然のことながら日本より異国情緒タップリで珍しいものが食えるし、おいしいし、
しかも安いし、外国人が一人で手軽に入れるのがホントに助かる。
晩メシ事情が悲惨だったワシントンD.C.出張と比べたら天国だったよ。

出張ついでに現地観光しようと思うとシンガポール出張はいささかつまらない。
気軽においしいメシにありつきたきゃ、シンガポール出張はサイコー ということだ。

シンガポール滞在中の晩飯がすべてそうであったように、宿泊最後の夜も
ホーカー・センターを求めてイ課長は夜のシンガポールを歩き回った。
あったあった。ホーカー・センターってあてずっぽうに歩いてもけっこう見つかるから嬉しい。
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さて、今晩は何を食おうかな。多民族国家シンガポールの事情を反映して、ホーカー・センターも
中華メシ、マレーメシ、インドメシ、さらに日本のメシに至るまで混在しているけど、
人口的には中華系が最も多いから、結局は中華系のメシ屋が多くなる。これがまた日本人には
嬉しいところで、何だかよくわからないメシを注文しても中華系ならナニが出てきても
そう極端に変チクリンな食い物じゃないだろうという安心感がある。
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この日イ課長が引き寄せられた屋台は固形燃料で熱する鍋と麺との組み合わせ料理を出す店。
手際よく準備してるのを見てるだけで、美味しそうに思える。

うおー。出来たできた。
これでもせいぜい5S$(約350円)くらいだったはずで、安いよなぁ。
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正直言ってコレ、食い方がよくわからなかった(笑)。
ひょっとするとこの麺を、ハンペンみたいなものが入った鍋の中に投入するのかな?
あるいは逆に、鍋で煮えたものを麺の上にレンゲでかけるとか?
よくわからないから、とりあえず鍋は鍋として食い、麺は麺とした食った。
でも美味しかったねーーー。

「安心感がある」って書いたけど、ホーカー・センターではけっこうディープなものも
食わせてくれるらしくて、以前テレビで「激辛に煮込んだ動物の骨(ウシかな?)をつかんで
手を真っ赤にしながら骨髄液をチュウチュウ吸う料理」なんてのを見たことがある。

あーーー…良かったなぁ、ホーカー・センター。
ナイト・サファリには行きたいとは思わない。
新しくできたカジノにも行きたいとは思わない。
でもホーカー・センターめぐりだったら「またシンガポール行きたいなぁ…」と思ってしまう、
典型的B級グルメのイ課長なのであった。




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by tohoiwanya | 2010-07-20 10:14 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(2)
2010年 07月 14日

シンガポール出張・初日の思い出

まず、喜ばしい話から。

イ課長は先日、120人くらいを前に、昨年やったある仕事の内容について講演した。
その仕事っていうのが実はシンガポールに出張した仕事だったんだけど、もちろん、
このブログでのシンガポールネタと違って、マジメに仕事の話をしたんだよ?(笑)

講演を聞きに来た参加者にはアンケートを配る。
当日はイ課長含めて3人が講演したんだけど、3つの講演に対してもそれぞれ
「大変良かった」とか「普通」とか「つまらない」とか評価をするようになってる。

主催者がさっそくアンケート結果を知らせてくれたんだけど、幸いなことにイ課長の講演は
3人の中では評価がダントツのトップだったそうで、「大変良かった」と「良かった」の
合計は9割を超えたんだって。9割超?それはすごい。主催者側も驚いてた。

ほらね?実はイ課長だってちゃんとマジメに仕事に取り組んでいるんだよ?
このブログの読者にはなかなか信じてもらえないかもしれないが…(笑)

そんなシンガポール出張初日の仕事のヒトコマについて書こう。
日曜の夜にシンガポールに着いて、月曜午前中の最初の訪問先に行ったときの話。

海外出張って、初日の最初の訪問先は現地の会社ってことが多いんだよ。
当然、通訳さんと一緒に行く。だから海外出張初日の仕事はじめのプロセスって

①まず通訳さんと待ち合わせして打合せ 
②しかるのち、二人で訪問先に行き、面談相手と会う   って形がほとんど。

要するに、初日でイ課長自身はまだその国に慣れてないとしても、現地事情に詳しい
通訳さんが一緒だから、移動に際してミスる心配はせずに済むわけだ。

しかしシンガポール出張初日の、最初の訪問先はたまたま日系企業だった。
面談相手も日本人だ。だから通訳さんナシ、イ課長一人で行かんとイカン。
何せこっちはシンガポール生まれて初めてで右も左もわからないアホウだからねぇ。
ミスらないように地図を何枚も用意したけど、正直言って多少不安だった。

ホテルを出てMRTに乗って、最寄り駅と思われる駅で降りた。ここまではいい。
ここからタクシーに乗るんだけど、どのくらい時間がかかるのか全然見当もつかない。
とりあえず汗かいて喉が渇いたからっていうんで駅ではちみつレモンを買った。
後で気がついたけど、これって本物のレモンの薄切りが入ってるんだよね。
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まぁ遅れるよりは早く着いて時間が余る方がいいやと思って、飲みかけのはちみつレモンを
カバンに入れてタクシーに乗ったはいいけど、シンガポールの朝の渋滞はすごいねー。
早く着きすぎるどころか、途中から間に合うかどうかハラハラした。
現地に慣れてないと、こういう不安要素がいっぱいあるからコワいんだよ。
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まぁそれでもドウにか時間前に着き、訪問先が入居してるビルもドウにか発見した。
面談も上々の首尾で、シンガポール出張初日の、最初の仕事は無事終わったわけだ。

「イ課長さん、お帰りはどうされます?タクシー呼びましょうか?」
「あ、そうですね。お願いします」

訪問先の現地女性社員が携帯電話でタクシー会社に連絡をとってくれた。
「10分で来るそうです」っていうんで、御礼を言って、1階玄関わきで待つことにした。

しばらく待った。10分…15分…タクシーは来ない。するとだ…。

さっき携帯でタクシーを呼んでくれた女子社員が様子を見に来るではないか。
イ課長がまだ玄関わきに立ってるのを見て、「あら、まだタクシー来ないの?」と思って
心配になったんだろうな。タクシーが来るのを玄関の内側で待ってる。
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上の写真じゃわかりづらいけど、実はこの時南国特有のスコールがザーッと降りだした。
依然としてタクシーは来ない。イ課長は雨の玄関先でボーッと待つしかない。

彼女の方はっつうと、玄関の中で一生懸命携帯で電話してる。おそらくタクシー会社に
問い合わせしてくれてるに違いない。やさしいなぁ…。

しばらく携帯で電話した後、彼女はイ課長のトコに来て「もう少しでタクシー来ます」と英語で教えてくれた。
イ課長は御礼をいい「もう大丈夫ですから、どうぞオフィスに戻って…」って言うんだけど、
彼女はタクシーが来るのを確認するまでは帰らない覚悟のようだ(笑)。

結局、その後しばらくして雨も少し小降りになった頃、タクシーが来た。
イ課長は乗り込み、笑顔で手を振って彼女と別れたのであった。

確かに、誰が見たってイ課長はシンガポールに不慣れな外国人そのものだった。
でも、そんなオノボリさんのために自分が手配したタクシーが来るのを
確認するまで待っててくれるなんて、親切な女性社員だったよなぁ…。

頼りないイ課長の、初めてのシンガポール出張の初日の記憶。

シンガポール出張した仕事の講演が思いのほか好評だった記念に、さらにあの時の
女性社員への感謝をこめて、イ課長ブログに残しておくことにしたのである。




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by tohoiwanya | 2010-07-14 16:15 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 24日

暑い!東南アジア出張 - その4-

ニューデリーの、最高45度だ50度だなんて気温のことを知っちゃうと、
シンガポールの暑さはずっと人道的だったと思う。

だが、暑がり・汗っかきのイ課長はそれでも完膚なきまでにヤラレたのだ。
あとはどこか冷房の効いた屋内で休息し、多少早すぎてもいいから空港行っちゃって
シンガポール出張最終日を美しくフィニッシュしようではないか。

というわけでMRTで街の中心部に戻り、涼しいショッピングモールで体を冷やし、
ようやく何とか人心地ついたイ課長なのであった。
シンガポールにはこういうキレイなモールがほんとにいーっぱいある
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さて、残った時間ナニすっかなぁ?と思いながら、モールにあった長いベンチに
腰かけて考え、考えてるうちにだんだん眠くなった(笑)。

結局、イ課長はこのベンチに意味もなく1時間以上座ってたはずで、そのうちの
50分くらいはウトウトと居眠りしてたはずだ。やっぱ、相当疲れてたんだな。
ホテルをすでにチェックアウトしちゃった日って、こういう時つらいね。
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イ課長が居眠りしたシンガポールの長いベンチが上の写真。記念に撮っといた。
右端、この写真だと紫色の服を着たオバサンのいる席で、1時間近く居眠りブッこいたわけだ。
我ながらブザマだと思うけど、周りのお客がおしゃべりしてるコーヒーショップみたいな
場所よりこういうベンチの方がむしろ静か。背モタレがないのが残念だったが(笑)。

居眠りの後は同じモールの中のフードコートに行ってシンガポール最後のメシを食った。
下から火で加熱する、エスニック風鍋料理。美味しかったよ。冷房が効いた場所だと
発汗でビショビショになることをあまり恐れず、熱い料理を注文できるから嬉しい。
この時イ課長はかなり塩分も不足してたはずで、一生懸命食わせていただきました。
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結局、この後はホテルに戻り、預けた荷物をピックアップし、それをゴロゴロひきづって
MRTでチャンギ空港に向かった。出張最終日もなんとか終わったぜ。やれやれ。

ただし、ここで一つ注意点がある。
夕方のMRTは通勤帰りの人たちでかなり混む。イ課長が乗ろうとしたCity Hall駅みたいな
中心部の駅は特に混む。だからゴロゴロスーツケースを持って乗り込むのはけっこうタイヘン。

イ課長はこのとき、一番先頭の車両まで移動して何とか荷物と一緒に乗り込んだけど
小柄な女性で荷物が大きくて重い、なんてときに混んだMRTでの空港移動はラクじゃないと思う。
朝夕のラッシュ時にMRTでチャンギ空港に移動する場合、少し時間をズラすことをお勧めしたい。

イ課長自身、ホントはもっと遅く空港行くべきだったんだよ。
特にすることもないから、早めに空港行ってのんびり飛行機待つか、と思って
早く出たから、あんなMRTのラッシュ時間にぶつかってしまったのだ。バカなヤツ。

暑い市内観光に打ちのめされ、クタクタ・ボロボロになったみじめな敗残兵・イ課長の、
最後までブザマなシンガポール出張最終日はこうして終わったのでありました。
ちなみに、MRTのチャンギ空港駅ってこんな感じ。ピカピカにきれいな地下駅だ。
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しかしこうして考えてみると、「出張ついでの半日観光」つうても、アジアと欧州とじゃ
状況は大きく違うねぇ。

最近数十年でグワッと急成長したアジアの首都って、程度の差はあれ、どこでも
高層ビルが立ち並んで発展してるけど、半日くらいチョコッと観光するとなると困る。
見たいトコがこれといってないんだもん。結局歩き回って暑さにやられるだけ。
同じ負けパターンでジャカルタ、バンコク、シンガポールと市内観光3連敗じゃねぇか。

まぁいい。とにかく暑いシンガポール出張の最終日についてはこれで書き終わったのだ。
近々、寒~い欧州出張の最終日についての連載?が始まるであろう(笑)。



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by tohoiwanya | 2010-06-24 09:51 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 18日

暑い!東南アジア出張 - その3-

唐突だけど、シンガポールでは売春が合法らしい。
春を売るご婦人たち(公認ライセンス制だとか)が集まる公認売春エリアってのもちゃんとあって
それが、これからイ課長が行こうとするゲイランというところなのだ。

東西に伸びるゲイラン通りから南北にたくさん路地があって、その北側だか南側だか、
とにかくドッチか片方側の路地が売春エリア、もう片方は庶民的な飲食店エリア…と、
大まかにはそういう場所らしい。

公認売春エリアつうからには、夜はアヤシい雰囲気になるはずだ。
しかし、昼間はごくマットウで安全な「庶民的飲食店街」っていう感じらしいから
ハンブルクの飾り窓横丁よりはずっとフツーっぽい街なんだろう。

通訳サンも「シンガポールの昔の感じを味わうなら、ゲイランはいいですよ」と言っていた。
まだ時間も余ってるし、だんだん腹も減ってきたし、それならっていうんで
チャイナタウンの次はゲイランをブラついて、ついでに昼メシでも食うかと思ったわけヨ。

実際に行ってみたゲイランはあまりの暑さと日射しの強さのせいか、通行人も少なかった。
たしかに安そうな飲食店らしき店もあるけど、営業してるんだかしてないんだか…。
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いや実際、この時はホント~に暑かったんだよ。
ゲイラン通りをブラブラと歩き始め、すぐに「こりゃダメだ」ということに気づいた。
暑さと日射しと熱気と汗とで、とてもブラブラ散歩なんていう状況じゃない。

地元の人たちはあまり出歩いたりせず、たぶん屋内で暑さをやり過ごしてるんだろう。
「この暑さが和らぐまではスローペースでいこうぜ」的な雰囲気が街中に漂ってる。

そんなゲイラン通りをタッタ一人、汗ダクになって歩きまわるバカな外国人。
えっと…この街に一体何しに来たんだっけ?あまりの暑さで忘れちまった(笑)。

たちまちヘロヘロになったイ課長、地元の人たち向けの冷房もない安食堂に入って
メシを食い、冷えたビールをむさぼり飲んだ。ここの話は前に書いたよね。
クーラーはないけど、とりあえずは日陰。イスに座って水分を補給し、少し休んだら
やっと正気を取り戻したような気分だった。
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この食堂で休みながら、もうイ課長は完全にカブトを脱いだ。
この暑さ。しかも超汗っかきのイ課長。もうこれ以上屋外徒歩観光はできましぇん。
どっか冷房の効いた場所に戻っておとなしくしてますです、ハイ。

食堂を出て、再びキョーレツな日射しの屋外に戻るのは勇気が必要だった。
しかし、とりあえずMRTの駅を見つけて中心街に戻らんといかん。
(こういう時ですら、タクシーを使おうという発想は湧かないらしい)
たった今食堂で飲んだビールをガンガン発汗しながら歩いてたら、幸いなことにほどなく
MRTの駅を見つけることができた。よかった…ここで迷子になったら日射病になりかねん。
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ははぁ~…ここって、さっきゲイランに行くために降りた駅の、おそらく隣駅だよな。
要するにイ課長はMRTのひと駅分を、グルッと遠回りして歩いたってことになる。
さほど長距離を歩いたわけじゃない。普段のイ課長だったらドウってことはない。

しかしもうダメ。もう完全ギブアップ。
15年前のジャカルタやバンコク同様、ここシンガポールでもイ課長は東南アジアの暑さに完敗だ。
市内観光からフラフラ撤退するという、ブザマな敗退行為を繰り返してしまったぜ。
上の写真の影の濃さをみてよ。いやもうすごい日射しだったね実際。

冒頭書いたように、ここゲイランは夜になれば公認売春エリアとして別の顔を見せる…はずだ。
桃色の妖艶な雰囲気が漂う街に変貌する…んだろう、たぶん。
しかしイ課長にとってゲイランは「とにかく暑かった」という記憶しかないよ。
桃色の妖艶な雰囲気なんてモノは完全に蒸発して、あの日は全く残ってなかった(笑)。

しかし暑い市内観光から撤退したはいいけど、空港に行くべき時間まで、まだ軽く
4~5時間はあるぜ?それまでナニするのさ?イ課長。
(その4につづく)



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by tohoiwanya | 2010-06-18 16:11 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 16日

暑い!東南アジア出張 - その2-

世界地図を見ると、シンガポールってすごく赤道に近い。

赤道(0度)からの位置関係でいうとジャカルタが南緯6度07分、バンコクが北緯13度45分。
これに対してシンガポールは北緯1度17分。こんなに近かったんだと改めてびっくり。
(ちなみに、東京は北緯35度40分)
もっともそういう位置の割にはむしろ涼しい国なんだと思うけどね、シンガポールは。

そんな赤道直下のシンガポール市内観光。それでも序盤はまだ良かったんだよ。
とりあえずオーチャード通りで買い物でもしようかなと思って行ってみたんだけど、
別に買いたいモノもないからチャイナタウンへ行ってみることにした。

そこのショッピングモールにあるウェンディさんの店でマッサージしてもらったり、
冷房の効いた室内でそれなりに有意義に時間を過ごすことができた。
ただ、今にして思えばウェンディさんはイ課長をマッサージしながら、やけに服の湿った
客だと思ったに違いない(笑)。この時すでにけっこう汗かいてたからね。
(念のためにいうけど、マッサージは着衣のままやったんだよ)

そういやチャイナタウンのフードコートにこんな店があったっけ。
写真を見ると、どうやら日本風ウドン屋だと思われる。ちょっと興味があったんだけど
食うとまた汗かきそうだからやめた(笑)。
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ウェンディさんの店を出たのが昼過ぎ…たぶん12時半とか1時くらいだったと思う。
飛行機が出るのは夜の11時過ぎ。少し早めに8時に空港に行くとしたって、あと6〜7時間は
自由時間がある。どうするかなぁ〜?と考えつつ、とりあえずチャイナタウンをぶらぶら歩く。
中国風仏教寺院も覗いてみたけど、冷房効いてないし…(笑)
「酷暑の東南アジアで無目的に散歩」というアリ地獄にまたハマりつつあるイ課長。
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この日は陽射しも強かったんだよ。シンガポール滞在中で一番晴れたんじゃないかな?
チャイナタウンの白壁がまぶしかった。そろそろ観光どころじゃなくなってきたぞ…
ペニンシュラホテルからカッパラった(ああごめんなさい)ハンドタオルで何度も汗を拭く。
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どこか冷房の効いたところに入りたいけど、ずらりと並んだ間口の小さい土産物屋はみんな
道路ガワが全面開口部になってる。従ってやはり冷房なんてない。この辺は「歴史保存地区」
みたいだから冷房がないのは仕方ないけど、だんだん暑さと水不足で頭がボンヤリしてきた。
うう…東南アジア市内観光でおなじみのパターンだ(笑)。そろそろやばい。

そこで緊急避難的にカキ氷で体を冷やすことにした。
ただのカキ氷かと思ったら、まずクラッシュアイスにサイダーを注ぎ、そこに今度は
アイスクリームを入れてゴシゴシかき混ぜて、製造にけっこう時間がかかる。
途中の工程は多少手ぇ抜いていいからさ、早く飲ましてくんねぇかな…ハァハァ。
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これを飲んで(というか、食って)少し落ち着いたけど、つぶさねばならぬ時間は
まだタップリある。ドコ行こうかなぁ? ああ、そうだ。ゲイランに行ってみようかな。
アソコだったらまず移動のMRT乗ってる間、車内冷房で涼めるし。

したいコト・見たいモノがあるわけでもなく、ただ「どんなトコなんだろ?」って程度で
ふらふらと行ってみようと思っちゃう、相変わらずの計画性のなさ。

こうしてシンガポール出張最終日の耐暑訓練…あいや、市内観光はさらに続くのである。
(その3につづく)
  


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by tohoiwanya | 2010-06-16 00:23 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 06月 14日

暑い!東南アジア出張 -その1-

6月も半ば。だんだん暑くなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

イ課長ブログをお読みの一部の方には周知の事実、大多数の人には初耳だろうけど、
実はイ課長はたいへんな暑がり&汗っかきなのである。

こういうイ課長にとって、南国への出張は暑さとのタタカイでもある。
去年の沖縄出張のときも、ダバダバ汗かいてアンダーシャツはすぐにびしょびしょ。
しまいには上に着たボタンダウンシャツまで汗ジミだらけになって困ったもんだった。

イ課長が以前の勤め先で生まれて初めて行った海外出張先はジャカルタとバンコクで、
あれは、東南アジアの暑さというものを生まれて初めて知る機会でもあったわけだ。

ジャカルタでの仕事が金曜に終わり、土曜の夕方に飛行機でバンコクに移動予定。
つまり、土曜の朝から夕方のフライトまではジャカルタでの完全フリータイムっつうわけだ。
やったー!ジャカルタ観光し放題。いいなぁ…と思うかい?イ課長も最初はそう思った。

しかしだね、東南アジアの国の首都って、意外に観光すべき場所ってないんだよ。
これはジャカルタだけじゃなく、バンコクやマニラでも感じた。アジア新興国の首都として
立派な建物は増えて発展してるけど、観光したい場所があるかと言われると…。
(写真はネットで拾ってきたジャカルタ中心部)
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あの時はとりあえず、ホテルからタクシーに乗ってパサール・イカン(魚市場)ってトコに
行ってみたんだけど、土曜のせいか、ほとんどの店は閉まっててちーとも面白くない。

しょうがねぇなぁ…と思いながら魚市場を出てブラブラあてどもなく歩くイ課長を、
南国の日射しと暑さが痛めつける。気分的には「炒めつける」と書きたいところだ(笑)。
ジリジリ焼かれるように暑いというわけじゃないんだけど、しばらく外を歩いてると
たちまち汗ダクダク、体はアツアツ、頭はボンヤリしてくるという始末。そういう意味じゃ
東南アジアの暑さと沖縄の暑さって、似てるね。

何度も店で冷えたジュースとか買って飲むんだけど、文字通り焼け石に水。
暑さと、車の排気ガスとでほんとーーに頭がボンヤリするに至ってついにイ課長は降参し、
ホテル近くの、冷房の効いたショッピングモールに退却したわけだ。

似たような経験は、ジャカルタから移動したバンコクでもしたんだよね。
土曜の夜に到着して、日曜日は完全フリータイム。バンコク市内観光し放題…なんだけど、
やはりコレと言って行きたい場所もない(入念に計画を立ててればあったのかもしれないんだが)。

とりあえずチャオプラヤ川の船に乗り、適当なトコで下船してブラブラしてるうちに、
やはり暑さでダメになってきた。バンコクは「世界でも指折りの暑い首都」と言われるくらいで
とにかく暑いんだよ。汗かきすぎで脱水状態になり、しまいにはやっぱり頭がボンヤリ。
ジャカルタと全く同じパターンだ。結局、特に成果もないままバンコク市内観光からは撤退し、
冷房の効いたホテルの部屋で体を冷やすハメになった。(写真は同じく拾いもの)
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あれがもう15年くらい前の話。

①東南アジアの首都、市内観光しようっつうても、意外に見たいと思う場所が少ない。
②しかも暑い。屋外をブラブラ長時間歩くことは、汗っかきイ課長にはことさらキツい。

…という、二つの教訓をイ課長は学んだわけだ。

さて、長々と大昔の東南アジア出張の話を書いたが、これはいわば前置きである(笑)。

話は突然、2009年10月16日、シンガポール出張の最終日に飛ぶ。

最後の仕事は午前中に終わり、あとは夜の帰国便までフリーだった。
帰国日だから、当然ホテルはチェックアウトしちゃった。部屋でゴロ寝ってわけにはいかん。
あとはシンガポール観光し放題…とはいえ、どこか行きたいトコがあるかと言われると…

こうして半日に及ぶシンガポール最後のフリータイムは始まったのである。
「特に行きたい場所もない」「しかし過ごすべき時間はある」「暑〜い東南アジア」
昔のジャカルタやバンコクと全く同じシチュエーションではないか。
いまこそ、あの時の教訓が生かされる  …  ということはなかった(笑)。

学習能力のないイ課長はふたたび全く同じパターンにハマることになったのである。
酷暑の中をフラフラと歩き回り、歩き回った挙げ句に最後はフラフラと撤退するという、
有意義なシンガポール半日市内観光がこれから始まるのだ(笑)。

下の写真はイ課長撮影のシンガポール。しかし、なんつう影の濃さ、日射しの強さ…。
(その2に続く)
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by tohoiwanya | 2010-06-14 01:23 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 05月 06日

シンガポール出張中の最安メシ

欧州出張の話が続いたから、久しぶりにシンガポール出張の話を書こう。

すでに書いたように、シンガポールでは食事はほぼすべてホーカー・センターないしは
それに類した、「屋台的」なところで済ませた。だっておいしくて安いんだもん。
単品料理はほとんど5S$(350円弱ってとこか)未満。
B級〜C級グルメを行ったりきたりして、決してA級グルメにならないイ課長としては
こういう安くて美味しいモノは大好きなのだ。

そんな感じでシンガポールでは安いモノばっかり食ってたイ課長が、
シンガポールで食った最も安い食事。それはコレだ。

ご飯の上に3種のオカズがのったというだけの、まぁごく簡単なメシだ。
これが…確かねぇ、記憶では2.4S$(150円くらい)だったと思うんだよな。
とにかく、メシよりもビールの方がずっと高かったことは間違いない。
ご飯が1.2S$(約75円)で、オカズ一種につき0.4S$、3種あるからこれまた1.2S$(約75円)
確かそんな価格構成になってたと思う。
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一体何だってまたこんな安いモノを食ったのか?
場所はゲイラン通りというところで食ったのだ。
ゲイランについてはいずれ詳しく書くけど、夜は極めてアヤシイ一帯になるところらしい。
ただし、イ課長が行ったのは昼間だよ(笑)。

もうとにかく暑くて暑くて、空腹より何より、とにかく日陰に入って座って休みたかった。
しかしこの辺になると観光客なんてほとんどゼロで、歩いてる外国人なんてイ課長だけ。
外国人の入りやすいムードの店なんて全くなくて、完全に地元の人とための店しかない。

しかしもう暑いし、のど渇いたし、疲れたし、そんなことも言ってられん。
というわけで、エイヤで入った店がこの店である。一応食堂らしい。
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中に入るとホーカー・センターでいう屋台風店舗が1軒だけある。
店舗と厨房を兼ねてて、いくつかのオカズが皿に盛られて並んでる。

イ課長も相当オドオドしてたけど、ロクに言葉もわからない外国人客が来たってんで
店員もかなり困った様子だった。
とにかく、皿にゴハンをよそり、あとはどのオカズがいいか?と聞くから適当に3つ指さした。
緑が青菜炒め、黄色は卵炒め、手前の赤い炒め物は野菜と肉かな?と思ったけど、
肉に見えたものは実は油揚げだった。でもね、美味しかったよどれも。

メシを食い、ビールで喉の渇きを癒してようやく落ち着くと、自分が
「ものっすごく場違いな店に来てしまったガイジン観光客」になってるのに気づく。
「さば焼定食450円」「コロッケ定食400円」なんて看板が並ぶ裏町の古い定食屋に突然
よくわからない外国人客が入ってきたようなもんで、イ課長は激しく浮いてる(笑)。

しかし、ワケもわからず入っちゃったこの食堂、イイ感じだったなー。
おそらく昔のシンガポールの食堂なんてみんなこんな感じだったんだろうなぁ。
もちろんクーラーなんてない。扇風機が熱帯の暑い空気をゆる〜く送ってくる。
真ん中にタバコを売るカウンターなんかがあって、見るからに昔のままの店構えって感じだ。
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うーん、いいねいいね。
そもそもゲイランに来た理由も「昔ながらのシンガポールの感じ」が残ってるからって
聞いたからだったんだけど、この食堂はまさにそういう雰囲気が濃厚に漂ってる。

オーチャード通りのキレイなフードコートもいいけど、古きシンガポールの雰囲気を味わいながら
エンゲル係数を低く抑えたいんだったらゲイラン通りにGOだ。外国人が一人で入るのに
ちょっと勇気を必要とするような(笑)安食堂がいっぱい並んでるよ。

もっとも、夜はヤバい街らしいけどね。行くのは昼にしてね。



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by tohoiwanya | 2010-05-06 22:54 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)
2010年 04月 14日

シングリッシュ!

前にも書いたけど、シンガポールではマレー語、中国語、英語、タミル語の4つが公用語。
位置付けとしては、大きくマレー系、中国系、タミル系という民族が混在してる国にあって
それぞれの母語が存在すると同時に一種の“共通語”として英語がある、っていう感じなんだと思う。
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さてその英語だ。シンガポールの英語。ちょっと独特なのである。
まぁ言語なんてヨソの国で普及する頃にはそれなりに変質を遂げるのは当然ちゃ当然だが。

そういう、シンガポール独特の英語のことを「シングリッシュ」という。
普通に英会話を勉強した人もシングリッシュになるとガゼンわからなくなる、なんて話を
出張前に聞いたから、一体どんな英語なんだろうかと興味があった。
もっともイ課長の場合、シングリッシュはもちろんイングリッシュだってダメなわけだから
シンガポールの英語が独特だろうがヘチマだろうが関係ないとも言えるのだが(笑)。

しかし実際にシングリッシュを聞いてみると、確かに「こりゃわかんねぇや」と思った。
耳で聞いて感じた印象としては「非常にポキポキした英語」ってことだね。
本来伸ばすところに、逆に小さい「ッ」がついてるような感じとでも言えばいいか。

イ課長がシンガポールに出張したのは去年の10月(October)だったけど、たとえば
オクトーバーがオクトッバッみたい…いやちょっと違うか…こういうのを文字で伝えるのは難しい(笑)。
「All About Singapore」ってサイトに載ってたシングリッシュの話を借用しよう。

シングリッシュの文法的?特徴としては、最後に「ラー Lah」っていう言葉を
くっつけることみたいだラー。たとえば OK lah! で「オッケーだよー」てな感じの、
少しくだけたニュアンスが出る(らしいラー)。

あと大きな特徴は「CAN」の使い方。けっこうなんでもCANで済ませちゃうみたいで、
たとえば

客 「もう少し安くなりませんか?」
店員「いいですよ。」
客 「ホントですか?」
店員「もちろん、OKです。」
    ↓
客 「 Discount, CAN? 」
店員「 CAN! 」
客 「 CAN? 」
店員「 CAN! CAN! 」

これ、わかりやすいワ(笑)。イ課長もシンガポールでCan Can言ってくりゃよかった。
Can Can!はシングリッシュを代表?する言葉みたいだね。

発音面ではさっき言ったように小さい「ッ」が入るような特徴があるんだけど、特に
「r」で伸ばすべきところに「ッ」が入る。これも好例としてよく挙がるのが駐車場(Car Park)だ。
これを「カーパーク」じゃなく「カッパッ」っていう風に発音するらしい。
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実際、イ課長が通訳なしで話した現地の人はウェンディーさんか、あとは
ホテルの従業員か、食い物屋台のオバチャンくらいのもんだ。
自分が話したり聞いたりするというブブンではそんなに強くシングリッシュのわかりづらさを
感じることはなかった。もっとも、向こうも「ガイジン向け」の言い方をしてた可能性も高いけどね。

しかし通訳さんと地元タクシーの運転手さんの会話となると、これがわからない。
「ドコソコに行ってください」って、目的地を言ってるはずなんだけど、それでも
「いま何て言ったんだろう?」ってことが少なくなかった。

さらにもっと驚いたことがある。
通訳さんがタクシーの運転手さんにシングリッシュで行き先を言うじゃない?
運転手さんが道順や方角を確認するために、通訳さんにシングリッシュで質問する。
それに通訳さんが答えて、しばらく二人のやりとりが続いて…う? ちょっと待て…


二人はいつから中国語での会話に移行したんだ?!

そう。何せ事実上国民すべてがバイリンガルのシンガポール。
中国系同士だったら、会話言語がシングリッシュからヒョイと中国語になるくらいは
ちっとも珍しくない。理屈としてはそれはよくわかる。

しかしその現場に居合わせた日本人としちゃ、わかっててもビックリ仰天だよ。
英語と中国語の間で“出入り自由”な会話だなんて。いやーうらやましいなぁ。

ちょっと訛りがあってもいいから、英語と中国語を(あるいはマレー語、タミル語でも)
同時に覚えたいという人は今すぐシンガポールに移住だラー!




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by tohoiwanya | 2010-04-14 15:05 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(1)
2010年 03月 29日

南国の建物と食べ物

海外出張中のイ課長は(おそらく他の海外出張者もだと思うが)、「何かに遅れたら
取り返しがつかない、一巻の終わり」っていう重いプレッシャーに四六時中抑圧されてる。

だから寝坊なんてしたタメシがない。ほとんどの場合は目覚ましより先に目が覚めちゃう。
プレッシャーで寝坊どころじゃないんだろうな。しかも自分一人しかいないし。
目覚ましにイヤイヤ起こされて、なおかつ再度眠りにつく日本での朝とは別人のような、
緊張したシゴト生活を送ってるわけだ。なかなか信じてもらえんだろうが(笑)。

ホテルの窓から見る朝のシンガポール…うーん、朝日がまぶしいぜ。
朝日を浴びる早朝のシンガポールの写真を一枚撮っておこう。
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さてだ。シンガポールにはちょっと変チクリンな外観の近代建築物がある。
上の写真の真ん中やや右上あたりに、ハの字型に開いたドーム状の建物があるでしょ?
これ、コンサートホールやイベントホールが入ってる建物らしいんだけど、
その珍妙な形状が目をひく。もうちょっとズームで撮るとこんな感じ。
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近くで見るとこんな感じ。
建物の形自体もそうだけど、チクチクした表面がまた変わってるよね。
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さて、ここで問題です。
このホール、実はあるモノの形状を模して作られていますが、そのモノとは何でしょう?

すぐにわかった人はスゴいと思うなぁ…。
イ課長なんてガイドブックを読むまでまーーーーーったく気がつかなかったんだから。
ちなみに、夜はこんな感じね。キレイではあるけど、何の形を模したかと言われると…?
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もうわかった?
まだわからない人も多いんじゃないかな?
ヒントはね…食い物です。それも南国特有の。

あ、わかった?


じゃーん。それでは正解です。

ドリアンの形を模して作られた建物なのでした。

ドリアンって鼻の曲がりそうなすごい匂いが有名だけど、イ課長は果肉を食ったことも、
世界的に有名?な匂いをカイだこともない。
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上の写真はたまたまベドックの商店街を歩いてるとき、果物屋の店頭に
ドリアンが山と積まれてたから「ほほう」と思って撮った。
皮に包まれてるせいか、特に匂いも感じない。たぶん、切ると大変なことになるんだろう。
持ち込み禁止のホテルもあるっていうくらいだからねぇ。

ドリアンの写真を撮ったあと、通訳さんと話をした。
イ「ドリアンってスゴい匂いが有名だけど、店頭に並んでる分には大丈夫だね」
通「え?そうでしたか?店先に並んでてもけっこう匂いますよ〜?」
イ「ええ?そう?気がつかなかったけどなー」

まさかもう一度匂いをカギに戻るわけにもいかんしねぇ(笑)。

ちょっと離れたところから写真を撮るくらいじゃ気づかなかったってことは
(店頭の、他の南国果物の香りに混じってわかんなくなってた可能性も高いが)
あれだけ世界的に有名な「ドリアンの匂い」っていうのも、実はそれほど
キョーレツってわけでもないのかな?

せっかく、ドリアンがそこらでゴロゴロ売られてる国に行ったんだから、
食わないまでも、せめて匂いをカイでくればよかったと、ちょいと後悔してるイ課長でした。

しかし、ドリアンって一体どうやって食うんだろ?
キウイみたいに半分に切って…つまり、あのコンサートホールみたいな状態にして(笑)、
スプーンで果肉をすくって食うのかなぁ?



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by tohoiwanya | 2010-03-29 00:36 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)