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2017年 04月 28日

コッツウォルズ地方をめぐる【総括編】

トホ妻の話によると、英国のコッツウォルズ地方とか湖水地方って、もうだいぶ前に
女性誌等でだいぶもてはやされたらしいね。湖水地方っつうたらピーターラビット
ゆかりの地でもある。その影響でツアーに参加する人も(特に女性には)多いのかも。

でも実際に一日バスに揺られてコッツウォルズ地方の美しき村や町をあちこち回ってると、
ツアーの内情みたいなものが多少わかってくる。要するに「ああ、そういうことなんだな」と
察しがつく部分があるんだよ。

本日はその辺について整理してみたい。
いわばコッツウォルズ・ツアーに参加してみての所感というか、考察とでもいうか。
これからコッツウォルズに行こうと思っている方の参考になるかもしれない。
どんな考察かって?たとえばだよ?

①なぜこの4つが訪問地になったの?
まず素朴な疑問はコレだよね。何でこの4つが?
キレイだから、有名だから、その他理由はいろいろあるだろう。しかし実際参加してみると
この4つの村が選ばれた決定的理由がわかってくる。それは何かというとズバリ、
大型バスが停められる場所があるということだ。
 
なにせバスの数は1台や2台じゃないからね。日本人向けツアーだけでも毎日複数あるし、
他国の観光客もバスを使う。駐車場のない村じゃムリなんだよ。逆に広い駐車場がある村には
各国の観光客を乗せた大型バスがすげーたくさん集中する。
(下の写真はボートン・オン・ザ・ウォーターの駐車場。ここが一番広かったと思う)
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レンタカーとかで行くならまた話は変わってくるだろうけど、それでもバイブリーみたいな
有名どころは路上駐車の車だらけ(笑)。なんだかなーーー。
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コッツウォルズツアーの行き先は「その村がキレイかどうか」と同じくらい「その村に
ツアーバスが停められるかどうか」が重要な判断要素。これはまず間違いない。

②じゃ、実はほかにもキレイな村があるの?
4か所しか行ってないわけだから印象で答えるしかないけど、たぶんあると思う。
バスで走ってるとわかるんだよ。車窓から外を見てるとライムストーンの屋根が連なった、
こじんまりしてキレイそうな、小さな村って感じの場所を何度か見かける。

そういうの見るたびに「ああいう村、どんな感じなんだろ?」と思うわけなんだけど、
バスは通り過ぎてしまうので確認することはできない。しかし今にして思えば、それがどんなに
美しい村であっても、バスが停められなきゃ素通りするしかない。
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③他のツアーも全部同じ町に行くの?

これは確認してないのでわからないけど、おそらくどんなツアーでもバイブリーは必ず行くはずだ。
あそこは確かに観光客がイメージするコッツウォルズそのものって感じの田園の村で美しいし、
何といってもバスが停められるからね。一方、ボートン・オン・ザ・ウォーターは大きい町で
飲食店も多いから、昼飯どきはあの町で長めの自由時間をとるツアーが多いはず。
(下の写真はイ課長たちが簡易メシを買ったパン屋)
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④結論として行く価値はある?
「英国の田園」「ライムストーンの家」といったものに対する好み&思い入れの問題もあるから
一概にはナンとも言えないが、イ課長は4つめのブロードウェーではちょっと疲れた(笑)。

それを見透かしたように、最後にロンドンに戻るバスの中でガイドさん(現地の日本人女性)が
こう言った。「みなさんいかがでしたか?疲れましたかー?飽きましたかー?

個人的には、訪問地はバイブリー+2か所でもいいんじゃないかと思う。朝8時半にビクトリア駅に
集合して、同じビクトリア駅に戻ってきたのが・・6時頃だったかな?(よく覚えてないスマヌ)
バスや車にゆられ続ける一日ツアーってやっぱ疲れるよね。もう少し早く帰れると嬉しい。
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帰路、また地下鉄サークル線が止まってやがったので、すげー遠回りのハマースミス駅経由で
パディントン駅まで戻り、メシを食い、ホテルに戻った時は正直クタクタでござんしたよ、ええ。
例によって先を争うように寝床に入った我々でござんしたよ。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-28 00:31 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(6)
2017年 04月 26日

コッツウォルズ地方をめぐる【ブロードウェー編】

最後の村はブロードウェーというところです。N.Y.の劇場街とは関係ありません。
その名の通り、広々した道路+歩道がだぁーーんとあるきれいな町だった。
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しかしイ課長も今日一日だけでキレイな町だの村だの田園だの、散々見てきたからね。
目が慣れてきて、このくらいのキレイさなら驚かなくなる(笑)。

この町にもライムストーンの家はある。でも鬱蒼たる緑に包まれたバイブリーと違って、
建てられた年代もやや新しそうでモダンに見える。その分「おとぎ話のような」的雰囲気は
やや希薄になって、現実にヒトが住んでる家って感じだ。
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この町でも自由時間は40分くらいじゃなかったかな?
まぁブラブラと散歩しましょう。暑い日ではなかったけど、トホ妻はこの町でアイスクリーム購入。
このアイス売りのお姉さん、かわいいね。
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トホ妻がベンチに座ってアイスを食ってるワキで、しばらくイ課長も休んだ。さすがに疲れたぜ。
向こうでも地元の子供たちがアイス食ってる。のどかだなぁ。この写真は前に載せたよね。
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アイス食ったあとはまた散歩。このツアーでは到着地ですることは散歩以外はあまりない(笑)。
今日一日ですっかり見慣れたライムストーンの蜂蜜色の屋根と石壁の家が多いのはもちろんだけど、
こんな異彩を放つ家もある。これは・・・藁葺き屋根か?壁はコゲ茶のレンガかな?
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ほぉ、こんな渡り廊下もあるよ。路地の上の渡り廊下ってなんかヨーロッパっぽくて好きな風景だ。
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そんなことをしてるうちにそろそろ集合時間。
他の町では駐車してあるバスに戻ればよかったけど、この町では指定されたパブの前の歩道で
待ってるとバスが来るという方式。「馬と猟犬」なんてパブの看板はいかにも英国らしい。
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うわ、看板じゃなく本物の馬もいるじゃねぇか。
バイブリーに比べるとずいぶん町らしい町だと思ったけど、こうして見るとやっぱ田舎だねー。
牧場というほどじゃないけど、馬が何匹か飼育されている原っぱらしい。
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やがてバスが来てゾロゾロと乗り込み、一路ロンドンに戻ったわけでありました。
途中ドッシャーと雨が降って、こりゃヤバいと思ったけど幸いロンドンは降ってなかった。
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こうしてロンドン発・コッツウォルズの村をめぐる一日バスツアーは終了したわけでありました。
最後はちと疲れた(笑)。
しかしコッツウォルズ編はこれで終わらない。このツアーに参加してイ課長なりにいろいろと
考えるブブンも多かったので、次回「総括編」を締めくくりとしたいのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-26 00:21 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(4)
2017年 04月 24日

コッツウォルズ地方をめぐる【ボートン・オン・ザ・ウォーター編】

さぁまたコッツウォルズめぐりに戻るぞ。
3番目はボートン・オン・ザ・ウォーターだ(長いので以下BoWと略す)。

ここは「コッツウォルズのベニス」と言われる町だそうで、地名に「ウォーター」って
ついていることから考えても、何やら水に縁の深い町なんだろうってことは想像できた。
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ここは昼食タイムを含めて1時間半くらい自由時間があったと思う。
この日は日曜だったから、ガイドさんはパブでサンデー・ローストを食べてはいかが?とか
いろいろ教えてはくれたんだけど、イ課長とトホ妻は前にご紹介したように屋外で簡易メシ。
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とにかくねぇ、ここはこの川べりの芝生の公園がとても気持ちのいいところなんだよ。
店ン中で注文が出来るのを待って時間を使うのはもったいない。せっかくだからこの
気持ちのいい川べり公園で地元の人たちに混じってピクニックランチしようじゃないの。
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平日だとまただいぶ雰囲気が違うのかもしれないけど、天気のいい日曜の昼過ぎだから
ほんとにたくさんの人たちが芝生でくつろいでる。BoWに住んでる人たちはみーんな
キレイなこの町が好きなんだろうなー。
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川っぺりでメシ食っただけじゃなく、もちろん町も散策してみた。ほんと、きれいな町だよ。
バイブリーは美しき田園そのものだったけど、実際に住むとなるとBoWくらいの賑やかさが
あった方が住みやすいかもね。
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塀も壁も屋根もぜんぶ石造り。さらに外壁には何かの植物を這わせてる家がすごく多い。
英国人のガーデニング執念。
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BoWでもう一つ驚かされたのは何だか知らない革ジャンバイク軍団がそこらじゅうブイブイ
走り回ってたことだ。コッツウォルズになぜヘルズ・エンジェルスみたいな連中が・・・
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ただの集団ツーリング?マッチョなバイク野郎も英国の美しき田園風景が見たいのか?
とにかくすごい台数だったよ。バイク野郎どもの大集会でもあったんだろうか。
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美しき水辺の公園でメシを食い、のどかな街並みを眺め、暴走ヘルズ・エンジェルス?たちの
爆音に見送られつつ、我々はBoWを後にしたわけでありました。さぁ次の訪問地が最後だぞ。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-24 00:14 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 04月 19日

コッツウォルズ地方をめぐる【バイブリー編】

第二の目的地、バイブリーに向けてバスは走る。
このバイブリーという村の説明で枕詞のように使われるのが
あのウィリアム・モリスが『イギリスで最も美しい村』と評した」というエピソード。
どんだけ美しいっていうの?

先に結論を書いちゃうけど、バイブリーは確かに非常に美しいところなんだよ。
美しき英国の緑の田園の中を川が流れ、古い石の橋がかかり、向こうにはライムストーンの古い民家。
「コッツウォルズの村」と聞いてイメージする風景そのものという感じの村じゃないかと思うのだ。
本日のツアーで周る4つの村の中でも白眉と言っていい。
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イ課長の乏しい語彙力では「美しい」「田園」「ライムストーンの家」といったコッツウォルズに
付き物の言葉以外で説明するのが難しいので、とにかく写真をご覧いただこう。

ほーら・・。
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ほーら、美しいでしょう?なんといっても白鳥がいるってところがズルい。
ヤバいくらい風景が美しかった町・ブリュージュでも白鳥を見たことを卒然と思い出した。
恐るべし“白鳥効果”。こいつのおかげで心理的には美しさ3割増し。
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川の水がまたやけに澄んでるんだコレが。
こんどはジョン・エヴァレット・ミレーの「オフェーリア」って有名な絵を卒然と思い出した。
イギリスの田舎の川ってほんとにあの絵みたいだなー。
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ツアーの白眉・バイブリーの中でも誰もが必ず行く場所がこのアーリントン・ロウ。
コッツウォルズっていうと取り上げられる風景みたいだね。映画のロケにも使われるらしい。
しかもちょっと調べてみたら驚いたことに、このアーリントン・ロウは英国のパスポートカバーの内側の
図柄になってるんだと。英国政府もココが「美しき英国の田園」を代表すると思ってるのか。
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このあたりの家は建てられた年代も古そうで、けっこう屋根が低いところまでセリ出してる。
だから石で葺いた屋根というを身近から見られる。ふーむ、こういう感じなんだ。
石を薄く割って、それを瓦代わりにしてるって感じに見える。これなら屋根の重みを
あまり心配する必要もないのかな?(ま、どうせこの辺に地震なんてないだろうが)
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このバイブリーには民家風の立派なホテルもある(写真はない)。
天皇陛下が訪英した時に泊まったホテルっていうから、こんな田舎でもすげー高いんだろうな。
イ課長も金があり余ってたらそんなホテルで散歩と読書だけで過ごしてみたいぜ。ムリだが。

と、まぁこんな具合で、この村で目にする光景は何もかも美しいんだよ。
コッツウォルズの中でも随一の人気を誇るのも当然。しかしそれだけ人気があるところだけに
観光客の数はスゴいよ。観光客を除外したアングルで蜂蜜色の古い民家を撮ることは不可能に近い。
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美しすぎる風景であるがゆえに、美しさを阻害するモノが集まってしまうという皮肉。
そういうイ課長たちだって阻害ブツなわけだが。まぁ人気観光地だからなぁ・・。
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とはいえ、この美しすぎるバイブリー滞在時間もやっぱ40分程度だったはずで、我々はまた
バスで次に移動しなければならない。次に行く町でランチタイムなのである。あー腹減った。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-19 00:26 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(0)
2017年 04月 17日

コッツウォルズ地方をめぐる【バーフォード編】

最初の降車地バーフォードに着いたのは10時か10時半くらいだったと思う。
ここでツアー参加者はバスを降りてしばし自由散策。散策時間が40分くらいあったかな?
1時間よりは短かったはず。この辺、ウロ覚えで申し訳ない。

ここは田園の村っつうより、“町”くらいの規模はあるところのようだ。
真ん中に幹線道路が通ってて、交通量も多い。気をつけて横断しないと車にひかれる。
のどかな散策という感じじゃないけど、何とか道路を横断して向こう側にいってみた。
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おおっ、幹線道路から細道に入ると急にムードある風景に。
古びた家が連なる静かな道。いかにも英国の美しき田舎という感じになってくる。
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さらに細道を進む。うーむ・・・なんか美しくなってきたねぇ。
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ライムストーンで作られた家ってたぶんこういう感じなんだ。確かに色がかすかに蜂蜜色。
石造りだからおそらく断熱性が高くて冬は暖かいんだろうけど、夏は暑いんじゃないか?
もっともこの辺なら夏はそんなに暑くないようにも見えるが。
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うーん・・こういう風景は確かにキレイだ。自然そのままの水路じゃなく、周囲の緑は
キッチリ手入れされてる。英国人のガーデニング執念。
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この町で忘れられないのは名も知らぬ教会に行ったことだ。
中には入れないようだったので、何となくグルッと外側を歩いて教会の裏の方に行ってみた。

そこには墓地があった。
緑に覆われたこの墓地は静かで、素晴らしい雰囲気だったね。おそらく墓参りに来る人も
ほとんどいないような古い墓地だろうけど、こういう所に葬られるのっていいなーー。
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緑に覆われた墓地でしばし静寂なひととき。
しかし表通りに出ると相変わらず車だらけの幹線道路。たちまちムードが壊れちまうじゃねぇか。
まったくもーー。
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この道路沿いには骨董屋なんかが多いらしい。あんまりよく見てこなかったが(笑)。
トホ妻はこの町でお土産物用布バッグを何枚か買ったけど、例によって買い物に対する
情熱が乏しいイ課長は何も買わず。
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・・・てな感じでバーフォード散策の約40分(もっと長かったかなぁ?)は過ぎていったので
ありました。何せ移動を含めて一日で4つ回るから、一つトコロにそう長くはいられない。
ふたたびバスで次の目的地・バイブリーに向かう我々なのでありました。
なかなか忙しいんだよ、このツアーは。 

 
 

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by tohoiwanya | 2017-04-17 00:21 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 04月 14日

コッツウォルズ地方をめぐる【序章】

さて、東南アジアネタは書き終えたから腰を据えて英国ネタ。
ロンドン到着翌日に行ったコッツウォルズの村をめぐる一日ツアーの話。

コッツウォルズの村って言われて、すぐに「おお、いいねー」とわかる人ってどのくらいいるんだろう?
ちなみに、イ課長はコッツウォルズがどういうトコかなんて当初は全然知らなかった。

コッツウォルズ地方の村には何かスゴい観光物件なんてものは全然ない。
英国の美しき田舎の、田園の、のどかな村々を見ること自体がツアーの目的なわけで、行きたいと
希望したのは“廃墟系”と並んで“民家系”大好きなトホ妻。銀婚ツアーである以上、トホ妻の希望は
優先されるのである。

「キレイな田舎を見るツアー」と言ってしまえばそれまでだけど、やっぱちょっと違うんだよね。
そもそも英国人が考える「田舎生活」自体が日本人のソレとはだいぶ違うと思われる。
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日本でも大都会での仕事を辞めて田舎に移り住む人はいるけど、割と若い人が多いんじゃない?
田舎が年寄りばっかりになったから、ぜひ若い人にわが町に定住してもらいたい的なキャンペーンを
やってる自治体もけっこうあったはず。

英国の場合、都会の仕事で成功し、引退し、コッツウォルズみたいな美しい田舎に移り住み、
悠々自適の生活を田舎で送るっていうのが大ステイタスみたいなんだよね。都会から田舎に
移住するのは同じでも英国のソレは裕福なリタイア層、つまり「もうやることがない人たち」の
やることみたいで、そういう人たちが田舎で何やるかっつうたら、ガーデニングなわけですよダンナ。
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コッツウォルズにはそういう「英国人憧れのリタイア後田園生活」の象徴といえるかもしれない。
この地方は美しい田園に加えて家も特徴的で、ライムストーンと呼ばれるちょっと黄色い石で
壁はもちろん屋根まで葺いてる。石葺きの屋根なのだ(下の写真は変な物体が写ってるが)。
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「美しき英国の田園と蜂蜜色の石で作られた家々」
コッツウォルズ地方のPRっつうと大体こんな感じのコピーが使われる。
ロンドン発、コッツウォルズを回るオプショナルツアーに参加する観光客も多い。

ツアー当日、ビクトリア駅の待ち合わせ場所に集まった日本人は十数人いたかな。さすがの人気。
日曜だったせいか、現地在住の日本人家族らしき人もけっこういたね。
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出欠を確認してビクトリア駅のとなりにあるバスターミナルにぞろぞろ移動。
ここからバスに乗るのである。
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このバスツアーが回るコッツウォルズの村は以下の通り。行く順番もちゃんと決まっている。
①バーフォード(どんなところがよく知らない)
②バイブリー(かのウィリアム・モリスが『英国で最も美しい村』と評したトコらしい)
③ボートン・オン・ザ・ウォーター(その名の通り川辺の村らしい)
④ブロードウェー(NYの方は知ってるが英国のブロードウェーとなるとトンと・・)

この四つがこの順番で選ばれた理由は行く前はわからなかった。
しかし今となってはその理由をイ課長は十分推測できるわけだが、まぁオイオイ書いて行こう。
え?ぜんぶBで始まる地名を選んだんだろうって?いやそうじゃないだろーー(笑)。
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リタイア英国人憧れの田園生活の象徴、美しきコッツウォルズ地方をめざしてバスは走る。
とりあえず次回更新は①のバイブリーから始める予定なのである。


 

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by tohoiwanya | 2017-04-14 00:15 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 24日

ロンドン・簡易メシ写真集

あーーーーーもううんざりだぜ今年の仕事には。早く定年になりてぇーーー。

失礼しました。つい率直な心の声が出てしまいました。
何せ仕事嫌いで有名なイ課長なもんで、年度末は毎年精神不安定になりがちなんだけど、
今年はことのほかその傾向が強くて・・はぁはぁ。

前回の続きみたいな話を書こう。
とにかくロンドン滞在中はスケジュールが盛りだくさんだったし、ホテルは朝食なしプランだったし、
晩飯時はシアター系娯楽ってこともあって、旅行中ゆっくり優雅にメシ食う機会は少なかった。

劇場がハネたあとに夜遅くまでやってるレストラン探すのも面倒だし、疲れてるし・・・というわけで
そこらの店で簡易メシを買って駅とか、ホテルの部屋で食うことが多かったんだよね。

だいたいトホ妻は女性には珍しくメシを食うことにさほど執着しないタイプで、一方イ課長は
メシを食うことにあまりおカネをかけないタイプだから、お互い簡易メシでも特に文句がなくて、
「せっかくロンドン来たのにこんなメシぃ?」っていう抵抗感がないのである。
大体、ロンドンにはがんばって食いたいような美味しいものないしねぇ・・。

本日はそんなロンドンの簡易なメシをご紹介しよう。あー貧乏くさい記事だこと。

【朝食編】
ロンドンから日帰り旅行で朝の列車に乗る時は、出発駅の売店で朝メシ調達ということになる
こないだもご紹介したようにレーズンロール+コーヒーというのがイ課長の標準的簡易朝食で、
これはウォータールー駅で食ったやつ。
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こっちはピーターバラに行った水曜日、キングス・クロス駅の売店で買ったパンだ。
この時はレーズンロールじゃなく、ハムをはさんだマフィンみたいなものにしたんだね。
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と思ったら金曜日の朝メシはまたレーズンロールかよ。よっぽど好きなんだな。
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こういうもの買って、どこかのベンチで身をかがめてもしょもしょ食ってコーヒー飲むというのが
ロンドン滞在中の、我々夫婦の標準的な朝食スタイルだったのである。なんて優雅なんだ(笑)。

【昼食編】
昼メシがまたけっこうひどい。というより食べないことが多かった。
二人の空腹サイクルが異なるから(イ課長の方がサイクルは早い)、たとえばカンタベリーとか
プールとかの地方都市に行ってもそこで何か落ち着いて食うってことがなかったんだよね。
結果的にイ課長としては空腹状態のまま旅をするということが多くなったわけだが。

コッツウォルズの村周遊ツアーに参加した時は、ある村で各自自由にランチタイム。
ガイドさんは「こういうパブがある」とか「あのレストランが有名」とか事前に教えてくれたけど
結局我々が選んだのはそこらのパン屋で簡易メシを買うこと。またかよ。
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でもこの時は地元の人たちもたくさん芝生の上でピクニックしてたし、店の中で食うより
外で食う方が爽快だった。いずれ詳しくご紹介するけど、この芝生ランチをしたのは
ボートン・オン・ザ・ウォーターという村(町?)だったのである。

【夕食編】
疲れ切って戻ってきて、いまさらレストランに時間をかける気にもなれず、簡易メシを買って
ホテルで食うってことが三晩くらいはあったような気がする。もっと多かったかもしれん。
そんなモンの写真撮ってどうすんだろうと自分でも思ったけど、ちゃんと使えるんだなぁ(笑)。

簡易メシの基本はこんな感じの三角サンド。欧州どこの国行ってもこういう感じのサンドイッチは
スーパーにいっぱい並んでるよね。もちろんイ課長の場合、これに大量の缶ビールがつくわけで
ビールと簡易メシがあれば基本的に文句はないのだ(右がイ課長、左がトホ妻用)。
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ストーンヘンジのツアー行った日は夜ロイヤル・フェスティバルホールでコンサートだから
帰りが夜遅くなるのは確実。そこでホテル休憩に戻る途中、夜食用の簡易メシを仕入れておくことにした。
三角サンドイッチよりはもう少しボリュームのあるサンドイッチだけど、そんなに大差ないわな。
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別にロンドンで食ったメシが全てこういう簡易メシだったわけではない。
ちゃんとナイフとフォークを使うメシも食ったけど、その特集は年度末を乗り切ってからに
したいと思うのである・・。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-24 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)
2017年 03月 21日

旅の疲労について考える

年度末、もうイ課長は仕事でクタクタざます。
パソコン画面みすぎて最近は目がチカチカし始める始末。3連休はしっかり休みたかったけど
もちろん休日出勤+自宅仕事に明け暮れなければならない。もう疲れたっす。
だもんで本日は疲労をテーマに書くのである。

2月末から書き続けてきた一連の英国ネタ。
ビクトリア駅からカンタベリー行って大聖堂や聖オーガスティン修道院廃墟を見たのも、ロンドンで
トラファルガー広場ブラをつきポートレートギャラリーを鑑賞したのも、コヴェントガーデンで
オペラ観たのも、ついでにいえばカンタベリーからの帰りの列車で畑のワダチに疑問を感じたのも、
ぜーーーんぶ2016年6月21日火曜日の出来事。

ホテルを出たのがたぶん朝7時頃。オペラ観終わってホテルに戻ったのは深夜0時過ぎ。
列車ン中やオペラ鑑賞中は座ってジッとしてたわけだけど、あとの時間は大体歩き回ってた。
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もうね、ホテルに戻った時は極限まで疲れてましたですよハッキリ言って。
北杜夫の表現を借りれば「掘り出して1年目のゴボウのように疲れ果てて」いた。
それはトホ妻も同様で、ホテルに戻った後は二人とも寝る支度をして先を争うように寝た。

確かにこの日は盛りだくさんの観光メニューではあったわけだが、この日に限らずこの英国旅行では
鉄道で日帰り遠出や夜のシアター系娯楽が多かったからどの日もけっこう盛りだくさんで、結果的に
夜はメシを食うのもそこそこに疲れ果てて寝るっていうことが多かった。
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東南アジア一人旅でも酷暑ン中歩き回って疲れ果てたことは何度もある。しかし英国では明らかに
東南アジアにいた時よりくたびれたという実感がある。なぜなんだろうかとロンドンで考えた。

①気候の違い
これは影響してると思う。クソ暑い東南アジアやインドで朝から深夜まで外出なんてしたら
汗かきすぎて死ぬ。だもんで冷房の効いたホテルに戻って一休みすることがよくある。
しかしヨーロッパだとそういうことはないから汗もかかずにいつまでも歩き回れる。これがいかん。
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②夜の過ごし方の違い

観光客なら世界どこに行っても昼間は観光しようとする。問題は夜だ。
ロンドンに限らずヨーロッパの都市だと夜の娯楽、特にシアター系の娯楽がいろいろあるからねぇ。
コンサートだのオペラだの夜遅くまで外出することになる。イ課長の場合出張でもそうなるが(笑)。

メシ食って夜店をブラつき、さてマッサージ屋でも探すか・・なーんてのどかな夜の過ごし方は
ヨーロッパじゃなかなかできないわけですよ。
 
③連れがトホ妻だから
結局この要素が一番大きいかもしれん(笑)。
トホ妻と海外行ったことは何度もあるけど、実はヨーロッパ以外一緒に行ったことないんだよね。
これはヤツが他のところに行こうという気にならないという単純な理由によるんだけど、結果的に
トホ妻との旅行では必ず①②の条件が揃うことになる。

そう考えるとトホ妻と行った過去の旅行でもいろいろ疲れ切ったシーンが思い出されてくる。
新婚旅行の時ウィーンでオペレッタ見た時は昼間の疲労でイ課長は9割がた睡眠鑑賞した。
トホ妻だってフィレンツェじゃ疲れ果てて眠りコケてイ課長ひとりで晩飯食いに行ったなんて
ことがあったもんなぁ(イ課長の場合、疲れててもメシは食いたがる)。
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ブログに書いたウィーン旅行の時もけっこうなハードスケジュールで、ブダペスト日帰り旅行の
帰路の列車で失神するように泥眠したことは今でも話題になるくらい。トホ妻とヨーロッパを
旅行するのはなかなかタイヘンなのである。

我々が生き延びれば24年後に金婚旅行ということになるかもしれないが、その時は二人とも超老人。
国内で温泉行くくらいがせいぜいかなぁ・・。そう思えばムリできるうちにしておけという
ことになるのかもしれないが・・(書き手が疲れてるので本日の記事に結論はない)。

 

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by tohoiwanya | 2017-03-21 00:07 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(6)
2017年 03月 19日

コヴェント・ガーデンでオペラを観る

年度末の地獄・在宅仕事の合間を縫って深夜に更新するイ課長でございます。

しかしオペラネタも久しぶりだよなぁ。
こればかりは東南アジア旅行じゃ書けないネタだからね。

ロイヤル・オペラ、通称コヴェントガーデン・オペラには新婚旅行ン時のホロ苦い思い出がある。
当時はネットもなかったから事前に演目スケジュールなんて確認できない。そこで、ロンドン到着後に
とにかくブッツケで行ってみたわけだ。何かいい演目があれば切符を買うつもりだった。
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すると滞在中に「サムソンとデリラ」をアグネス・バルツァとホセ・カレーラスという当時の
二大スター歌手で見られる日があった。ただ、すごく高い席しか残ってなかったんだよね。

で、結局あきらめたんだよ。今にして思えばあの時ムリしてでも・・と思うが。
何せ貧乏新婚旅行だったからねぇ。その後2度ロンドン出張するたびにコヴェントガーデンの
演目はチェックしたんだけど、なぜかいつもいい演目と日程が合わず、ナショナル・オペラや
ロイヤル・アルバートホールには行ったけどコヴェントガーデンだけは縁がなかった。

だからイ課長とトホ妻にとっては今回のコヴェントガーデンでのオペラ初鑑賞は25年の時を経た
リベンジだったといえる。新婚旅行のアダを銀婚旅行で討つんだから執念深い夫婦だ(笑)。
演目はヴェルディの「ナブッコ」。もちろん今回は日本にいるうちにチケットをネット予約し、
事前にDVD借りて予習もして準備万端で臨んだのである。

行ったのは例のナショナル・ポートレート・ギャラリーの後。コヴェントガーデンまでは歩いていける。
これがロイヤルオペラハウス。一応ギリシャ神殿みたいなネオ・クラシック様式の建物だけど、
外観的にはウィーンやミュンヘンやブリュッセルの方が風格あるんじゃないか?
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中はこんな。一応廊下のジュウタンは赤いけど天井も低いし大したことないねぇ。
欧州の歴史あるオペラハウスならもうちょっとゴージャスな内装を期待したいんですが・・
そりゃ確かに廊下を見に来たわけじゃないけどさ・・。
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まぁいい。客席に入ってみよう。中はこんな感じ。
ふむ、やっと「歴史あるヨーロッパの歌劇場」って感じになってくるね。バルコニー席がぐるーっと
馬蹄形に取り囲む伝統的スタイル。照明も昔のロウソクっぽさを出してムードある。
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天井はこんな感じ。
一応「ソレらしく」作ってはいるけど、印象としては「そんなに古くない建物」って感じがするなぁ。
以前みたロンドン・ナショナルオペラの建物の方がよっぽど歴史と伝統を感じさせた。もしかすると
コヴェント・ガーデンは第二次大戦の空襲で壊れて建て直したのかも。その可能性は十分ある。
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休憩時間にロビーをぶらついたら、昔の舞台の写真が展示されていた。女性歌手のこの衣装を見れば
演目は蝶々夫人だと一目でわかる。過去の有名な蝶々さんソプラノ歌手4人の写真ってことだろうが
欧米人が演じた蝶々夫人の姿って、悪いけど日本人にはコッケイにしか見えない。
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その中で下の写真の左側の歌手、キモノ姿は変だけどちょっと昔の白黒映画のスチール写真風だ。
誰かと思って写真の下の名前を見てトホ妻とイ課長はビックリしたよ。ドイツの大ソプラノ歌手
エリザベート・シュヴァルツコップじゃん。彼女はロンドンで喋々さんを演じたことがあるんだ。
へー・・彼女がムリヤリ日本人に扮するとこういう感じになるのか。
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で、「ナブッコ」はどうだったかっていうと、なかなか良かったよ。
さっき言ったように渡英前にDVDも見て予習もしたしね。しかし知れば知るほど内容はトンデモない。
バビロン捕囚の時代が舞台で、ナブッコって実はネブカドネザルのこと。そのネブカドネザルが
最後は「ユダヤの神様ばんざーい」でハッピーエンドって、めちゃくちゃすぎる。そんなのアリか。
しかしそれまで売れないオペラ作曲家だったヴェルディはこれでアテて、後に大作曲家になった。

そんなオペラもはねてホテルへの帰路。
毎度思うけど、ヨーロッパの大都市でオペラ劇場に行って過ごす夜って、それだけで何となく
うきうきする。オペラがはねた後、駅まで夜の町を歩くのもまた楽しからずやってやつだ。
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ちなみに、この夜のオペラチケットは1枚148ポンド。当時のレートなら2万円を越えてる。
ビンボイ新婚旅行当時はいきなり現地に行ってわずかに残った高額チケットに手が出なかったが
日本にいるうちに演目を確認して切符も予約しておけるなんて隔世の感があるよ。

あれから25年。銀婚夫婦のロンドンオペラ・リベンジはこうして果たされたのでありました。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-19 00:53 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(6)
2017年 03月 16日

ナショナル・ポートレート・ギャラリー

さて、夜のオペラまではまだ時間があるから、トラファルガー広場でしばらく休んだあと
ナショナル・ポートレート・ギャラリーに行った。

ここはその名の通り、肖像画ばっかりが集まった美術館。
英国史なんて大して詳しくないし、ましてや「顔を見ただけで誰だかわかる人」なんて少ないから
そんなにジックリ鑑賞したわけじゃないけど、それでも本で見覚えのある人が何人かいたから
ご紹介しよう。写真も禁止されてなかったし。

【ヘンリー8世関係者】
英国史の中で、なぜかイ課長が局所的にそこだけ詳しい「ヘンリー8世と6人の妻」。
希代の自分勝手&好色王として有名な王様だから彼にまつわる女性たちの肖像画は多い。
これはお妃1号、キャサリン・オブ・アラゴン。
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自分の兄嫁だった女性と結婚したわけだけど(兄自身は結婚してすぐ若死に)・・うーーん・・
ヘンリーの女の趣味はちょっと変わってたとしか・・・(笑)。

そのキャサリンを強引に離婚した理由がこのアン・ブーリンと交尾したかったからなんだけど、
この絵を見るとますますヘンリーの女の趣味を疑いたくなる(笑)。相当フェロモン系の女性だっと
想像されるんだけど、この絵を見る限りイ課長は全くソソラれない。
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これはヘンリーの女の趣味の問題っつうより、16世紀イギリス肖像画家の技量の問題だと思った。
ハッキリ言ってヘタだ。様式的っていうのとはちょっと違うと思う。やっぱりヘタだよ。
同時期にドイツの大画家ハンス・ホルバインがチューダー朝関係者の肖像画をいくつも描いてるけど、
それらに比べたらガッカリするくらいヘタ。下の絵の右側はたぶんメアリ1世(お妃1号の娘)だろうが
わざと醜く描いてるようにすら思える。そりゃ確かに英国に美人は少な・・いや何でもない。
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「イギリス人は絵を描くのはヘタだが収集するのは上手」ってある本で読んだけど、たしかに
こういう絵を見るとそう思いたくなる。そういえばハンプトン・コートの幽霊回廊にあった王族肖像画も
絵としての魅力は全然なかったなぁ・・。

【ヴィクトリア女王】
背が低い女性だったようで「偉大なる矮人」なんて言われた人だ。
しかしルックスに関しては上のキャサリン・オブ・アラゴンやアン・ブーリンよりはマシ・・というか
まぁ普通の顔だ。16世紀よりは画家の技量も上がってモデルを理想化する技術をマスターしたかな。
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ヴィクトリア女王といえば19世紀、まさにイギリス最盛期に君臨した女王。けっこう長生きした。
ホームズが活躍してた頃の英国の女王様でもあるわけだよ、ワトソン君。

【マイケル・ファラデー】
20£紙幣の肖像にもなったくらいの、英国の大物理学者。
紙幣の肖像より若い頃だろうけどやけに二枚目だ(笑)。この頃になるとイギリスの画家も
マトモな肖像画を描けるようになったと思われる。
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意外なことにファラデーって平民出身で、高等教育受けてないんだよね。若い頃デービーって科学者の
助手に雇われたのがキャリアの始まり。デービーにしてみりゃ学歴もないファラデーを科学者として
育てようなんて考えはこれっぱかしもなかったに違いない。

とーころがファラデー君、才能あるある。
特に物理実験におけるセンスは天性のもので、メキメキ頭角を表し、様々な決定的実験によって
物理学、特に電磁気の研究分野では永久不滅の名を残した。

雇い主のデービー自身も新元素をいくつも発見した、けっこうエラい科学者だったんだけど、
「デービーの科学上最大の発見はファラデーを見つけたことだ」なんて人から言われたらしい。
それが面白くなかったのか、後年は優秀な弟子に嫉妬して足を引っ張ろうとしたこともあったようだ。
しかしファラデーは恩ある師匠には決して逆らわなかった。晩年まで科学者として尊敬され続けた、
人望あるけど謙虚な、立派な人だったらしい。

【アーネスト・シャクルトン】
うわーシャクルトンの肖像画が見られるとは嬉しい。
ちょうど英国に行く前にこの人に関する本を集中的に読んだもんで、シャクルトンはイ課長にとって
ちょっとした「マイブーム」だったのだ。
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ご存知ない方のために彼のしたことを紹介したいけど、短くまとめることはとても不可能だ。
いずれシャクルトンについては別ネタで取り上げる予定だから、その時改めて書くことにする。
シャクルトンというのは英国の極地探検家なのである。

というわけで、ザッと見たナショナル・ポートレート・ギャラリーでした。
もっと性根を据えてじっくり見ればいろいろ発見もあったんだろうけど、こン時はカンタベリー帰りで
疲れた上に腹も減ってたもんで、鑑賞もややテキトウだったのである(笑)。


 

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by tohoiwanya | 2017-03-16 00:11 | 2016.06 英国銀婚旅行 | Comments(2)