カテゴリ:日本での私生活( 25 )


2017年 04月 12日

乳海撹拌・トンデモ余話

いきなり変なネタですんません。
東南アジアから英国ネタに戻る前に、ちょっと中休みでインドの話を。

去年の秋だったか、イ課長はたまたま神保町の古本屋でインド神話に関する本を買った。
(とんぼの本で、ビジュル豊富な上に安かった)

インド出張でガネーシャの頭が象である理由をシンさんに教わったくらいだから、イ課長だって
インド神話に多少は触れたことがあるけど、この本のおかげでさらにインド神話知識は増えた。
本日はその中からイ課長が最も衝撃をうけた話をご紹介したい。いや実はその話ってのがさ、
以前にこのブログで書いた、ある記事と深~く密接に関係してるのだ。

本日のネタと密接に関係する過去記事ってのがさ、実は例の乳海撹拌なんだよ。
お読みでない(ないし忘れた)読者はお手数ですが、こちらであらすじをご確認いただきたい。
あの中で、神々とアスラの間で秘薬アムリタの争奪戦が起き、一度はアスラに奪われたけど
ヴィシュヌ神が絶世の美女に変身し、色仕掛けでうまく取り返したと書いた。で、神々だけで
アムリタ飲んでめでたしめでたし・・だがそこにはトンでもない余話があったんですねー。

問題はヴィシュヌが変身したっていう絶世の美女だ。美女としての名前はモーヒニー。
アムリタを取り戻したことでモーヒニーはみごとミッション・インポッシブルを完遂したわけで、
思えばこの時すぐ元の姿に戻っていれば何も問題は起きなかった。しかしヴィシュヌはなぜか
ミッションが終了しても美女モーヒニーの姿のままでいたみたいなんだよ。
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するとあろうことかあるまいことか。
シヴァ神が絶世の美女モーヒニーを見て一目ぼれ&激しく欲情してしまった。ハァハァいいながら
「やらせろ」とモーヒニーに迫る。

「おめーバカか?オレはヴィシュヌだよ!おいシヴァ、てめーなにオレ見てコーフンしてんだ?
 このサカリ犬!脳ミソ海綿体のエロザル!!北極行ってメスのオットセイとでもヤッてろ!!」

・・・と、イ課長がヴィシュヌの立場ならそういう主旨のことをもっと口汚く言うだろう。

だがあろうことかあるまいことか。
ヴィシュヌはなぜかモーヒニーになったままシヴァと交尾したっつうからタマゲるじゃねぇか。
ってことはヴィシュヌの方にも多少は「その気」があったってことになるが、このケースの場合、
「その気」が同性愛なのか異性愛なのか、判断に苦しむ。
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驚くのはまだ早い。
何と、ヴィシュヌはその時の交尾でみごと懐妊し、赤ん坊生んだっつうんだから、もはや
どういう風に呆れたらいいのかわからん(笑)。ヴィシュヌは絶世の美女に変身した時、
内臓器官も変身させて卵巣とか子宮とかを形成させたと考えるしかない。

だいたいヴィシュヌって乳海から出てきた美女・ラクシュミーを奥さんにしたばっかだぜ?
アムリタ争奪戦はおそらくその後だ。ってことはヴィシュヌは新婚の妻がいる身でありながら
女に変身し、ヨソの男とヤっちまい、懐妊したことになる。新婚早々不倫して、妻より先に自分が
妊娠する亭主の気持ちを想像するのはイ課長には不可能だ。
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確かに多くの神話において神々はヤリたがる連中ってことになってて、ギリシャ神話なんかでも
ヤリまくってる。好色ゼウスは両刀使いで美少年ともヤッてたはずで、男色だって十分アリだ。
特にインドは昔から性力信仰(シャクティズム)が盛んだったはずだから、このくらいで
ビビッてはいけないのかもしれないが。

ところでヴィシュヌとシヴァの交尾によって生まれたその子、どうなったか?
両親はヒンズー教におけるトップ2の神様なわけだから、インド神話の世界観においては
これ以上望みようがないくらい超神聖な遺伝子を持ったコドモってことになる。

その子供の名はアイヤッパン。別名ハリハラプトラ。え?聞いたことない?それもそのはず。
このアイヤッパンはインド南部ケララ州あたりじゃ信仰が盛んだけど、北インドではシヴァの息子として
“認知”されてないんだと。奥さんのアカから生まれ、シヴァの遺伝子なんてヒトカケラも入ってない
ガネーシャがシヴァの息子として(さらにその姿で)人気が高いのとはえらい違い。

超スーパー神聖な血を持ってるのにアイヤッパンの人気が地域限定で全インド的になれない理由って、
やっぱ“不品行すぎる両親”を持ったことが影響してるんじゃないかなぁ?
以前書いた乳海撹拌にはこういう「いくら何でもそれは」というような余話があったのでした。
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なお、本日使用した画像は全部ディーピカー・パードゥコーンというインドの女優さんざます。
たまたま彼女がある映画(神話とは関係ないようだ)でモーヒニーという役を演じてたもんで、
「モーヒニー」で画像検索したら引っかかったのだ。世界の最も美しい顔100に毎年選ばれるくらいの、
現代版絶世の美女を“参考画像”として使用させていただきました。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-12 00:09 | 日本での私生活 | Comments(0)
2017年 02月 05日

ゴロゴロ君との別れ

イ課長が海外に行く時に使うバッグとスーツケースはいつも決まってる。

バッグはL.L.Beanのショルダーバッグで、これは旅行中常に使う。
だもんで、パスポート、現金、自宅のカギ、レシート類等々、ナニをどこに入れておくか
完全に決まってる。収納ポケット構成がちがう別のバッグで行ったらイ課長はものすごく
ワタワタするだろう。

もう一つは言わずと知れたゴロゴロスーツケースだ。
2008年の3か月連続海外出張前に買ったヤツで、その後の海外出張・海外旅行で常に
苦楽を共にしてきた信頼すべき旅のパートナー・ゴロゴロ君なのである。
(下の写真は2008年欧州出張、ハンブルクのホテルにおけるゴロゴロ君。まだ新しい)
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だが、そのゴロゴロ君ともとうとう別れの時が来てしまったのだ・・。

キャスター付きスーツケースが壊れる場合、9割以上がおそらくキャスターからだろう。
ゴロゴロ君も昨年の英国旅行から帰国後、キャスターが壊れてることが発覚した。
引手を持ってナナメにした時に接地するガワの、前の2つの車輪が崩壊したんだよね。

でもその時はゴロゴロ君との別れが来るなんて考えもしなかった。
キャスター直せばいいだけの話。ボディはだいぶキズついたり汚れたりしたけど、
キャスター直せば問題なく使える。また一緒に海外行こうぜ。そう思って修理に出した。
それが去年の夏。よく覚えてないけど2本で5,000円くらいしたんじゃなかったかなぁ。

ところがつい先日トホ妻がこのゴロゴロ君を実家の荷物運びで使ったら、修理した車輪が
再び壊れ、こんな写メが送られてきた。修理してからは一度も海外行ってないのに・・・
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修理がズサンだったとも考えられる。もう一度修理するという方法は確かにある。
しかしそれがまた壊れたら?海外行って、キャスター崩壊にビクビクしながら荷物を運ぶのは
避けたい。やっぱそろそろ買い替え時か・・。

9年という使用期間がキャスター付きスーツケースの寿命として長いのか短いのかわからんが、
けっこう酷使したという実感は確かにある。その間は出張+旅行で海外渡航が多かったからねぇ。
一回の出張・旅行中にあちこち移動することもまた多かったから、飛行機の荷物積み込み時に
乱暴に扱われたなんて回数は数えきれないはずだ。ヨーロッパのでこぼこした石畳の道を
ガッツンガッツンいわせながらひっぱり転がすなんてこともよくあったしなぁ・・。
(下の写真は2011年出張の時、パリのホテルにおけるゴロゴロ君)
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10年使い続けたパスポートを昨年新しいものに更新したと思ったら、こんどは
9年使い続けたスーツケースを買い替え。時の流れを感じてしまう今日この頃ってやつですよ。 
ゴロゴロ君のご苦労をねぎらうと共に、新しいゴロゴロ2号の購入検討も進めなければ。
条件としてはこんな感じか。

①キャスターが頑丈であるもの:壊れるのはほとんどココだから、重要なチェックポイントだ。
 といっても、キャスターの耐久性や強度なんて確認しようがないよなぁ・・。

②TSAロックであるもの:アメリカに行くことが今後あるかどうかわかんないけど、やはり
 ワシントン出張の経験から考えて、これがあるに越したことはない。

③色が目立ちやすいもの:空港のバゲッジクレームで回転寿司のように運ばれる荷物を見ると
 黒とか紺とかシルバーとかが圧倒的に多いから、目立って間違えづらい&見つけやすい色に
 したいところだ。ゴロゴロ君が珍しいゴールド系?なのもその理由による。

あーしかし長年の相棒・ゴロゴロ君と別れるのはちょっと悲しい。

ドイツ出張で訪問先企業の人からフルボトルのワイン2本もらった時なんて本当に困ったけど、
そのワインはその後ゴロゴロ君の中でドイツ中を渡り歩いた末、無事日本まで持って帰れた。
インド出張で嵩ばる見本なんかを持たされた時もゴロゴロ君のおかげで何とかなった。
あの時はデリーからムンバイへの移動で、重すぎて超過料金まで取られたんだよなぁ・・。
(下は2014年、プノンペンのホテルにおけるゴロゴロ君)
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ゴロゴロ君、長いことありがとう。
キミとは飛行機で、鉄道で、バスで、トゥクトゥクで、ずいぶん長い距離を一緒に移動した。
キミがいなくなっても、キミと過ごした旅の思い出はこのブログにたっぷり残ってるよ。


 

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by tohoiwanya | 2017-02-05 00:06 | 日本での私生活 | Comments(8)
2016年 09月 02日

あたらしいぱすぽおと

先日、新しいパスポートが出来た。
イ課長のジンセイにおいて、5冊めのパスポートだ

1冊め 1987.5.1 〜1992.5.1
2冊め 1992.6.25〜1997.6.25
3冊め 1997.2.13〜2007.2.13
4冊め 2007.4.21〜2017.4.21

初めてパスポート作ったのが20代後半。イ課長のカイガイ体験のスタートは当時としても
けっこう遅い部類だったろうけど、5冊めまできたか・・。

4冊めはまだ有効期間があるにはある。切れるのは来年の4月だからね。
しかし大体の国は「パスポートの残余期間6ヶ月以上」を入国条件にしてるから、今年の11月頃に
急に海外出張が入ったり(ないだろうが)、年末年始どこか行きたくなった時に(これはあるかも)
大変困る。早めに作っとこうと思ったわけだ。

この4冊めはホントよく使ったよ。
2007年4月初めに某顧客との打ち合わせで「今年度は欧州に行ってもらいたい」なんて言われ、
あわてて申請した4冊め。初めて使ったのが2007年のドイツ・チェコ出張だった。
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4冊めの最後の海外渡航がこないだの英国銀婚旅行だったってことになる。
イ課長ブログの海外旅行・出張20カテゴリは全てこのパスポートによってなされたわけだ。
よく使っただけあって、中はスタンプやビザで賑やかだ。
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こっちが新品の5冊め。VOIDの穴の有無以外はちっとも変わらん。
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日本のパスポートのページがいずれ浮世絵模様になるってニュースで見たけど、
あれはいつ頃からなんだろう?今回の5冊目は前と同じ、数字が薄くプリントされた紙だった。
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有効期間がまだあるのに新しいパスポートに更新すると戸籍謄本がいらないんだね。
2冊め⇒3冊めの時も同様だけど、あの時もそうだったかなぁ?住所や名字等に変更がなく
残余期間1年未満のパスポートを更新する時は申請書と写真と手数料(1.6万円)だけでいい。
戸籍取り寄せがいらないとラクだね。

その代わり、申請はラクではなかった。
お盆休みで東京が閑散としてる時に一度行ってみたら、有楽町交通会館のパスポートセンターは
気が遠くなるような長蛇の列で、瞬時にあきらめてスゴスゴ退散。一週間くらいやり過ごして
8月下旬の平日の午後に再度トライしたら、今度はほとんど待たずに申請できたのである。

しかしこうして“個人的パスポート史”を見てると、人生のはかなさを感じるよねぇ。
20代の独身時代に1冊目のパスポートを作ったニイちゃんも、こうして5冊めのパスポートを
受け取る頃は50代後半のくたびれ果てたオッサン。この5冊めを60代後半まで使うわけだから、
その頃にはもう完全なるジサマだ。

写真の変遷なんて見るともう我ながら笑っちゃうよ。
1冊めじゃ寝グセ頭のバカ面ニイチャンだったのが、2冊めでメガネをかけ、4冊めではヒゲを生やし、
5冊めじゃとうとう坊主刈りの白ヒゲおやじだときた。とても同一人物とは思えぬ(笑)。

それでもまぁ元気でありさえすれば、10年後に6冊め作って、さらにガンガン海外行きたいもんだが
どうなるかねぇ?6冊めを作ったとしたら、それを使い終わるのは70代後半。うーむ・・・
そこからさらに7冊めにチャレンジできるかどうかは微妙だなぁ・・っつうか、そもそも
生きてるかどうかさえ危ぶまれる(笑)。

昔は5年有効が最長だったけど、今や10年パスポートが当たり前。
10代で最初のパスポート作ったとしたら、紛失したり盗まれたりしない限り人生で持てる
パスポートの数なんて7冊か・・せいぜい8冊だよなぁ。

パスポートは長く、ジンセイは短い。
イ課長もせいぜい頑張るから、このブログ読者の皆様たちもガンガン新しいパスポート作って、
ガンガン海外を楽しんで頂きたいと思うのである。


 
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by tohoiwanya | 2016-09-02 00:15 | 日本での私生活 | Comments(4)
2016年 08月 15日

お盆・墓参・幽霊画

去年のお盆はカンボジアネタの箸休めで墓参の話を書いた。
今年のお盆はラオスネタを小休止して墓参の話を書くのである。標題は三題噺風なのである。

誰でもそうだろうけど、墓参り経験というのはフツー「子供の頃、親に連れられて行く」
というところから始まるはずだ。イ課長もずっとそうだったわけで、墓参りの作法なんて
よく知らなかった。水の入ったオケや柄杓なんかも、途中オフクロがどっかの店に寄って
調達するのをボーッと眺めてたわけだ。

しかし一人で行くとなるとそういうことも自分でやらねばならぬ。
そういう「墓参りの作法」をチャンと知ったのはオヤジが死んでからだよ。

谷中墓地に行くと必ず同じ花屋で水入りオケや柄杓、タワシ、ホウキ、線香等を調達する。
花屋は何軒もあるけど、おそらく墓の区画ごとに縄張りが決まってるはずで、ウチが毎回寄る
花屋は明治中期創業の、実はすごく歴史ある花屋さんらしい。

とはいえ、イ課長家では墓参で調達するのは花ではなく毎回シキビ。
なぜそうなのかはわからない。おそらく花よりシキビの方が安いからだと思われる(笑)。
シキビ1,300円、線香300円。バカ高いシキビだけど、これは一種の利権料というべきなんだろう。

墓の周りの枯葉とかを取り除き、墓石の汚れたところをタワシで掃除し、あとは水をかけて
線香を置いてお参り。オヤジが死んでもうすぐ3年になるんだなぁ・・。
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オケやらホウキやらを花屋に返して今年のお盆の墓参り終了。
去年ほど暑くなくて助かった。イ課長だって暑さがコタえるお年寄りなんだから(笑)。

行きはJR日暮里から来たけど、帰りは例によって千駄木に出る。
去年も感じたけど、この辺は特に欧米人に人気のスポットみたいで、今日もけっこう
ガイジンさんが多かった。江戸情緒あふれる店が多いからねぇ。これは招き猫屋?(まさか)
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こっちの店は江戸風小物・雑貨屋か?夕焼けだんだんの谷中商店街と違って、このあたりは
飲食店よりこういう雑貨系のお店が多いね。
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円朝まつりなんてのもあるんだ。
大名人・三遊亭円朝ってこの辺に住んでたのかと思って調べたら、このポスターにある
全生庵ってところに円朝のお墓があるんだね。
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そういや円朝作の怪談「牡丹灯籠」や「累ガ淵」にも確か根津という地名が出て来たはずだ。
いずれにしてもこのあたりに縁のあった人だったんだろうな、きっと。

・・と思って何気なく写真を撮ったのだが、よく見たらこの会場の全生庵って、たぶん
今日通ってきた道に面してあったはずだよ。気をつけて見てなかったけど。
しかも落語会は20日だけど、幽霊画一般公開の方は今日行けば見られたのか?!
うわーーもったいない。幽霊画だけでも見てくればよかったクソ。

来年のお盆の墓参りン時には絶対ここに寄ろうと決めたイ課長なのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-08-15 00:02 | 日本での私生活 | Comments(2)
2016年 05月 13日

避寒について考える

いきなり年寄じみた話で恐縮だが、イ課長は何年も前から「頸椎症」を患っている。
要するにクビの骨の経年劣化の一種で、脊柱管狭窄症のクビ版みたいなモンなんだと思う。

頸椎症ってくらいだから問題の所在は首にある。しかし実際の症状は頸椎を通って神経が伸びた先、
つまり腕や指にでてくる。どんな症状かっていうと、とにかくシビレるんだよ。
別に激痛があるわけじゃないけど、腕や指が恒常的にシビレてるってのもけっこうツラい。
(下の画像はNewton Doctorサイトから拝借。右は頸椎と頸椎の間の緑色のスキマが狭くなってるでしょ?)
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シビレがヒドくなると箸をもつとかボタンをはめるなんていう動作すら難しくなってくるらしい。
イ課長の場合、幸いまだそこまでじゃないけど、これまで何年かに一度のペースで発症して、
そのたびに整形外科行って首の牽引。あれカッコわるいんだよねー。

ところが「数年に一度」のペースだったものが去年と今年は連続して発症。去年は3月、今年は2月に
右腕が強烈にじわーんとシビレる。なんだか再発するたびに少しずつ症状が悪化してるような気がするなぁ・・。
しょうがないからまた整形外科行って首の牽引ですよ。

牽引みたいな対症療法じゃなく手術って方法もあるみたいなんだけど、頸椎症で手術したら
完治したっていう話をあんまり聞いたことがない。それにクビの手術ってちょっとヤダしねぇ。
まぁだましダマシつきあっていくしかねぇだろうなぁと思っているのだが・・。

この頸椎症、発症には明らかなパターンがありそうなのだ。
それは何かっていうと「症状は必ず寒い時期の終わりにでる」というパターンだ。
骨とか関節とか整形外科系の病気って、どうしても寒い時期に症状がでることが多いようで、
医者に聞いてみても「季節は関係あります」と断言してた。
寒くなるとどうしても首や肩をすぼめることが多くなるからクビ的によくないのは間違いないはずだ。

それならいっそのこと・・・と、ここで本日の標題が浮上してくる。
まだ何年か先の話だけど、イ課長が定年退職して「海外旅行バンバン行くぞ生活」を始めたとしよう。
旅行・観光で行ってみたいところはいっぱいある。しかしそういうアクティブな旅行とは別に、
日本が寒い時期、暑い国でグウタラ避寒っていいんじゃないか?それで頸椎症が避けられれば万々歳だ。

避寒っつうからには暑い国で、ある程度長期滞在が前提。やっぱ生活費の安い東南アジアだ。
いちいちビザとるのも面倒だから、ビザなしで入れる国にビザなしでの滞在可能期限ぎりぎりいるのが
いいよな。たとえば12月、ベトナムに2週間(ノービザ滞在期限は15日以内)いて、正月はいったん
日本に帰るけどそのあとまたタイで4週間(同30日以内)のんびりなんて、なかなか美しいではないか。
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冬にカンボジア長期滞在してじっくり遺跡観光ってのもいいけど、カンボジアやミャンマーはビザがいるから
ちと面倒。むしろラオスのルアンパバーンあたりで2週間のんべんだらり・・なんてのもイイなー。
ラオスも15日以内ならノービザなのである。
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そんなこと考え出すと夢はふくらむ。早く定年になりたいぜ(笑)。

あ、みなさん何か誤解してないか?これは別に遊びじゃないんだよ?病気療養のための避寒なんだからね?
寒いと頸椎症が再発するから、イヤイヤ、仕方なく行くんだからね?

などという妄想にふける、50代後半の初老男性なのでありました。
ちなみに、今年の頸椎症は3月から首の牽引を続けたおかげで(+たぶん、暖かくなったおかげで)
だいぶ改善してきた。暑くなる頃にはシビレなんてケロッと忘れちゃうんだろうな、きっと。
もっとも、来年の2~3月頃に再発する可能性も高いわけだが・・・やっぱ東南アジアに避寒だ避寒ッ!!

 
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by tohoiwanya | 2016-05-13 00:07 | 日本での私生活 | Comments(8)
2016年 05月 04日

くらやみ祭り 2016

GWの連休というヨロコビは日本国在住者全てに等しく与えられるが、5月3〜5日の3連休に
くらやみ祭りというヨロコビを得られるのは府中市民もしくは府中市に来たものに限られる。

地元に大きな祭りがある土地はどこもそうだろうけど、毎年のこととはわかっていてもやっぱり
「うおお今年も祭りだぜぃ」という気になる。いま府中市民はみんながそういう気になってる(笑)。
毎年のようにG.W.になるとこのブログでくらやみ祭りをご紹介してるけど、今年も書き手が
「祭りだぜ」気分になった以上、今年も書くのである。

神田祭なんかもそうだけど、くらやみ祭りでも町ごとに神輿や山車がそれぞれある。
しかしイ課長が住む町はその“担当”がないんだよね。神社からバカ遠いわけじゃないけど
この一帯は江戸時代には間違いなく畑と田んぼだけだったはずで、おそらく戦後になって
住宅地として開発されたんだと思う。古くからの氏子町というほどの歴史はないのである。

しかも町の半分は大きな大学キャンパスで占められるから人口も他に比べて少ないはずだ。
そういうわけでウチの町はくらやみ祭りに関与する部分は多くないんだけど、それでも
小規模ながら、今日ウチの前を子供神輿が通っていった。
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こういうことをされると祭り気分が盛り上がるからさっそく大国魂神社に行ってみた。
前にも言ったけど、5月というのは大国魂神社の参道でもあるケヤキ並木の緑が一番キレイな
時期で、この若葉のトンネルが下から祭り提灯で照らされる夕暮れの風景はことのほか美しい。
ちなみにこのケヤキ並木、国指定の天然記念物なのである。
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このケヤキ並木の両側には伊勢丹をはじめとした商業施設や飲食店があるんだけど、おそらく
この祭り期間中は正月の初詣と同じくらい売り上げが増大するんじゃないかと思う。
祭り初日から大変なにぎわいだ。

もちろん境内は歩くのも大変な大賑わい。露店も儲かっただろうなー。
去年まで1パック500円だったタコ焼きや串焼きが、今年は600円って店を多く見かけたけど、
もしかすると一斉値上げ?
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府中市民はG.W.にどこにも行かず、交通費も使わず地元の祭りを見るのが楽しいわけだから
そういう意味じゃ非常に経済的なんだけど、焼きそばやお好み焼きまで一斉に600円ってのは
ちとイタいかも。

おなじみのお化け屋敷も健在。
あの怪しげな見世物小屋はもうやらないのかもなぁ・・・。
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夜になって買い物のついでにまたフラフラと大国魂神社に吸い寄せられた。
ま、ちゃんとカメラを持ってったわけだからかなり確信犯的なブブンもあるのだが(笑)。
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さっきも言ったけど、暗くなってきたケヤキ並木の緑のトンネルの下に山車の祭り提灯が
ひしめくこの時間は本当にうっとりの美しさだ。毎年見てるけど、毎年そう思う。
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今日はまだ祭りの初日。
今年のくらやみ祭りはまだあと2日残っている。
G.W.なのにヒマだなぁと思っているアナタ、すぐ切符を買って府中に祭りを見におこしあれ。
日本旅行に行きたいと思っている海外のアナタ、すぐ航空券を買って府中に・・それは無理か。

今年もくらやみ祭りで外国人らしき姿はチラホラ見かけた。
イ課長が府中に引っ越してきた頃に比べるとたぶん増えてるはずだけど、せっかくだから
外国人にくらやみ祭りを知ってもらうために、今年も微力ながらイ課長ブログが海外PRに協力だぜ。
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Every May 3th 4th 5th.
You can see the Japanese traditional festival in Fuchu.
It
's called Kurayami Matsuri(Darknes Festival).
Don't miss it !


ทุกพฤษภาคม 3 4 5
ท่านสามารถเข้าดูเทศกาลประเพณีของญี่ปุ่นใน Fuchu
มันเรียกว่า Kurayami Matsuri (ความมืดเทศกาล)
พลาดไม่ได้!


Mỗi ngày 03 Tháng Năm thứ 4 thứ 5.
Bạn có thể xem lễ hội truyền thống của Nhật Bản tại Fuchu.
Nó được gọi là Kurayami Matsuri (Darkness Festival).
Đừng bỏ lỡ nó!


每個5月3日4日5日。
你可以看到在府中日本的傳統節日。
這就是所謂的Kurayami Matsuri(節黑暗)。
千萬不要錯過!


 

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by tohoiwanya | 2016-05-04 00:19 | 日本での私生活 | Comments(0)
2016年 04月 01日

記事にタグを付けました(いまごろ)

「いずれやんなきゃ・・」と前から思ってたけど、先日このブログが1000記事に到達したのを機に
過去記事にぜんぶタグをつけるという作業を始めた。一種の「1000記事到達記念事業」ってやつか(笑)。
1000コの記事にタグつけるなんて気が遠くなりそうな作業だと思ってたけど、やってみると意外に面白い。

欧州旅行や欧州出張が中心だった前期・中期と、東南アジア旅行ばっかりの後期で記事の傾向が
かなり変わってるのが改めて確認できる。必然的につけるタグの内容も変わってくる。

たとえば映画ヲタク趣味を炸裂させたロケ地めぐりなんかは「映画」ってタグを付けてるわけだけど、
そういう記事、欧州じゃたくさんあるのに東南アジアじゃ皆無に等しい。
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「大聖堂」なんてタグも当然ながら欧州に集中する。逆に東南アジア旅行のタグ付け作業を始めると、
それまでになかったタグの新設を迫られる。ワット・ポーの記事を「大聖堂」ってわけにいかないからねぇ。
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で、「寺社」「遺跡・廃墟」なんてタグを新たに設けることになる。ん?待てよ、「寺社」タグを作るなら、
太宰府天満宮に行った記事だって「寺社」ってことになるよな。で、もう一度タグ付け直してみたり。
面倒臭いけど、それなりに整理がついて面白い作業だった。

全体的に言って、欧州の出張や旅行じゃ純粋に街を歩き、何かを見る記事が圧倒的に多いのに対して
東南アジアでは(そういう意味じゃインドやシンガポールもややそうだったが)「人々」「人情」なんて
タグをつける回数が増える。自分でもそう思ってたけど、アジアじゃ現地の人との接触をそのまま
記事ネタにしたことがけっこうあったんだなぁと再認識。

「風俗」なんてのも顕著な差が出たタグの一つだ。欧州で風俗関係の記事なんて飾り窓くらいしかないけど
東南アジアじゃゴーゴーバーや(ご婦人の方だけじゃなくボーイズの方も書いたし)、不健全マッサージやらで
ソレ関係の記事がゴソッと増えた。ま、風俗っつうても記事の内容は全然ご期待には沿えないのだが(笑)。
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せっかくだからイ課長ブログならではのタグも作ってみた。
記事数としては少ないかもしれないけど、「床屋」というタグだけは作らないと気が済まない。
しかし独自性の強いタグの最たるものは、やっぱ「線路長屋」かな。
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当初は台湾の十分老街とかメークロン市場の記事とかは「鉄道」に分類してた。
しかし途中で新たなタグで分けようという気になったのだ。ハノイ駅北の線路長屋とか
クロントゥーイの線路長屋の話なんかも含めると、それでも記事数はフタケタになった。
「床屋」と「線路長屋」の記事は今後も増やしたいもんだぜ。
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もっとも、右に表示されてるタグ一覧は記事数の多い上位20タグしかないから、たぶん「線路長屋」なんて
表示されてないはずだ。そういうのをまとめて読みたい方はまず一つその記事を探し出して、
当該記事文末にあるタグをクリックすれば、線路長屋関連記事がガッとまとめて表示される。
もちろん、これから書く新しい記事にも更新のたびにタグをつけていくわけだ。

分類しようがなくて困った記事も少なからずあって、本日の記事なんかもその典型。
そういう記事の扱いにはけっこう困って、タグなしにしちゃおうかとも思ったんだけど、
窮余の一策でそういうのも放り込めるような玉虫色のタグを作ってゴマカシたのである(笑)。

というわけで、イ課長ブログの(たぶん)全記事にタグが付きましたというお知らせでした。

 
 
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by tohoiwanya | 2016-04-01 00:04 | 日本での私生活 | Comments(0)
2016年 01月 07日

2016年の旅行運

昨日、ちょっと面白いことがあった。
早く目が覚めたから、早めに会社に行こうと思った。いつもとちょっと違う朝。
珍しく家で朝メシも食ったから、毎朝行ってるドトールに寄る必要もない。
ドトール寄りにあるいつもの階段ではなく、珍しく会社寄りにあるエレベーターに乗って
地上に出ようとした。

ある男性と乗り合わせた。
ものすごく覚えやすい見た目を持った人なんだけど(ガッシリ横幅広く、アタマは完全スキンヘッド)
そのせいか、どうも見覚えがあるような気がした。この人にどっかで会ったかなぁ?

見た目の覚えやすさという点ではイ課長もかなりのものではあるのだが(笑)、向こうはイ課長を
知らないようだ。ってことはイ課長ガワだけに見覚えがあるってことか?はて?

会社には1時間ちょっとしかおらず、都内某ホテル宴会場で開催される某業界団体の
賀詞交歓会ってヤツに行った。ビール(例の、紙ナプキンで包んで持つアレ)をちびちび飲みつつ
開会を待っていた。

するとどうよ。目の前にガッシリと横幅が広くてアタマは完全スキンヘッドの人が立ってるではないか。
今朝同じエレベーターに乗って「見覚えが・・」と思ったあの人に間違いない。ってことは、毎年この
賀詞交歓会で見かけてたから見覚えがあったってことか?何せ目立ちやすい人だし。

これはぜひ話をしてみようと思って、宴たけなわの頃に呼びとめて話かけてみた。
ウチの会社のすぐ近くにお勤めの業界紙の方で、やはりこの賀詞交歓会には毎年来てるんだと。
目立つから、毎年見てるうちに何となく見覚え感が形成されたに違いない。こんな偶然あるんだなぁ。
もちろん彼とは名刺交換し、ご近所づきあいよろしくと丁重にご挨拶を交わしたのである。

賀詞交歓会の後は腹ごなしを兼ねて神谷町から増上寺を抜けて浜松町の方まで歩いた。
去年もまったく同じコースを歩いてこんな記事を書いたよな。今年もまた増上寺で初詣して
おみくじ引いてみっか。増上寺といえば必ず東京タワーとセットなのである。
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1月も6日となると、増上寺の初詣ラッシュもだいぶ落ち着いてたね。
神社じゃなくお寺だから、仏様に今年の家内安全と家族の健康をお願いすることになる。
ホトケさま、なにとぞよろしくお願ぇしますでごんす。

去年と同じようにおみくじをひく。
内容はこうだった。
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ふーむ・・末吉ねぇ。去年の大吉と比べるとだいぶ見劣りするけど、上がる余地のない大吉より
小吉とか末吉の方がいいという人もいるよな。ま、たぶんに負け惜しみもあるだろうが(笑)。

旅ブログの書き手としては旅行運に注目せざるを得ない。
なに?遠き方利益多し とな? 遠き方利益多し・・・

現段階で今年行く予定があるのは例のぎーんこーん式アニバーサリー旅行だ。
やっぱ近場のアジアとかより、12時間くらい飛行機乗って欧州とか米東海岸とか行った方が
「利益多し」ということなのか・・うーーむ。

英語版もその辺は極めて断定的かつ直截的に書かれている。
「より遠ければより良し」って感じか。ううーーむ・・・。
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トホ妻とは「行き先だけは年内に決めよう」と昨年確認しあっていた。
しかし実はまだ決まってない(笑)。有力候補地が安全上の懸念多しっていう意見が多くて
再検討のやむなきに至ったのである。国立競技場みたいだ。

「遠き方利益多し」ねぇ・・。遠き方っていうと、現在残ってる候補地の中だとアソコあたりか?
果たして今年のイ課長の旅行運はどうなるのか?そしてトホ妻&イ課長はどこに行くのか?

とりあえずネタ在庫はたっぷりあるので、次回更新あたりからは一昨年の(オソイ)カンボジアにおける
遺跡観光ネタ消化を再開する予定でごんす。よろしくお願いしますでごんす。

 

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by tohoiwanya | 2016-01-07 13:35 | 日本での私生活 | Comments(6)
2015年 08月 17日

D坂の勘違い事件

このあともプノンペンの話が続くわけだけど、ここらでちょっと箸休め。
去年もお盆に墓参りの話を書いたから今年も書こうと思うのである。

今年の東京はあまりに暑いので、高齢の母や叔母には体力的負担が大きい。というわけで、
お盆の墓参りはイ課長一人が代表して行くことになったのである。一人でお墓参りに行くことって
過去にあんまりなかった。

行ってみてちょっと驚いたねー。
今や谷中霊園も外国人観光客の観光スポットなんだよ。まぁさすがに墓地じゃ爆買いは
できないから中国人は見かけなかったけど、家族連れの欧米系外国人なんかがけっこういた。

日本人の墓参ラーが多いのは知ってたけど、外国人観光客とは・・。
イ課長は死んだら観光地に葬られることになるのか・・まぁ賑やかな墓というのも悪くないよな。
みなさんも観光しに来てね(笑)。

今回は一人だったから墓参りのあと谷中銀座に足を伸ばしてみた。
ご存知のようにここも今やすっかり観光地で、夕焼けだんだんはお盆休み中も大変なにぎわい。
もちろん、ここでも外国人観光客の姿は少なくない。
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よく知らないんだけど、ここって猫が多い町としても有名みたいだね。
個々の家で飼ってるというより「地域ネコ」的に、町で世話をしてるらしい。だから
歓迎の垂れ幕もネコなのである。
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ネコ雑貨店もある。ネコ雑貨って何なのだ?猫砂とか売ってんのか?
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谷中銀座は昔ながらの店が多いことが下町名所たるゆえん。
いまや「おせんべい屋さん」なんて東京じゃめったに見かけなくなったもんねぇ。
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こちらは焼きかりんとう屋さん、その向こうがパン屋さん。
こういう具合に小さな専門店が並ぶたたずまいって昔の商店街じゃ当たり前だったよなぁ。
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イ課長が生まれ育った東京・板橋区の家の前の道路も谷中銀座ほどじゃないけど、
ショボい商店街になってて、八百屋、豆腐屋、薬屋、菓子屋、米屋、酒屋・・みたいに
小さな専門店が軒を連ねてた。だからこういうところは本能的に懐かしさを感じちゃうよ。

谷中銀座の場合は観光地として有名になっちゃったから、薬屋とか米屋みたいな生活系店舗は
少なくなって、その代わりに喫茶店その他の飲食系、さらに雑貨系のお店が増えてる様子だ。
だんだんと観光客向け店舗構成に変わっていってるんだろうな。
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谷中銀座の後は、再度霊園をつっきって、反対側の出口からだらだら坂を降りる。
さっきの夕焼けだんだんもそうだけど、日暮里から西側に向かっては土地が下ってるんだね。
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で、坂を下りきるとそこが千代田線・千駄木駅。
こんな風に浴衣姿のお嬢さんが歩いているあたりはいかにも谷根千らしい風情だ。
(谷根千(やねせん)=谷中・根津・千駄木エリアを指してこう言うらしい)
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この千駄木駅からさらに向こうはまた上り坂になってて、そこが団子坂。
実は今回、この団子坂のことをネットで調べてたイ課長はびっくり仰天した。
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江戸川乱歩の名作「D坂の殺人事件」。イ課長は中学生の時に読んだ。
ヨワイ50を過ぎた現在まで、D坂っていうのは渋谷の道玄坂のことだと信じ込んでたけど
実はこの団子坂のことだったんだと!!

こりゃ個人的には大びっくりだよ。
こっちは「大正時代の道玄坂」を想像し、明智小五郎は渋谷近辺に住んでたのか・・と思いながら
読んでたわけだからね。大正時代だって道玄坂と団子坂じゃ街の様子はだいぶ違ったはずで、
あの小説から想像してたイメージまで修正を迫られる。イ課長にとってはホームズの住居が
ベーカー街であることより、明智の住居が渋谷か千駄木か、の方がどちらかというと重要なのだ。

ある作家が乱歩の原作を現代風にアレンジした「新・D坂の殺人事件」って短編を発表してるらしい。
そこでも舞台は道玄坂になってるんだって。その小説家もまたD坂=道玄坂と思い込んでたんだな。
イ課長も今回、四十数年の時を経て自分の長〜〜い勘違いに気付かされた。

墓参りに来るときは母や叔母と一緒ってことが多い。高齢婦人が一緒だと勝手気ままに近所を
散策というわけにもいかないけど、今度ひとりで墓参に来たら、また千駄木まで坂道を下って、
そのまま団子坂をのぼってみてもいいなぁ・・。

汗びっしょりになってそんなことを考えた、真夏の墓参りなのでありました。

 
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by tohoiwanya | 2015-08-17 00:12 | 日本での私生活 | Comments(2)
2015年 05月 11日

神田祭2015

くらやみ祭りが5日に終わったと思ったら、こんどは神田祭と来たもんだ。

落語でお祭りに関する噺をする時、噺家はよくマクラでこんなことを言う。
えー、昔から江戸の三大祭りと申しまして、神田祭り、赤坂の山王さまのお祭り、それと深川八幡のお祭り。
 中でも神田祭りと山王さまのお祭りは将軍家ご上覧ということで俗に天下祭りなどとも申しまして、これはもう
 江戸っ子の自慢でございますな・・


三大ホニャララの三つ目は常に異説があるという法則どおり、浅草の三社祭りを三つ目だという人も多いけど
神田祭と山王祭は安泰のようで、現在はともに二年に一度開催。神田明神と日枝神社で交代でやるようだ。

ご存知のようにイ課長勤務先は昨年6月、神田に引っ越した。
去年は山王祭の年だったようで、神田祭はなかった。つまり今年が神田祭の年ということになる。
神田に勤めるようになって初めての神田祭。イ課長勤務先も町内にある会社ってことで小額ながら寄付もして
社内にポスターも貼られている。一応祭り期間は8日〜10日の3日間だけど、メインは9・10日の土日らしい。

2年にいっぺんのお祭りだ。イ課長がいまの会社に60才の定年まで勤めたとしても「町内の会社」の社員として
神田祭を見られる機会はそう何回もない。というわけで、少しは見ておきたいと思ってたんだよ。

8日金曜日の昼飯を食いに出る頃にはすでに町は完全に祭りムードで、夕方には会社の前を山車と神輿も通った。
この神輿っていうのが各町内それぞれあるようで、その合計が3ケタになるっつうんだからスゴすぎる。
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で、おそらく町内を回った神輿はこういうところに安置されるということらしい。金曜の夕方には会社の前を
神輿が通ったりもしたけど、これはまぁいわば前夜祭みたいなもので、祭りの本番は土日らしいのである。
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ところが、この本番っていうのがよくわからない。
神輿の数はメチャ多いし、ナントカ神輿連合みたいなのがそれぞれ異なる時刻に神田にアチコチに集合し、
異なるルートでねり歩く。とにかく祭りの範囲が広くて何時にドコにいりゃ見られるのかよくわからない。

おそらく土日のどこかで「神輿大集結」みたいなのが秋葉原あたりであるはずなんだけど、それが
何時なのかもよくわからない。わからないことだらけなのである。

とりあえず定期があるから土曜日の夕方に神田に行ってみた。
ある案内図によると三越前に集合した「付け祭り」という行列が夕方5時半くらいに須田町〜万世橋あたりを
通るようだったので、とりあえずそれでも見てみるか。

万世橋をわたったところの交差点で待つことしばし。やがて向こうから囃子と神輿の一団がやってきた。
しかし広〜い通りを交通規制もせずに、神輿一基だけだといまいち迫力が・・・神田祭のドコかの日には
秋葉原電気街を神輿軍団が埋め尽くす時間帯もあるはずなんだけど、それが今でないことは確かだ(笑)。
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そのあとまた待つことしばし。相馬野馬追の騎馬武者がパカパカとやってきた。神田祭と相馬市って
何か関係あるのかい?これまたよくわからない。騎馬武者軍団はそれほど多くなくて行列もすぐ終わった。
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この騎馬武者のあとまた待つことしばし、いよいよ「付け祭り」の行列登場。
これは一種の時代絵巻的な行列と思われるんだけど、扱う時代は平安・室町っぽいのから江戸時代、
さらに明治時代風の西洋馬車までいろいろ混在してる。どうもコンセプトがいまいちよくわからん。
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このあと、地元の(おそらく)中学生たちの山車行列があって、最後に巨大な鬼とナマズの山車がある。
ナマズはいわゆる「ナマズが暴れるのを抑える=地震がないように」ということだろう。しかしこのナマズ、
空気でふくらませたビニール製。うーーん・・
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だいぶ前に、たまたま神田祭の日に中央線の窓から様子を見たことがあるんだけど、あの時は広い通りを
完全に車を止めて、たくさんの神輿が競い合うようにねり歩いてた。実に勇壮かつスケールの大きい
光景だったけど、あれは日曜にやるのかな?とにかく祭の規模がでかくて範囲も広いから
いつドコで、何があるのかがホントよくわからないんだよ。

結局この付け祭りの行列だけ見て、あとはトホ妻と世界の山ちゃんで手羽先食って帰ってきた(笑)。
山ちゃんに行く途中、向こうの方で神輿がねり歩いてたからズームで撮ってみた。やっぱりビニールの
ナマズより、こっちの方が祭り情緒あるよねぇ。
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今年の神田祭は「ラブライブ」という人気アニメとタイアップしてて、こんなポスターまである。
アニメヲタクが集う秋葉原も氏子エリアに持つ神田明神ならではのコラボ企画ってことなんだろうな。
とにかく大変な人気アニメだそうで、なんでも舞台は秋葉原のある高校で、この9人の女のコの一人が
神田明神の巫女さんという設定なんだと。いろいろ関連グッズも売り出したようで、アニメオタクたちが
ドッと神田明神に押し寄せたらしい。
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とにかく祭りエリアが広く、100を超える町内が200近い神輿をブイブイいわせる(らしい)神田祭。
すごい数の神輿軍団が集結して練り歩くサマが(たぶんそういう時があるはずなんだよ)一番の見所なんだろうけど、
結局それが何曜日の何時頃にドコであるのか、最後までよくわからなかった(笑)。

とりあえず次は2年後。次回はもう少し事前に研究してから行かんとイカンな。

 

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by tohoiwanya | 2015-05-11 00:14 | 日本での私生活 | Comments(2)