カテゴリ:国内出張・旅行( 57 )


2017年 11月 15日

愚かなるイ課長のホテル予約

11月下旬にまた出張することになった。今度は大阪。しかしアポはまた午前中。
当日行っても間に合わないから、今度も大阪に前泊が必要だ。

大阪のホテル予約となると、名古屋みたいなわけにはいかない。とにかく混んでるからね。
2015年に泊まった時も市内は全然ダメで、甲子園だの堺だの、周辺都市に泊まるしかなかった。
外人観光客ひしめく大阪でホテル予約が極めて困難なのは承知しておる。とりあえず宿泊まで
あと10日以上ある。早めにホテルだけは予約しておかねヴァ。

国内出張ではいつも「じゃらん」を利用してるんだけど、じゃらんだと大阪市内のホテルは
厳しいかもなぁ・・カプセルホテルか、1泊2万円なんてホテルばっか表示されて困った経験がある
イ課長としては、「じゃらんだと、今回もダメかも」という先入観があった。

この際、海外ホテル検索で愛用してるBooking.comで大阪のホテルを捜してみっか。
このサイトで国内ホテルを予約したことはないが、検索してみたことは数度ある。
翌朝の移動を考えれば天王寺・阿部野橋あたりのホテルにしたいのだが・・どうかな?

お?天王寺駅前のアパホテルが2万円のところ8,500というキョーイの割引。ほんま?
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ここは来日観光客ブームになる前に泊まったことがある。部屋は9㎡というキョーイの狭さだが
この際そんなこと言っとれん。しかも喫煙部屋20,000円が8,500円という超割引ときた。イ課長も
Booking.comでは今や「フリークエント・トラベラー」。ヘビーユーザーだから優遇して割引物件を
紹介してくれたのか?さっそくサクサクと予約した。Booking.com、さすがだぜ。

宿を確保してホッとしたところで、「じゃらん」では同じアパホテルがいくらか調べてみた。
昨今の外国人旅行者景気でアパホテルも1万、2万なんて超強気の価格設定らしいから、
本当にシングルで2万円くらいするのかも・・・。
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   え?・・・7,870円?!

うっそ。Booking.comより安いやん。これはちょっとマズい。
出張である以上、会社経費による宿泊だ。いちいちチェックされることはないけど、
同じホテルがより安く泊まれるとなったら、やっぱそっちから予約しないとなぁ・・。

しょうがないので、さっき予約したばかりのBooking.comの方をキャンセルし、改めて
じゃらんの方から予約しなおした。もちろん同じ日付、同じ9㎡の部屋で、サクサクと
予約が進行すると、やがてじゃらんの画面に表示された金額は・・・。

  シングルルーム 9㎡ 8,500円

ここで初めてイ課長は自分の愚かさに気づいた。
念のため、デスクの引き出しから電卓を取り出して計算してみた。
  
  7,870×1.08(消費税)=8,499.6


 
おんなじやんか!!


ああああ、お前は何てドジでバカで間抜けでオッペケペーなんだイ課長。
自分で以前にこんな記事まで書いておきながら、自分で引っかかるなんて!ヴァカーッ!!

まぁ同じ値段なんだし、また予約し直すのも面倒だから、そのままにした。
しかし同じ値段なのにキャンセルしてしまったBooking.com殿にはまこと申し訳ないことを致した。
面目次第もござらぬ。愚か者がしでかした不始末と思って、なにとぞお見逃しのほどを・・。

 

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by tohoiwanya | 2017-11-15 00:18 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2017年 11月 08日

ちょろっと名古屋

名古屋出張に行って参りました。
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訪問先は名古屋市内ではなく、そこからさらに電車で40分、しかもアポは午前中。
始発に乗れば何とか間に合うけど、何種類も乗る電車がどれかがちょっと遅れればアウト。
そこで、安全策をとって月曜の夜に名古屋に入って前泊することにした。

夜、栄のホテルにチェックインして・・
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本場名古屋の手羽先で晩飯。
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そのあと名古屋の繁華街をぶらぶら。ナニ通りだか知らないけど、まるで
シャンゼリゼ通りのようなイルミネーションだねぇ。これは一年中?それともX'mas仕様?
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名古屋は夜が早いですなぁ。繁華街・栄も11時頃になるともう人通りも少なくて車もすいてる。
何十年も前、初めて名古屋に出張で泊った時にそう思ったけど、今も変わらないね。
名古屋の方々は健全な生活を送っておられるのであろう。
 
翌朝は名鉄瀬戸線というのに乗ってちょい田舎へ。
名古屋駅からつながってない名鉄の路線っていうのがあるんですなぁ。初めて知った。

いかにも地方都市という感じの駅で降り、タクシーで訪問先へ。
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昼前には仕事が終わって、あとはもうやることもない(笑)。
もう一度瀬戸線に乗って栄町に戻る。
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今日の名古屋は天気が良くて、暖かかった。
テレビ塔のバックも真っ青な空。
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あとは別に名古屋ですることもないし、例によって名古屋駅で「名古屋どら」を買って
新幹線で東京戻り。東京に着いた時はまだ薄明るい夕方だったけど、もちろん一度会社に
戻ろうなんて殊勝な了見はまったくない(笑)。そのままバックレて帰宅。

一泊したわりにはアッという間の名古屋出張でございました。

 

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by tohoiwanya | 2017-11-08 00:07 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2017年 07月 06日

脱水症状の思い出

イ課長、どんどん回復しております。元気になりつつあります。ご安心下さい。
今日のランチは豚肉生姜焼き定食を食いました(ゴハンは少し残したが・・・)。
脱水症状からの回復記念に、脱水症状についてもう一つ記事を書こうという気になった。
むかーーしの旅の話だ。

イ課長がこれまでの人生で「あの時こそまさに脱水症状だった」と自信を持って言えるのが
遠い昔の旅先での出来事で、場所は東南アジアではなく日本国内、佐渡島の一人旅の時だった。
大学の1年か2年の頃だからもう40年近く前ってことになる。イ課長に歴史あり。

あれが初めての「泊りがけ一人旅」だったような気もするけど、ついでに人生初脱水症状まで
体験したんだから、ずいぶん有意義な旅だったぜ。旅程そのものは行きあたりバッタリそのもので、
1泊目は夜行列車の中、2泊目はほぼ野宿、3泊目は佐渡汽船の待合室で眠り、4泊目は新潟市内の
オールナイト成人映画館でせっかくの成人映画も観ずに(笑)寝た。若いからこそできるバカ旅。
バカさって素晴らしい。

今回のハイパーゲーリー以外で人生最大の脱水症状というのはそのバカ旅の二日目のこと。
いよいよ佐渡島に入って、島の最北端までバスで行こうとしたんだけど、バスは途中の入川って
トコまでしか行かず、仕方なく徒歩で行くことにした。
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バスを降りた入川(赤い印)から、その晩野宿した鷲崎(黒印)まで20km近くありそうだ。
地図は持ってたはずで、徒歩で行くのはムチャだってことはバカなりにわかったはずなんだけど、
「バスがないんじゃ仕方ないなぁ」ってんで歩き始めた。何たるバカさ加減。だがこのバカぶりは
トシとった今でも東南アジアあたりで時々顔を出しているような気がする(笑)。

今はどうか知らないけど、40年近く前の佐渡島の海っぺりの道路なんて「左が海・右が陸」っていうだけで
それ以外なーんにもないの。飲み物の自販機なんて皆無。お日様カンカン。どうなるかは目に見えてるわな。
見事に脱水症状ですよ。あの時「ああ脱水症状ってこうなるのか」ってことをイ課長は身体で学んだ。

身体がダルいとか、思考能力低下とかはまだいい。若きイ課長が最も感動?したのは脱水症状になると
口腔内がベタベタしてくるという症状の発見だ。本来なら水分でヌルヌルしてるはずの口ン中がベタベタ。
それだけ水が足りないわけ。これはけっこう恐ろしい。

昨日行った胃腸科の医者もイ課長にベロ出させたけど、それも口腔内の「濡れっぷり」を見るため。
イ課長の舌はヌルヌルじゃなくザラザラしてたようで、医者はすぐに脱水症状と断定したわけだ。

佐渡島に行った頃の若きイ課長にはそんな知識もなかったけど、口ン中がベタベタした時点でさすがに
「これはヤバい」と思ったよ。道端にポツンと一軒あった雑貨屋を見つけ、ジュース飲んでアイス食って
どうにか水分補給できたおかげでイ課長は今もこうして生きていられるわけだ。

これからいよいよ猛暑の季節。皆さまも汗やゲーリーによる脱水症状にはくれぐれもお気を付けあれ。
口ン中がベタベタし始めたらもうヤバいですよ。けっこうな危険ゾーンだと思いますよ。

ちなみに、佐渡島では脱水症状になったあと、海辺の粗大ゴミ置き場で両輪がパンクした自転車を
奇跡的に発見し、それに乗って島の最北部を回ったのである。両輪パンクとはいえ、自転車があると
ないとじゃ大違い。あれで相当距離をかせげた。特に下り坂では絶大な威力を発揮してくれたよ。
尻は痛かったけど風うけて気持ち良かったなぁ~(←バカ)。

もしあの時、捨てられた自転車を偶然発見しなかったら・・と想像すると恐ろしいものがある。
全行程徒歩だったら、鷲崎まで無事辿りついたとはあまり思えない。おそらく途中のどこかで
「東京から来たバカな大学生の干物」が一匹できあがっていたんだろう。あーおっかねぇ。

現在でも愚かなるイ課長が愚かなる大学生だった頃の、愚かなる旅の思い出でございました。

 

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by tohoiwanya | 2017-07-06 00:12 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2016年 11月 18日

名古屋城天守閣の運命

さてだ。
復元した本丸御殿にかなり感心したイ課長、いよいよ天守閣に向かう。
これが取り壊されて木造復元になるのか、このまま耐震補強されるのか・・
天守閣の運命はまだわからない(あるいはもう決まったのか?)
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城に近づくと、ドテッ腹に食い込んだエレベーターが見える。
昔見た時はナナメにエスカレーターがついてたような記憶があるけど、エレベーターだっけ?
まぁどっちにしたって歴史的建造物としての外観ブチ壊しだよなぁ・・。
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ただ、このエレベーターは木造復元する時に重要な意味を持つ。
もし木造で完全に昔通りに再現したら、そこには木でできた階段しかないのは当然で、
車イスの人や足の悪いお年寄りは天守閣に登れない。江戸時代に出来た天守閣だから
バリアフリーじゃないわけだよ、要するに。

しかし今のご時世、バリアフリーじゃない城を復元したらたぶん非難ゴウゴウだろう。
完全木造復元とはいえ、昔なかった何らかのバリアフリー設備を導入することになる。
今の世の中に合わせて、完全オリジナル復元から多少は“妥協”する必要があるわけだ。
(下の写真は天守閣内部にあるエレベーター。イ課長も乗ってみた)
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オリジナルに戻すというのは大原則だが、やはり時代の要請というのは無視できない。
江戸時代は階段だけで良かったけど、今はバリアフリーじゃなきゃ・・ってことになる。
ここが難しいところだ。オリジナル復元を犠牲にして、どこまでバリアフリーにするか?
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まぁこれに関しては多少「非オリジナル要素」が入るのは仕方ないとイ課長も思う。
本丸御殿にしたって、本来なかった見学者用下駄箱とか作ってるわけだからね。
それでも、やはり木造で復元してほしいと思う。エレベーターが食い込んだ現在の
天守閣は歴史的建造物と言うにはあまりに無惨な姿だと率直に思うのだ。

それに、この建物の耐震性に問題があるってことを知ってると、テッペンまで登って
景色を見てる時、どうしても「もし今ここに地震が来たら・・」と考えちゃうわけヨ。
建て替えにせよ補強にせよ、結論はいつまでも引き延ばせないよなぁ。
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確かに今ある天守閣の内部も半世紀以上の歴史を経て、それなりに味は出ている。
木の踏板がスリ減った階段とか、すごくイイ感じだ。これが普通の建物なら「歴史を
感じさせる内部」と評価できる。でもこれは普通の建物じゃない。元は江戸時代に作られた
日本最大規模の城郭建築、その天守閣なんだから(体積じゃ姫路城天守の2倍あるらしい)。
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イ課長が知ってるのは“木造復元派”の市長さんが「耐震性低いから入場制限だ」って
言ったってところまでで、結局この天守閣がホントに建て替えることに決まったかどうか
実は知らない。調べても出て来ないからまだ正式決定じゃないんだと思われる。

しかしまぁ、こうして訪れた一人の観光客の立場としては、やはり「木造復元」に
期待したいと思うんだよ。100年経った時、その復元がどれだけの価値を持つことか。

薬師寺の西塔とか金堂も最初写真で見たときは、他の古い建物との「時代のつき方」が
全然違って違和感あったけど、あれだってあと100年経ちゃ立派な歴史的建造物だ。
そういう意味じゃ薬師寺なんかの取り組みもイ課長は尊敬するし、名古屋城もそういう風に
なってほしいなぁと思うわけ。
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この日はとにっかく天気が良くて、青空をバックにした名古屋城天守閣は美しかった。
その美しさを、ぜひ木造復元で長く後世に伝えて欲しいと思うのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-11-18 00:11 | 国内出張・旅行 | Comments(2)
2016年 11月 16日

復元された本丸御殿に行ってみる

さて、名古屋城訪問の話を続ける。

特別展示とかを見なければ名古屋城の入場料は500円。これで本丸御殿と天守閣に入れる。
行ったのは10時半頃だったかな。土曜だけどバカ混んではおらず、昨夜の雨がウソみたいな、
異常なほどの快晴。
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たぶん30年ぶりくらいで来たことになるな、イ課長は。
初めて見た時はコンクリート製天守閣だけがドン、天守閣のどてっ腹にはエスカレータがバン、
という、まるっきり城らしくないその姿に失望したもんだった。

だがしかし、江戸時代御殿建築の最高峰といわれる本丸御殿が復元されれば、
焼失前の写真のような姿に一歩近づいたといえる。復元は長期にわたり、最初の一部公開が
2013年、2016年にもうちょっと公開範囲が広がった。

ふーむ、これか。
ここは御殿っていうだけあって、天守閣みたいな壮大な外観じゃなく、内部の意匠がウリらしい。
さっそく入ってみようではないか。
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まず真新しい玄関で靴を脱ぐ。古い日本家屋なんだから当然土足禁止。
ちゃんとカギ付き下駄箱が設けられてて、それらも全部木製。けっこう木の匂いもする。
出来立ての真新しい施設ではあるけど、木造ならではの雰囲気があるねぇ。
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ガイド付きでグループごとに見学することもできるみたいだけど、ガイドは出払ってた(笑)。
ま、イ課長としても自由に見たいからひとりでドンドン中に入っていく。
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おおおおおおーーーーー。何だかすげーーー。
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うひょーーーーー天井はあれ、ウルシだろ?フスマ絵もすげーーーー。
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この驚きかたからもわかるように(笑)、ここはねぇ、イ課長は率直に言ってかなり感心したよ。
こりゃーすごい。焼失前の実測図面が残ってたとはいえ、よくここまで復元したなぁ。
フスマ絵だけは戦災で御殿が焼失する前に避難させておいたらしい。それを見ながら
描き直したってことだろうな。いやー職人さんたちの素晴らしい仕事に頭が下がるよ。
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天守閣建て替え反対派の言い分で「あんな御殿、木造のレプリカでちっとも良くない。天守閣が
アレの二の舞になるのはダメ」という論説を読んだ。まぁ反対する理由が何か必要なのはわかるが
「木造レプリカなんてダメ」という反対理由はさすがに愚論すぎないか?そういう人たちにとっちゃ
過去二度焼失して建て直した国宝・東大寺大仏殿も「木造のレプリカ」ってことなのかい?
(今ある大仏殿は江戸時代製なんだから)

イ課長はオリジナル通りに復元しようとする試みを尊敬するし、本丸御殿の復元技術は
十分尊敬に値する出来だと思う。イ課長は個人的にこの本丸御殿復元を支持します。
ちゃんと募金もしてきました(笑)。
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この御殿、まだ復元工事は続いてて、その工事現場も見学できる。それはぜひ見てみたい。
入口で一人ずつヘルメットを渡してくれて、階段を上って工事を見下ろす通路にあがる。
(このオジサン、見学終わってヘルメット返すとちゃんとスプレーして内側拭いてからしまうのである)
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おおーーーーーー。デカい御殿なんだなーーー。
ちなみに、復元工事が全部終了するのは2017年の冬という予定らしい。
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うーーむ、すごい工事。
低層建築の御殿でもこうなんだから、これで名古屋城天守閣を本格木造で復元となりゃ、
さらにスゴい工事になるのは確実だ(下の写真が完成部分と工事囲いの境い目)。
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というわけで、イ課長は(まだ全部じゃないが)復元された本丸御殿にはたいへん感心したのである。
こうなるとコンクリート製で耐震性に不安ありという名古屋城天守閣の立つ瀬はなくなるが、
建て替えにせよ補強にせよ、いずれ大規模工事で天守閣がしばらく見られなくなるのは確実。
せっかく入場券も買ったし、30年ぶりに登ってみようじゃないの。

・・というわけで、名古屋城ネタは続くのである(笑)。


  

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by tohoiwanya | 2016-11-16 00:02 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2016年 11月 14日

名古屋観光で行ったところ

もう半月以上前の話だから、名古屋の話を済ませないとイカンな。
滋賀出張で名古屋に宿泊することにしたイ課長が翌日観光した場所。それはどこか?

これについては行く前にかなーーーりいろいろ考えた。
大須演芸場で寄席・・と思って調べると貸切で何かやってるみたいだが内容不明。
トヨタ産業技術記念館、リニア鉄道館なんて産業系ミュージアムも候補になった。
あるいはちょっと遠いが「さつきのメイの家」なんてのもあって、それも一応考えた。
で、結局これら多数の候補の中からイ課長が行ったのは・・



     どぉーーん・・
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あらまー名古屋城ですか。またずいぶんと当たり前のところに・・。
それにしても何という天気の良さ、何という空の色。

名古屋城については以前にこんな記事を書いてけっこうけなした。若い頃、コンクリート造りの
名古屋城を見てあれほどガッカリしたのに、なぜまた今回改めて・・?

理由は二つある。
一つは今ある名古屋城の「本格木造立て替え計画」があるということを知ったからだ。
このコンクリート製天守閣も、もう築50年以上経って耐震性に問題があるらしい。
それならこの際、本格的な木造・漆喰作りで建て直そうというプランがあるそうで、
現在の市長さんが積極推進派らしい。
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当然巨額の費用がかかる。建て替え派と耐震補強派とで名古屋市議会はモメる。
ただ、耐震補強しても延命可能なのは40年くらいっていう説もあって、文化庁なんかも
「建て替えるなら本物に近いものを」という方針を示したとされる。

木造建て替え派の市長は「耐震性が低いのは危険だ、入場制限しよう」と言い出す。
現在でも名古屋の観光スポットである城の入場規制は地元にとっちゃダメージ大きい。
これはまぁ建て替え推進派の市長による揺さぶりってヤツだな。一方で巨額の費用負担は
どうするんだ、木造本格復元だとバリアフリーにならないじゃんと反対も根強く、
名古屋では大きな政治問題化してるらしい。
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ここで名古屋市民じゃないイ課長が勝手な意見を書くことを許していただきたい。
個人的にはやっぱり木造復元してほしいと思う。焼失前の名古屋城はモノクロ写真で見ても
素晴らしい。それだけに今のコンクリート製のお城に失望するのはいかんともし難い。

確かに、昭和30年代に「二度と燃えないようにコンクリートで」という願いを込めて
作った城を現在の感覚でアレコレ言うのはフェアではない。それは認める。しかし
劣化したコンクリートを耐震補強して数十年延命するくらいだったら、本格木造で
オリジナルに近い復元を期待したいんだよ。
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昭和30年代はそうでもなかったかもしれないけど、今や「歴史的建造物を建てなおすなら
オリジナルに近いものに」っていうのはコンセンサスだと思うんだよね。同じように戦争で焼け、
オリジナルそっくりに復元した今のローテンブルクの街は、まさに元通りに作ったそのこと自体に
意味がある。もし鉄筋コンクリートで外観だけ元通り作り直しても・・・ねぇ?

まぁ木造復元か、耐震補強かはまだわからないけど、見慣れた名古屋城が近い将来何らかの
大規模な工事でしばらく見られなくなるのは避けられないようだ。それなら、まぁもう一度
見ておくかと思ったわけ。これが名古屋城に行った理由の第一。
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第二の理由は、最近になって復元された本丸御殿というのに興味があったからだ。
こっちはもちろん本格木造による復元。150億円の巨費を投じた一大プロジェクト。
まだ復元工事は途中らしいけど、完成した部分は見学できるようだ。写真を見ると
出来立てだからどこもピカピカ。
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コンクリ延命か木造建て替えかで揺れる天守閣。その足下じゃ本格木造による金ピカ復元。
今の名古屋城は歴史的建造物の保存・復元のあり方を考える上で面白いモデルではないか。
というわけで、これが行きたくなった理由の第二。

20代の頃に見て以来の、たぶん30年ぶりくらいに行った名古屋城。
しかし長くなったから、その詳細は次回に(お・・ヲイ、今日は予告だけかよ!!)


 

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by tohoiwanya | 2016-11-14 00:18 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2016年 11月 01日

滋賀で仕事し、名古屋に泊る

久しぶりの国内出張。行き先は滋賀県内の某事業所。

しかし新幹線を降りるのは滋賀県内の米原駅ではなく京都。
今回の出張先はのぞみで京都までビュンと行き、在来線でバックした方が早いのだ。

当然、仕事が終わったあとも再び京都まで出て、のぞみで帰るってことになる。
しかも出張はちょうど金曜。これはもうアータ、自費で京都に一泊して京都観光でしょ。
秋の京都、紅葉も色づき始めてるかもしれない。ワクワク。
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とーころがダメ。出張自体はだいぶ前に決まってたから京都のホテルをあちこち
探したけどバカ高いとこしか残ってない。本格的紅葉シーズンにはちょっと早いと
思うんだが、やっぱ外国人観光客の多さがタタッてるんだろうな。

じゃ、素直に日帰りで戻るか?せっかくの金曜出張なのに?それもシャクだ。
そこで、名古屋に目を転じてみたら名古屋のホテルはけっこう空いてた。
で、結局滋賀で仕事が終わったらそのままチンタラと在来線で名古屋に出て、
そこで一泊することにしたのだ。

指定時刻に行くには朝5時に起きなきゃならなかった。
新幹線の中じゃiPodで音楽聞きながら爆睡し、はい京都。これがちょうど9時頃だったはず。
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さて滋賀県内で仕事は終わった。在来線で今夜の宿泊地・名古屋に移動です。
まず新快速っていうのに乗って米原まで。この頃からシトシト雨が降り始めた。
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米原から大垣までは完全な鈍行列車。30分くらい乗った。
在来線で関ヶ原越えするのなんて、大学生時代の鈍行往復以来かもしれない。
これが雨の関ヶ原駅。人っ子一人いない。
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大垣からは特別快速っていうのに乗り換え。これはけっこう早くて、名古屋まで
30分で着いた。午後滋賀県の駅を出てから名古屋まで2時間の在来線の旅。
関ヶ原越えの時は外気温は15度で(そう表示されてた)、車内もけっこう寒かった。
名古屋の東海道線ホームでさっそく熱いきしめん。
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この夜の名古屋はけっこうシッカリした雨だったんだよねー。
夜は名古屋名物台湾ラーメンを食って、ホテルの部屋で缶ビールをガブ呑みし、あとは
死んだように寝ましたですよ。
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このホテル、実は朝メシ付きで、朝食は7時〜10時まで。入場は9時45分までというキマリ。
ところが前日5時起きだったイ課長は死んだように寝たまま生き返らず(笑)、9時15分に
ようやく目を覚ますというアリサマ。慌てて着替えて朝食だけはキチンと食いましたですよ。
パンと赤だしみそ汁が混在するワケわからない組み合わせ。で、昼過ぎまでちょっと市内観光。
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午後になっても名古屋はド快晴。なんつー空の色だ。これならっていうんで帰りの新幹線は
北の窓側の席を取った。富士山がキレイに見えるぞこりゃー。
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ところが静岡県に入った頃から雲行きは怪しくなってきた。富士山見えんかも・・。
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はい。見事に富士山見えませんでした(笑)。ジンセイこんなもんなのである。
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というわけで、仕事は滋賀、宿泊は名古屋というよくわからない出張でした。
名古屋観光についてはいずれ詳しく書くっす。


 

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by tohoiwanya | 2016-11-01 00:20 | 国内出張・旅行 | Comments(6)
2016年 05月 11日

JAPAN絶景写真撮影スポット

Oh~!サクーラ!フジヤーマ!ゴジュウノトウ。ビューティフォー!ワンダフォー!
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冗談みたいに日本的な、まるでVisit JAPANキャンペーンのポスターであるかの如きこの構図。
いかにも外人が喜びそうな風景だよね~。あまりに出来過ぎた構図なんで、パッと見、CGかとすら思う。
だが恐ろしいことにこれはCGではなく、本当にこういう風景の場所があるのだ。
(上の写真は富士吉田市HPから拝借)

日本に来る外国人旅行者が急増したせいで、CGかと見まごうこのJAPAN絶景ポイントは日本よりも先に
まず海外で有名になり、ここで写真撮りたさに外国人が押し寄せ、そのことが日本でも有名になり、今や
国内外を超越した有名スポットになりつつある。そんな外国人絶対狂喜間違いなしの場所にイ課長とトホ妻は
4月のある土曜日に遠足してきたのである。

場所は富士吉田市の新倉山浅間公園というところで、富士急の下吉田という駅から歩いて行ける。
しかし下吉田まで行くのは楽ではない。ウチからだと京王電鉄で府中⇒高尾、そこでJRに乗り換えて
高尾⇒大月、さらに富士急に乗り換えて大月⇒下吉田 ということになる。

この日はJRのホリデー快速富士山1号というのが高尾から下吉田まで乗り換えなしで運んでくれたけど、
それでも乗車時間は1時間13分。京王線やら高尾の乗りやら換え含めれば2時間くらいかかったことになる。
しかもこのホリデー快速富士山1号ってのが大変な混みっぷり。立ったまま下吉田まで行くわけだけど、
すでにこの段階で車内の外国人比率はやたら高い。
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ようやく着いた下吉田駅。
踏切を渡らないとホームから改札に行けないという田舎駅なんだけど、この駅で降りた乗客に関して言えば
おそらく外人率は6割くらいに達してたはずで、日本人の方が少なかったと思う。
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イ課長たちが行った日はちょうど桜が満開で、山梨県のこの辺だと、桜の満開は東京より
軽く10日~2週間くらいは遅いみたいだね。外国人旅行者の興奮も高まるってもんだ。
  
絶景スポットまで行くにはまず駅から浅間公園の麓まで歩く。これはせいぜい10分くらい。
そこからさらに長いクネクネ坂を上るか、ショートカットで397段の階段をのぼらねばならぬ。
幸い足腰はまだ大丈夫なイ課長とトホ妻は迷わず階段の方をチョイス。

そして来ました五重塔。この塔の裏の高台にギッシリ集まっている人たちが「JAPAN絶景写真」を撮ろうと
世界中からはるばる下吉田までやってきたヒトビトなのである。この場所、一説にはタイで特に有名な
場所らしくて、確かに東南アジア系が多かったという印象がある。こういう不便な場所だから団体旅行の
コースにはなりづらいようで、全員が個人旅行者と推定される。だから人が多いわりに比較的静か。
f0189467_20483030.jpg
 
どれ、せっかくここまで来たんだ。イ課長も彼らに混じってJAPAN絶景写真を撮ってやろうじゃねぇか。
この日は残念ながら富士山が雲に隠れてたのだが。

    
    どーーーーん。
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桜はまさに満開だけど、雲のヘリから富士山のテッペンのとこだけがちょっと顔を出してるだけ。
これで富士山がスカーンと見えてりゃ、冒頭に載せたみたいな写真が撮れたわけで、外人観光客のみなさんも
JAPAN絶景写真を帰国後に自慢できただろうに、残念だったねぇ。もっとも、富士山が見えない天気でも、
立派なカメラや三脚持ったみなさんの撮影意欲は大変なもので、みんな黙々と、しかも盛んに撮ってた。

考えてみたら、ここに来て絶景写真を撮るのは外国人にとってはチョー難易度が高いはずだ。
今日ここにいる外人旅行者の方々は選ばれし幸運な人たちとも言えるわけで、そりゃ撮影に熱も入るわな。
なぜなら・・

①東京滞在の旅行者なら日帰り可能だけど、列車ダイヤは多くないし乗り換えも何度もある。
 慣れないガイジンさんには簡単な旅程じゃない。
②自分の訪日旅行中に浅間公園の桜が満開時期を迎えるのがベストなわけだが、満開なんて一年のうち
 せいぜい4~5日。旅行者にすりゃ自分の日本滞在中に少しでも桜が咲いてるだけで超ラッキーだよな。
③富士山を含んだ構図にするためには、その日の天気は快晴でなければならない。
 日本人だってこの③の条件ばかりは運まかせなわけで、イ課長たちもダメだったわけだ。


真冬だと富士山は雪で真っ白、真夏だと雪はない。それが桜が満開の頃にちょうどイイ具合に
上の方だけが雪で白い「典型的富士山」の姿になるっていうのもうまく出来てるよねぇ。
JAPAN絶景写真としては五重塔を右に置く構図がスタンダードみたいだけど、イ課長としては反対側の
この角度からの構図もイイと思うよ。ま、もし富士山がキレイに見えてれば、だが。
f0189467_20482146.jpg
 
しかしだね、この五重塔が・・・
確かに「絶景構成要素」としてはバツグンに効果的だけど、塔それ自体に歴史的建築物としての
オーラは全く感じられない(笑)。絶景写真の効果を高めるためにここに作ったのか?と思えるくらい。
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さて、決定的絶景写真(富士山見えんかったが)も撮り終わったし、ヤマを下るか。
日本人的美意識だと、ああいう「典型的JAPAN絶景アングル」より、こんな「里山の春」的な、なにげない
構図の方がイイって意見も多いだろうけど、でもあそこが外国人旅行者にとって絶景撮影スポットとして
有名になるのは当然だと思うよ。特にこの時期はね。
f0189467_20505092.jpg
 
帰りは下吉田から富士急の各駅停車⇒大月からJR各駅停車⇒高尾から京王線とトロトロ乗り継いで
2時間半くらいかかったが、イ課長とトホ妻の日帰り遠足は無事終了したのである。
来年、今度こそ快晴+満開の日を狙って同じ遠足に再挑戦するかどうかはまだ未定(笑)。
 
 
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by tohoiwanya | 2016-05-11 00:05 | 国内出張・旅行 | Comments(4)
2016年 04月 18日

Cheer up! KUMAMOTO!

熊本県というのはイ課長にとって長く未踏の県の一つだった。

中年過ぎても九州は博多と与論島しか行ったことがないというテイタラクだったんだけど、
2008年の夏に何度か九州に出張することになり、佐賀、長崎、そして熊本がイッキに
「行ったことある県」になった。
このブログを書き始める動機になった3ヶ月連続海外出張の直前で、今調べたらたぶん2008年の
9月の初めだったと思う。イ課長ブログ開始の3週間前くらいだ。

もっとも熊本県に行ったっつうても福岡県に近い端っこの方で、住所が玉名郡ナントカ町。
確か博多から九州自動車道を通る高速バスか何かで行ったんじゃなかったかなぁ?

高速バスの後は確か同行者の運転するレンタカーで移動したと思う。
で、訪問先の企業に行ったわけだけど、9月の初めだから暑くて、夏草ボウボウの平原以外
何もないところだったねぇ。
f0189467_00121125.jpg
 
仕事の面談の内容はよく覚えてない(笑)。
鮮明に覚えてるのは、そのレンタカーを運転してた同行者が「うまいラーメンがあるんですよ
食っていきましょう!」って言って、田舎道を通って道路沿いのラーメン屋に連れていかれた
ことだ。ちょうどお昼頃だったと思う。

このラーメンが抜群に美味かった。あれが熊本ラーメンというのかどうかよくわからないけど
とにかく美味くて、もう一杯食いたいくらいだった。あれは忘れられないよ。
f0189467_00121146.jpg
 
そのあとレンタカーで再び福岡県内に戻って大牟田まで送ってもらい、そこからは鉄道で
福岡に戻った(と思う)。
イ課長の唯一の“熊本体験”は福岡県のヘリに近いところに行き、実質的には猛烈にウマい
ラーメン食ったということだけと言っていい(笑)。

そんな熊本県にも個人的知り合いが二人いる。

一人はもう30年来の知り合いで、今も年賀状のやりとりをしてる。当然住所を知ってる。
その住所っていうのがニュースでも報道されるくらい被害があった町で、死者も出てる。
頼むから本人・家族ともに無事でいてくれ。

もう一人はネット友達で、帝国初期の頃からの知人。こちらは住所は知らないけど携帯メールの
アドレスは知ってる。メールを送ってみたけどアドレスを変更したようでメールが届かない。
ううう・・無事でいてくれ。

とにかく余震・余震の連続で大変な状況だ。身体が無事であっても家が壊れたとか、避難生活を
強いられてるとか、最低でも電気やガスが停まって大変、なんて状況である可能性はかなり高い。

しかしそれはイ課長の知人に限った話じゃない。
熊本・大分はじめ九州のみなさん、心配するくらいのことしかできなくて申し訳ないですが、
どうかがんばって、苦境を乗り切って下さい。

本来はフワランポーン駅からタイ国鉄に乗った前回の話の続きを書くはずだったんだけど、
こんな話を臨時で書かせて頂きました。

 
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by tohoiwanya | 2016-04-18 00:18 | 国内出張・旅行 | Comments(0)
2015年 12月 26日

おおきみのみささぎ(大王の陵)

もう一つ国内出張の話を続けよう。
最初にひとつテストをしてみたいと思う。

問1.下の写真は何か、その名称を答えよ(写真はWikipediaから)
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「仁徳天皇陵」と答えた人はバッテン。
「大仙古墳」と答えるのが現在は正しいようで、最近の教科書にも「大仙古墳」「大仙陵古墳」などと
書かれているらしい。「仁徳天皇陵」なんていう書き方もあるんだと。でもこの名称変更はわりと最近
あったみたいだから、大体の人は仁徳天皇陵って覚えてるよねぇ?もちろんイ課長もその一人だ。

ここに葬られた天皇が仁徳天皇であるという考古学的根拠が近年アヤシくなったっていうのが
名称変更の理由らしいけど、ガキの頃に「これが世界最大のお墓である仁徳天皇陵」として習った
イ課長としては戸惑うばかりでごんす。だからこの記事においては書き手がかつて覚え込んだとおり
「仁徳天皇陵」と書かせていただくでごんす。

さてだ。
この仁徳天皇陵がどの都道府県の、ナニ市にあるか知ってる人いる?
実はイ課長も「奈良とか大阪とか、そっちの方」ってくらいで、正確には知らなかった。
仁徳天皇陵、実は大阪府堺市に存在している。

昨年11月に行った姫路⇒泉南出張では大阪市内にホテルが見つからず、やっとこさ堺市にあるホテルを
確保したって前に書いた。正確には南海電鉄高野線の堺東駅近くのホテル。

しかし翌日、泉南市の目的地に行くにはJR阪和線というのに乗る必要があった。だから
阪和線のどこかの駅に歩いていけるホテルが望ましい(そんなゼイタク言える状態じゃなかったが)。
たまたま空きホテルがあった堺東という駅からなら阪和線の三国ヶ丘駅まで歩いて行けそうだ。
しかも地図を見ると、三国ヶ丘まで行く途中に何やら巨大な・・・
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国道310号線にほぼ接しているこの巨大墳墓。
これぞ世界最大の墓所・仁徳天皇陵ではないか。へーー、こんなところにあったんだ、これ。

ホテルをチェックアウトしてからアポまではけっこう時間があったから、ちょっと寄り道してみた。
ホテルから仁徳天皇陵までは徒歩で15分もかからない近さ。

堺東の方から地図上の黄色い道を歩いてくると、前方後円墳の「後円」のところに出る。
ってことは、このカーブした水路が写真の北(上)の方にあるマルっこいあたり・・と考えるのは
早計なのである。実際にはこの辺は堀が二重三重になってるから、一番外側の堀が見えてるだけで、
内側の広い堀はもちろん、墳墓本体は見えないのである。
f0189467_16160759.jpg
 
近くにこんなものが建ってた。
ははぁ、仁徳天皇陵は一周すると2,850m、3km弱あるんですねぇ。すたすた歩いて30分ってとこか。
まぁ時間はあるから短い右のルートで正面まで行ってみることにしよう。
f0189467_16160751.jpg
 
陵のまわりは基本的にグルッと一周できるようになってるけど、古墳そのものは見えないわけだから
“考古学散歩”っていう感じじゃない。初冬の枯葉舞い散るただの遊歩道散歩。途中に万葉歌碑があったけど
そのイワレ因縁故事来歴を書いた看板自体がよく読めないから、サッパリわからない(笑)。
f0189467_16160780.jpg
 
はい。ようやく前方後円墳の「前方」のカドッコのところまで来ました。地図でいうと左下カド。
ここを曲がっていくと、「前方」の真ん中のところが正面ということになるらしい。
f0189467_16161889.jpg
 
これが正面。へぇーーーーー。こんなンなってたんだ。
鳥居もあって神社みたいだ。ちゃんと白砂利にはスジがついてるし、キレイに整備されている。
しかし肝心の古墳は単に小高い山にしか見えない。
f0189467_16184210.jpg
 
この辺には観光客も来るようで、どこかのジイさんバアさん集団が来てた。漏れ聞こえてきた
彼らの話によると、仁徳天皇陵を世界遺産に登録しようって動きもあるんだとか。へぇ~~。

さて、反対側をぐるっと周って阪和線の駅の方に行くとするか。
これがさっきと反対側の(地図でいうと右下の)カドッコから見た堀。水鳥がいっぱいいるね。
f0189467_16161968.jpg
 
・・などとノンビリ写真を撮りながら歩いてたら、ぎゃぁ!ななな何ということか!!
ブレザーとパンツにびーーーっしりと何かの植物のタネ?(実?)がくっついてる。これがまた異常に
粘着力が強くて、手で払ったくらいじゃ全然落ちない。結局この場所に10分くらいたたずんで、
このナゾの実(タネ?)を丹念につまみとるというブザマな作業を強いられたのである。
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このつまみとり作業の時間を除けば、やっぱ一周するのに30分くらいだったかな。
イ課長一人だから、かなり早足ではあったが。

三国ヶ丘駅には一応展望台というのがある。ちょっと登ってみた。
しかし結局どうがんばっても小高い山にしか見えない仁徳天皇陵なのである。
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(面積的には)世界最大のお墓である仁徳天皇陵がエジプトのピラミッドに比べ、知名度という点じゃ
比較にならない原因も結局この「見えない」ということに尽きるね。飛行機やヘリコプターから
見ない限り、何度もいうけど「ただの小山」。仁徳天皇陵を見に行っても全然見えないんだから。
世界遺産としてのアピール力にも欠けるよなぁ。もうちょっとどうにかならんのかね?

まぁ飛行機とかヘリコプターはムリでも、近くに軽気球施設でも作って、気球の上から古墳観光なんて
ことが実現すれば観光客ワンサと来ると思うけどなぁ。もっとも、この仁徳天皇陵は国有ではなくて
皇室のモチモノだから、現在の所有形態のままだと世界遺産登録は難しいらしい。

まぁそれでも(少なくともイ課長がガキの頃の)歴史の教科書でおなじみだった仁徳天皇陵だから、
実際に来るとそれなりに「これがそうか」という感慨もあるにはあった。見えないけどね(笑)。

出張の空いた時間、堺でちょいと観光(ってほどじゃないが)してみたイ課長なのでありました。

 
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by tohoiwanya | 2015-12-26 13:42 | 国内出張・旅行 | Comments(4)