カテゴリ:2010.08台湾旅行( 35 )


2011年 09月 05日

台北のMRTに乗ってみよう

いかんなー。なかなか落ち着いてブログを書く気分になれん。
やっぱブログを書くにはある程度ココロが平安である必要があるよなーー。
最近いろいろ厄介ゴト、面倒ゴトを抱えるイ課長なのだよ。

今日は唐突に台北のことを書くのである。
去年の9月最初の日曜日を、イ課長は台北ですごしていたわけだ。あれからちょうど1年。
一周年記念企画ということで、今日は台湾ネタでいくのだ。

台北のネタ、さすがにほとんどはもう書いた。しかしMRTについて書いてなかったんだよ。
本日はガイドブックっぽく、台北のMRTの乗り方をご紹介しましょう。

このMRT。要するにまぁ台北の地下鉄。
何の略かと思ったら Mass Rapid Transit(大量高速輸送機関)なんだと。
イ課長はてっきり Metro Rail Taipei だと思ってたんだけどなぁ(笑)。

このMRT。台湾語だと「捷運」と書く。この文字は台北でよく見かける。
MRT台北駅を台湾風に書くと「捷運臺北車站」となるわけだ。
路線バスに乗って捷運●●車站なんてバス停があれば、そこがMRT駅の最寄りバス停で
あることがわかるから、この文字は覚えておくとけっこう便利。

え?捷運って書いて何て読むのかって?実はイ課長も台北滞在中は知らなかった(笑)。
さっき調べたら「しょううん」と読むらしい。へぇ~。

などと、台北MRTに関する基礎知識を仕入れたところで、さて乗ってみましょう。
まずは切符を買わなければならない。
切符の自販機はこうなってる。路線図の、自分の降りたい駅のトコを直接押すのだ。
そして現金で料金を払う。下の写真の「2」って書いてあるのが現金投入口。
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「1」と書いてあるのは日本のSuicaみたいなカードのチャージ用だと思うけど、
短期滞在の旅行者イ課長は、全て現金購入方式で乗った。
この写真を見ると近い駅なら30元だ。日本円なら100円ってとこか。安いね。

出て来るのは切符ではない。こういうプラスチック製のコイン。トークンってやつだ。
こういうところはNYの地下鉄なんかと同じなんだよねー。
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このトークンを改札口でかざす。ICチップが入ってるからこれ自体がSuicaと同じ機能を
持ってるわけだ。改札口を抜けたらホームに降りましょう。

比較的新しい地下鉄システムらしく、ホームは広々としててモダンだ。
シンガポールの地下鉄を思い出す…と書いて気がついたけど、シンガポールでも
地下鉄をMRTと言ってた。同じ名称なんだろうか?
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車内はこんな感じ。混んでる時バージョンと無人バージョンをお見せしましょう。
車内の感じもすごくモダンで近代的だよね。
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台北のMRTがシンガポールのMRTと似てるのは名称や近代的なトコだけではない。
両者の重要な類似点は車内はもちろん駅構内でも飲食は厳しく禁止されてることだ。

シンガポールのMRTの記事でも書いたけど、これってけっこう厳しいって印象だよね。
暑いんだから、ペットボトルの水飲むくらいなら…と思っちゃうけど、ダメなのだ。
飲み食い自由の、東京の無法地帯?地下鉄に慣れた観光客がうっかり水なんか飲んじゃうと
罰金だよ?これは気をつけないといけない。

ちなみに、これも罰金の張り紙だけど、これは飲食禁止じゃないよな。
書かれた漢字から推測すると、おそらく読み終わった新聞はクズ籠に捨てろ、でないと
7500元の罰金だぞ、みたいなことが書いてあるんじゃなかろうか。
7500元っつうたら2万3千円くらいか。旅行中にこんな罰金払わされたら大変だ。
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と、罰金の心配をしてるうちに目的地に着いた(笑)。改札口を抜けましょう。
行きの改札口でかざしたトークンを、今度はポンと投入してしまうわけだ。
そうすると目の前のゲートがゴトンと開く。
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という具合に、台北のMRTはキレイで便利で安くて渋滞もなくて、自由旅行においては
その利用価値は極めて高い。イ課長も3泊4日の間に何度乗ったかわからないくらいだ。

しかし、車内で飲食せず、ゴミはちゃんと捨てること。
お行儀良く乗りましょうね(笑)。




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by tohoiwanya | 2011-09-05 00:07 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 06月 27日

暑い国のワンコに関する考察

話はトツゼン、6月のウィーンから昨年の台湾に飛ぶ。

ウィーン・ネタはこれからずーーっと続く。しかし去年の台湾旅行や欧州出張の話もまだ
書き尽くしたとはいえないから、合間を見ながらチマチマと書いていこうと思うのだ。
ウィーン分離派なんてゲーズツ的話題の後に、突然ワンコの話(笑)。

台湾のワンコ…というより「アジアの暑い国のワンコ」には共通点がある。
同じようなことをかつてバンコクやマニラでも感じたことがあるんだよ。

ここでいう「暑い国のイヌの共通点」っていうのはたとえば、短毛種のイヌが多くて
長毛種が少ないなんて当たり前のことではなく、日本のイヌにはあまり見られない特性で、
日本人から見るとやや不思議に思える点なのだ。たとえば…


不思議1.暑い国のイヌたちよ、キミらは飼い犬なのか?野良犬なのか?

なぜこれが不思議かっていうと、要するに首輪したイヌがいないからだ。
日本人の多くは「首輪があり、ヒモでつながれてる=飼い犬」「首輪・ヒモなし=野良犬」という
判別指標を持っている。そういう指標を台湾や東南アジアの犬にあてはめれば、彼らは
すべからく野良犬ということになる。みんな首輪してないんだから(下は烏來で見たイヌ)。
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しかし、台北や十分や烏來で見かけたイヌがすべて野良犬だったとは考えづらいんだよなぁ。
飼い犬だって絶対いるはずだ。むしろ問題は「なぜ飼い犬に首輪をしないのか?」なんじゃないか?

これに対するイ課長の仮説は「そもそもイヌに首輪をはめ、つないでおくという習慣自体がない」
というものだ。つながなくて大丈夫なの?と思っちゃうけど、たぶん問題ないんだよ。なぜなら…


不思議2.暑い国のイヌはなぜ無気力っぽいのか?

そう思わない?
少なくともイ課長が見た台湾やフィリピンやタイのイヌはみんなダラッとしてた。

この疑問に対する答えは結局「暑いから」ってことになるんだろう。
イヌだって暑けりゃダラッとする(はずだ)。ワンワン吼えたり、飼い主から逃走したり、
人に噛み付いたり、そんなエネルギー多消費型の、暑苦しい行動を起こす料簡にはならないんだろう。
吼えも走りもせずダラッとしてるイヌども。これは見方を変えれば「おとなしいワンコたち」なわけで、
おとなしいんだったら、つないでおく必要もないってわけだ(下は十分で見たイヌ)。
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不思議1&2に関連する傍証として、イヌを散歩させる光景もついぞ見なかった。
これもまたイヌを散歩させる習慣そのものが存在しないのではないか?とイ課長には思える。
あの暑さの中、イヌの散歩となれば飼い主は大変だろうが、イヌだって大変なんだよきっと(笑)。
「さんぽぉ?この暑いのに?勘弁してくんねぇかな~」とヒトもイヌも思ってる。
散歩させないんだから、首輪もヒモも特に必要ない…ってことじゃないかな?


不思議3.寝たり伏せたりした姿が、なぜダラシなく見えるのか?

そうなんだよ。寝姿とか伏せた姿がミョーにダラシない。
もっとも、イヌの行儀のいい寝姿ってナンだと言われると困るんだけど…(笑)。

これは例の魯肉飯の店にいたイヌだけど、台湾のイヌはよくこうやって後ろ足を
ドタッと投げ出すような感じで寝たり伏せたりしてた。
後ろ足をきちんと折り畳んで座る、そんな行儀のいい?イヌは少ないようだ。
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さらにこれ。
瑞芳の駅で見かけたイヌで、一瞬死んでるのかと思ったが、単に寝てるだけ。
ここはオマエの犬小屋じゃないぞ?飼い主の家でもないぞ?人がザワザワといる駅だぞ?
そんな場所で、よくそこまで警戒心なくダラシなく眠れるな。
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この不思議3についても、おそらく「暑いから」が理由なんだと思う。
熱中症や夏バテ防止のために、イヌだって昼寝して体を休めたい(んだと思う)。
ましてイヌには汗腺がないから、冷房で冷えた床にぺったり密着して体を冷やしたい。
そうなれば足を投げ出したり床にベッタリ寝る方が、床との接触面積が増えるってわけだ。
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この魯肉飯屋のイヌ。どう見たってこの店で「飼われてる」としか思えない。
だとすれば、やはり飼い犬に首輪をつける習慣が台湾ではない…んじゃないかなぁ?

ついでに…と言ってはナンだが、これは台北の双連駅近くにいたネコ。
これもまた当然のごとく首輪なんてしてなくて、飼い猫だか野良猫だか判然としない。
わりと痩せてて、栄養状態はあまり良くなさそうに見えるが…。
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つまりこういうコトだな。
イヌであれネコであれ、台湾やアジアの暑い国のペットたちは「飼われてる」か「野良」かの
境目がボヤケてるってことだよ。というより、台湾のイヌネコたちは「飼育」と「野良」の
グレーゾーンにいると言うべきか(笑)。これを端的に表す言葉としては、やはり
放牧”という言葉しか思いつかないのである。

まぁそれはそれでイヌネコたちにとっちゃけっこうシアワセじゃないかって気がする。
イ課長がイヌに生まれ変わったら台湾で、おいしい台湾料理の残飯でも食いながら
のんびり“放牧”されるのも悪くないなと思うよ。暑いのには閉口だが…(笑)。



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by tohoiwanya | 2011-06-27 20:51 | 2010.08台湾旅行 | Comments(8)
2011年 05月 30日

寧夏路夜市

寧夏路夜市と書いて、何と発音するのかわからない。

以前書いた記事で、勝手に脳内日本語変換すりゃ「ねいかろよいち」だなんて書いたけど、
台湾語での発音は不明。しかしブログ書く上では別に発音なんかしなくたっていいんだから、
以後は寧夏路夜市としか表記しない。読む人はそれぞれ勝手に脳内変換して読んでほしい(笑)。

さて、寧夏路夜市だよ。
食い物のマズいロンドンの話から一転して、美味しさの暴力国家・台湾に話はとぶのだ。

夜市って要するに屋台村みたいなところで、台北市内には有名な夜市エリアが複数ある。
士林夜市とか、この寧夏路夜市とかね。
台湾に行ったらこの夜市を楽しみたいと思ってる人は多いはずで、イ課長も2006年に初めて
台北に行ったとき、この寧夏路夜市で海老チャーハンとか、何かの腎臓の入ったスープとか、
いろいろ食って夜市の楽しさを満喫したのである。

当然、昨年の台北旅行でも寧夏路夜市には行こうと思ってた。
泊まったホテルも前回の近くだから、夜市に行く土地カンも何となく残っている。
寧夏路夜市はホテルのある双連駅から歩いて10分ちょっと。近いんだよ。
台北に到着した8月28日土曜日の夜、さっそく行ってみた。

うっほほほほ。にぎわっとる賑わっとる。南国の夜の屋台のムードが早くも盛り上がります。
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ちなみに、台湾語で「便當」って書いてあるこの字。これ、「弁当」のことだ。
そもそも、「弁当」という言葉の語源が日本なのか中国なのか知らないけど、この
「便當」っていうのも日本の弁当と似て、ゴハンとオカズの詰め合わせ料理らしい。
ただ、日本的感覚だと外食屋台に「弁当」っていう看板があること自体、すでに面白いよね。
(残念ながら食ってはこなかった)。

うはっ、何て美味そうなのだ。
手前にあるのはたぶん串焼き屋台だよな。「アレとコレ焼いて」って頼むんだろう。
その向こうにあるのは、見えづらいだろうけど、これ、実はタコ焼きなんだよね。
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うっひゃー、これなんて完全な今川焼じゃん!!
こういうところ、日本統治時代の名残で、日本の食文化が残ってるのかなぁ?
しかし、日本人としてはこういうの見ると何となく嬉しくなるよね。
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…てな具合に、何を食うかというより、しばらくは寧夏路夜市のいろんな屋台を覗いて楽しんでた。
さて、腹も減ったしそろそろ自分が何を食うかの検討に入ろうか…と思ったあたりから
周辺の状況に対するイ課長の危機感が徐々に高まってきた。

どんな危機感かって、とにかくすごい混み方なんだワさ。
あっちこっちの屋台で行列が出来てて、慣れないコッチにはどの行列がどの屋台のものかを
判断するだけでもひと苦労だ。
なーーーんでこんなに混んでるんだ?4年前はこれほどじゃなかったぞ?
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思うに、一つの理由は土曜の夜だったということが影響してるのかもしれない。
週末の夜だからみんなで外食しようか、っていう地元の人たちがドッと繰り出したのでは?
逆にガイジン観光客らしき人間なんて(イ課長を除けば)あんまりいないんだよね。
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うーむ…しかしこう行列だらけではどうしようもないではないか。
イ課長は日本にいる時から「行列のできる食い物屋」に並んで食おうなんて殊勝な気持ちは
コレッパカシも持ち合わせない気の短いヤロウ。台湾で並ぶのだって出来れば避けたい。

ああ、この店覚えてるよ!前回来たとき、ここで海老チャーハンと腎臓スープを飲んだんだけど、
間違えて名物の牡蠣オムレツをイ課長のテーブルに置いちゃったんだよね。
イ課長は「チャーハンってコレなのかぁ?」と思って知らずに食っちゃったら、店のオヤジが
「いいです、サービスです」って(日本語で)タダにしてくれた。あの時のオヤジはたぶんこの人だ。
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しかしこの店の前もご覧のような行列。うーむ…あきらめるしかあるまい。
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というわけで、実は今回の旅行では寧夏路夜市の混雑に敗退して、イ課長は
「夏の夜の南国の屋台料理」というのを食うことは出来なかったんだよね。
夜市は土曜の夜はことのほか混むのかもしれない。

で、結局この夜の晩飯はどうしたかっていうと、前に書いた魯肉飯をまず食った。
あれだけじゃまだ腹一杯にならないから、もう1件別の店に入ったのである。

ここは例のごとく伝票記入方式の店だった。
どれ、それならここでは酸辣麺とビールで攻めてみようではないか。
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おほほほ。来た来た。酸辣麺。これがまた美味いんだ!これで65元。約200円。安い。美味い。
約3ヶ月後にロンドンのメシとの対決が待ってることなど忘れて(笑)ムサボリ食った。
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ビールを加えても300円ちょっとだ。
あー台湾ヤバい。何でこんなに安いのに、こんなに美味なのか。
まぁ暴力国家だからしょうがないんだけどさ。



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by tohoiwanya | 2011-05-30 00:26 | 2010.08台湾旅行 | Comments(10)
2011年 05月 18日

非常口走法分類学(←バカ)

以前にも載せたことがあるけど、台湾の非常口のサイン。
男子100mハードル競争って感じの疾走感が日本の非常口サインには全くない力強さで、
2006年、最初の台湾旅行の時、イ課長は非常に感心しながら下の写真を撮った。
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火事なんだよ!カッコつけてるバーイじゃねぇんだよ!
何としてでも逃げなきゃいけねぇんだよダーーーシュッ!!とでもいいたげな、この
勇壮な走りっぷりを見れば、緊急出口やEXITという言葉のわからない外国人でもとにかく
あの絵みたいにして逃げよう!と思ってくれそうで、非常口サインとして優れてると思うなぁ。

ところがだ。
昨年の台湾旅行、桃園空港の非常口でこんなものを見つけて、おや?と思った。

ナンだよこれ。完全に日本の非常口と同じ「お嬢様走り」じゃん。
こんなヤワな走り方で、迫り来る炎や煙から逃げられるのか?ハードル選手のような
あのガッツあふれる走りは一体どうしたのだ!それでいいのか?!台湾非常口!
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台湾に来て、日本と同じ走り方した非常口を見せられると、なぜかガッカリする。
ここは日本じゃない、台湾だぞ?やっぱ飛ぶように走るアレをまた見たいじゃんよー。

幸いなことに、泊まったホテルにはちゃんと「台湾式走法」の非常口があった。
やっぱこれだなー。台湾非常口とくりゃあ、コレでなきゃ。
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さてだ。
イ課長はこれまでいろいろ海外の非常口の写真を撮ってきた結果(←バカ)、
すでに「非常口走法分類学」についてかなりの権威となっている(←大バカ)。

上の写真、日本風のお嬢様走りと台湾風の本気走りとじゃ、一見全然違うように見えるけど、
「踏み出した前足がまっすぐ伸びている」という部分が実は共通しているのだ。
要するに日本と台湾の非常口は基本走法は同じで、違うのは切迫感の表現の差というか、
まぁ要するに「程度の差」ということになる。

日本・台湾ともに前足を伸ばす走法が共通しているというのは重要なポイントで、
現在のデータ(保有写真)からは、これがアジア共通の走法なのではないかと推測される。
日本風が「アジア・お嬢様型」なら、台湾風は「アジア・ハードル型」てな感じか。

なぜ前足が重要かっていうと、欧州の非常口、つまり「EUの走り」はそうじゃないからだ。
どれも踏み出した前足は曲がってる。そのせいで見た目の印象もアジア走法とはかなり違う。
イ課長はEUの非常口走法を「EU・スケート型」と「EU・コソ泥型」という2つに分類してて、
下がスケート型。以前に載せたドイツの非常口の再掲ね。
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一方、「コソ泥型」ってのはコレだ。チェコで撮ったやつの、これまた再掲。
スケートとコソ泥とじゃ、これまた全然違うように思えるけど、「前足が曲がってる」という
走法では共通しており、「アジアの走り」とは根本的に異なることがお分かり頂けるだろう。
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アジアの「お嬢様型」と「ハードル型」。
さらにヨーロッパでの「スケート型」と「コソ泥型」の発見。
非常口走法分類学における、イ課長の輝かしい研究成果といえる(←真バカ)。


ところがだ。
実はイ課長は昨年の台湾旅行で「非常口走法分類学」上の新種?を発見したんだよ。
これは台北車站、つまり台北駅で見た非常口サイン。
「お?台湾にもEU型の、前足を曲げた非常口サインがあるんだ」と思って何気なく撮った。
一見したところ「EU・コソ泥型」だと思ったんだよね。ところが後でよく見ると
これ、「EUの走り」に似てはいるけど、ちょっと違うのだ。
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「前足も後ろ足も曲がってる」という点は確かに「EU・コソ泥型」に似てるけど、
「前傾した上半身と蹴った後ろ足(の膝から上)が一直線」という部分が大きく異なっている。
見ていただくとわかるように、EU・コソ泥型は上半身と後ろ足は一直線じゃない。
上半身がやや前屈みに曲がってて、その姿勢の悪さがコソ泥っぽさにつながっている。

そういう意味じゃ、この台北駅の非常口はむしろ「EU・スケート型」に近いってことか?
しかし腕の形とか、走りっぷり全体の印象はスケート型ともだいぶ違うよなぁ。

ふーむ…。
それにしても、EU走法に近い非常口が台湾にあるというのは興味深い。
何でコレだけそうなんだろう?いや、もちろん捜せば他にもあったのかもしれないけど、
ナニもねぇ、イ課長だってねぇ、非常口だけ見ながら旅行してるわけじゃないしねぇ…(笑)。

データが少ない現状では、とりあえずこの非常口は「EU・コソ泥型 台湾亜種」、
つまりEU型のマレな“変種”というか、レアケースとして捉えておくしかあるまい。

しかし、台湾以外のアジア諸国でもこのタイプが多いようであれば、これはもうマレな
変種とはいえない。非常口走法分類学上の立派なグループだ。
「アジアの走りは前足を伸ばす」という従来の学説を根底から覆す重大な発見ということになる。
いずれにしてもさらなるデータ収集と検証が必要だろうな。

非常口走法分類学、学究の旅は長く果てしなく続くのである…(←極バカ)。



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by tohoiwanya | 2011-05-18 00:08 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 05月 15日

台北から桃園空港へのバス

自動翻訳ブログパーツだとか、ソーシャルツール(記事下のTwitterボタン等)とか、
少しばかりブログ画面の国際化?を図ってみたイ課長です。

もっとも、日本語の読めない外国人がココに迷い込んだ時、あの自動翻訳が役に立つとはあまり思えない。
試しに英語翻訳してみたけど、「イ課長ブログ」の「Section chief [i] blog」は仕方ないとして
大したもんだロンドン地下鉄」が「Massaged wonderful London Underground」って、
何ですかソレ。

マッサージされた素晴らしいロンドン地下鉄…おそらく、大した“揉んだ”ロンドン地下鉄、と
訳しているのではないかと思われる。自動翻訳、ヲマヘってやつは…。

まぁいい。気をとり直して日本語を読める人向けの記事を書こう。
以前に桃園空港から市内へのバスについて書いたけど、本日はその逆、帰国する時に
市内から空港に行くバスに着いて書く。こういうお役立ち記事だってたまには書くのだ(笑)。

2006年、最初の台湾旅行の時は帰国の飛行機が朝だった。9時半くらいのフライトじゃなかったかな。
空港に2時間前に到着するとすれば7時半、空港まで1時間と考えれば6時半頃のバス。
必然的にホテルは6時にはチェックアウト…と、そんな感じだった。かなり朝が早かったのだ。

国賓大飯店の前に空港行きバス停があって、4つあるバス会社のうち、このバス停に停まるのが
2つか3つ…少なくとも国光客運と大有バスはここに停まったはずだ。

荷物を持って空港行きバス停で待ってると、次々とタクシーが止まって運ちゃんたちが声をかける。
「バスじゃなく、タクシーにしなよ~」ってな感じだろう。タクシーにしてみれば
空港まで乗ってくれりゃ上客の部類だから、こうして営業してくるわけだ。
もちろん、貧乏性イ課長は首を横に振って、ひたすら安いバスを待ち続ける。

しばらく待ったら大有バスがやっと来たから、運転手に料金を払って乗り込んだ。
バスは国賓大飯店の後も何カ所か、所定のバス停をまわるからその分よけいに時間がかかる。
渋滞ってこともあるだろうから、空港に行くのは早めのバスに乗った方がいい。

…とまぁ、そういうコトを2006年に学んで、去年の2度目の台湾旅行の帰国を迎えたわけだ。

2度目のときの帰国フライトは1回目よりさらに早かった。朝8:45発のANA。超早い。
空港に2時間前着、空港まで1時間としたら5:45頃には乗らないといかん。

しかし早朝はバスの本数も少ないだろうし、仮に国賓大飯店前で5:45ピッタリにバスが来たとしても
前回みたいに他のバス停を回れば余分に時間がかかるから、もっと早い方が安全だよなぁ。

いろいろ考えた結果、帰国の時は台北駅のバスターミナルまでタクシーを使うことにした。
国光客運の台北西站A棟っていうバスターミナルから空港行き直行バスが出てると何かで
読んだんだよ。これなら寄り道しないから早く着くだろうと思ったわけだ。

当日は5時前にホテルをチェックアウトし、タクシーに乗った。
ここで注意しないといけないのは、台北駅近くのバスターミナルっていうのが
西站A棟とか西站B棟とか、あと東站ってのもあるみたいで、間違えやすい。

イ課長が乗ったタクシーの運転手サンも一度間違えた。停車したところがどう見ても
写真でみたバスターミナルと違うから「ここじゃないと思う、A棟ってトコだよ」って言ったら
「いっぱいあるから間違えるよねー」と台湾語で謝ってた(んだと思われる)。

これが朝5時ちょい過ぎの台北西站A棟。外はまだ真っ暗だし、中もガランとしてて、
発着バスの本数も少ない。やっぱこの時間だと国賓大飯店前みたいな途中のバス停で待つより
このバスターミナルに来ちゃった方がいいかもしれないね。
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切符は125元だから…約400円弱ってとこか。安い。
しばらく待ったらバスが来たから、あとはもう桃園空港までノンストップで安心…
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…と思ってたら、ありゃりゃ?? 途中のバス停に寄って乗客を乗せてるよ。
「台北西站A棟から空港までダイレクトに行く国光客運のバスがある」っていう情報を
何で読んだかよく覚えてないんだけど、アレは間違いだったのか?

まぁそれでも時間に余裕を持たせてたし、早朝で渋滞もなかったから、空港には
フライト2時間くらい前には着いた。ノープロブレム。
でも昼間とか夕方の時間帯で、しかも市内のバス停を何カ所か回る空港バスだと
渋滞にまきこまれることもあるだろうから、少し早めのバスにした方がいいと思う。
そういや、この日の桃園空港は小雨模様だったっけなぁ。
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というわけで、本日は実用的な市内→桃園空港バス情報でした。
これから台湾に行く人のお役に立てば幸いです。



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by tohoiwanya | 2011-05-15 21:29 | 2010.08台湾旅行 | Comments(2)
2011年 04月 28日

おいしさの暴力

鉄道ネタばっかり続けても申し訳ないので(ロンドン駅シリーズがあと一つある)、
本日は箸休め?ってことで、台湾旅行ネタの定番、美味しい食い物の話にしよう。

烏來から新店にバスで戻ってきた頃にザンザン雨が降り始めたって、前に書いた
傘を持ってないイ課長としては雨やどりがてら、新店のどこかでメシを食いたい。
とは言っても何しろ雨だ。あまりウロウロ迷っていることはできない。
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というわけで、ここならいいかな?という感じの店に飛び込んだ。
入口に厨房、その脇を通って奥に客席という、台湾の食堂の典型的スタイル。

お?この店も伝票記入方式だ。これは助かる。
漢字が何とかわかる日本人であれば、これがあると大体の注文の目星をつけやすいし、
とにかく料理名を発音せずに注文できるというのが大変有難い。さて、何にしようか…
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ふむ。左の行のやや上の方に雉肉飯 大45元、小30元っていうのがある。その上は
ちょっと字が違うけど、おそらく魯肉飯のことだろう。
ここはだんぜん雉肉飯だ。昨夜食った雉肉飯は脳天をカチ割られるくらい美味かった。
この店でも食ってみようではないか。

雉肉飯の小を頼んで、あと何かスープ系のものを…っていうんでワンタン湯にした。
(左の行、下から5行目がソレだと推定される)
「数量」の欄にそれぞれ「1」と書いてオバサンに渡す。

メシを待つ間、入口脇の厨房を観察する。
ふーむ…ここって最初から食堂として設計したっていうより、別の商店だったのを
食堂に改築して、厨房を入口ンとこに作ったのかもしれない。プロパンガスだし。
とにかく、台湾の庶民的食堂では厨房は絶対入口にあるんだよなー。
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…てなことを考えてるうちに、早くも雉肉飯の小が来た。
何せ台湾のファーストフードだからすぐ出来るのだ。

あ、ああ…見た目がもうすでに危険なほどうまそう(笑)。
昨夜食った店はタクアンだったけど、ここは胡瓜の漬物。店によって違うんやな。
しかしそんなことはどうでもいい。イ課長は腹減ってるのだ。ガツガツと食い始める。
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ガツガツ…

ンゴ!!(口にメシが入ってる時は、口を開けてはいけません)

ウマい!!ダメだウマすぎる!昨夜のも美味いがコレも美味い!何て美味しいんだ雉肉飯!
これ以上美味しくするのはやめて!台湾に移住したくなるからーーッ!!

ハァハァいいながら雉肉飯をむさぼり食ってるとワンタンスープ登場。
うぐ…肉タップリのワンタンと菜っ葉だけのシンプルな組み合わせときやがった。
見るからにうまそうじゃん!早速レンゲでワンタンを一つすくい、スープとともに…
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ンンーーーーーッ!!(口にスープが入ってる時は、口を開けてはいけません)

本当にやばい。どうしてこう何を食ってもウマいのだ。
台湾に行ってウマいメシを食おうっていうのは今回の台湾旅行の目的でもあったわけで、
メシの美味さは最初から織り込み済みではあったのだが、まったく危険なほど美味い。

このブログをお読みの方なら大体察しがついているだろうけど、イ課長が
「その国のメシの美味いマズい」をウンヌンするのは高級レストランであったタメシがない。
ごく大衆的な店で供されるモノで判断する。まぁ、これは単にイ課長が値段の高い有名店に
行けないビンボ旅行者だから、という理由も大きいのだが(笑)。

しかしだよ?この点に関してはイ課長はある種の信念みたいなものを持ってるんだけど、
「その国の食い物の美味さレベル」はその国の普通の庶民が普通に食う店でこそわかる。
庶民が集う「そこらの店」で普通に供されるものにこそ、その国の食い物の本質は宿る。
高級店なんかは基準にはならないのだ。

そういう意味では、イ課長のこれまでの海外渡航歴の中で、台湾の食い物のウマさは
スペインと双璧と言っていい。そこらの庶民的な店で、ナニ食っても圧倒的にウマい。

さっき記入したメニュー伝票見たでしょ?雉肉飯とワンタン湯で65元だよ?
日本円で200円くらい。それでこのウマさ。参った、参りました。また食いに来たいです。
東京の高級中華料理店で何万円もの高級料理を食うのも結構だけど、それだけのカネがあるなら、
イ課長は格安航空券で台湾に30元(約90円)の雉肉飯食いに行きたいよ。

この、新店のメシ屋が何ていう店名だったかは全く覚えていない。
覚えるまでもないのだ。台湾にいけば同じくらい美味しい雉肉飯くらい、そこらじゅう
ドコでも食えるんだから。やばい国だよなー、台湾。

おいしさの暴力。
台湾は一種の“暴力国家”なのである(笑)。気をつけて行った方がいい。
 



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by tohoiwanya | 2011-04-28 00:12 | 2010.08台湾旅行 | Comments(4)
2011年 04月 22日

台湾鉄道ダイヤ“査詢”ガイド

日本の旧国鉄、いまのJRに相当する台湾の鉄道運行機関は台湾鉄路管理局という。
略すと「台鉄」。正式な字だと「臺鐵」。日本だと「台湾国鉄」なんて言い方もあるみたい。
ロンドン駅シリーズからやけに鉄道ネタが続くけど、イ課長は別に鉄道ヲタクではありませんよ。

さてだ。
イ課長は去年の台湾旅行で台鉄に乗って台北~十分を往復した。運賃や運行ダイヤ等々は
事前に台鉄のサイトで確認しておいたから、切符購入も非常にスムーズだった。
ちなみに、台湾語では検索サーチのことを「査詢」っていうみたいだ。

今回はその台鉄サイトでの鉄道ダイヤ確認や、現地での切符購入のノウハウをお教えしよう。
もっとも、実際にはノウハウというより「こうやったら何とかウマくいきました」っていう
だけのことだから、まぁ言うなれば「日本人、しかも初心者限定の台鉄切符購入ガイド」。
もしこの記事を台湾の人が読んでたら、あまりのデタラメぶりに笑われるに違いないが、
まぁ細かいことは言わずに、レッツ査詢!
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台鉄サイトってココ。今回はドイツやフランスと違って、めくるめく繁体字ワールドが広がる。
火車時刻査詢系統。サイト名からして実に格調高いではないか。

たとえばアナタが台北から瑞芳までの午前中の列車を知りたいとしよう。
左上にある「時刻査詢」をクリックするのである。するとこういう画面になる。
f0189467_633241.jpg

これ見ると、漢字じゃなく英語の方がイイんじゃない?と思う人がいるかもしれない。
右上の「ENGLISH」をクリックすれば確かに英語版になるし、イ課長も英語版を見てみた。
しかしね、これはやめた方がいいよ。イ課長はひと目であきらめた(笑)。だってほら…
f0189467_641817.jpg

英語バージョンだと地名も全部英語表記だ。
Jhongli、Douliou、Banqiao、Changhua…わ、わがらん!わかるのはTaipeiくらいか。
台湾の地名は英語表記されるとかえってわからなくなること請け合い。
日本人は繁体字ワールドを突き進むしかないのである。

臺北から高雄とか、板橋から宜蘭とか、大きな駅だったら、駅名ワキのポッチをクリックすればいい。
しかしポッチ欄に表示されない駅に行きたい場合は「其它」をクリックし、駅名を探す。
例とした瑞芳はポッチ付き主要駅にはないから、さぁ捜しましょう。

ここでアナタの行きたい駅がどの「地区」に属すかが問題で、たぶん日本人にはここが一番難しい。
瑞芳なら台北からそうバカ遠くないから、高雄地区とか台南地区ってことはたぶんないよな…と、
その辺までは推測できても、台湾の地名や場所にウトい日本人としては、瑞芳がナニ地区にあるかは、
結局ひたすら捜しまくるしかない。試行錯誤の末、瑞芳は台北(臺北)地区にあると判明するわけだ。
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ここまでたどり着いたら、あとは右下に希望日時を入れてだな…。
え?左下の對號列車か非對號列車を選ぶようになってたアレは何か?

これねぇ、おそらく對號列車っていうのが特急とか急行、非對號列車が各駅停車…
…だと思う。たぶんそう(笑)。ここは早く着く對號列車で査詢してみましょう。
さぁお待ちかね。レッツ査詢!ポチッとな。
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出た出た。ちなみに、日本風に言うと自強号が「特急」、莒光号が「急行」ね。
ドコ発でドコ行きの列車、台北や瑞芳を何時に到着か、漢字見れば感覚的にすぐわかる。
検索画面にBackしたい場合は「返回」をクリックだ。わかりやすいぞ漢字ワールド。

ところが、ここから先がわからない。
運賃確認は別のページに飛べばできるようだけど(イ課長は特にしなかったが)、
問題はネットでチケット予約ができるかどうかだ。これは結局わからずじまい。
だから列車ダイヤ確認だけして、チケット予約ナシでイ課長は台湾に行ったわけだ。

では現地ではどうやって切符を買ったのか?
実は上の時刻表をプリントアウトして持参し、乗りたい列車ンとこに印をつけて
「これ」って窓口に差し出すという、極めてプリミティヴな方法を採用した(笑)。
問題なくわかってもらえたから、結果オーライなのである。
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ちなみに、もしアナタが瑞芳から平渓線に乗ってイ課長と同じように十分に行きたいなら、
同じことをやればいい。到達站のところで「平渓線」を選択、さらに平渓線はすべて
各駅停車ばっかりだから非對號列車を選択するのをお忘れなく。さぁ査詢。
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ほら出た。簡単。さっきの台北→瑞芳の到着時間との乗り継ぎの良し悪しもこれでわかる。
各駅停車のことは区間車っていうらしいってことも何となくわかるよね。

さぁこれでもう台湾旅行に怖いものナシだ。
このサイトで列車ダイヤは全部わかる。プリントアウトすれば切符もラクに買える。
ネットでチケット予約できるかどうかは…結局わからない(笑)。

これでアナタも台湾鉄道の旅は(イ課長程度には)何とかなります。大丈夫です。



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by tohoiwanya | 2011-04-22 06:12 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 04月 15日

台湾の路線バスのナゾ

MRTの新店駅から烏來に行くとき、そして烏來から新店まで帰る時。
どっちもバスに乗った。新店客運って会社の普通の路線バスね。
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海外で利用する交通手段として、路線バスって料金は安いけど「難度」は高い。
地下鉄と違って路線が多くて複雑だし、停留所の数は多いし、個々の停留所の名前なんて
ガイコク人にはよくわからない。必然的に乗り間違いや降り間違いのリスクは増える。
(台湾の場合バス停名が漢字だから、日本人はかなり有利なのは確かだが)
料金徴収システムとか、運賃は乗る時・降りる時いつ払うのか、なんかもわからないしね。

慣れない街の慣れない路線バスに乗るのが難しいっていうのは日本国内でも同じコトで、
たとえば出張先の地方都市で路線バス乗ろうなんていう場合、路線や停留所名を知らない
出張者だと戸惑ったり、間違えたりすることもある。ましてや海外であればなおさらだ。

それでもこの時は人に聞いたりして、烏來行きのバスに何とか乗り込むことはできた。
乗り込んだはいいが…さて、どうすればいいの?一緒に乗り込んだ乗客は誰もお金払ってないから、
たぶん料金は降りる時に払うんだろう。とりあえず運転手サンに「うーらい」って言って
降りたいバス停の名前を伝えたら、彼はひょいとこんな札をイ課長に渡してくれた。
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ほほーーーー…なるほどね。
その乗客が降りるバス停が書かれたフダをくれるわけだ、ほほーーー。
まぁ烏來は終点だから、イ課長は最後まで乗ってりゃいいわけだが…。

…しかし待てよ?考えてるうちによくわからなくなった。
このバスは台北始発で、途中新店を通り、最終的に烏來まで行く。つまりイ課長は
「途中から乗った乗客」であって、当然のことながら台北から乗った客とイ課長とじゃ
同じ烏來まで行くにも料金は違うはずだ。このフダだけじゃ、降りる時に区別できないんじゃないの?

日本のバスの整理券システムだと「どこから乗ったか」が番号で表示されてるから
その辺は一応確認できるようになってる。しかしこれは「どこで降りるか」のフダだから
どこから乗って、いくら徴収すべき客かってことがわからないだろ??

運転手さんはどうやって正しい運賃を徴収してるんだろうか?まさか乗客すべて誰がドコから
乗ったかを覚えているとも思えんしなぁ。ちなみに、このフダはかなり使い込んであることからも
わかるように、降りる時は料金と一緒に運転手さんに返すのである。


この「路線バス料金徴収システムのナゾ」。行きのバスでは結局わからなかった。

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さて烏來から新店への帰り。また同じ路線バスに乗る。この問題をさらに検証してみよう。
今この写真見て思い出したけどさ(笑)、烏來〜新店間って料金40元(約120円)だったんだね。
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バスに乗ると…うーむ…また「降りるバス停のフダ」だ。
しかしだよ?さっきの料金表示を見てもわかるように、同じ新店で降りるっつうても
屈尺とか青潭とか、途中のバス停から乗ればそれぞれ料金が異なるはずだ。
運転手サンはどうやって「この客はドコから乗ったからいくら」ということを確認するのか?
「路線バス料金徴収システムのナゾ」は依然としてわからん。正しい料金を払うかどうかは
乗客の良識に任せてるのかなー???

ここで毎度アテにならない「イ課長の仮説」。
今回は大胆な仮説だよ(笑)。「実はそんなに細かく運賃管理していない」んじゃないか?
台湾の路線バスの料金徴収はけっこうオオザッパなんじゃないかい?

この大胆な仮説を支持する強力な傍証があるんだよ。それは何かっつうとだね。
台湾の路線バスでは「お釣りが出ない」ということだ。

これは実際にイ課長自身が実験したわけではない(お金もったいないし)。
ただ、どのガイド情報を見ても「台湾の路線バスはお釣りが出ない」と書かれてるんだから
ホントに出ないんだろうと思われる。

ね?つまり、そのくらいオオザッパなんだよ。
お釣りを出さないとすれば、時には「多くもらいすぎる」ことだってあるだろう。
同じように「ちょっと少なかった」ってことがあっても不思議はあるまい。
運賃徴収に際しての多少の凹凸は飲み込み、おおらかに運行しましょうという世界観に従って
台湾の路線バスは走っている…んじゃないかなぁ〜?
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この日、山道をウネウネと走ってると、だんだん空が曇ってポツポツ雨が降り始めた。
(ちなみに、上の運転席を見るとわかるように、日本の路線バスでよく見る電光掲示板式の
運賃表みたいなものはない)
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新店に着く頃にはすっかりザンザン降りになってた。
でも、その分涼しいし、南国のスコールもまた旅情をかきたてるってもんだ。
40元払い、「新店」と書かれたフダを運転手に返し、雨が降る新店のバス停で降りたのであった。

というわけで台湾の路線バス。その料金徴収方式のナゾは結局よくわからない。
イ課長の仮説が正しいかどうかもよくわからない(笑)。

しかしだ、とりあえず台湾で路線バスに乗るときは必ず小銭を用意しておきましょうということは、
最後にもう一度強調しておきましょう。
 



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by tohoiwanya | 2011-04-15 00:08 | 2010.08台湾旅行 | Comments(4)
2011年 03月 03日

烏來に行く-その3-  烏來瀑布周辺

トロッコ列車を降りると、台湾最大・落差80m(らしい)の烏來瀑布はすぐ目の前だ。
滝好きジジイ」「観瀑ジジイ」といわれるイ課長としては、これは見たかった。
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華厳の滝が落差97mつうから、ちょっと低いけど、見た感じはむしろ華厳の滝より高く見える。
だがしかし…
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この水量の少なさは何なのだ(笑)。
強い風が吹くと途中で水が吹き飛ばされてなくなっちゃいそうな感じ。
まぁこれに関してはどうも行った時期が悪かったっぽい。
十分瀑布もやけに水量が少なかったし、夏の終わりで水の少ない時期だったんだろうな。

ちなみに、もうちょっと調子のいい時はこのくらいの滝になるらしい。
(もちろん、これはヨソで拾ってきた写真である)
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さてと、トロッコ駅の地図を見ると、この奥に「瀑布商店街」というのがあるらしい。
どんな所なのか、ブラリと行ってみた。
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商店街ってこんな感じ。
これはまた、いかにも田舎の観光地って感じのひなびた雰囲気が大変よろしい。
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この商店街の一角にタイヤル族のお土産物屋さんがある。
タイヤル族って台湾の少数民族のひとつで、日本では高砂族という名で知られてる。
そもそもこの烏來周辺は昔からタイヤル族の住むエリアだったらしい。

店の前にいる民族衣装のお姉さんが「もうすぐショーがあります」って勧めてくれたけど
まぁショーを見るかどうかは別として、衣装がキレイだから写真を撮らせてもらった。
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すごく日本語の上手な女性店員が「中にいろいろありますよ」と営業してくる。
民族衣装の写真を撮らせてもらった引け目?もあって、一応中に入ってみた。

「私たちはみんな高砂族です」
「いやしかし…日本語お上手ですねぇー(これは本心からそう思った。年齢的に言って
 彼女が日本語教育を受けた戦前世代ってことはあり得ない)」
「私たちの一族の親や、おじいさんおばあさんなどは日本語をみんな話すのです」
あーなるほど、年配の近親者に日本語教育世代が多いということか。

「彼女は高砂族の長の娘です」
見ると、キレイな民族衣装を着た女性が黙々と織物をしてる。へぇ〜。
織物の知識なんて全然ないイ課長だけど、柄にハデさはないけど、けっこう太めの糸で
しっかり織ってあるから、耐久性がありそうな織物という印象だ。

「あの…写真を撮らせていただいてよろしいですか?」
「ええ、どうぞどうぞ」
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織りの技術としてはおそらく最もシンプルかつ普遍的なものなんだろうけど、
とにかく出来上がりの布がけっこうドッシリしてて、何度もいうように耐久性がありそうだ。
奥にいっぱいブラ下がってるけど、確かに女性向け手提げバッグなんかに向いてるね。

織物製造現場を見学?させていただいたことでもあるし、この布で出来たバッグを
トホ妻の土産に一つ購入することにした。例によって値段は忘れたけど(笑)、
そんなに高くはなかったよ。
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さて、トロッコ鉄道の駅に戻るとするか。
駅の看板の上にいる猫に見送られて下界(ってほどでもないが)に降りよう。
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短い滞在だったけど、この日はそんなに暑くなかったし、渓谷をわたる風も涼しくて
すごく気持ちがよかった。烏來瀑布、ひなびた小規模観光地だけどなかなかイイよ。
またまた、けっこう揺れるトロッコ列車の最後尾車両に乗り、
ガラス越しに烏來瀑布の最後の写真を撮ったのである。




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by tohoiwanya | 2011-03-03 00:17 | 2010.08台湾旅行 | Comments(0)
2011年 02月 28日

烏來に行く-その2- トロッコ列車に乗る

さて、トロッコ列車だ。

ドロ縄で調べたところによると、烏來にこんなかわいいトロッコ列車が作られたのは
そもそも材木運搬という目的だったらしい。
この線路で材木を運んでいた当時、トロッコは人力で押してたっつうから驚く。
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確かに、烏來から滝までのトロッコ列車延長は1.6kmと短い。カラ身で歩くならカルい。
しかし重い材木を押しながらあの線路を行ったり来たりはキツそうだよなー。

運行ダイヤなんてものはなさそうだった。
乗客が多少集まったら適当に発車。乗客がいなけりゃ発車しない(んだと思う)。
まぁこの規模の鉄道事業だったら当然の運行形態といえるよね。

さて、キップを買って乗り込む。
実はキップがいくらだったか覚えてない。ひどい。確か往復乗車券で、新店から烏來までの
バス代より少し高かったような気もするけど、バス代がいくらだったかも覚えてない(笑)。
何の役にも立たんではないか。反省しろイ課長!(すんません)
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とにかく、キップを買って乗り込んだんだよ。
車両(と言っていいのか…)はかなり狭くて、大人二人座ればミチミチ。
大柄な人だと二人乗車は難しいけど、幸いイ課長は一人旅だったこともあって
隣に誰も乗らず、わりとゆったり乗れた。
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車両には特に扉なんてモノもなく、こんな感じで横にクサリがわたっているだけ。
途中で飛び降りようと思えば簡単に飛び降りられる。まぁそんなことするバカもいないだろうが。
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そしてこの注意書き。これは何となく読めちゃうね。
要するに「走行中に頭や手を列車の外に出すな」ってことだよな。
よくありがちな注意だけど、実はこれは非常に重要な意味がある。烏來トロッコ列車に乗る時は
このことだけはよーーーく注意しておいた方がいい。後でわかるけど。

てなこと言ってるうちにトロッコ列車は動き始めた。
けっこうガタガタ揺れて、それなりに“迫力”のある走行感を味わえる。
しかも面白いことに、一応「複線」なんだよね。
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途中の風景はこんな感じ。左側が渓谷になってる。
もちろん、この写真は少し外に身を乗り出して撮ったわけだけど、
さっきも言ったように、そういうコトをしていいのは途中まで。
瀑布駅が近づいたな、と思ったら、絶対に手や頭を外に出してはいけない。なぜかというと…
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最後にこういうトンネルがあるからだ。ここに結構なスピードで突入していく。
イ課長は外を眺めていて、トツゼン目の前にトンネルの壁面が現れたんで思わず首を引っ込めたよ。
何しろトロッコ列車と同じでこのトンネルも小さいからねー、ほら。
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途中までは多少身を乗り出して写真を撮ってもいいけど、駅が近づいたら絶対ダメ。
うんと外に乗り出してたりしようモンなら、確実にトンネル入口で手や頭がモゲる。
頭がモゲるのがイヤな人はちゃんと上の注意書きを守りましょう。
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トロッコ列車はこんな風にトンネルの中でグルッとまわって、下り路線の方に
そのまま入ることになる。そこまで来て、停車して乗客を降ろすわけだ。
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これが停車して乗客を降ろしたあとのトロッコ列車の勇姿。ほんと小さい。
このまま下りの客を乗せて発車するわけだけど、この時はまだ午前中で滝の周辺も空いてたし、
下りの客なんて一人もいなさそうだったな。

いやー、アッという間だったけど、なかなか楽しいトロッコ列車体験だったよ。

1.6kmだから歩いたって問題ないんだけど、せっかく烏來まで来たら、
このトロッコ列車に乗って滝を観にいくことをお勧めするよ。
ただし、手や足は外に出さないようにね。



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by tohoiwanya | 2011-02-28 00:03 | 2010.08台湾旅行 | Comments(2)