カテゴリ:2015.09 東南アジア旅行( 112 )


2017年 01月 16日

ドイステープというところ その1

ドイステープというお寺(なんだろうな、一応)の中心は実は四角い“広場”になってる。
この広場を囲むように建物があり、広場の中心には黄金の仏塔。広場だから屋根はないわけで、
雨が降れば濡れる。入り口で参拝者は全員靴を脱いだから、雨の日はハダシで濡れた床を
歩いてお参りすることになる。そういう時、傘はさすんだろうか?
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この日はクソ暑い好天だったから、ハダシで床を歩くのはむしろ気持ちいい。
とりあえずこの仏塔を囲む広場をぐるっと一周してみましょうかね。

お、さっそくゴールデンブッダ軍団。その前には緑色のエメラルドブッダ様。
ホトケ様といい、背面の装飾といい、早くもキンピカキラキラ攻撃の火ぶたが切られました。
なーにイ課長だってこれまでに金ピカブッダは散々見た。このくらいどうってことないぜ。
 
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こっちにもまた何やら・・。
東南アジアで、こういう風に「そこらじゅうにいるホトケ様」を見るたびに思うんだけど、
一番エラいご本尊様ってのはドレなんだい?日本だと、寺の本堂にある一番デカい仏様が
ご本尊だということになるが、こうたくさんいると・・・。
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ここにもホトケ集団。どうでもいいが正面向いてる仏様の、その表情は何とかならんか?
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とにかくそこらじゅうホトケだらけで、ドイステープのご本尊がドレなのかわからぬ。
下の写真は大きさから考えても、その数の多さから考えても相撲でいえばせいぜい「前頭」くらいの
地位と思われる。どこかに「横綱」がいるんじゃないの?と思ってしまうけど、こういうホトケ軍団
全体でドイステープの宗教パワーを形成しているということなのかもしれない。
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しかし何たって天下のドイステープ。地元のタイ人たちは熱心にお参りしてます。
ここでも「全員がお参りするコレ」っていう“的”があるわけじゃなく、参拝者によって
お祈りする対象のホトケ様は異なる。
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うむ?何だコレは。
みんながオタマで液体をすくって火の壷に入れているようだが・・・
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こりゃ油だ。この火の壷の下に大きな「油溜まり」があって、太い芯が沈めてある。
ここに油を注げば火が絶えないということで、きっと何かのご利益があるのであろう。
とりあえず珍しいからイ課長もやってみた。油の中にもお賽銭が沈んでら。
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しかしドイステープといえばやっぱコレ。あちこちからこの金ピカ仏塔を眺めてしまう。
ドイステープを紹介する写真には鉄板でこの仏塔だもんなぁ。
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アップで見ると、まぁーーすごいね、金箔がハゲたところなんて一カ所もない。
というか、これは何かに金箔を貼ったというより、元々金色をした板金を加工してこういう
形に組み立てたように見える。細かい飾りの装飾がスゴいワ。
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とにかく理屈を越えて圧倒する絢爛豪華金ピカパワー、堪能させていただきました。
ドイステープ、こういうところなのである。しかしせっかくここまで来たら、ぜひ
もう一カ所行くべき所があるので、それは次回ご紹介しよう。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-16 00:14 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(0)
2017年 01月 13日

ドイステープに登るには

さてだ。
激走ソンテウを降りた乗客たちは駐車場で一時解散・・といってもどうせ全員ドイステープに
行くに決まってんだけどさ。
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だがここでイ課長は間違えた。チェンマイに行こうが火星に行こうがバカはバカなのである。
ドイステープが駐車場からさらに高いところにあるっていうのは想像ついたんだけど、
どこからどうやって登るのかよくわかんなくて、ウロウロしちゃったんだよね。

これが登り口?いやこれはあの金色の巨大お坊さん像を見るための階段っぽいよな?人も少ないし。
じゃ、ドイステープに登る階段はどこなの?どうもよくわからない。
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しょうがないから、いかにもこれからドイステープに行くという風情の 欧米人の後をついてった。
すると彼らはまず入場券とケーブルカーのチケットを買ってるではないか。え?あ、そうなの?
何だかわかんないけど、登り方を知らないイ課長も同じようにチケットを2種類買ってついていく。
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ははー。これがケーブルカーね。なるほど。ふーむ。意外に近代的なんだねぇ。
オラまたてっきり、金毘羅様みたいに階段をヒイハアいいながら登るんだと思ってただに。
写真じゃ水平に(もしくは垂直に)見えるだろうけど、これ、実はナナメの斜坑なのだ。
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はーい。頂上に着きました。そんなに長い距離じゃなく、アッという間に着いた。
さて、これからいよいよキラビヤかなドイステープの本体に進撃するわけだが、どっから入るんだ?
上に行っても再びウロウロするバカ男。
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するとどうよ。ちゃんと地上からの階段あるじゃん!!
えーー?じゃナニ?さっきのケーブルカーはもしかして足腰の弱いジイサマ&バアサマ向け?
くぁー!みっともねぇ。そんなモノに乗るために20バーツも無駄遣いしちまったぜ。階段があるなら
徒歩で登ったのに!バカタレ!自分!(そこまで騒ぐなよ、60円なんだからさー)
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この階段の入口、どこにあったんだろ?気が付かなかったなぁ・・段数としちゃ大したことなさそう。
ルアンパバーンのプーシーの丘よりラクなんじゃないか?みなさん、ドイステープに行ったら
足腰の丈夫な方は階段でいきましょう。ケーブルカーで行くなんて達成感がなくてつまらん。

さて、階段見落としミスはいいとして、ドイステープの本体はどこからドウ行けばいいのか?
と思ってると、何やら大量の靴が脱ぎ棄てられた場所がある。どうやらここから先は屋外ではあるけど
お堂ってことになるようで、土足厳禁みたいだ。イ課長も靴を脱ぐ。脱いだ自分の靴が盗まれるのを
心配する様子の人は誰もいないから、イ課長も心配するのはやめた。
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おっとーーー。さっそく出ました。
ドイステープといやぁ、お約束で出てくるのがこのピカピカ輝く黄金の仏塔。眩しすぎる。
全てのタイ人が「チェンマイに行ったら一度はお参りしたい」と思っている由緒ただしきドイステープに
ようやくイ課長も来たわけだ。長生きはするもんじゃのう。
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ここは何しろどこを見てもキラキラ・ピカピカの場所なんだけど、
登ってくるだけでだいぶ長くなったから、詳細なご紹介は次回だ(ヲマエなぁ~~また続き物かい)。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-13 00:04 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2017年 01月 10日

ドイステープ行き乗り合いソンテウ

さて、本日は純粋お気楽観光情報、ドイステープについて書こうじゃないの。

どんなガイドブックを見ても「ドイステープ見なきゃ、チェンマイ来た意味ねぇぜ」くらいの勢いで
書かれている。外国人旅行者にとって超定番観光スポットなのはもちろんだけど、タイ人にとっても
ここは「チェンマイに行ったらぜひ行きたい(お参りしたい)場所」という思いが強いらしい。
もちろんイ課長としても、ここは見るつもりだった。さぁ行くぞ。
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・・が、ドイステープってチェンマイ郊外の山の上にあるから行くのは簡単じゃないのだ。
徒歩は絶対ムリ。車で山道をかなり登ることになる。もちろん、そんな山の上まで行ってくれる
路線バスなんてないし(平地だってないが)、タクシーがイヤなら(イ課長はイヤだった)
タイ地方都市における「ミニ路線バス」、おなじみソンテウに乗って行かなければならない。

そこで本日はイ課長みたいな一人旅、あるいは少人数旅行者が「乗り合いソンテウでドイステープに
行く方法」というのを詳しくご紹介したい。何てお役立ち企画なのであろう。

とりあえずですね、乗り合いソンテウで安くドイステープに行きたい方はチェンマイ城壁の北門、
チャンプアック門に行きましょう。この辺にソンテウがタムロってて、それに乗って行くらしいと
いうくらいまではイ課長も事前に情報を収集してた。
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確かに赤いソンテウは何台も停まってるけど、ドレに乗ったらいいのか?
キョロキョロしながら道路反対の左側にある信号の根元に来たらそこにいたオッサン軍団が
「ヘイ、ドイステープ?」と声をかけてきた。
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ははぁ~・・ここが乗り合いソンテウの発着場というか、客の誘致ポイント&待機所なんだな。
こんな看板がちゃんと出てる。みなさん、チャンプアック門を出たら道路を渡って左側のカドです。
この看板があるはず。片道50バーツ往復で100バーツ。空港からのタクシー片道より大幅に安い。
距離は空港より長いはずだけど乗り合いなんだから、一人当たりが安いのは当然。
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このオッサンたちが交差点カドに陣取る「ドイステープ乗客誘致委員会」のメンメン。
ガイジン旅行者がキョロキョロしながらこのあたりを歩けば、必ず声をかけられると思うよ。
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看板によると客が10人たまったら出るようだけど、イ課長は3~4人目くらいだったかな?
15~20分くらいのうち二人連れが何組か来て10人確保、はい出発。クルマはこれね。
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トラック改造バスで密閉されてないから、信号待ちの時なんかはまわりの車の排気ガスも
入って来るし涼しくもない。まぁ市内を出るまではガマンだガマン。
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その代わり山道に入るとスゴいよ。ドライバーのおっちゃんがF1レースのようにトバす飛ばす(笑)。
山道でカーブも多いから荷台座席に乗ってる客もけっこうな遠心力を感じる。でも車は頑丈そうだし、
危険という感じはしなかった。コワいという点じゃ昔スペインのメリダからセビリヤまでバンで
戻った時の運転の方が遥かにコワかったよ。
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登り坂と急カーブが続くワインディングを、先行車をバカスカ抜かしながら疾走だぜ。
ドイステープまで登りきる間、追い抜いた車は数知れないが追い抜かれたことはほとんどない。
荒法師ナイジェル・マンセルみたいな(古すぎる)ドライバーだ。いいぞいいぞ。

で、ドイステープに着くと、たしか2時間の自由時間が与えられ、乗客はいったん解散する。
戻る時はまた同じナイジェル・マンセルのソンテウで帰るわけだ。駐車場は似たような
赤いソンテウだらけだから、間違えないように車のナンバーを覚えておきましょう。

で、再び同じメンバー(のはずが、帰りは二人増えてた)でチェンマイに帰るわけだ。
もちろん帰りも市内の渋滞に入るまでは爆走また爆走。いいぞいいぞガンガンいけ。
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で、チャプアック門のところまで戻ってきて、今度こそ本当に解散。めでたしめでたし。
せっかくだからチェンマイのナイジェル・マンセルのお姿を記念に撮らせていただいた。
走り慣れた道だけあって、アグレッシブな峠攻めだったぜ、おっちゃん。
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ドイステープに行く乗り合いソンテウ、ま、要するにこういう感じなのである(笑)。
チャンプアック門から山の上の駐車場まで・・片道40分くらいだったかなぁ?ソンテウ乗車中は
スリリングな激走カーレースが楽しめるし、各国の観光客と混載というのもなかなか楽しい。

ドイステープ行き乗り合いソンテウ、往復100バーツ/人。単独~少人数で安くドイステープ行くなら
これが断然お勧めなのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-01-10 00:59 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2017年 01月 08日

晴れ男 vs.雨のきわどい戦い

義母の葬儀の時、彼女の「晴れ女」としての能力が恐ろしく高かったという話が出た。
そこで自分の「晴れ男パワー」についてもちょっと考えた。

2015年のラオス・タイ旅行に行く前にこんな記事を書いた。
雨季の9月。東南アジア。土砂降りスコールに遭遇することはまず不可避。
この自然の摂理に対してイ課長の晴れ男ヂカラがどこまで抵抗できるか?

結果を一言でいうと「ヤラレた日もあるけど、きわどくカワシた日が多かった」って感じか。
晴れ男・イ課長、けっこう頑張ったのだ。

ヴィエンチャンでは到着翌日、さっそく早朝のスコールの洗礼をうけて雨宿り。
ルアンパバーンでは例のクアンシーの滝ツアーで土砂降りに遭遇したし、旅の前半ラオスでは
明らかに雨の方が優勢でイ課長劣勢。
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しかしタイに入って状況が変わってきた。チェンマイでは全然雨に降られなかったんだよね。
これは晴れ男ヂカラっていうより、タイ北部がこの時期そういう気候なのかもしれん。

雨との戦いがきわどいものになったのは最後に行ったバンコクだよ。
空港からホテルに行くまでは大丈夫だったけど、晩飯を食いに出ようとすると夜の雨。
でもまぁこの程度ならどうってことない。
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翌日は日帰りでサルまみれロップリーに遠出。幸い観光中は雨に降られることはなかった。
メシを食い、少し市街をぶらぶらし、バンコクに戻るロトゥーに乗っても雨が降る様子はない。
チェンマイ同様、大丈夫じゃん。

とーころがバンコクに戻る途中、空が暗くなって「あ、こりゃ来るな」と思ったら・・
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アッという間にこのアリサマ。いやー車ン中でよかった。外歩いてたらえらいことだった。
きわどいところでセーフ。
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南国のスコールだからそんなに長くは続かない。バンコクに戻ってきたらすっかり止んでた。
濡れずにホテルに帰ることができるってもんだ。ラッキー。
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ところがホテルから晩飯食いに出ようとするとまた夜の雨(笑)。
とはいっても昼間の観光中に降られないのは大助かりだ。どうせ近場に行くだけだから
ヘナチョコカッパ着てメシ食いに行ったよ。
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翌日、こんどはアーントーンという町に出かけた。午前中~昼にかけて雨の気配は全くなし。
というより、快晴すぎて暑くて死にそうだった。今日は大丈夫そうかな。
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とーころがまたまた帰りのロトゥーの中でドシャ降りに襲われた。
こりゃ明らかに幸運だよな。連日のようにスコールに遭遇してるけど、観光が終わったあと
車の中にいる時だから被害がなくて済んでる。
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この経験から言えるのは、雨季のタイでは午前中のスコールというのは少なそうってことだ。
午後の2時~4時くらいがヤバそうなんだよ。車中で降られたのは連日、そのくらいの時間帯だった。
行く場所にもよるだろうけど、雨季は観光活動をなるべく午前中~昼過ぎくらいまでに済ませて
「午後のスコールタイム」を車や電車の移動中にやり過ごせると助かる。

もっとも相手は天気だから、実際にはせいぜい「その確率が高まる」って程度でしかない。
この翌日、ワット・プラケオに行った日も早めに出て、午前中~昼に観光活動した。この時も
暑くてさぁ・・。で、スコールに備えて早めに帰路についてホテルで一休み。窓からのんびり
雨のバンコクを眺めようと思ってたら、なぜかこの日はスコール降らねぇでやんの。
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なんだよーこっちはせっかく早起きしてクソ暑い日盛りに観光して早めに帰ってきたんぞテメー。
そんで、冷房の効いたホテルから缶ビール片手にのんびり南国のスコールでも見ようと思ってたのに。
イ課長の努力にこたえてスコール降らせろ!天気ッ!!


 

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by tohoiwanya | 2017-01-08 00:18 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 12月 26日

プーシーの丘に登る

ルアンパバーンの話に戻る。
とっても良かった町・ルアンパバーンのネタはまだまだ残ってるんだよ。
ルアンパバーンの町の中心に「プーシーの丘」という小高い山がある。大した高さじゃないが。
それでもここは町じゃおそらく一番標高の高いところで、ここからの眺望はまことによろしい。
ルアンパバーンに来たらこの丘に登る人は多いだろうが、イ課長も登ったよ。
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登る方法は階段しかない。幸い足腰はまだ達者なイ課長にとっちゃどうってことないぜ。
足の心配より「ああ、ここ登るとまた汗ダクだ・・」ってことの方を考えてた。確か階段の
登り口でいくらか入場料を払ったはずだけど、いくらだかメモしとかなかった(バカ高くはない)。
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はーい着きました頂上です。展望台ってほどご立派なものはないけど、一応せまい平地になってて、
小さなお堂や祠があった。ここもまた何らかの宗教的意味がある場所なんだと思われる。
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ここからの眺めは本当にキレイで、多少は風も感じられるっていうのも嬉しい。いつまでも
ダラダラと景色を眺め続けていたくなる。下の写真が町の南東方向。この道路を二日後に
死の行軍で歩くことになるたぁ思わなかったぜ。例のコワい橋も見えるね。
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こっち側に来るとメコン川が見える。
夕陽が落ちる頃にここに来ると夕焼けがさぞかし美しいだろうけど、西の方向は曇り空。
しかしこうして見るとホントにラオスって山が多くて、日本と同じ山岳国だってことがわかる。
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カンボジアのプノン・バケンでどこまでも続く樹海の光景を見た時は感動したもんだった。
「人間なんかではなく、この密林こそが東南アジアの支配者なのだ」なんて思いにとらわれた。
しかしその一年後、ラオスで見る風景の印象はだいぶ違う。コンモリと緑に覆われた山々が
コンモリと連なってるあたり、なんか日本の山岳風景に似てるなぁ・・と思っちゃう。
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そのせいだろうけど、何となく風景もやわらかく、やさしい感じがする。
大自然があります。そこに人も住んでます。いろいろあるけど仲良くやってます、みたいな
のどかな共存感がある。これこそ「タマサート」というものなのだろうか。

西の空は曇ってるけど、こっちはまだ日がさしてる。ルアンパバーン空港も見えるよ。
この写真は「ここどこクイズ」に出したよね。すぐ当てられたけど(笑)。
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あー・・西の方はホントに曇って暗くなってきた。ひょっとすると雨が降るのかなぁ?
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しかし反対に目を転じれば山肌にあたる日射しはまだ明るい。小さく見える金色のお寺が
東南アジア旅情を感じさせるぜ。もしあの寺がなきゃ日本の風景に見える(笑)。
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うーん・・プーシーの丘はいいねー。ルアンパバーンに来たらここはお勧めポイントだよ。
景色を見る以外することがないだけに、ここに来ると日本にいる時の雑事から本当に切り離され
あらゆるシガラミを忘れ、「ああ東南アジアにいるんだなぁ・・」という旅情をしみじみと味わえる。
みんなでワイワイ行くより一人で来てしばし時を忘れ、日本にいる時の汚れた雑念邪想も忘れ、
のんびりしたラオスの時間に身を委ねることをお勧めしたいのである。

こうしてしばし思索にふけったあとの時間の過ごし方は人それぞれ。
イ課長の場合、前にも書いたようにヴィエンチャン空港で見かけた日本人女性旅行者とバッタリ会い、
階段で話しかけ、下山したあと一緒にビールを飲んでしばし歓談したわけだ。頂上では雑念邪想を
忘れてしばし清浄な気分に浸ったかと思ったら、階段降りる途中でたちまち女性をナンパ(笑)。
ま、イ課長の場合はこんなもんなのである。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-26 00:18 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 12月 23日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 41

今日はルアンパバーンのホテル評価を一つはさもう。ここには3泊したことになる。
 
Villa Meuang Lao

ヴィラ ムアン ラオ というホテル。
3泊で105ドルだったから、一泊35ドル。今なら4,000円くらいってとこか?
田舎町ではあっても観光客ひしめくルアンパバーンはホテル相場も決して安くない。
「マトモそうな安ホテル」だとこのくらいはするみたい。もちろん、もっと高いところは
ワンサとある。

立地・利便性★★★★☆
ルアンパバーンって小さな町だし、鉄道駅なんてものもないし、ほとんどのホテルは町の中心部から
徒歩圏だし、逆に空港からはどのホテルも同じくらい遠くて、タクシーかトゥクトゥク使用が前提。
要するに立地の良し悪しなんてホテルによって大きな差はないわけだけど、それでもこのホテルの
立地は観光には非常に便利だったと思うんだよ(下の写真は外観)。
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ワット・マイのすぐ裏手。名物の朝市のすぐ近く。もちろんメインストリートのシーサワンウォン通りも
近いわけだから、托鉢やナイトマーケットを見にいくのも非常に便利。川の方に出れば雑貨屋さんもあり、
例の野趣あふれる屋台街にも近い。差がつきづらい要素ではあるけど、十分★4つはあげられる。

部屋★★★★☆
部屋はまぁまぁ良かったと思う。この値段でこの部屋ならやっぱ★4つあげていいだろ。
そこそこ広かったし、エアコン付きだし、静かだったし、コレといった不満はなかった。
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バスルームはバスタブなしのシャワーのみ。まぁこれは予想されたことだ。
できればシャワールームの仕切りが欲しかったけど、これも大きな問題ではない。
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この部屋で特筆すべき設備を挙げるとすれば天井の羽根式扇風機だ。
昔の風呂屋の脱衣場によくあったけど、あんなヤワなもんじゃない。デカくてパワフルで、
しかも天井自体がそう高くないから扇風機の位置も低くて、風力を倍加させる。
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回すと部屋中のもの全てが風にあおられたよ。こんなスゴい天井扇風機初めて見た。
汗で濡れてハンガーにかけといたTシャツなんかも風のおかげでよく乾いたと思うけど、
部屋中強風が渦巻く状態というのも落ち着かなくて、結局あまり使わなかった(笑)。
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朝食★★★☆☆
チョイスの幅は狭くて、卵料理何かとパンとフルーツって感じだったと思う。
あとはコーヒーとジュース。ジュースは安物。でも何といってもまだ涼しい朝の日を浴びて
屋外のテーブルで食うというそのシチュエーションが素晴らしかった。気持ちよかったねー。
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従業員★☆☆☆☆
これだよ問題は。おおむねグッドなホテルなのにこの項目だけ★が一つなのは十分な理由がある。

ナイトマーケットをひやかして、ホテルに戻ってきた時のことだ。夜の8時半頃じゃなかったかな?
朝食用に置いてある外のテーブルに男性が一人座っていた。きっと外で涼んでるんだろう。
イ課長は中に入ってカギをもらおうとして扉を開けようとしたら・・ありゃ?開かない・・。

そこ閉まっててヒトがいないんですよ」と、その男性が日本語で言った。あら日本人なんだ。
彼も部屋に戻ろうとしてフロントに預けたカギを受け取れず、ずっと待ってんだと。

ヲイ冗談じゃねぇ。カギを預けたフロントが扉にカギかけてトンズラってどういうことだ。
これじゃ宿泊者は部屋に入れず、完全な閉め出しじゃねぇか。

隣のホテルに頼んで電話してもらったりして「閉め出された」ことを伝えようとしたけど
結局連絡とれず。えれぇ苦労したよこの時は。結局、40分後くらいにアルバイトらしい
フロント兄ちゃんが「メシ買いに行ってたんだよ」とか言って戻ってきた。ばっかやろう。

このホテルに泊る時はカギをホテルのフロントに預けず、自分で保管した方がいい。
アルバイトの兄ちゃんはいいかげんな野郎だ。このホテルの従業員全部がヒドいわけではなく、
空港までのトゥクトゥク手配なんかは(おそらく)オーナーがやってくれて問題なかった。
バイトのあの野郎だけが問題なんだよ。あいつさえいなきゃ気分のいいホテルだったのになぁ。

その日本人男性とは翌日も顔をあわせて「昨夜はひどい目に遭いましたね」と話をした。
Booking.comでこのホテルのレビューを見ると、イ課長と同じこと書いてる人がいるから
これはあの時のあの人に間違いない。お名前は聞かずにきたけど、イ課長と同じく熟年男性一人旅。
彼はイ課長より前に閉め出されてたわけだから外で待ってた時間もかなり長かったはずだ。
いやーあの時は大変でしたなぁ、お互い・・。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-23 00:01 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(2)
2016年 12月 21日

Tシャツから東南アジアの産業進化を考える

イ課長は東南アジアに行くとよく自分用にTシャツを買う。
これは土産物というより、旅行中に着るシャツという意味合いが強い。日本から大量の衣料を
持参するわけじゃないしと、わざボロを着てって現地で捨てちゃうなんてことも多いから
マトモなシャツを現地調達する必要があるのだ。

東南アジアでイ課長が好むTシャツが現地のビール銘柄であることもすでにおなじみ。
ベトナムでは333、カンボジアではアンコール・ビア、ラオスではビアラオ、タイに行きゃ
シンハーかチャンビア柄のTシャツを買う。
 
こうしてあちこちの国でTシャツ買ってると、国ごとの品質差がけっこうある。
イ課長の場合、特にサイズが問題だ。巨大ロボットだから買う時は必ず「XLある?」と聞き、
XLサイズを買うんだけど、ホテルにもどって試着してみるとまるっきり小さいことがある。
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以前サイゴンで買った333Tシャツも小さくてトホ妻にあげたけど、ルアンパバーンの
ナイトマーケットで2枚買ったビアラオ柄Tシャツのうちの1枚も小さかったねぇ。黒とブルー
2枚買ったけどブルーの方はXLどころかLより小さかったんじゃないか?
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ほら、Tシャツのスソがズボンのベルトあたり。つまりヘソのちょっと下くらいまでしかない。
全然XLじゃないじゃんよーーー。小さすぎるからこれも帰国後はトホ妻行き。それでも旅行中は
着るものがないからこういうチビTシャツも着ざるを得ないのである。ちょっと恥ずかしい。
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もう1枚の黒い方はタイで着たんだけど、1回着たら早くもソデの縫製がほころびてやんの。
まだ一度も洗濯してねぇのにコレかよヲイ。しょうもねぇTシャツだなー。
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その点、タイで買ったTシャツはいつもそこそこの品質は保ってる。
サイズもちゃんとXLにふさわしい大きさで洗濯もしてないのにホコロビるなんてこともない。
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このTシャツ品質差。一人当たりGDPの高い国、平たく言えば豊かな国ほど、売るTシャツの
品質も高いように思える(タイは相対的には豊か)。でも2014年にシェムリアップで買った
アンコール・ビア柄のTシャツはしっかりしてて2年たった今でも時々着る。カンボジアはタイより
かなり貧しいはずだが・・。
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この国による品質差。その国の産業化の度合いの差が反映されてるのかもしれん。
Tシャツみたいな縫製産業、あるいは靴の製造業みたいな、比較的ローテクで人による加工を
必要とする産業って人件費の安い国に集まる。

日本も明治~戦前までは繊維製品って輸出の花形だった。タイも昔はそうだったはずだ。
しかし今やタイはそこを通過してもっと工業化が進み、そういう産業はベトナムやカンボジア、
あるいはバングラデシュみたいな、さらに人件費の安い国にどんどん移動してる。
ただ、ラオスはまだそこまでの産業化にも至ってないって気がするんだよね。

まぁイ課長が東南アジアで買ったTシャツが全部「その国製」だという保証は全くない。
タイで買ったTシャツがカンボジアで縫製されたものだったなんて可能性は十分ある。
でも結局のところ「発注国側の要求品質レベル」が高いと、他国製でも縫製やサイズといった
品質管理がキチンとしてるということになる。東南アジア製日本ブランドも同じことだが。
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産業化の進展に比例して、いずれベトナムのTシャツ品質要求レベルも高まり、
サイズ管理もキチンとしたものになるかもしれん。カンボジアもそうなる可能性はある。

しかしラオスはどうかなぁ〜〜?
個人的な願望を率直に言えば、ラオスは産業化なんてしなくていいから、今のまま
素朴で静かであってほしいと思う。たとえTシャツが小さくてすぐホコロビても。
ま、こんなのは旅行者の勝手な思いで、ラオスだって今後徐々に産業化していくんだろうが。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-21 00:27 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 12月 19日

出家するということ

ロンドンからまた話は東南アジアに戻る。2015年の旅行ネタはまだまだ残ってるのだ。

ラオスもタイも仏教国だから町を歩いてるとお坊さんを見かけることは多い。
同じように坊主頭で、衣の色も似てる。パッと見ただけじゃどっちの国のお坊さんか区別がつかない。
だけど、両国のお坊さんにはビミョ~な違いがあるように思うんだよなぁ。
(下の写真、上段がラオスで後段がタイのお坊さん。僧衣の色も同じだ)
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どちらの国でもお坊さんをよく見かける理由は「数が多いから」に他ならない。理の当然。
それもそのはず、タイでもラオスでも「男は一度出家することがイイ」とされているらしい。

つまり普通の学生やサラリーマンでも一度は出家して僧籍に身を置き、また還俗するわけ。
出家期間はごく短くて、ひと月とか半月とかでも全然問題ないらしい。10月に亡くなった
タイのプミポン国王も出家経験がある。下がネットで拾った出家中のプミポン国王。この時は
15日間やったんだとか。国王が普通のお坊さんと同じように裸足で托鉢。立派な人だなぁ。
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仮にイ課長がラオス人もしくはタイ人で、一か月出家したとする。それはイ課長自身はもちろんだけど
特にオフクロに対する大変な功徳につながるらしい。そもそも女性は出家できないから、タイやラオスでは
「自分の息子が出家する」ことは女性にとってはアリガタイ宗教的栄誉と捉えられるようだ。

・・・と、この辺まではお坊さんが多い背景も、出家に対する考え方もタイとラオスとは似てる。
どっちの国も上座部仏教(俗にいう小乗仏教)だから、大乗仏教がキホンの日本とは若干違うのも
同じだ。でも両方の国を旅行したイ課長としてはさっき言ったように基本は似ててもビミョーに
違う部分があるようにも思うんだよね。特に思ったのは何かっつうと・・・

ラオスのお坊さんはやけにコドモが目立つ。タイのお坊さんの方が年齢イッてる。 ということだ。
どっちの国もお坊さんは多いが、その年齢層には差があるように見える。つうか、明らかに違うよ。
なぜラオスのお坊さんのコドモ比率が高いのか?イ課長なりに理由を考えてみた。
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こう言っちゃナンだが、タイに比べりゃラオスは圧倒的に貧しい。貧しい国の男の子が
「食うに困らない」ようになるためには出家するか、軍隊に入るのが早道なんじゃないか?

ラオスのコドモ修行僧たちはきっと「軍隊に入れる年齢にならない子供たちが出家した」って
ことじゃないの?僧になれば本人は食うに困らない上に、家族にとっても“口減らし”になるからね。
ラオスには失礼だがそんな想像をした。

しかし、調べてみるとちょいとばかり事情が違うらしい。

ラオスにコドモの出家僧が多い理由には多分に「学校がわり」っていう側面がありそうなんだよ。
むろんラオスにだって普通の学校はある。だが中には貧しくて学校行けない子もいる(と思う)。
そういう子が勉強したいと思った時、出家というのが有効な解決策になるみたいなんだよね。
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ラオスで男の子が出家すると、修行のかたわら一種の仏教学校みたいなところに入れるらしい。
そこではホトケの教えも学ぶけど、それ以外の国語やら歴史やら外国語やらの“普通の教科”も
勉強できるんだと。出家すればタダ(かどうかは未確認だが)で学校に行けて衣食住も保証される。
となれば、貧しい家の男の子(およびそういう子を持つ貧しい親)は「よし、出家だ」ってなるよねぇ。
ある意味、国の義務教育の一部をお寺が担ってるような形。

イ課長はターゲットにならなかったけど、ルアンパバーンじゃ外国人観光客が若いお坊さんの
英語の練習相手としてよく話しかけられるらしい。こういうところからもラオスの少年修行僧たちは
海外への興味や向学心が強い青年たちであることが伺える。
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そう考えるとタイのお坊さんの年齢がイッてる理由もなんとなく想像がついてくる。
タイにもおそらく仏教学校のようなものはあるんだろうし、そこで学ぶ子供もそれなりにいるはずだ。
でも、普通の小学校・中学校に通うコドモの方が圧倒的に多いのは間違いないはずで、さっき言ったように
男性が短期出家するとしても青年期以降が多いんだと思う(プミポン国王が短期出家したのも
30歳の時だったらしい)。必然的にお坊さんの年齢も高めになるはずだ。

タイでは「コドモの僧」を見かけることは少なく、逆にラオスではやたらに見る。
「なんでこんな差があるんだろ?」と思ってたんだけど、いろいろ調べてみるとどうやら
そういうことじゃないかと思われるのである。もし間違ってたらゴメンネ(ヲイ!)。


 
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by tohoiwanya | 2016-12-19 00:29 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 12月 14日

モン族の民芸品マーケット

前回、カヤン族の話を書いたけど、タイ・ラオス・ミャンマーあたりの国境が近接する山岳地帯には
他にもいろんな少数民族が住んでる。むかし「黄金の三角地帯」なんて言われたあたりだよね。
実際、チェンマイ発のオプショナルツアーには首長族だけじゃなく、いろんな少数民族の村の
見学ツアーがあったよ。

首長族見学は見送ったイ課長だが、タイ北部の少数山岳民族に対する関心は少しばかりある。
そこで行ってみることにしたのが「モン族のマーケット」なのである。チェンマイ市内には
モン族の民芸品を売る店が集まった一角があるらしい。そこなら抵抗感なく気楽に見に行ける。

モン族っていうのもタイ北部山岳地帯の少数民族の一つ。
クリント・イーストウッド最後の監督&主演作「グラン・トリノ」という映画にも出てくる。
ミャンマー、タイ、ベトナムあたりの北部山岳地帯にいる一族らしい。

写真を見ると、とにかくすごくキレイな刺繍をほどこした民族衣装を着てる。おそらく
「モン族のマーケット」でもそういう刺繍の民芸品がいっぱい売られてるんだろう。

モン族のマーケットはチェンマイの中心的市場であるワロロット市場の近くの、わかりづらい
場所にヒソッとある。地図で場所を特定するのはちょっと苦労した。

行ってみると・・・う・・これがそう?
小さな広場にテントの民芸品屋さんが密集して出店してるっていう感じのマーケットだが、
もう開店してんの?それとも準備中?なんかこう・・くたびれた生活感が漂ってる感じだねぇ。
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商品はまるで問屋のようにたくさん積み重ねて売られてる。やっぱり刺繍ものが多いようだ。
しかしやけにお客は少なく、店番らしい人もあまりいない。
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こっちじゃ店番のおばさんが寝とる(笑)。
ルアンパバーンのナイトマーケットみたいな感じを想像してきたんだけど、漂う雰囲気は
あれよりもかなり淀んだ感じだ。「ほら安いよ」的な呼び込みも、挨拶もゼロ。
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こういうムードだと、何となくこっちも積極的に買い物しようって気になりづらい。
夜だともう少し活気が出てくるんだろうか?商品の堆積量だけはすごいけど・・・。
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ははー・・こっちじゃ道ばたでおばさんたちが刺繍してる。
ってことは、彼女たちもモン族であり、ここで売られてるものは彼女たちの手づくり刺繍の
民芸品なんだろうなぁ。だとしたら安くはないはずだが、いくらくらいなんだろう?
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商品に値札がついてないってことは東南アジアじゃ珍しくないけど、このモン族のマーケットは
コッチ側から気軽に「これいくら?」って声かけづらいんだよ、何となく。商品自体は
非常に凝った刺繍がほどこされた、見事なものに見えるんだが。
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で、結局イ課長はこのマーケットでは何も買わずに帰ってきたのである。
ルアンパバーンのナイトマーケットで感じたひそやかな優しさみたいな心地良さは正直、ない。
なんかこう・・・このマーケットには「利権ビジネス」的な、ある種ダークな部分が潜んでいるような
感じがした。ここもまたタイの観光業者がからんでるのかなぁ?どうもモヤモヤが残る。

カヤン族とか、モン族とか、初めてきたチェンマイで北部山岳民族にちょっと接してみたいという
気持ちはあったんだけど、その思いは結局モヤモヤしたまま終わってしまった。タイにおける
少数民族の立場ってどんなんだ?と思って図書館も探したけど、そういう本って少ないんだよねぇ。

・・だから未だにモヤモヤしたままなのである、イ課長は。
前回記事や今回の書きぶりにも何となくモヤモヤした感じが残って、サッパリした読後感とは
ほど遠いかもしれぬ。まことに相すまぬ。


 

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by tohoiwanya | 2016-12-14 00:09 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)
2016年 12月 12日

カヤン族について

カヤン族という少数民族の名前を聞いたことがある方はいるだろうか?
イ課長全然知らなかった。では「カレン族」という名称だと?

イ課長は後者の方は聞いたことはあるような気はするけど、「気がする」程度だから
結局わからない。この名称からどういう少数民族なのか説明しろって言われてもムリだ。
しかし、この写真を見れば「あ!!これ!!」とほとんどの人が思うんじゃなかろうか。
(写真はWikipediaから拝借)


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女性が首に真鍮のワッカを付て首を長くする不思議な風習の写真を見た人は多いはずだ。
この風習を持つ、俗に「首長族」といわれるのがカヤン族なのである。その出自は
よくわかってなくて、カレン族の支族という見方もあるようだ。だからモノによっては
首長族=カレン族と書いたものもある。

この首長族の方々、元々ミャンマー・タイ国境の山岳地帯に住んでた人たちで、本来は
「タイ人」というより「ミャンマー人」というべき人たちらしい。しかしミャンマーでは
カレン族(カヤンじゃないよ)による反政府闘争っていうのがあって、それと同一視された
カヤン族の人たちは政府に弾圧され、難民みたいな形でタイに逃げ込んだらしい。
(この辺の記述には不正確な部分があるかもしれない)

だからタイ北部にはミャンマーから来たカヤン族がいる。(おそらく)難民として。
そういう難民の生活を一種の「民俗村」として観光化し、土産物とかを売って生活の糧に
している施設がチェンマイ近郊にあるということを知った。
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最初はぜひそこに行きたいと思っていた。
子供の頃に本で見た首長族。その実物。この目でぜひ見たい。単純にそう思った。
現地オプショナルツアーにも「首長族の村見学ツアー」みたいなのはけっこうある。
そういうのに参加すればいいわけだ。

しかし、その民俗村のことをいろいろ調べるにつれて迷いが出て来た。

そういう民俗村って、彼らが元々住んでた村ってわけじゃなく、タイの観光業者が建設し、
そこにカヤン族を住まわせて運営してるらしいんだよね。入場料も安くはないようだ。
(たぶん)難民で、タイで職を得るのも(たぶん)難しい彼らに(そしてタイの観光業者に)とって
観光客が落とすお金が貴重な収入なんだから当然といえば当然だが。

民俗村では彼らは刺繍とか織物とかの民芸品を売ってるらしい。
しかしソコに来た観光客の最大の目的は首に真鍮の輪を付けた首長族の女性の写真を
撮ることなわけで、いわば「撮影料」として民芸品を買って行く。女性たちは観光客の
カメラに向かって、ちゃんとカメラ目線で写真に収まる毎日・・・。

これではまるで人間動物園ではないか!という批判が当然出てくる。
そう言われると返す言葉もない。イ課長だってもし民族村に行けば首長族の女性の写真を
撮りたいわけで、自分が人間動物園を鑑賞するだけのロクでもない観光客に思えてくる。

一方で、だからこそ民俗村でお金を使うことが彼らの生活の足しになるじゃん?という
思いもあった。安くない入場料を払い、民芸品を買ってあげれば難民として苦しい立場にある
彼らの生活をサポートすることになるのでは?

これは難しい選択だった。
迷いに迷った挙げ句、結局「首長族の村見学ツアー」に参加するのは見送ったんだよね。
その決定が良かったのか、悪かったのかは未だにわからない。
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ちなみに、あの首長族の女性だが、ああいう奇妙な姿にしてる理由は諸説ある。
①昔、女性がトラに首を噛まれて殺されたから首の保護のために真鍮の輪をつけてる説。
②性欲タギッた他の部族の男たちに襲われても、あの奇妙な姿で相手はビビる。
 結果的にカヤン族としての“純血性”が保たれる説。
③純粋に、ああいう首の長い姿が美しいという審美眼を持ってるから説。

どれが本当かはこれまたわからない。カヤン族の若い女性には輪をつけない人もいるとか。

ちなみに(その2)、俗に「首長族」っていうけど、正確にはロクロ首的に「首が伸びた」っていうより
真鍮の輪っかの重みで鎖骨や胸骨が極端に押し下げられ、逆にアゴは持ち上げられ、そういう状態が
長く続いてああいう姿になるらしい。だからあの輪っかをはずせば肩が徐々に上がってきて
フツーの体型に戻るんだとか。はずしたがらない女性も多いらしいが。

もしイ課長が再度チェンマイに行くことがあれば、今度こそ迷うだろう。
市内のお寺やドイ・ステープは今回見た。もし再びチェンマイに行けば、今度こそ首長族の村を
見たいという気持ちが湧くだろう。果たして自分は人間動物園という批判もあるそこに行くのか?

今のところ自分でもわからないのである。
(本日の記事、冒頭のWikipediaの写真以外は首長族の写真がないわけなので、内容に関係ない
 チェンマイ・ネコ写真でご勘弁を)


 

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by tohoiwanya | 2016-12-12 00:10 | 2015.09 東南アジア旅行 | Comments(4)