カテゴリ:2014.09 東南アジア旅行( 109 )


2016年 05月 09日

バンコク尻すぼみ

粛々と二日連続更新するのである。
といっても、本日の記事は単なる雑感でコレといったネタはない。

長々と書いてきた2014年東南アジア旅行ネタもこれが最後になるはずだ。
記事数が全部で109。1カテゴリー(つまり1回の渡航)の記事数としては新記録だよ。
あの旅行はいろんな意味で濃密だったからなぁ。

サイゴンは2泊3日だけだったけど夜のバイクツアーとかあって充実してたし、2回乗った
国境越えバスも新鮮な体験だった。カンボジアには4泊5日したからトゥール・スレンやら
アンコール遺跡群やら見学してこれまた充実。記憶をたどりながら書くのも熱が入って
その分記事数も増えたんだろうな。

ところが最後のバンコク3泊4日が・・・昨日のホテル評価もいささか尻すぼみだったが(笑)
この旅行全体を通しても「最後のバンコクが尻すぼみだった」って印象が拭えないんだよ。
なにせ到着早々「うわ、カネなくしちまった」じゃ・・。

いちばんの思い出が金を捜しに北バスターミナルに行ったことっつうんだから情けないにもホドがある。
到着した日とその翌日は観光気分からはほど遠かった。

次の日に百年市場に行って多少は“挽回”したけど、その翌日はもう帰国日だ。
夜には空港行かなきゃいけないから大したことはできない。ショッピングモールで土産買ったりしたけど
取り立てて書くほどのこともない。あの風鈴も見つからなかったし・・。
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買い物の途中でエラワン廟も見た。昨年爆破テロがあったところだ。しかしここも1年前に見てるから
「ああ、去年も来たなココ」ってなもんだ。前年初めて来た時の「うお、何だココは?!」みたいな
盛り上がりには欠ける。
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その前に滞在したベトナムやカンボジアの観光活動が充実していただけに、バンコク滞在は
欲求不満が残るのだ。ちっくしょ〜。ま、自分以外誰も責められんが。

せめてバンコクで食ったものの紹介記事でも書こうかと思ったけど、写真を確認してみると
これがまたヒドい。すでに載せた挽肉バジル炒めゴハンオムパッタイ以外の食い物の写真っつうたら
これくらい。スーさんご指名で会いに行って、彼女の仕事が終わるのを待つ間に食ったチャーハンでごんす。
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あとナニ食ったっけ?と写真を探すけど、ない。
コンビニで買ったおにぎりと缶ビールとか、現地で買ったトムヤムクンカップヌードルとか、
そんなんばっかり。まぁ外は暑いから、コンビニで何か買って冷房の効いたホテルの部屋で
ゆっくり食おうという気になりやすいとはいえ・・バンコクは食生活的にも尻すぼみ感が濃厚だ。
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まぁそれでもバンコクでは人との出会いという点ではいろいろあった。
金を探しに行ったバスターミナルで会った人たちはその最たるものだし、例の“グレーゾーン店”で
不健全マッサージのことを教えてくれた宮里藍さんもそう。今は大阪で暮らしてるピースアさんに会ったのも
この旅行の時のバンコクだったし、まだジミだった(笑)ビーさんと知り合ったのも最後の帰国日の夜。
観光活動尻すぼみの中にあって、対人的な思い出が多いのが救いといえば救いか。

ま、こういう尻すぼみも含めて旅というものなのだ(⇦強引すぎるまとめ)。

この翌年にラオスとタイを旅行した時、バンコクに4泊5日と長めのスケジュールにしたのも
この時の尻すぼみのリベンジという理由が大きいわけだが、いよいよそのラオス・タイ旅行ネタに
着手するかぁ・・。まだまだ旅は続くぜ(⇦意味がよくわからない)

2014年東南アジア旅行ネタ。長々おつきあい頂きありがとうございました。
とりあえず、1〜2回くらいは箸休めネタをはさんで気分を変えましょうね。その後はまた
延々と東南アジアネタが続くことになるから(笑)。

 

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by tohoiwanya | 2016-05-09 00:11 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 05月 08日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 39

2014年東南アジア旅行で最後に滞在したバンコク。そのホテル評価いってみよう。
ということは、2014年旅行ネタ執筆もそろそろ終わりが見えてきたということだが。

そのバンコクで3泊したのはこのホテル。部屋に入っていきなり金を落としたことが発覚したという
悪しき思い出がぬぐい難いけど、ホテルとしては良かったと思うよ。

The Key Bangkok

定冠詞「The」と地名のバンコクを省いたホテル固有の名称は「キー」しかない。
鍵ホテル。ちょっと変わった名前だよねぇ。
 
 
立地・利便性★★★★★
過去に泊ったバンコクのどのホテルと比べても利便性は良かった。スカイトレインとのアクセス抜群すぎ。
ホテルを出て100mも歩くともうアソーク駅に登るエスカレーターがあるんだからね。とにかく近くて、
スカイトレインに乗るたびに「なんて近けぇんだ」と毎回感心してた。
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とにかくアソーク駅にこれだけ近きゃ利便性は文句ないよ。
場所的に言うとスクンビットのソイ19、巨大ショッピングモールTerminal 21のすぐ横。駅から
ホテルまでの短い距離にコンビニが2〜3軒あったし、レストラン、マッサージ屋、屋台その他
モロモロある賑やかな場所で、とにかく便利だった。★5つは妥当だと思う。


部屋★★★★★
部屋も広くてキレイだった。イ課長はバンコクだとアソーク駅周辺でホテル探しすることが多いから
このホテルも名前は知ってた。「そこそこホテル」だと思ってたけど、けっこう新しくて立派じゃん。
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ベッドの反対側もスペースたっぷり。もちろんwifiもバッチリ。
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バスルームはバスタブ付き(シャワーしか使わなかったが)。
この旅行を通じてバスタブ付きの部屋は初めてだ。
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こんなミニキッチンまでついてる。こういうのついてると便利だねやっぱ。
大型冷蔵庫もあるから、翌日の朝食用のサンドイッチやヨーグルトを保存するのも問題なし。
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この部屋、3泊で4936バーツだから1泊約1650バーツ。5,200~5,300円くらいってところかな。
カンボジアに比べるとグッと高くなるけど、バンコクなら「中の上」ないし「上の下」レベルってとこか。
料金と部屋のグレードのバランスを考えれば★5つでいいと思うんだよなぁこれも。
もっとも、イ課長はこのホテルの写真見ると、真っ青になって金を探し回った時のことばかり
思い出されてあまり気分がよくないが(笑)。


実はこのホテルに関しては利便性と部屋以外に言うことがあまりないのだ。
朝食なしプランだったから朝メシは評価しようがないし、従業員に関しても特に記憶に残ることはない。

部屋に入る時はカードキーだからカギをフロント預ける必要がなくて、しかも玄関ワキにすぐ
エレベーターがあるから、ふだんはフロントの前を通らずに部屋に出入りする形になる。
従業員に接する機会がそもそもあまりないんだよ。

それでもとにかく異常に利便性が良くて、部屋も良かったから、昨年9月にバンコク泊った時も
またココにしようかなと思って調べたら、1年前に泊った時よりも値段が上がってた。
立地がいいから人気あるんだろうな。もっともイ課長は「去年より値段が高いんじゃ・・」と思って
もう少し安いホテルを探したわけだが。

というホテルなわけ。利便性はバツグンだしバカ高くはないから、十分ヒトサマにお勧めできる。
それは確かなんだけど、このホテルでの何かちょっとした思い出とかエピソードみたいなものってのが
ないんだよねぇ。「金をなくしたことに気付いた」という悪しき思い出以外には・・(笑)。

 
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by tohoiwanya | 2016-05-08 00:07 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 05月 06日

東南アジアのドイツ

本日は百年市場からバンコクに戻った時のことを書きたいのである。

むかーし、こんな記事を書いた。
ブリュッセルからドイツに戻ったら何だか急に安心したという内容の話で、ドイツ語わかんなくても
何度も行ってるうちにいつの間にかドイツに慣れて、慣れた国に着いたらホッとした。

タイには2013年に行ったのが「17年ぶり」だから、まぁほとんど初めてみたいなもの。
あの時メークロン線路市場まで行ったりしたのはイ課長的には大冒険に近いものがあった。
しかし、その同じ年の暮れにバンコクに短期避寒旅行し、その翌年にまたこうして来た。
そうすると不思議なもんで、やっぱり「慣れによる安心感」みたいなものが形成されてくる。
タイ語が一言もわからぬ状態なのは同じなのに、それでも何となく慣れる。

そのことを感じたのが実は百年市場からバンコクに戻った時だったんだよね。
行きは鉄道で来たけど、本数少ないし時間も不確かだから、帰りはバスにしようかなぁと思った。
ところがズサンなことに、チャチュンサオのバスターミナルがどこにあるのかすら事前に調べてない。
ま、誰かに聞きゃ何とかなるべさ。

で、前に書いたように、同じソンテウに乗ろうとしていた(おそらく)バンコクの学生グループに聞き、
彼らと同じソンテウに乗ってバスターミナルまで行ったのだ。ここまでは何とかなってる。
(どうでもいいけど下の姉ちゃん、眩しいのはわかるけどノーヘル二人乗り&片手運転はアブナイって)
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さてバスターミナルに着いたらあとはバンコク行きバスに乗るだけ。ここからバンコク行きのバスが
ないなんてことは絶対にない。安心して・・・
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おおお・・・ヒトッカケラの英語もない。オールタイ語。見事なくらいの文盲状態に陥るイ課長。
世界中から旅行者が群がるバンコクだと英語はもちろん、日本語の看板もよく見かけるけど、
ちょっと田舎に来りゃ、バスターミナルでもまだこんな感じなんだなぁ。
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こうなったら窓口の誰かに口頭で聞くしかない。
タイ語が読めない以上、どの窓口で聞けばいいのかさえ見当がつかないわけで、テキトウな窓口に
当てずっぽに近寄り、そこにいた不運な女性職員に「私はバンコクに行きたい。どのバスに乗るべきか?」と
英語で聞いてみた。

この女性職員、ヘンなガイジンの質問に動揺する様子もなく「どのバスターミナルに?」と聞き返してくる。
ぬぬ?バンコクのバスターミナルなんてモーチットとエカマイしか知らねぇぞ(他にもいくつかある)。
モーチットは昨日金を捜しに行った、例のド不便な場所。エカマイはスクンビット通り沿いだったはずで、
スカイトレインで帰れるから断然便利。よしエカマイって言ってみよう。エカマイ。

女性職員は「80バーツ」と言って、チケットを発券してくれて、さらに◎番の乗り場に行けと言う。
うおおっ物事がスムーズに進んでる。何とかなってる。お金を払って急いで◎番乗り場を探す。
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ははぁ、路線バスかと思ったらロトゥー(乗り合いバン)だ。
路線バスの方がたぶん安いんだろうけど、途中停車が多いから時間はかかるはずだ。
ロトゥーは高い(といっても260円くらいだが)けど、早いし、もうチケット買っちゃったし(笑)、
ロトゥーでも全然かまわん。
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ロトゥーはほどなく出発し、チャチュンサオから一路西に向かってバンコクへ。
途中、スワンナプーム空港に寄ったりして乗客の出入りがけっこうあり、エカマイバスターミナルに
着いた時の乗客はなんとイ課長一人だけ。

バンが停まった。ここが終点なの?エカマイバスターミナルなんて行ったことないからよくわからん。
キョロキョロしてたらドライバーが「降りろ」と合図してきた。ふむ、やっぱここが終点なんだ。
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昨日行ったモーチットが北バスターミナルになの対して、エカマイは東バスターミナル的な位置にある。
規模はモーチットに比べてぐーんと狭くてショボいけど、何しろすぐワキがスカイトレインの駅で、
ここから数駅乗ればホテル最寄駅。便利な場所にあるっていうのはホントに助かる。
こうしてイ課長は無事バンコクに戻ってきたわけだ。

なんだカンだ言って、意外とスムーズに帰って来られたなぁと思った。
障害も多少あったけど、「何とかなるだろ」と思って何とかしたら、幸いなことに何とかなった。
タイ語が全然わからないのはもちろんだし、帰路に関する事前準備なんてロクにしてなかったにも
かかわらず、だ。

「・・ふーむ、オレ、すこ〜しタイに慣れてきたかな?」と思った。
東南アジアでこういう気分になるのは初めてだろう。ドイツと同じで、訪問回数が増えると
現地語が文盲&失語症でも慣れるんだなぁ。なにごとも経験なのだ。

メークロン市場に行った時の、あの「さぁどうするイ課長?!」的なめくるめくドキドキ感が
慣れることで失われるのはちょっとつまんないという気もするけど、これはこれで悪い気分じゃない。
イ課長にとってタイは「東南アジアのドイツ」になりつつあるのかなぁ、なんて思ったのでございました。
(標題はそういうことだったのである。ちなみに、タイには翌年もまた行ったから、さらに慣れたかも)。
 
  
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by tohoiwanya | 2016-05-06 00:08 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 05月 03日

百年市場で急にアレを買いたくなる

バーンマイ百年市場で腹が減ったイ課長は何か食える店を捜した。
少し歩き疲れたし、立ち食いじゃなくイスとテーブルのある店で落ち着いて食いたいところだが・・。
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歩いてたら店先のキッチンで薄焼き卵みたいなものを焼いて何か作ってる店があった。
うまそうだけど、何作ってんだろ?この店、一応レストランっぽくイスやテーブルがあるから
まぁここでいいか。

タイ語表記のみだったか、英語併記のメニューだったかよく覚えてないんだけど、どうせ一人だし
メニュー選びに迷うほどのこともない(イ課長はせっかちだから日本でも注文を決めるのは早い)。
パッタイ(タイ風やきそば)って言ってみよう。やきそばやチャーハンなら大体どこの店でもある。
というわけでパッタイとレモンジュースを注文した(ビールはなかった(笑))。

注文が済めばあとはのんびり待つだけ。
川の上に突き出たテラスレストランだから、冷房はないけど水辺のせいかすこ~し涼しい。
昨日はなくした金の捜索がメインという情けない一日だったけど、今日はようやく休暇でタイに来た
ガイジン観光客らしい気分に浸れるぜ。
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ぼんやり川を見てると、かすかな、しかも不思議な音がするのに気付いた。

        コトコトコトコト・・コトコトコト・・・・・
                                         ・・コトコト・・・・・
                    コトコト・・・・コトコトコトコトコト・・・・・

なんの音?じーっと聞いてると眠くなってくるような音だ。

おおお、わかった。この音かぁ。
これ、一種の風鈴だ。日本の風鈴の場合、南部鉄であれガラスであれ、風をうけるタンザク部分が
音が鳴る部分より下にあるけど、これは逆。上にある巨大エンドウのサヤみたいなヤツが風をうけて
揺れると、ヒモにつるされた下の木も揺れ、左右にある逆さタマネギみたいな形した木製の撞木?に
あたって、 コトコトコトコトコト・・・・・ とかすかな音をたてる。
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これが何本も釣り下がってるから、このレストランにいると、かすかな木の音色に包まれる感じになる。
いやーなんかコレいいわ。チリンチリーン・・っていう日本の風鈴より静かな音色だなぁ。
 
・・・なんて言ってる間にパッタイが来た。
うおおお、卵に包まれておる。さっき作ってた薄焼き卵はパッタイ用だったのか?
日本の居酒屋で時々ある「オムそば」みたいな感じだけど、こういう「オムパッタイ」は初めて見たよ。
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オムパッタイの向こうにある薄茶色のコナは、たぶんピーナッツを砕いたものだと思われる。
オムパッタイだけでも美味いけど、ピーナッツを混ぜて食うとほのかな甘みが加わってこれまた美味い。
小皿の赤い辛ケチャップみたいなのをかけると、こんどは少し辛味が増して美味い。
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路上屋台のヌードル屋なんかでもそうなんだけど、タイめしでは食う人が自由に調味料を加えて
味を調節することが前提ってことが多い。日本のタイめし屋でもナンプラー、酢、トウガラシ粉末、砂糖
という四つセットが大体あるよね。何も調味料を加えないと、意外と薄味ってことも多い。

この店ではペットボトルがナンプラー、スプーン入り小皿が(たぶん)酢、砂糖ツボみたいなヤツには
砂糖かトウガラシ粉末のどっちかが入ってると思われる(ちゃんと確かめた上で写真撮れって)。
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この2014年旅行当時、イ課長はまだこの調味料セットをうまく使うことが出来なかった。
でも翌年の東南アジア旅行でタイ行った時は「ヌードル食う時にはトウガラシだぜ」みたいに、
だんだん慣れて、少しずつ調味料を使えるようになってきた。

さて、市場もザッと見たし、オムパッタイも食ったし、そろそろ帰ろうかと思ったんだけど、
イ課長はさっき耳にしたあの木製風鈴の音が忘れられなかった。あれ、いいなぁ・・。
夏の日の午後、眠くなるようなあの風鈴の音を聞きながら昼寝したらさぞ気持ちいいだろう。

そうだ、百年市場であの風鈴買って帰ろう!
メッタに買い物欲が湧かないイ課長が珍しく民芸品を買う気になった。ああいう木の音の風鈴って
日本じゃ珍しいし、百年市場に来たいい記念になるじゃん。で、市場を戻りながら同じ風鈴を
一生懸命捜したんだけど、売ってねぇでやがる(つうか、ああいう民芸品店自体あんまりない)


  
     がっくり・・・(下の写真は文章と関係ありません)
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この数日後、バンコクのショッピングモールでも同じ風鈴探したけどやっぱりなかった。
珍しくイ課長が土産物買おうって気になったのに・・・あの風鈴、欲しかったなぁ・・ちぇっ。

 
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by tohoiwanya | 2016-05-03 00:15 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 05月 01日

バーンマイ百年市場 その2

百年市場、タラート・ローイピーではいろんなものを売ってる。
キーホルダーみたいな土産物が多いという感じでもなく、かと言ってジャガイモやニンジンみたいな
デイリーな買い物をする場所という感じでもない。日本で言えばアメ横と縁日の露店をゴッチャにした
感じと言えばいいかな。しかしどこの国でも市場で売ってるものを見るのは楽しいね。

面白がって写真をたくさん撮ったからどんどんご紹介していこう。
川っぺりにある市場だからか、魚介系の店が多かったかな。これは何かの魚の頭をチョン切ったやつで、
これくらいは日本人にも全然違和感ない。ナンプラーベースの煮魚とかにして食うと美味しいのかも。
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お?こっちはすでにタレに浸した味付き魚だ。
あと焼くだけってことなのかもしれない。これも何となく味は想像できそうだ。
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おおう何ですかこれは。
左下は小魚、左上は・・ウミヘビ?右下は・・・これも何かの魚かな?やけに水が赤く見えるのはなぜだ?
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どっひゃ。カメざます。これも食うんざますか?それとも功徳のために水に放してやるためのカメ?
それにしても異様に水が赤い。照明のせいってことはないはずで(昼間だし)、何でこんなに水が赤いのか
よくわからない。バケツの色のせい?
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これは何かの野菜みたいに見えるけど、何だろうか?
ここに限らず、タイじゃ食い物をこういう風にビニール袋に詰め、中を空気でいっぱいにして
輪ゴムでくるくる止めるっていう包装?形態をすごくよく見かける。ヌードルのテイクアウトも
この方式だもんなぁ。
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揚げ物みたいな食い物もいっぱい売ってる。
これは買って帰るというより、小腹が減ったらこれを食いながら市場をブラブラするための
軽いスナックフードって感じだ。
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こ・・・これは・・・。
いや目玉焼きだよ、それは見ればわかる。しかし目玉焼きだけをこんなに??
これも葉っぱの器を手に持ってちょっと食うためのもの、って感じに見えるけど、タイ人は目玉焼きを
オヤツ代わりに四つも五つもイッキに食うのかい?もっとも鶏の卵じゃないかもしれんが。
ウズラ・・にしては大きい。アヒルとか??
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おや、似顔絵描きだ。こういうのは縁日っぽくて楽しいよね。
実はイ課長は学生時代に都内某大手ホテルで似顔絵描きのバイトをしたことがあるという
驚くべき職歴を持っている(笑)。あの時似顔絵を描いた子供たちも今やみんな大人だよなぁ。
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と思ったら日本人形。なぜこれを百年市場で・・?
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と思ったらバービー人形。なぜこれを百年市場で・・?
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頭の上に時々ポワンと浮かび上がるハテナマークを楽しみながら、のどかな百年市場めぐりは続く。
元々買い物には熱意を持たないイ課長だから、何か買おうという気持ちは湧いてこなかったけど、
腹が減ったから何か食いたいという気持ちは激しく湧いてきた。よし、この市場で何か食おう!

というわけで、もう一回だけ続くのだ。百年市場。

  
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by tohoiwanya | 2016-05-01 00:05 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 04月 29日

バーンマイ百年市場 その1

日本は黄金週間突入。皆様いかがお過ごしでしょうか。
G.W.は地元の祭りを見るのが一番楽しい府中市民。イ課長もどこにも出かけず、こうして
真っ昼間からブログ更新にいそしんでおります。

さて、今日こそ百年市場の続きを書こう。もう一週間くらい前の続きになってしまったが。
いろんな人に「タラート、タラート」と繰り返してたどり着くことができたバーンマイ百年市場。
ところで、百年市場ってそもそもナンなのか?

厳密な定義があるのかどうか知らないけど(たぶんない)、要するに「100年前からあったような
ド古~いオンボロ市場を若者向け・観光客向けに再生し、地域観光拠点として売り出した市場」
というものらしい。歴史的建物を生かした地域おこしって感じに近いのではないかと思われる。
 
最初にどこかの町がそういうことをやったら、このアイディアが当たったんだな。
あちこちの町が同じコンセプトで、地元の古い市場を「百年市場」としてPRするようになった。
その中でも、これから行くチャチュンサオのバーンマイ百年市場は有名なものらしい。
イ課長は市場見るの好きだし、バンコクから鉄道で行くのにちょうどいい距離だし、
行ってみようと思ったわけだ。

ちなみに、百年市場はタイ語では「タラート ローイピー」と言うらしい。
タラートが市場であることはご承知の通り。ということは「ローイピー」が百年って意味のはずで、
調べたらローイが「百」という数詞らしい。ってことはつまりピーが「年」ということか。
このブログを読んでる読者はイ課長と同じスピードでタイ語を覚えていく(笑)。

さて中に入ってみよう。
おおーーーー、けっこうお客で賑わってるじゃないか。
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建物は木造で、百年経ってるかどうかはともかく確かに古い。歴史的建造物というほど立派ではないし
格調も低いけど(笑)、ややオンボロじみたこの雰囲気がまた百年市場のウリってことなんだろうな。
赤いチョウチンがぶら下がってるあたりはちょっと中国風。
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通路に面して木製の開き戸がズラッと並んだ様子は、前年に見たアムパワー水上マーケット
思い出させる。昔の市場じゃよくあるスタイルだったんだろうな。これも中国建築の影響じゃないかって
気がするんだが・・。
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こんな、モロ中国風のお寺もある。漢字バリバリ。
タイを民族歴史学的にみると、「元々このあたりにいた人たち」に対して「北方(中国)から来た人たち」が
後から混じったみたいで、そういう意味では後から来た人たちは「中国系タイ人」ってことになるんだろうけど
現在はもう混じっちゃってそんな区分は不可能らしい。
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あちこち写真を撮りながらズンズンと市場の奥へ、奥へと進んできたら、人気のない一角に出た。
ん?ここで行き止まり?
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いや違う。向こう側が水路に面してるんだ。ちょうど船に乗ってきた観光客が到着したところ。
ふーむなるほど。こうして見るとこの市場、かつては普通の市場としてだけじゃなく、水上マーケット的な
性格も持っていたと推測できる。
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水路の向こうはもうこんな感じで、商店ではなく一般民家っぽい。
いやーーー家の前に水路があり、玄関から階段下りていくと小舟がつないであるなんて、
めちゃくちゃイイたたずまいじゃねぇか。
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ん?あっちには水路を渡る橋がある。しかも橋の向こうも市場が続いてるっぽいじゃん。
おおお、バーンマイ百年市場は水路ンとこで終わりじゃなく、まだ続くのか、よし行ってみよう。
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バーンマイ百年市場、地元タイ人観光客で大賑わいだ。バンコクあたりから来た人が多いんだろうな。
逆に外人観光客はほとんどいない。まぁ中国人とか日本人だとパッと見、区別しづらいわけだけど、
とりあえず欧米人観光客がまったくいないのは確かだ。ガイジンというより地元民向け観光地ということか。

そんな賑わいに混じってフラフラ歩き回り、商品を眺め、写真を撮る国籍不明の怪しい巨大ロボット。
百年市場は写真もいっぱいあるから、その2に続けよう。今度はちゃんと続けて書きます、ハイ(笑)。
 
  
 

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by tohoiwanya | 2016-04-29 13:17 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2016年 04月 27日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 38

ホテル評価があと二つ残ってたから最後にたまらないようにやっちゃおう。
(ヲマエ、“次回百年市場をご紹介”って予告してから何回裏切ってる?)

この旅行三つ目のホテル評価はシェムリアップで3泊したココ。
昼間は観光、夜は外食で、このホテルの中で過ごした時間はそんなに長くなかったけど
とにっかく非常にいいホテルだった。そのせいかホテルで撮った写真も多い。

Angkor Pearl Hotel

立地・利便性★★★☆☆
このホテルで強いて難点を挙げるとすれば、町の中心部からほんのちょっと離れてるってことかな。
たとえばパブ・ストリートまで晩メシを食いに行こうとすると、十数分くらい歩く。バンコクまでの
国境越えバス乗る時もゴロゴロをひきずって行くのはちょっとオックウな距離で、トゥクトゥクを使った。
 
まぁイ課長は歩くのはあまり苦にしないし、缶ビールやお菓子を売ってる雑貨屋(コンビニとはとても言えん)
くらいなら近くにあったから、不便ってほどじゃないけど、パブ・ストリートやナイトマーケットでの夜遊びを
目一杯楽しみたいって人にはちょっと不便かな。でもチャンとしたホテルだから、ここに泊まってると言えば
オプショナルツアーの送迎等はまったく問題なかった。


部屋★★★★★
部屋はすごく良かった。広いしキレイだし、イ課長にはちょっともったいないくらい。
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水回りもこんな感じ。バスタブなしでシャワースペースだけではあるけど、東南アジアじゃ
バスタブがないことで不満を感じることはまずない。
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窓からみる夕暮れの空もキレイだったし、部屋は文句なし。★5ついっちゃうぜ。
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朝食★★★★★
このホテルで特筆大書すべきは朝食だ。すごく良くて、食うのが楽しみだったよ。
ビュッフェ形式なんだけど、けっこう日替わりメニューが多くて飽きない。実に素晴らしい。
最初の日はこんな感じで、左下のお粥+ゆで卵が嬉しかったなぁ。野菜も豊富にある。
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次の日、お粥はなくなってて、その代わり昨日はなかったカボチャのスープみたいなのがある。
これがまたやけに美味しい。おかわりしちまったぜ。
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出発の日の朝、昨日のカボチャスープは連続してあって、さらに初めてみるトーストサンドイッチ
みたいなのがある。バラエティに富んでるねぇ。とにかく毎日何かメニュー構成が変わってる。
ここなら一週間連泊しても、毎日朝食が楽しみだと思うよ。当然★5つだ。
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朝食の良さにすっかり感激したイ課長、調子に乗って朝食レストランにいた女性従業員を
撮らせてもらった。恥ずかしそうにして緊張してるけど、とってもカワイイお嬢さんでした。
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従業員★★★★★
上のお嬢さん以外にもこのホテルでは従業員に関していろいろ思い出がある。
到着当日、部屋まで案内してくれたお兄さんと少年の衣装がこれまた民族調でカッコいいから
ここでも写真を撮らせてもらった。
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例によって「写真送ろうか?Facebookやってる?」って聞くと、右のお兄さんがやってるって言う。
いつものように写真をネタにして東南アジアFacebookフレンドがまた一人増えたのである。
プノンペンの義兄弟ルイといい、このイケメン兄さんといい、カンボジアではなぜか男性の友人が増えた。

このイケメン兄さんとはす仲良くなって、その後も時々立ち話したりした。
「ボクは日本に一人友達がいるんだ。彼はドラマーなんだぜ」なんて言う。もしかすると
今頃「日本人の友達がいるよ、ヒゲはやした巨大ロボットなんだぜ」なんて言ってるのかな(笑)。

冒頭に書いたように、このホテルからだとバンコク行きバスの出るナタカン社まで、徒歩で
ゴロゴロをころがして行くのはちょっと厳しい。「トゥクトゥクで行きたいんだけど・・」って相談したら
イケメン兄さん、さっそく手配してくれて、料金1ドルって価格交渉までしてくれた。サンキュウ。
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これだけグッドなホテルで3泊76.5ドル、一泊約25ドル、約3000円っつうんだから嬉しくなる。
とにかく非常にいいホテルで大お勧め。キモチ的には秘密にしておきたいくらい(笑)。
トリップアドバイザーでの評価も高いらしいけど、それは当然だと思う。

ちなみに、このイケメン兄さん、ホテル勤務の傍ら、トゥクトゥクドライバーの副業にも手を
広げたらしい。「オマエの友達がシェムリアップ来るならドライバーやるよ」なんてメッセージで
言ってた。もしシェムリアップでトゥクトゥクをチャーターしたい、しかもドライバーはイケメンがいい
・・なんてゼイタクなご希望がある方はイ課長にご連絡を(笑)。

 
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by tohoiwanya | 2016-04-27 00:15 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2016年 04月 22日

タイ語の発声について考える

百年市場の様子をご紹介しますと予告しておきながら、まるで違う話を書きたくなったから書く。
例によって不実極まりない執筆態度。ごめんなさい。

前回「タラート」が通じなかったってことを書いたわけだけど、「タイ語が通じない」という問題を
もう少し掘り下げたくなったから書くのである。

タイ古式マッサージ店にお勤めだったスーさんの話を以前に書いた
スーさんに再会したのは例の「落とした金を探しに北バスターミナル⇒炎天下死の徒歩行軍」の日で、
ゲロゲロになってホテルに戻って少し休息し、夕方になって元気回復してから再び出撃したわけだ。
スーさんというのはもちろん仮名で、本名はもっと長くて難しい。話の都合上、ここでは彼女の本名を
スリウォーン・ラチャワットさん(仮名)」とでもしておこう。

スリウォーン・ラチャワットさんがいる店は知ってる。しかし店に入ってボーッとしてるだけじゃ会えない。
自分はスーさんにマッサージしてもらいたい、つまりご指名がある客であることを明確に伝える必要がある。
要するに彼女の名前を言わないといけないわけだ。
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スリウォーン・ラチャワット・・いかにも通じなさそうだ(笑)。
「タラート」すら通じないイ課長がこんな難しい名前言ってもタイ人にわかってもらうのはムリだろーー。
だが、店の人たちにとってスーさんは同じ職場の同僚だ。同僚の名前ならさすがに大丈夫じゃないの?という
気もする。人名の方がかえって通じやすいということはあり得るよね。

店に入ると、オレンジ色のポロシャツを着た女性従業員が一人、普通のお客だと思って近づいてきた。
スマンがこのままアナタの施術を受けるわけにはいかんのだ。ご指名があるの。スーさんにやってもらいたいの。
「あのー、私はミス・スリウォーン・ラチャワットさんにお会いしたい」と英語で言ってみた。


「・・・ア?」

やっぱり通じない・・・あああああ。
同じオレンジ色のシャツ着てるんだから、このお姉さんにとってスーさんは確実に同僚のはずなのにぃぃぃ。

「ミス・スリウォーン・ラチャワット」
「すりうぉん らちゃわっと」
「スーリーウォーーン」

いろいろ言ってみるけどダメ。ウソだろーヲイ。スーさんの名前以外、イ課長に言えることはないよ。
ところが幸い、「タラート連呼」と同じように何度も繰り返してたらトツゼン相手が察してくれた。

アーー!スリウォーン!スリウォーン!
「い・・イエース、ミス・スリウォーン」

例によってイ課長の「スリウォーン」と現地の人の「スリウォーン」の違いがイ課長にはよくわからないけど(笑)
とにかく意図は通じた。このガイジンが何を言いたいか、いったんわかったらトタンにみんなでワァワァいって
「スリウォーンは?」「スリウォーンどこ?」と探してくれる。親切だなぁ。下の写真がスリウォーンを察してくれた
女性スタッフで、彼女のおかげでスーさんと再会できたのである。あの時はありがとうね。
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それにしても問題はタイ語だ。しゃべるの難しすぎ。地名が通じないのだって困るけど、人名でもダメなのかい?
外国人が日本で「タナッカサン」「タナカサーン」はたまた「ターナーカーサーン」と、どんな風に言おうが、
「田中さん」だってことは通じるだろ。ましてやスリウォーン・ラチャワット(仮名)なんて複雑な人名なら
他の単語と聞き違えることはありえないはずで、しかも職場の同僚の名前。なのにやっぱり通じないのぉ?

しかし、この時イ課長はちょっと思い当たったことがある。
この時「スリウォーンはどこ?」「スリウォーンは?」って探してくれたのは、ほぼ全員女性だった。
彼女たちのタイ語の発声にちょっとした特徴を感じたんだよね。発音ではなくて発声に。

タイ航空に乗ったことがある人なら、女性乗務員のタイ語機内アナウンスを必ず聞いたはずだ。
冒頭の「サワディカー」から始まって最後の「コーックンカー」で終わるあれ、ちょっと独特の発声だと思わない?
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このマッサージ屋さんでも同じことを感じたわけ。声の出し方が特徴的なんだよ。どう特徴的かっていうと、
要するに「太い声」じゃないの。声帯をフルに振動させる発声じゃなくて、ちょっと鼻にかかったような
柔らかい発声。しかも声のトーンは高めだから、日本人がネコの鳴き声をマネした時の感じに近くなる。

そういう声で「スリウォーンは?」「スリウォーン」とタイ女性たちが言ってるのを聞いてたら、
タイ航空の機内アナウンスと似てるな、と思ったわけ。男性が話す場合もわりと声は高めって印象で
低くてドスの効いた声でしゃべるタイ人なんてあまり記憶にない。

イ課長はよく知らないけど、ある言語に特有の発声ってあると思うんだよね。
東アジアでは日本語と韓国語の発声は似てて、ともにボソボソタイプ。しかし中国語は声の出し方からして全然違う。
タイ語の発声は分類的には中国語に近いと思うけど、あれほどうるさくない(笑)。ネコの鳴きマネを
連想するくらいだから、全体に高めのトーンでフニャ~っとした感じの発声になる。

イ課長のこの説が言語発声学的(と言えばいいのか)に正しいかどうかはわからない。
ただ、この「タイ語特有の発声はネコの鳴き真似にちょっと近い説」がもし正しいとするとだよ?
イ課長はそもそも持って生まれた声がタイ語に向いてないのかもしれない。

傾向として背のデカい男は声帯も長くなるから低音になる可能性が高くなる。バス歌手には長身の人が多い。
御多分に漏れずイ課長も声はかなり低くて、大学生の頃からデスラー総統と言われていた(笑)。
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イ課長のタイ語が現地の人になかなか通じないのは、発音とか声調とかの問題じゃなく、
きっとタイ語向きの発声とはカケ離れた、この“デスラー声”のせいなのだよ、ヤマトの諸君。
(↑自分がヘタなせいだとは認めたくないらしい)


  
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by tohoiwanya | 2016-04-22 23:33 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2016年 04月 21日

タラート、たらーと、タラ〜ト!

いきなりヘンなこと聞くけど「あの時使ったあの外国語は死ぬまで忘れないだろう」っていうの、ない?
イ課長にはいくつかある。たとえば・・・

①ヴォレイ キアマーレ イル スヴィッツェラ
(スイスに国際電話をかけたいでごんす という意味のイタリア語。25年前使用)

②エスタノーチェ ハビタシオン リブレ?
(今晩、部屋空いてるでごんすか? という意味のスペイン語 約20年前使用)

③プシャプラッシャム
(ごめんなさい という意味のポーランド語 2012年使用 これについては前に書いた

この一言が通じなかったら大変なことになるとか、その一言が通じてすごく嬉しかったとか、
外国での特殊なシチュエーションで使った「必死のひとこと」って頭に焼きつくらしい。

さてだ。以上が前フリで、前回の話を続ける。
フワランポーン駅を大きく遅れて出発した列車はタイののどかな田園風景をひたすら東に走り、
予定より大きく遅れてチャチュンサオ駅に到着した。終点だけあって降りる人数がすごい。
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目的地のバーンマイ百年市場は駅からちょっと離れてる。トゥクトゥクかなぁと思ってたんだけど、駅前には
トゥクトゥクなんていない。代わりにソンテウがたくさん停まってて、タイ人たちが目的のソンテウに
スイスイと乗り込んでいく。ってことは、この中から百年市場行きソンテウを探し出さんといかんわけやな?
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「市場」という意味のタイ語は事前に調べておいた。「タラート」だ。
ソンテウ乗り場にいるおっちゃんに聞いてみよう。「私は市場に行きたい。どのソンテウに乗るべきか?」と、
タラート以外は英語で聞いてみた。

「・・ア?」

案の定通じない(笑)。
英語ナシで「タラート」だけ繰り返してみる。「タラートゥ」「タラ〜ト」とかいろいろ言ってみるけどダメ。
「タラート」なんてシンプルな一般名詞も通じないのぉ?発音難しすぎるぞタイ語。わかってくれタラート!

アーーー!タラーート!
何度も繰り返してたら、おっちゃんがやっとわかってくれた。こういう時のタイ人(に限らないだろうが)は
「ガイジンの言ってるワケわかんねぇ言葉をちゃんと察してやった自分ってエラい」という満足感に満ちた
笑顔になる。このおっちゃん、あっちのソンテウに乗れって指さすからそっちの方に行ってみた。

ははぁ~、確かにこっちにもソンテウ乗り場がある。今停まってるコレに乗ればいいのかな?
しょうがない、今度は青シャツのおっちゃんに聞いてみよう。
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ここでも「タラート!タラート!」って繰り返したら、何回目かにわかってくれた。
発音(というか声調)が難しいタイ語、ガイジンがあてずっぽで言ってみても、イッパツで正しい声調どおりで
ある可能性は極めて低いようで、とにかく何度も言うしかない。

これに乗れって言うから乗ろうとしたら・・あらら、ソンテウはもうパンパンの満員じゃん。
しょうがないから外に飛び出したステップに乗って手すりにしがみつく。
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車からハミ出してステップに乗るっていうのもなかなかオツなもんだ。ちょいとばかり地元民になった気分。
ただし後ろを振り返るとこんな感じだから落ちたら後続車にひかれるが。
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しかしまだ難関は残っている。
このソンテウが百年市場を通るものだとしても、その市場がある停留所でちゃんと降りる必要がある。
ってことはソレらしきところに停まったら乗客の誰かにまたまた「タラート?」って聞くのかよ~。
ある停留所でけっこうな数の乗客が降りようとしてたから、オバさんに聞いてみた。「タラート?」

不思議なことに、この時の「タラート」はイッパツでわかってもらえた。語尾あげの疑問形だったからかな?
ついでにソンテウ代も聞いた。駅からタラートまで7バーツ。22~23円くらいってとこか。安いねぇ。

それにしても・・だ。
「タラート」なんて短い単語、抑揚を変えて言うっつうたってバリエーションはそう多くない(はずだ)。
なのに何で通じないの?スペインやポーランドだって現地語がここまで通じなかったことはないと思うのだが・・。

しかし将来イ課長が大モウロクじじいになっても「タラート」というタイ語だけは忘れないだろう。
冒頭に挙げた例と違って特に切迫した状況でもないし、その一言が通じて特に幸せだったわけでもない(笑)。
ただ、あまりに何度も繰り返し使用したために頭に焼き付いてしまった。さらに言えば、この記事を読んだ
アナタも「タラート」というタイ語だけは・・・ほら、もう覚えたでしょ?(笑)
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こうして辿りつくことができたバーンマイ百年市場。その名の通り、古~い風情を残す水辺の市場で、
観光を兼ねてバンコクから買い物に来る客も多いらしい。さぁイ課長も入ってみようじゃねぇか。

内部の様子は次回たっぷりご紹介しようと思うのである。

 
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by tohoiwanya | 2016-04-21 00:02 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 04月 19日

フワランポーン駅からタイ国鉄に乗る②

さて、臨時の記事をはさんで、本来書くはずだった話を書こう。

前回記事で列車に乗り込むところまで書いた。
これが「世界の車窓から」であれば、次は走る列車から見た車窓風景のご紹介ってところだよな。
だが本日の記事はなかなかそういう展開にならない。
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発車時刻の10時10分になった。しかし列車が走り出す様子はない。
車内ではいろんな物売りのオバさんが次々と入れ代わり立ち代わり現れて飲み物とか軽食なんかを売りに来る。
この人たちは列車が走り始めても車内を巡回し続けるのかね?
(出発後は物売りオバさんの数が減ったから、たぶん彼女たちは“列車所属”ではなく“駅所属”なんだと思う)
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イ課長が座った席の反対側には当初、こんな感じのスペースがあった。水飲み場ってことかな?
しかしこのよくわからないスペースはこの後スゴいことになるのだ。
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イ課長の前にはタイ軍の兵士とおぼしきイケメン男性が座った。ずっと携帯電話で話をしてる。
それはいいんだけどさ、もう10時10分過ぎたぜ?発車しねぇのかよ?
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さっきのイケメン兵士、こんどはホームに降りて電話し始めた。おいおい、そんなことしてる間に
発車しちゃったらどうするんだよ。もしかすると「何分遅れでーす」ってタイ語のアナウンスがあって、
それまではタイ人乗客はみんなダラダラしてるってことなのかもしれない。しかしイ課長は
事情がわからないから、いつ発車するかわからない列車に乗り続けてるしかない。
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10時22分。定刻から12分たっても出発しない。いつ出発するのかもわからない。
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出発時刻をトックに過ぎているにもかかわらず、あたりはのんびりムードが支配している。
ま、この程度のことはタイ国鉄じゃ当たり前なんだろうな。去年メークロン市場に行こうとして
「130分遅延」で鉄道ルートをあきらめた経験のあるイ課長だ。驚きゃしねぇぜ。
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それに、こうやっていつまでも発車しない列車の窓からフワランポーン駅ののんびりした風景を見るのが
けっこう楽しいんだコレが。掃除のオジサンも平気で線路を横切ってテクテク。暑くてのどかな時間だけが
無為に過ぎていく。イ課長もアクビくらいしかすることがない・・なんて言ってるうちに発車時刻を30分過ぎたぞ。
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やがて電車はガタンと音をたてて動き始めた。
時計を見ると10時49分。39分遅れってことだ。タイ国鉄にとって定刻より39分遅れくらいは
「だいたい定刻」の範囲に含まれるのかもしれない(笑)。

フワランポーン駅がのろのろと遠ざかっていく。
10時10分の列車に乗るために、たぶん9時ちょっと過ぎには駅に着いてたと思うけど、まさかこの駅に
1時間半以上滞在することになるたぁ思わなかったぜ。
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発車するとすぐに車掌による検札がある。
実はこのタイ国鉄の制服というのが、やたらピシッとしてカッコいいというので評判らしい。
去年ウォンウィエンヤイからマハーチャイまでローカル線に乗った時の検札は太ったオッサンで、
カッコいいもヘチマもなかったけど、フワランポーン駅発の主要路線の車掌ともなるとごらんのように
評判通りピシッとした制服の着こなしでスタイル良くて、確かにカッコいい。
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ところで、さっきイ課長の横にあった水飲み場らしきスペース。
出発の頃にはこんなアリサマに。大量のコップや野菜があるから、何か飲食商売の荷物を運ぶ途中
なんだろうけど、とにかくすごい荷物の量で、もはやここで水を飲むなんて絶対に不可能だ。
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こんな大量の荷物やカッコいい車掌やイ課長をはじめとする多くの乗客とカオスを乗せて、
列車はのんびりと東へ。やっと車窓風景になった。東南アジア鉄道の旅。いやーやっぱサイコウですね。
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こうして、列車はどうにかチャチュンサオに到着するんだけど(当然40分遅れくらいで、だが)、
駅に着いてからの様子はまた次回ということで。

 
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by tohoiwanya | 2016-04-19 00:06 | 2014.09 東南アジア旅行 | Comments(2)