カテゴリ:2013.06 東南アジア旅行( 95 )


2015年 04月 09日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 34

さて、それでは2013年6月東南アジア旅行ネタの(たぶん)最後を飾ってバンコクのホテルだ。

バンコク中心部には「地下鉄とスカイトレインの両方の駅がある」繁華街が2カ所あって、
一つはイ課長が1996年出張で歩きまわって多少は土地カンのある(地下鉄の駅だと)シーロム。
もう一つが全く未知の(同じく地下鉄の駅でいうと)スクンビットだ。

このどちらかの繁華街に宿をとれば、スカイトレインと地下鉄の両方にいきなり乗れるから便利。
ちなみに、シーロムにはゴーゴーバー・エリアとして有名なパッポン通りがあり、スクンビット
には同じく大ゴーゴーバー地帯のソイ・カウボーイがある。ゴーゴーバーでは大差はない(笑)。

で、結局イ課長はまだ全然行ったことがなかったスクンビットのこのホテルをとってみたのだ。

Manhattan Hotel

バンコクにあるのに、なぜかマンハッタン・ホテル。なぜこういう名前なのかは不明。
スクンビットのソイ15をちょっと入ったところにある。大通りに面してはいないけど、
構えはなかなか立派げなホテルだった。


立地・利便性★★★★☆
スカイトレインや地下鉄の駅まで歩いて3〜4分ってところか。
周囲はTerminal21みたいな巨大ショッピングモール、ファーストフード、安食堂、コンビニ、
さらにTシャツやらニセモノ腕時計やら売る屋台に至るまでゴチャゴチャあってすごく賑やか。
観光移動、買い物、食事、缶ビール調達等々あらゆる点で便利な場所だった。
スクンビットってこの時初めて来たけど、すげー賑やかなエリアなんだね。
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それでも星5つじゃないのはなぜか?
前にも書いたけど、このホテル、そのスジで有名な「援交カフェ」のすぐ近くだったんだよ。
夜になるとそこらに立ってる夜のオネエサマたちから「オニーサン、ハナサナイ?」なんて
声をかけられながらホテルに帰ることになる。その点を考慮して星4つ。ま、イ課長は17年前に
シーロム周辺でポン引きの海を泳いだお兄ぃさんだから別に驚かないが。


部屋★★★★☆
部屋は良かったよ。思ったより広くて、設備もしっかり。
このホテル、全体的にやや古めで、共有部分も部屋も全体的にピカピカの新品という感じは
ないんだけど、貧乏性の巨大ロボット1台が泊まるには十分すぎるくらい。
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バスルームもちゃんとバスタブつき。ま、南国タイじゃ外出から戻るたびに頻繁にシャワーを
浴びるからバスタブはなくてもいいんだけど、なきゃイヤという人もいるだろう。
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一つだけ困ったのは、空調メンテナンスか何かでエアコンの効かない午後があったことだ。
確かメークロン市場観光からクタクタになって戻ってきた日だったと思うけど、あの時は
さすがに困って冷房の効いたショッピングモールに避難した。


朝食★★★★☆
せっかく朝食つきで泊ったのに、1泊目はアユタヤ観光、2泊目はメークロン市場行きでともに
早起きしたから、朝メシは3泊目しか食わなかった。すごくもったいないことをした。
朝食はビュッフェ形式で、品数もけっこうあってなかなか良かったよ。洋食系中心だったけど
チャーハンやお粥があるあたりはアジア的というべきか。
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従業員の態度★★★★★
実はこのホテルにもちょっと忘れ難いおじさんがいるのだ。

17年前、出張でバンコクに来てシーロム近くのホテルにチェックインした時、中学生くらいの
男の子のボーイが部屋まで荷物を運んでくれた。こりゃチップをあげないとマズいだろうけど、
こっちは空港で初めてバーツを両替し、タクシーで初めてバーツを使った直後で、硬貨や紙幣も
ロクにわかってない。

しょうがないから適当なコインを渡したら、どうもそれは50バーツだったみたいで、あとで
現地駐在オジサンから「そりゃ、君、やりすぎだよ」と言われてイタく反省したことがある。

マンハッタンホテルでもおじさんが部屋まで荷物を運んでくれた。あわわ、またチップあげなきゃ。
といっても17年ぶりのタイバーツだからさっぱりわからん。とりあえず「やりすぎ」でもいいから
ひとつだけあった硬貨(今にして思えばたぶん10バーツ)を彼に渡した。

彼は一瞬そのコインを見て「これは小さすぎるお金ですからお返しします」みたいなことを言って
イ課長に返してきた。げげ!しかし空港で両替したばっかだからあとはデカい札しか持ってないよ。

「ごめん、これしか小銭を持ってないんだ」と言うと、彼は「いいんです、いいんです」と言って
去っていった。後でツラツラ確認してみたら、どうも50バーツ硬貨って今はない(か、流通してない)
みたいなんだよね。硬貨じゃなく、50バーツくらいの金額を紙幣であげるべきだったんだ。
またチップで失敗しちまったぜ。あのおじさんには悪いことをした。

しかし神はイ課長に名誉挽回のチャンスをくれたのだ。
バンコク最後の夜、ホテルに戻って荷物をピックアップしてタクシーを呼んでもらったんだけど、
その時荷物を玄関まで持ってきてくれたのがあのおじさんだったんだよ。すぐわかった。

玄関でタクシーを待つ間、彼に話しかけてみた。「私を覚えてますか?」
おじさん、こちらを見ずに、かすかに笑って「イエス」と答える。

「3日前、私はチップをミステイクした。でも今は大丈夫」そう言って彼の手にお札を握らせた。
よく覚えてないけど複数枚のお札、合計すると100バーツ近くの金額だったと思う。
彼はそのお札を見もせずに、スマートにスッとポケットに入れて「サンキュウ」とお礼を言う。
最後に握手しておじさんと別れてタクシーに乗った。

こうして胸のツカエがひとつ取れたような気分になって空港に向かったイ課長なのでありました。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-09 00:02 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 04月 06日

スカイトレイン(BTS)に乗ってみよう

このネタが残ってた。
バンコクの地下鉄の話を書いたのに、スカイトレインについて書いてなかったじゃん。

イ課長はバンコクの高架鉄道を言うときに「スカイトレイン」という言い方を多用するけど、
ガイドブックなんかにはBTS(Bangkok Mass Transit System)って書かれる場合が多いと思う。
地元ではロットファイファーって呼ぶことが多いということは今Wikipediaを読んで初めて知った(笑)。

おそらくバンコクを訪れた外国人旅行客にとってスカイトレインは最も便利な都市交通だと思う。
地下鉄が1路線だけなのに対して2路線あって、まぁ「バンコクのどこでも」とまでは言えないけど
かなり行動範囲は広がる。ハノイじゃひたすら旧市街を徒歩で観光したけど、大都会バンコクでは
こういう交通機関の存在意義は重要。しかもバスやタクシーと違って渋滞なしってのがさらに重要。
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今回の旅行で初めて乗ったけど、乗り方はごく簡単だ。
こんな風に切符の自販機の横に路線図があるから、自分が行きたい駅(駅名は英語併記)を探して
その表示金額を確認し、自販機でその金額のボタンを押し、お金を入れる。ただそれだけ。
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切符はこんな感じのカード形式。イ課長の親指のツメの上に青い矢印がついてるから、この方向で
自動改札機に差し込むのだ。
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自動改札機はこんな感じ。この辺はバンコクであろうがフランクフルトであろうが大差なくて、
まず間違えることはない。乗る時は切符を入れるとすぐピュッと出てくるからそれを取る。
降りる時は切符を改札機に入れると戻ってこないから自分だけそのままゲートを出ればいい。
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高架鉄道だから、構造としては切符売場や改札は2階にあり、ホームはさらに上の3階。だから
切符を買った後さらに階段をのぼる。スカイトレインっつうだけあって高いところにあるのだ。
電車はわりと頻発してて、5〜6分間隔くらいじゃないかな?
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車内はモダンで清潔。今ドコを走ってるかっていうのもちゃんと電光表示される。
夜間であっても雰囲気は全然悪くなくて、安全な乗り物といっていいと思う。
暑い中歩き回った後に冷房の効いたスカイトレインに乗るとホッとしたもんだった。
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かくのごとく便利で安全で渋滞のないバンコクスカイトレイン。しかし弱点もないわけではない。
特にイ課長が不便だなぁと思ったのは、切符自販機で紙幣が使えないことだ。
小銭がない時は100バーツ紙幣をいちいち窓口でコインに両替してもらわないといけない。
係員もわかってるから、タイ語不要で何も言わず紙幣を出せば何も言わずコインに両替してくれる。
このコイン両替でけっこう並ぶことがある。
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両替して、さて切符を買おうかと思うと、自販機にまた長蛇の列ってことがあるから困ったもんだ。
特に夕方なんかは込み合う時間帯みたいで、両替と切符購入だけでけっこう時間がかかる。
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しかしそういった問題を差し引いても、やっぱり渋滞の心配なしにバンコク都心部を軽快に
移動できるメリットは極めて大きい。メークロン市場訪問の始点になったウォンウィエンヤイ駅も
このスカイトレインで近くまで行けたから簡単だったけど、もしスカイトレインがなければ
タクシーで行くしかなかったわけで、大変な違いだ。
 
実はこのスカイトレインはイ課長にとってちょっと思い出のある交通機関でもある。

1996年に出張で初めてバンコクを訪れたとき、シーロム通りでちょうどコレの建設中だったんだよ。
その時は「ここに高架鉄道ができりゃ、ちったぁ渋滞も緩和するかなぁ、でも完成は何年も先だろうから
オレが乗ることなんてないよなぁ・・」と思ったもんだった(開業は1999年だったらしい)。

あの出張から17年たってバンコクを再訪し、あの時建設中だったスカイトレインに乗り、17年前に
30代サラリーマンとして歩いたシーロム通りを高架の上から眺めた時はちょいと感慨深かったよ。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-06 00:03 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 04月 03日

バンコクのウィークエンドマーケット

イ課長ブログの記事カテゴリは基本的に「いつの、どの旅行(or出張)」という分け方になっている。
カテゴリによって(つまり出張or旅行によって)ブログ記事数に多い・少ないがあるのは当然で、
行動に制約の多い出張より自由な旅行の方が記事=ネタの数が多くなりやすいのも当然だ。

これまで一つのカテゴリで一番記事数が多かったっていうのは「2011ウィーン旅行」で、その数82。
しかし「これまで」「多かった」という表現からもわかるように、これはすでに過去の記録になってて、
「2013東南アジア旅行」カテゴリに属する記事は今日で93個め。よく書いたねぇ。

しかしこの結果に驚きはない。久しぶりに行った東南アジアはとにかく面白かったからねぇ。
あれ以来、イ課長はすっかり東南アジアづいちゃって、欧州にはトンと行かなくなってしまった。
まぁ東南アジアの方が旅行コストが圧倒的に安いから行きやすいっていう理由も大きいわけだが。

そんな2013年6月のベトナム・タイ旅行もさすがに残りネタも少なくなってきた。
2015年4月になってようやくこのカテゴリの終わりが見えたか(笑)。

旅行の最終日の土曜、つまりその日の夜には空港に行かなきゃいけないっていう土曜日。
イ課長はこの日は特に予定を入れてなくて、一種の「予備日」として空けといたんだよね。
バンコクでの二日間はアユタヤ観光やメークロン行きで早起きが続いたけど、この日は朝寝坊して
ホテルの朝食を初めてゆっくり食った。さて、予備日はドコ行こうか。

そこで浮上したのがウィークエンドマーケットなのである。発音しづらい名前の公園で土日だけ
開催されるそうで、大変なにぎわいらしい。ふむ、ここにでも行ってみっか。
それではチャトゥチャク・パーク(言えた?)のウィーケンドマーケットに行ってみましょう。
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ガイドブックにも載ってるくらい有名なウィークエンドマーケットだけあってすごい人出だ。
外国人観光客の姿もちらほら。

しかし、例によって買物に対する情熱を持ち合わせてないイ課長だからこういうところでは
「ふーん・・」と冷淡に眺める程度。旅行最後の日なんだから、こういうマーケットに来たら
ちったぁ張り切って土産物を買い揃えようくらいの了見にはならんのか?
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イ課長が市場とかマーケットとかに行くと大抵そうであるように、ここでも関心の対象は
衣料品や雑貨ではなく食品になる。普通の市場とは違ってここは魚屋や肉屋みたいな
生鮮食品の店はない。ちょっとつまんない。

その代わり集まる買い物客目当ての屋台は多かったね。これは何かの串焼きだろうか?
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ホテルの朝食をゆっくり食った後だったからまだ腹は減ってない。
でも暑くてノドが乾いたから何か飲みたいな。冷たい飲み物を売る屋台もたくさん出てる。
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結局イ課長が選んだのはこれ。生オレンジジュース。
大が60バーツ(約180円)で小が30バーツ(同90円)。果汁100%だけあって安くはないけど、
とりあえず小の方を飲んでみよう。
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これがまた冷えてて異様においしい。
ほとんど息もつかぬようストローでイッキ飲みしてしまった。やっぱ暑いからノド渇くね。
タイ観光では必ず水を携帯しましょう。
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このウィークエンドマーケット、買物目当てで行けば面白いはず。しかし買物に興味がないイ課長は
このマーケットの多国籍的雰囲気の方が気になった。たとえばこんな風に、明らかにタイ人ではない
太っちょがパエリャを売ってたりするんだよね。彼はタイ在住のスペイン人なんだろうか?
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かと思うとこっちじゃチャイナドレス(かな?)のご婦人がスマホに夢中。
まぁバンコクにはチャイナタウンもあるくらいで、タイじゃ中国系という人は珍しくもないが。
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こっちじゃなぜかタイ人と思われる男性がウエスタンルックでバンジョー弾いてる。
どうもこのウィークエンドマーケットって、ややフリーマーケット的な性格もあるみたいで、バンコク中の
いろんな趣味人が自分の趣味の店を出し、同好の士がそこに集まるっていう側面もありそうだ。
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マーケットを抜けて、チャトゥチャクパークを抜けて地下鉄の駅まで戻った。
来たときは雨が降りそうな曇り空だったけど、いまは青空が広がってて、暑いけど気持がよかった。
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楽しかったベトナム・タイ旅行最終日。名残惜しかったよ。
実際にはこの後フワランポーン駅に行ったり、マッサージ行ったり、初めてゴーゴーバー行ったりと
いろいろ活動したんだけど、その辺のことはすでに書いた。

・・・何か書き残したネタ、あったかなぁ?
なければ、次回更新ではバンコクの宿泊ホテル評価になるはずだけど・・・。

 
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by tohoiwanya | 2015-04-03 22:59 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(2)
2015年 04月 01日

ロトゥーに乗ってバンコクへ

バンコクからメークロンまでは鉄道と渡し舟とロトゥーに乗ってたどり着いた。
メークロンからアムパワー水上マーケットまではソンテウに乗ってたどり着いた。
さて、アムパワーからバンコクまではどうやって帰るか?なーに大丈夫だって。
アムパワーからバンコクまで行くロトゥーが絶対あるって。

アムパワーに来る時にソンテウを降りた場所。
あの道路にいけばロトゥー・ステーション(そんな言葉ないが)のテントが絶対ある。賭けてもいい。
マハーチャイからメークロンに行くロトゥーがあるくらいなんだから、アムパワーから首都に行く
ロトゥーがないわけないじゃん。

ほーーらあった。ばっちり。
午前中、マハーチャイに戻ってロトゥーを探したときは「そんなの、あるかなぁ?」と不安だったけど
この時は自信があった。いまやイ課長も「ロトゥー乗り」としてちったぁ様子がわかってきた。
半日で長足の進歩を遂げておるではないか。
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テントにビクトリーモニュメントって英語があるけど、これはバンコク市内にある戦勝記念塔のこと。
戦勝記念塔周辺ってバンコクと周辺の町を結ぶロトゥーの一大発着拠点らしい。

机に陣取ったおばさん(なぜかロトゥー乗り場のボスはおばちゃんってことが多いねぇ)の所に行って
「バンコク」って言ったら慣れた手つきでサッとこんな紙片をくれた。これがまぁキップがわりか。
料金は80バーツ、約250円。バンコクまで一気に戻るわけだから、午前中に乗ったマハーチャイ~
メークロン間30バーツよりずっと距離は長いわけで、まぁこんなもんだろう。ロトゥーやソンテウって
乗り合い&定価制だから自分だけ料金ボラれるリスクは低いはずで、そういう点でも気楽だ。
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しかも前に書いたようにバンで密閉された車内だからエアコンつき。これが大きい。
暑い中歩きまわって汗ダクになったから、帰りは涼しい車で乗り換えナシでバンコクまで帰れるってのは
体力的に助かる。そういう意味じゃメークロン市場観光するなら「往路鉄道、帰路ロトゥー」ってのが
面白さとラクさのバランスという点で良いのではないかと思いますです、はい。

ところが、タイ国鉄同様、タイのロトゥーも甘くなかった(笑)。
なんだか知らないけどすっげー渋滞だったんだよ。バンコクに向かう幹線道路の段階ですでに
道路はギッチリ。だぁ~・・この調子じゃ一体いつになったらバンコクに着くことやら。
この日は金曜だったんだけど、週末の午後~夕方が渋滞しやすいのはどの国も同じか。
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途中で道路は少しすいたけど、バンコク市内の高速道路に入るとまたまた大渋滞。
だぁ~・・・アムパワーから1時間もあればピューッと帰ってこられるかなー?なんて例によって
砂糖菓子のように甘いこと考えてたけど、戦勝記念塔までたっぷり2時間以上かかったはずだ。

これはロトゥーを降りてから周辺状況を撮った写真だけど、まぁ見てほしい、このドツボ渋滞ぶりを。
写真手前の方で白いバンが何台もフン詰まってるけど、これ、たぶん全部ロトゥーだと思う。
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まぁバンコクといやぁ、世界の渋滞都市の中でもちったぁ知られた存在だ。
こんな渋滞は珍しくもないんだろうけど、かくのごとく車移動は渋滞リスクがつきまとうわけだ。
もっとも鉄道移動でも大遅延リスクがつきまとうのは経験済みなわけで、まぁ要するに
車であれ鉄道であれ、タイは甘くないということか(笑)。

結局ビクトリーモニュメント・戦勝記念塔に戻ってこられたのは4時過ぎだったと思う。
戦勝記念塔ってコレね。何のタタカイに勝った記念か、以前に何かで読んだけど忘れた(笑)。
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この戦勝記念塔の周りはパリの凱旋門みたいな感じで大きなロータリーになってるんだけど、
こうやってロータリーに沿って大~きく迂回する歩道橋が作られてるから、そこをテクテク歩いて
スカイトレインの駅に向かう。スカイトレインに乗ればホテル最寄り駅まで1本でいける。
歩道橋に植栽がからまって花が咲いてるなんて、いかにも南国気分。
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まだ夕方だし、この後ホテルに戻ったら缶ビールでも飲んで一休みして、晩飯食って、そのあと
疲れた体をマッサージしてもらって、その後ソイカウボーイのゴーゴーバーにでも行ってみて・・と、
この時点ではイ課長はいろいろ今夜のプランを考えていた。

しかし実際には「缶ビール飲んで一休み」のあと何かしたって記憶が少ない。なぜかというと
ほとんど寝てたからだ(笑)。思えば今日の観光活動は早朝6時半にスカイトレインに乗るところから始まって
メークロン~アムパワーと周ってきたんだもんなぁ。旅情満喫、極めて充実した一日だったとはいえ、
そりゃね、イ課長も疲れましたですよ、さすがに。

 

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by tohoiwanya | 2015-04-01 00:03 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)
2015年 03月 30日

アムパワー水上マーケット

水上マーケットって、要するにモノ売りの船が密集した水路とか川のこと。
英語ではFloating Market、つまり「(水に)浮いた市場」という言い方をするらしい。

バンコク観光において「水上マーケット」って定番で、オプショナルツアーも多い。
ツアーで連れて行くのはたいていダムヌンサドゥアク(言えた?)水上マーケットのはずだ。

しかし少し調べてみると、ダムヌンサドゥアクってのは観光用に作られたマーケットで
客は観光客ばっかしで売ってるものの値段も高いらしい。貧乏性のイ課長向きではない(笑)。
地元の人が行くような普通の水上マーケットはないのかい?となると、これがどうも
アムパワーらしいんだよね。時間があれば行ってみたいなぁと思ってた。

ただ重要な注意事項がある。
アムパワー水上マーケットは基本的に週末のみ営業。つまり平日に行ってもガラーンとしてるらしい。
イ課長がアムパワーに来たのは金曜。平日だけど、広い意味では週末といえなくもない微妙な日。
果たしてどうだったのか?

結論から言うと「大体はガラーンとしてるけど、部分的に賑わった場所もある」って感じだったね。
水上マーケットのある一角にはたくさんの船がいろんな食い物を売ってる。
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小船のモノ売りやら飲食店やらが集まった光景っていうのは、これまた東南アジアならでは。
イ課長も何か食おうかなと思ったけど、メークロンで真っ赤なスープのラーメン食ったし、
ここでは特に何も食わなかった。
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船が集まった一角だけはお客さんも集まってワヤワヤしてる。
アムパワー水上マーケットって、モノ売りの船が集まる水路があるのは当然なんだけど、水路の両側に
長~~い通路があり、その通路に面してさらにいろんな店がある。土日はさぞ賑やかなんだろう。
地元の人に人気の水上マーケットっつうだけあって、外国人観光客らしき姿は見かけなかった。
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賑わった一角を離れて歩いていくと、すぐにガラーンとしたゾーンになる。
閉まってる店が多いし、開いてる店にしても営業してるんだかしてないんだか・・・。
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この辺も土日になると賑わうんだろうけど、今は本当に静かだ。
時々小船が通り過ぎる時だけ、水路からわずかな水音が聞こえるだけ。・・・のどかだなぁ。
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思い返せば今日はバンコクからオンボロ・タイ国鉄やら渡し船やらに乗り、さらにロトゥーやら
ソンテウやらに乗って何とかメークロン市場にたどり着き、さらにここまで足を伸ばしたわけだ。
ずーーっと緊張&興奮しどおしだったから、こうやって静かな場所で一人ぼんやりと水路を眺める時間が
とても久しぶりで貴重なものに思えてくる。
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休息も兼ねて、そんな風にしてしばらくボケーッと日陰で水路を眺めていた。
賑わったアムパワー水上マーケットをご覧になりたいなら土日に来るに限るけど、静かでのどかで
人気の少ない水上マーケッっていうのもなかなか悪くない。

ん?すこーし空が曇ってきた?雨に降られると困るから、そろそろバンコクに戻るとするか。
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帰りぎわ、ノドが乾いたから生のココナツジュース(だよね?)を飲んでみることにした。
こんな風に並んでるんだけど、実際に買うとちゃんと冷蔵庫で冷やしたものを出してくれる。
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おばさんがナタを振り回してカン!カン!カン!と見事な手際で上に六角形の刻みを入れて
パカッとフタを開けてストローを入れて渡してくれる。ちなみに、1個20バーツ。約60円だ。
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下の写真見てみ?ナタを入れる場所の目安としてあらかじめココナツに線がひいてあるけど、
彼女がナタを入れた箇所はその線と寸分の違いもない。おばちゃん、すげぇよ。
 
こういうの生まれて初めて飲んだけど、もっとコクがあってドロリとしてるのかと思ったら、
わりとサラサラした透明な液体で、ちょっとした甘みがあって、冷えてるから実に美味しい。
実の内側に白いものがくっついてるけど、これがココナツミルクになるの?(←全然わかってない)
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さて、それじゃバンコクに帰るとするか・・・。
ところでアムパワーからバンコクまでどうやって帰るの?メークロンと違ってアムパワー水上マーケットは
「絶対行こう」と思って準備したわけでもなく、急に思い立って来たという方が近い。
バンコクまでの帰り方、わかってんのか?

もちろんわかってなかった(笑)。ふふふ、しかしね、イ課長にお任せあれ。
今日一日でイ課長もタイの交通機関をいろいろ経験して、多少は見通しってものが立てられるようになった。
だからバンコクに帰る方法については秘めたる自信があったのだよ、ふふふ。
 
 
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by tohoiwanya | 2015-03-30 00:03 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(0)
2015年 03月 26日

ソンテウに乗ってみる

さて読者諸君(まだやってる)、いまこそソンテウが何かを説明するときが来たようだ。
前号の文脈からも十分推測できるように、ソンテウとは交通機関の名称なのである。

大都会バンコクならタクシーでもバスでもトゥクトゥクでも、道路交通機関はよりどりみどり。
しかしタイの郊外・田舎ともなると四輪タクシーなんてトンと見かけなくなる。そういうタイの
“非都市エリア”において重要な交通機関が少なくとも二つあって、その一つがロトゥー。これは
メークロンに来る時にイ課長も初めて利用した乗り合いバンで、バンだから車内は密閉されており
エアコンもあって快適。幹線道路を使って町と町を結ぶ中距離路線が中心。

もう一つが問題のソンテウ。これはいわばローカルなミニバスと思えばいいんだろう(と思う)。
メークロンくらいの町でも路線の数は相当あるようで、途中にはいくつも停車ポイントがある。
モノは軽トラなんかの荷台を客車風に改造したもので、ロトゥーと違って客席部分は密閉されてない。
エアコンは当然ないし、ホコリは入るし排気ガスも吸う。その代わり数(路線数・台数)が多くて
料金は安い。そういう交通機関なわけ。フィリピンのジプニーと同じようなものなんだろうな。
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事前の情報収集でメークロンからアムパワーまでソンテウを使って行けるという話は読んでいた。
しかしどこから乗りゃいいのか?アムパワー行きソンテウをどうやって探しゃいいのか?いくらかかるのか?
仮に乗れたとしても「次がアムパワー」とどうやって知ることができるのか?わかんないことだらけ。
まぁしょうがねぇ、ここまで来たんだからとにかくトライしてみようじゃねぇか。

メークロン市場の近くに水色のソンテウがずらりと並んだ一角があった。たぶんここが乗り場だろう。
ところがどのソンテウも行き先がタイ語表示ときやがった。英語表記ゼロ。これじゃ読めましぇ~ん。
しょうがない。手近にいた一台のソンテウのドライバーに聞いてみた。「アムパワー?」
そのドライバー(女性だった)は首をふり、もっとアッチだと指をさす。

アッチって言われてもなぁ・・あっちにもソンテウはズラリと並んでるんだよ?その中のドレなの?
順ぐりに1台ずつ「アムパワー?」「アムパワー?」ってドライバーに聞くのもかったるいしなー。

そこでソンテウ乗り場の正面に露店を出してたおっちゃんに「アムパワー?」って聞いてみた。
このおっちゃんがまたイイ人でさぁ、すごくデカい声で「アムパワー!!」って叫んでアムパワー行きの
ソンテウに呼びかけてくれた。「このガイジンさんがアムパワー行きたいってよー!」というわけだ。

おっちゃんが指差す方向に歩き、そこら辺に停まってたソンテウを指差して「これ?」と聞いてみた。
するとおっちゃん「もっと向こう」って手で示す。隣のソンテウの前に行ってまた「これ?」って顔すると
おっちゃんがうなづいた。どうやらコレらしい。

ドライバーに「アムパワー?」って聞いたらうなづく。間違いない。
後部座席にまわってみるとすでに半分くらい乗客で埋まってるからさっそく乗り込む。
地元のタイ人に混じって違和感アリアリの巨大ロボット外国人。
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ほどなく発車。初めてのソンテウ乗車経験。ロトゥーの方は日本でも見かける当たり前のバンだけど、
ソンテウみたいな荷台改造&開放型の後部座席に乗るなんて経験メッタにないから何となく嬉しくなってくる。
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客席の構造上、車窓風景は車のケツの開口部から見ることになる。景色は横に流れないで遠ざかる一方。
でも初めて利用するソンテウの荷台から遠ざかるタイの田舎の風景を眺めるっていうのもなかなかオツだったよ。
ローカル交通機関に乗ってタイのローカルエリアを走る。これもまた東南アジア旅情ってもんだ。
 
さてここまでは何とかなってる。最後の問題はどこで降りればいいのか、だ。
ソンテウって停留所の標識みたいなものはないんだけど、途中で降りる客はけっこういるし、
道端に立ってる人を乗せたりもする。

つまりドライバーと地元の乗客たちはソンテウのそれぞれの停車ポイントを知ってるわけで、
アムパワーにも最寄りの停車ポイントがあるはずだけど、どのくらい走ればそこに着くのか知らないし
アムパワーが終点なのか途中停車ポイントなのかもわかってないっつうんだから話にならん。

降りる人はこのブザーを押してドライバーに連絡するらしい。
しかし車内アナウンスはないし、アムパワーがドコなのか知らないんだからいつ押しゃいいのか
わかるわけがない。素人ガイジンにとってこのブザーは役に立たない。
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こういう時は他の乗客に助けを求めるしかない。
ある停車ポイントに来たとき、わざキョロキョロして他の乗客に「アムパワー?」って聞いてみた。
すると何人かが首を振る。まだらしい。これでイ課長が「アムパワーで降りたいガイジン」であることを
他の乗客に認識させることができたはずだ。

15分くらい乗ったかなぁ?何度目かの停車ポイントで何人かが降りた。そのうちの一人がイ課長に
「アムパワー」って声をかけてくれた。やった、ここで降りればいいらしい。教えてくれてサンキュウ。
ちなみにメークロンからアムパワーまでのソンテウ代は8バーツ。これは降りた時にドライバーに支払う。
8バーツつうたら25円程度だ(当時はね)。やっすぅーー。
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こうしてイ課長は生まれて初めてのソンテウに乗ってアムパワー水上マーケットに来ることが出来た。
ソンテウ乗り場のおっちゃんとか、乗り合わせた乗客たちとか、途中で会ったタイ人たちの親切がなきゃ
絶対に来ることは出来なかっただろう。ありがとうタイの人たち。
 
アムパワー水上マーケットの様子は次回ご紹介しまっす。待て次号!(ヲイまたかよ)

  
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by tohoiwanya | 2015-03-26 00:29 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(8)
2015年 03月 23日

メークロン市場というところ その2

メークロン市場に行けばイ課長の「線路長屋好き志向」は激しく刺激されるわけだけど、
同時にまた「市場好き志向」も覚醒する。「活気あふれる東南アジアの市場」という
まさにそのイメージ通りのような市場。まぁ市場の中を列車がノシノシ通るくらいだから
その“活気”の性質はちょっと想像を絶してるブブンもあるが(笑)。

でもこういう市場で売ってるものを眺めるのはホントに面白くて飽きない。
メークロンもマハーチャイと同様、川っぺりの街だから、やっぱり魚屋さんがよく目につく。
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すげー、カニだらけ。
手前の値札を見ると370と書いてあるように見える。370バーツとしたら当時で約1100円だ。
このカニ一匹1100円は高いけど、もしかすると1kgで1100円なのか?
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八百屋さん系の店も多い。線路ギワに並べてある野菜、無造作に並べてるように見えるけど、
列車が通る時は車体の下をくぐってスルーできる高さにまでしか積んでないんだろう。
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さっき線路市場が終わって駅になるところまで行ってみたから、今度は反対側に歩いてみた。
とにかくこの線路・・というか通路、幅は線路分しかないところにもってきて買い物客と観光客が
ひしめいてるから通りぬけるのもラクじゃない。

おお、どうやらここが「線路市場」が終って普通の「線路」に戻る場所みたいだ。
市場の中はこうやって日除けテントがあるけど、外の陽射しの強さときたら・・・。
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テントを出るとこうやってただの線路が続いている。この家並みも十分に線路長屋風だけど
線路市場を見たあとだと、線路として“正常”な光景に思えてくるから恐ろしい。
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反対側、つまり線路から市場側を見るとこんな感じ。
いやー、いくら列車通行時にはテントを閉じてくれるとはいえ、ここに列車が突っ込むんだからなぁ・・
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実はこの時イ課長は迷っていた。
メークロン市場に来れば、誰しも市場の中を列車が通るサマを見たいと思う。
そういう意味でも鉄道で来るのは都合がいいんだよね。自分が乗ってきた列車がほどなく折り返して戻る時に
必然的に市場を通るから、到着からさほど時間をおかずに列車の通過が眺められる。
(下の写真、予定通り11:10に列車が到着してれば、11:30に折り返すはずだったことがわかる)
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しかしイ課長は最後だけ車で来た。そのおかげで早く来られたわけだけど、バーンレム発の列車は
大幅に遅れてたから、その列車がこの市場に到着するまでにはあと2時間くらいかかるはずだ。
それまでこの暑い市場で待ち続けるのはさすがにダルい。
 
よし、それなら足を伸ばしてもう一ヶ所行こう。それはどこかというと水上マーケットなのである。
アムパワー水上マーケットというのがメークロンから車でさほど遠くない距離にあるはずなんだよ。

そう決めるとさっそくそのための行動をおこした。この日のイ課長はやたらに即断即決のヒトだった(笑)。
アムパワー水上マーケットまで行くための行動、それは、そこまでイ課長を運んでくれるソンテウを見つける
ことだったわけだが・・。

さて読者諸君、ソンテウとは一体何であろうか?そして、そのソンテウとやらは果たして見つかったのか?
全ては次回の更新で明かされる。待て、次号(昔の少年漫画風に)。

 
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by tohoiwanya | 2015-03-23 00:16 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(10)
2015年 03月 20日

メークロン市場というところ

さてだ。それじゃいよいよメークロン市場にいってみようか。
タイ国鉄の大遅延を車移動で回避したおかげで、メークロンに着いた時はまだ午前中だった。

さて、メークロンに到着したはいいが、線路市場って一体どこにあるのだ?
鉄道ルートであれば市場を突っ切る線路を通って駅に到着するわけだから迷う心配ないけど
車で来たとなるとまず市場がドコで、その中で線路はドコなのか探さないといけない。

「こっちじゃないかなぁ?」という、例によって根拠レスな根拠に基づいて歩いていったら
なにやら市場らしきものがあるじゃん。どう考えたってここがメークロン市場だよな?
しかしずいぶん広い市場だよこれ。この市場の中のどの辺を線路が通ってるんだ?
ううう・・わっかんねぇー。
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後で考えれば、この時「メークロン駅はどこですか?」って聞いて、そっちの方向に進めば
自動的に線路も発見することができたはずだ。しかしこの時は「線路どこにあるんだ?線路センロ・・」と
線路を探すことに気をとられてそこまで考えが至らなかった。市場に来て「線路はどこですか?」って
聞くのもヘンな話だよなぁと思いながらウロウロと線路を探す。
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    おおッ!!
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雑然とした市場の地面に突如現れた2本の鉄路。
これぞ市場のド真ん中に敷かれた線路・・というより、線路を飲み込んで市場内通路にしちまうくらい
繁殖力?の強いメークロン市場、という方が正確なんだろうな。
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いやーーーーついにここまで来られたか。
あの有名な線路市場を難しい鉄道ルート使って見に行けるんだろうかと思っていたけど、最後の方を
車ルートに変更して、どうにか見に来ることが出来ました。

しかしまぁ、どうよ、このアリサマ。
知識として知ってはいても、実際にこの線路上を列車が通るとは、どうしても感覚的に信じられない。
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しかもその線路っつうのがまた・・・。
よーーーく見ると線路のつなぎ目なんてこんな感じでズレてるもんね(笑)。ここを通るのかい!!
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以前に載せた動画を見てもわかるように、メークロン市場を通過する時の列車は速度はごく遅い。
両側がギッシリ市場だからっていう安全上の理由もあるんだろうけど、この線路状況じゃ、そもそも
スピードなんて出せないよなぁ。高速で走ったりしたらたちまち脱線するんじゃないか?(笑)

店の商品と、それを売るオバちゃんたちがスキマなくびっしりと並んでるところにもってきて
すごい数の外国人観光客がカメラを持ってウロついてるから、歩くのもママならないような混雑。
風もあんまり入ってこないから、もう暑くて暑くて・・。
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ずーーーっと線路通路を歩いてると、道路に出た。あらら、あれがメークロン駅か。
本当だったらたぶん今頃この駅にノロノロ列車と共に到着する頃だったのに・・クソ。
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駅側から市場を見るとこんな感じ。もともと屋根のない線路を市場にしちゃってるわけだから、
どの店もこうやって竹竿みたいなもので日除けテントの屋根を作ってる。列車が入ってくるとみんな
これを一斉にたたんで「傘閉じ市場」と呼ばれる光景が現れるわけだ。
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うーむ・・メークロン市場に来るまでの行程を5回の続きものにしちまったから、
市場そのものはサッと終らそうと思ったけど、やっぱちょっともったいなくなってきた(笑)。
写真もたくさんあるし、メークロン市場、あと1回だけ続けさせちくり。すまんのう。

 
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by tohoiwanya | 2015-03-20 00:03 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)
2015年 03月 12日

メークロン市場に行く その5

定刻になっても来ない列車を待ってた時、となりのベンチにやはりドイツ人家族の同行ガイドをしてる
タイ人の女性がいた。鉄道ルートでのメークロン行きはガイジンだけだと難しいからってんで
現地ガイドに連れてってもらおうって魂胆か?けっ、こっちはタッタ一人で行こうってお兄ぃさんだよ。
大体だなぁ、ガイド代がもったいねぇじゃねぇか(←単なるビンボ)。
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そのガイドさんは英語も話せる人のようで、「ディレイ・・(遅延ね)」なんてイ課長に話しかけてきた。
「イエス、ディレイ・・」
「トゥー アワーズ・・ディレイ・・・」

一瞬なんのことかわからなかった。え?いまトゥー アワーズ(二時間)って言った?
二時間?にじかんも遅れるのぉ?!そっ、そんなこといつ発表されたの?!

「トゥー アワーズ?!」驚いて思わずそのタイ人女性ガイドに聞き返した。
あらアナタ知らなかったの?という顔で彼女が指さす先にあるボードを見ると・・・

このボードはいろんな意味ですごかった。思わず写真に撮ったよ。
確かに「130分遅れ」「12:20頃発車予定」と書いてある。片道1時間の単線の路線で、一体どうやったら
2時間以上の遅延を発生させることができるのか、実に不思議だ。
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しかしそれ以上に感動したのはこのボードにタイ語と英語で書かれた情報内容の的確さ、書きっぷりの
要領の良さ、そして列車の絵のウマさだ(笑)。急いで書いたんだろうけど、すごいね。

そのタイ人女性ガイドは仕方なく、ドイツ人家族連れと共に2時間待つつもりのようだった。
さぁオマエはどうするイ課長。同じようにこの暑い駅で2時間待つか?のんびりした旅のはずが、突如として
臨機応変かつ柔軟な危機対応を迫られることになった。
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発車が2時間後ってことは、メークロンに着くのは今から3時間後だ。これはダメだ。
イ課長としてはあまり遅くならずにバンコクに帰っていたい。となれば列車はあきらめるしかない、車だ。
この田舎町じゃムリっぽいが、さっき渡し舟に乗った対岸のマハーチャイはけっこう賑やかな町だったから、
アソコからならメークロン行きのロトゥー(乗り合いバン)が出てるんじゃないかなぁ?

そう考えて、それを実行に移すのにさほど時間はかからなかった。
対岸に戻ればメークロン行きの乗り合いバンがあるかどうかの確証なんてもちろんない。
いわば可能性に賭けたということになる。イチかバチか。半か丁か。
船着場に引き返し、さっき乗った渡し舟で再びマハーチャイに引き返すイ課長。なんてこったい・・・。
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マハーチャイからメークロン行きのロトゥーが出てるかどうかもわからないし、そもそもロトゥー乗り場が
(仮にあったとしても)どこなのかも知らない。わからないことだらけ。これでもし何とかなったら、
その素早い決断と臨機応変な行動をほめてやるぞイ課長。

再びマハーチャイに戻ってきた。
船着場近くのセブンイレブンの店員に「ロトゥー? フエアイズ ロトゥー?」って聞いてみた。
店員が向こうを指さした(ように見えた)から、そっちの方に歩いてみる。なんて不確かなんだ。

あ、テント小屋みたいなのが見えてきたぞ。あれがロトゥー乗り場じゃないか?
テントの下には人が何人も座ってる。これは希望が持てる。奥の机に座ってるオバさんに近づいて
「メークロン?」って聞くと、あの車に乗れ、とうなづくではないか。やった。メークロン行ける。
マハーチャイからロトゥーがあるはずというイチかバチかの賭けに勝ったのだ。心の中でガッツポーズ。
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ロトゥーって上にも書いたように一種の乗り合いバンで、中距離路線が中心らしい。
こんな風に道端のテント小屋が待合室兼乗り場になってるっていうことが多いみたいね。
ま、イ課長も詳しくは知らんのだ。何せこの時生まれて初めて乗ったんだから(笑)。
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ちなみに料金は30バーツ。約100円。安い・・と言いたいけど、結果的にムダになった
バーンレム~メークロン間のオンボロ鉄道のキップ代10バーツの3倍だ。オンボロ鉄道よりも
サーッと早く行ける車の方が高いわけだな。しかしこの際そんなことも言っておれん。
 
ロトゥーの中はこんな感じ。普通のバン。だんだん乗客が増えて「採算ライン」を超えると発車する。
車内は冷房も効いてて快適だし、スピードもオンボロ列車よりたぶんずっと早い。
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運転手はこの白シャツのおっさん。この人、自分が担当するメークロン行きの乗客が一人、二人と増えるたびに
「イエッ!!」っと大げさにガッツポーズして喜んでるのがおかしかった。
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このおっさんの運転するロトゥーに乗ってメークロンのロトゥー乗り場まで30〜40分くらいだったかなぁ?
バーンレムで真っ正直に列車を待っていれば、いずれここに来られたとしても数時間後になっていたけど
イ課長は昼前にメークロンに来られた。途中から車にしたおかげで相当時間を節約できたわけだけど、
やっぱり車の旅って早くて便利だけどつまんないね。下の写真がメークロンのロトゥー乗降場所から見た
光景だけど、何もない。実につまらん。
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こうしてイ課長は様々な艱難辛苦の果てに、何とかメークロンまで来ることが出来た。
今思い返してみても、あの時はメークロン市場そのものよりも、そこに着くまでの旅程それ自体が、
まるでスゴロクみたいな感じで(『看板発見、進む』『渡し舟で対岸に戻る』とか(笑))とにかく
面白すぎて忘れられないよ。あの道中のことは詳細に書いておきたかったのだ。

これからメークロン市場に行こうというみなさん、少なくとも片道は鉄道ルートで行くことをお勧めします。
車でピューンと行くより一兆倍は面白いです。東南アジア旅気分を満喫できます。

ま、たしかにオンボロ鉄道の旅はリスクもある。多少の遅延程度ならともかく、今回のイ課長みたいに
せっかくバーンレム駅までたどり着きながら、鉄道ルートあきらめなきゃならんなんてこともあるからね。
あーあ・・市場を踏み潰すようにして列車が通る様子を車両から見られなかったのは悔しいぜ、くそ。
もう一度バンコク行ったら、鉄道ルート再挑戦してやろうかな(笑)。

というわけで無事着いたメークロン。
市場の様子は近々詳細にご紹介します。こんな長い続きものにはならないと思うからご安心あれ(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2015-03-12 00:22 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)
2015年 03月 09日

メークロン市場に行く その4

魚屋や干物屋、その他モロモロの店の雑踏を抜けて歩いていくと、塔の上にヨットを乗せた
大きな建物があった。おお、あれが渡し舟の船着場に違いない。駅から徒歩せいぜい5分ってとこか。
わりとスンナリ見つかったぞ。複雑怪奇な旅程をまた一歩進んだぜ。
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さて、それじゃ渡し舟に乗るか。一応乗船券があるようだ。料金は3バーツ・・・つまり約10円。
ウォンウィエンヤイからマハーチャイまで1時間乗った鉄道のキップ代10バーツ(約30円)も安いが
この渡し舟代はさらに輪をかけて安い。今回の旅行で支払ったあらゆる交通費の中で最も安かった。
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渡し舟はこんな感じ。料金相応というか、小さいボロ船だけど、大して川幅があるわけじゃないし、
向こうに着くまでの間、沈まないでくれさえすりゃいいのだ。
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渡し舟はけっこう頻繁に出てるようで、2隻で行ったり来たりを繰返してるっぽい。
だから船着場で船が来るのを延々待つとか、そういうことはまずないと考えて大丈夫だと思う。
このボロ船、こうやってバイクに乗ったままの乗客も多かったから、一種のフェリーも兼ねているといえる。
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対岸は最初っから見えてるくらいだから、川を渡る所要時間はせいぜい5~6分ってとこじゃないかな?
しかし実に充実感にあふれた時間だったよ。いやーーーいい気分だ。
オンボロ列車の旅の前半を乗り切って、いまこうしてオンボロ渡し舟の旅。
バスや車でぴゅーんと来るだけじゃ味わえない東南アジア旅情をイ課長は満喫しておるぞ。
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てなことを考えてるうちに船は早くも対岸に着いた。
船着場からはこんな感じの廊下?が続いてる。さて、ここからバーンレムの駅まではどう行けばいいのか・・?
船着場→バーンレム駅に関しても地図がなくて道を知らなかったのだ。そうバカ遠いはずはないのだが。
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んおッ?やった。こんな看板がある。こっちに行きゃいいんだ。よし、方向さえわかれば大丈夫だ。
マハーチャイ駅を降りてから渡し舟に乗って対岸に来るまでは思いのほか順調だったなー。
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看板の矢印の方向にちんたら歩く。暑い。
フと空を見上げると(写真じゃ見えづらいが)、月が見える。ああ・・ホイアンで満月祭りに酔いしれてから
もう4日経ったんだなぁ・・・もう月もあんなに欠けたんだなぁ・・。
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テクテクと7〜8分も歩いたかな?ありました。線路です。バーンレム駅発見。難関また一つ突破。
ここまで辿りつけばこっちのモンだ。あとはメークロンまでスーパーローカル線に乗ればいいだけ。
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しかしこのバーンレム駅っつうのがまた・・・なんと言っていいのか・・・とにかくスヴァらしすぎる。
奥に一つ車両があるけど、あれは乗るべき列車じゃなくて、ただあそこに置いてあるだけ(らしい)。
もしかすると「燃えない粗大ゴミ」なのかもしれない(笑)。
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とりあえずキップを買う。料金はまた10バーツ。
駅のキップ売場はこんな感じで一応窓口らしくなってはいる。ワキの時計を見るとわかるけど、この時まだ
時刻は9時半。発車予定時刻は10時10分。のんびり待ってりゃいいや。
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こんな田舎駅からメークロンに行くモノズキもいないだろうと思ってたけど、他にも観光客が集まってきた。
なぜかドイツ人が多かったね。ドイツ野郎が二人、駅に来てキョロキョロしてたから、窓口を指差して
キップはあそこで買うんだよって教えてあげた。
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駅にはベンチがあるにはあるけど、冷房も何もない屋外、ただ屋根があって日陰ですってだけのシロモノだ。
暑くてしょうがない(例のライスパフェを食ったのはこの時)。
 
それにしても何というのどかすぎる駅だろうか。駅のホームがそのまま食堂になってて、おそらく
この食堂を経営する一家の住居にもなってるんだろう。まぁ一日4本しか列車が出ない駅だからねぇ・・。
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発車時刻の10時10分を過ぎ、20分を過ぎても列車はまだ来ない。
まぁウォンウィエンヤイ駅でも少し遅れたくらいだから、ここじゃ遅延なんて日常茶飯事なんだろう。
待ってりゃそのうち来るだろ・・と思っていたのだが、実はこれは砂糖菓子のように甘い考えだった。
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次回、イ課長は突然のピンチでイチかバチかの予定変更を迫られることになるのである。
タイ国鉄は甘くない。そしてメークロンまでの道もまたイージーではないのである。

 

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by tohoiwanya | 2015-03-09 00:05 | 2013.06 東南アジア旅行 | Comments(4)