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2010年 05月 30日

サン・ミシェル大聖堂というところ

ブリュッセルには2009年11月18日水曜の午後に到着し、木・金と現地で仕事する予定だった。

木曜の午前と午後に各1件ずつ、金曜も午前・午後とやはり1件ずつ、計4件の
訪問アポイントが入ってた。均等で無理がなく、実に美しいスケジュールだ。

ところが、先方の都合で木曜午前のアポが金曜午前に変更になった。
トタンにバランスを崩して無理が生じる出張スケジュール…ま、よくあることだが。

で、何が言いたかったかというと、そういう事情で木曜午前中は空いたんだよ。
ブリュッセルでどこか行きたいトコに行くとしたら木曜午前中しかない。
だが昼には中央駅で通訳さんと待ち合わせしてるから、遠くまで移動するわけにはいかん。

で、ココに行ってみっか、とイ課長が選んだのはサン・ミシェル大聖堂だ。
ご存知のようにイ課長はここ数年でゴシック教会建築のマイルドなオタクになった(笑)。
ブリュッセルを代表するゴシック聖堂はぜひ見てみたかったし、ここはグラン・プラスと
豪華パサージュを通り抜ければホテルから徒歩で行ける近さなのもうれしい。

通訳さんと待ち合わせしてる中央駅に近いっていうのも好都合だ。断然ここに行こう。

木曜の朝。ホテルでゆっくり朝食をとり、ゆっくり身支度を済ませて、大聖堂までブラブラ歩いた。
毎日がこういう調子だっていうなら、海外出張も喜んで行くんだが…(笑)。
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おおー…これがサン・ミシェル大聖堂か。
アミアンのカテドラルを思わせる、荘厳にして風格あるたたずまいではないか。

さっそく中に入る。
ちなみに、フランスやドイツと同様、ベルギーも教会に入るだけなら入場料はナシ。
教会というのは常に信者に対して開かれていなければならない(んじゃないかな?)。
だからイ課長みたいな無信仰バチ当たりヤロウもその恩恵にあずかれるってわけだ。
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うーむ、なかなか立派な内部である。
フランスのバカデカ・ゴシック教会ほどの規模はないけど、ほどよい大きさで
何となく居心地がいい。内部も暗く神秘的というよりはむしろ明るめで、これまた
“居心地がいい”という言葉があてはまる。
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ここはステンド・グラスが見事だった。
フランスのゴシック教会建築群よりずっと後、16世紀に完成して、その後17世紀にかけて
増築が続いた教会らしいけど、ステンド・グラスも中世の素朴な感じではない。
すごくリアルで写実的だ。これはガラス彩色技術の進歩によるところが大きいんだと思う。
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ほら、こういう風に微妙な色合いを出すガラス技術って中世にはなかったはずで、
詳しいことはイ課長もよくわからないけど、16〜17世紀になるとこういう微妙な色の変化を
表せる技術が現れて、それはガラスの焼き方だかナンだか…よくわらかない(笑)。
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これは…たぶん説教台だよなぁ?すさまじく豪華絢爛、これでもか!って感じの装飾ぶりで
この辺になると、教会の建築様式はゴシックでも内部はバロック風装飾って感じだ。
この説教台、上の写真じゃわかりづらいけど、真ん中あたりをアップで撮ると…
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おおっと、ここにもいますドクロ様(笑)。
メメント・モリを象徴する意匠・ドクロ様、死を想え。はいはい、想います想います。

しかし、いくら死を想えったって、出張帰りの飛行機事故で死ぬのはやっぱりイヤだ(笑)。
こういう教会にお邪魔した時の恒例、ここはひとつ教会に寄付してロウソクを立てて、
帰路の無事をキリスト様にお願いしておこう。
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キャンドルひとつが確か2ユーロだったと思う。
横たわるキリスト様の前に自分のロウソクを立て、無事日本に帰れるようにお願いした。
なーんだ…イ課長も実はけっこう信心深いじゃん(笑)。



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by tohoiwanya | 2010-05-30 23:36 | 2009.11欧州出張 | Comments(0)
2010年 05月 26日

特集企画「金曜のヨロコビ」

イ課長ブログ、本日はちょっとヘンな企画でいってみよう。
出張における最後の仕事が終わって、あとはもう自由時間+日本に帰るだけっていう
安堵感と解放感にひたりながら撮った「業務終了直後、ヨロコビの一枚」シリーズ。

イ課長の海外出張では、仕事が終わるのは必ず金曜日だ。で、土曜のヒコウキに乗って
帰国するっていうパターンが多い。

海外出張で、仕事の予定を全部クリアした直後のヨロコビって、わかってもらえないかもなぁ。
ホテルで目が覚めたときからすでに「今日で最後だ…午前中のアレと午後のアレを済ませれば
シゴトはすべて終わるんだ…」っていう気分になってるんだよね。出張最後の金曜日って。
慣れないガイコクでたった一人、絶対ミスも失敗もせずスケジュールをこなさなきゃならんという
プレッシャーから解放されるヨロコビ。言葉で表すのは難しい。
(もちろん、ミスなく土曜の帰国便に乗らなきゃいけないってプレッシャーは残るけどさ)

そういう「解放のヨロコビ状態」に突入して、最初に撮った写真。
他の人にとってはドウってことないけど出張者本人にとっては強い思い入れのある、
忘れがたい写真ばっかりで、本日はその特集。

たとえば2007年のドイツ・チェコ出張の、この1枚。
プラハのあるホテルのロビーで日本人の関係者と待ち合わせ(確か17時のアポだった)。
イ課長にとって初めてのヨーロッパ出張、その最後のアポイントメントだった。
ロビーで会って、お茶のみながらしばらく話して、挨拶して別れ、一人ホテルを出て…
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あーもう…この時の安堵感・解放感は忘れられないよ。
初の欧州出張、不安だらけだった日々、そんな中で全てのスケジュールを何とかこなし、
イ課長は本当に、ほんとうに、ホントウに心の底からホッとして嬉しかった。
夕暮れのプラハの街が最高にキレイに見えたっけ。そこで撮ったのがこの一枚ってわけだ。

2008年9月、この年最初の海外出張もやはり欧州・ドイツだった。
ドイツ出張には多少慣れたとはいえ、ベルリンやハンブルク等々、ドイツ内の移動が多くて
訪問先のアポ調整、さらに交通機関やホテルの予約を調整するだけで気が狂いそうだった。

最後の仕事はやはり金曜日の午後、ハンブルクの某日系企業を訪問した。
仕事が終わって出てきたのが…15時くらいだったかなぁ?この時も心底ホッとしたっけ。
ホテルに戻ろうと歩き始めて、フと空を見るとなぜか気球が浮いていた。
海外出張のプレッシャーから解放されると、思わず空を仰ぎ見ようって気になるのさ。
「出張終わったー!気球も祝福してくれてるー!(してねぇよ)」と思いながら撮ったっけ。
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翌月の10月には早くも次の欧州出張をするハメになった(笑)。
出張最後のアポは当然金曜の午後で、ミュンヘンにある会社を訪問した。
この時は相手がドイツ人だったから、当然、通訳さんと一緒。
ミュンヘン中央駅のカフェで出張の無事終了を祝って通訳さんとビールで乾杯して別れ、
そのまま一人でマリエン・プラッツの方まで散歩して撮った写真がこれだ。
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ミュンヘンのランドマーク、フラウエン教会のネギ坊主みたいな二つの塔。
まだ空が明るいね。4時頃だったかなぁ?この時は夜、バイエルン国立歌劇場に
オペラ聞きに行くっていうんで、もう気分はウキウキだったのだ。

2008年11月、狂気の3ヶ月連続海外出張の最後はワシントンD.C.だった。
この時は出張最後の金曜日に日帰りでN.Y.に行き、夜D.C.に戻ってきた。
あとはホテル帰ってメシ食って荷造りするだけ。明日は早朝にチェックアウトして帰国。
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欧州と違って土曜の半日観光がないのはつまんなかったけど、もうそんな体力もなかった。
「あとは明日の朝の飛行機乗るだけだ…三ヶ月連続海外出張終わったんだ…」と思って
ワシントン・メトロの空港駅ではほとんど虚脱状態だったよ、イ課長は(笑)。

2009年10月のシンガポール出張。金曜の最後の仕事が終わった後の一枚はこんなのだ。
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この時は金曜午前中に最後の訪問が終わり、通訳さんと別れた後は夜の帰国便までフリーだった。
とりあえずオーチャード通りに行ってみたら、揃いの黄色いシャツを着た広告カップルがいたんで
フと撮ってみたってわけだ。シゴトが終わると、何の意味もない写真を撮りたくなるんだよ(笑)。

そして2009年11月、現段階では最後の海外出張である欧州出張の、金曜の仕事が終わって
ホッとして撮った写真がこれ。
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風邪ひいた状態で最後のアポのためにブリュッセルからオーステンデまで往復し、
フラフラんなってホテルに戻り、全スケジュール終了を祝って孤独な乾杯をしたのだ。
(このホテル、宿泊客にはバーの飲み物が1杯無料サービスでついてたんだよ)

この時ばかりはビールじゃなく、カッコつけてドライ・マティーニを頼んだ。
体調最悪の状態で、何とかすべての予定をかクリアできて、ホッとしたなぁ…。


写真自体には何の見るべきモノもない…というか、知らないヒトが見れば
「何でこんなものワザワザ撮ったの?」といいたくなるような写真ばっかりだ。
だがイ課長にとってはこれらの写真は全部「金曜に最後の仕事が終わり、業務モードから
自由モードに切り替わった後の最初の1枚」ってことになる。

どれも思い出深い一枚ばっかりだよ。ほんと、つくづく、しみじみと。

 

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by tohoiwanya | 2010-05-26 13:50 | 出張・旅行あれこれ | Comments(2)
2010年 05月 24日

イ課長ミシュラン・ホテル評価 7

Frag Counterなんてものを右のメニューにつけてみた。
このブログは日本語でしか書いてないから、読みにくる人も大半は日本在住の日本人か、
海外在住の数少ない友人くらいのはずだけど、アクセスの痕跡をみると意外な国から検索して
ここに来るひと(たとえばヤフー・フランスとか)もごく少数いるみたいで、
ちょっと興味があったからつけてみたのだ。

さて、そんなイ課長ブログ、本日は久しぶりにイ課長ミシュラン・ホテル評価をしよう。
去年11月の欧州出張で泊まった二つのホテルがまだ残ってたのだ。
本日はその二つのうち、前半のフランクフルトで3泊したこのホテル。

Hotel Columbus

海外出張のホテル探しでは常に優先される「利便性」に関してはこのホテルも問題なし。
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フランクフルト中央駅の北側出口から歩いてせいぜい2〜3分かな。すごく近かった。
そして、これまでに何度も書いたように、中央駅に近ければ交通利便性に加えて
食事や買い物といったブブンの利便性もすごく高いのだ。利便性に関しては二重丸。
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さて問題は部屋だ。
それほど豪華ではないし、広くもない。しかしまぁこれは最初から期待してなかった。
そこそこ清潔で居心地も悪くなかったから、これも及第点ってところだろう。
(上の写真もそうだけど、ドイツのホテルではベッドにお菓子が置かれてることが多い)

ちょっとがっかりしたのはバスタブがなかったことだ。シャワーのみ。
値段から考えて、たぶんそうだろうと思ってたけど、何せ11月中旬のドイツは寒かったし、
バスタブがあったら嬉しかったんだけどなぁ…。
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ネットに関しては一応無線でネットがつながった。ただし無料ではない。
ドイツの大手ネット会社(らしい)T-mobileのアカウントをとる必要があったんだけど、
これがまたすごい条件で、こまかい値段は覚えてないけど、たとえばこんな感じ。

1日有効アカウントなら10€
30日有効アカウントなら25€

出張者に手頃な1週間有効とか、そういう設定はなくて、1日か、それ以上やりたきゃ
いきなり1ヶ月、みたいなプランしか用意されてなかった。
1ヶ月も使わねぇよ。3日でいいのにさ…ヒドい条件だよなー。

もっとも、値段も1ヶ月を申し込んだ方が圧倒的にお得な設定になってて、
結局イ課長は1ヶ月アカウントを申し込んだのだ。そんなに使いもしないのに。

ただ、この時に1ヶ月アカウントを作ったことが後で意味をもった。
帰国のとき、フランクフルト空港で乗り換えたときもまだアカウントが有効だったから
イ課長は搭乗ロビーでちょいとネットにアクセスできたのだ。あれはちょっと助かったね。

その他に関しては特に問題なかったよ。
ホテルの周囲はどうってことのない建物が並んだエリアだったけど、その分静かだったし
前にも書いたけど、このホテルの朝食は「さすがはドイツのホテル」と思わせるだけの
シッカリした美味しさがあった。また食いに行きたいくらいだ。
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ただ、このホテルでは一度ちょっとトラブルが発生しかけた。
トイレの水が途中から出なくなったんだよね。これはヒジョーに困る。
フロントに連絡して修理してもらわなきゃ…と思ったが、ハッと気づいた。
実はバスルームの壁にこんなものがあったんだよ。
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シャワーの下にあるならわかる。全然関係ないとこにこんなコックが二つあったのだ。
「これ、何だろうなぁ?」と思い、思うだけならまだしも、実際に少しヒネッたかもしれない。
ひょっとするとそのせいか?ためしに右側の水色のコックを再度ひねってみると…。

あらら、再び勢いよく水が流れました。自分のせいだったのか。
あの二つのコックはバスルームの給水の、いわば「元栓」だったんだろうな。
コドモみたいに、あれこれイジるからこういうことになるのだ(笑)。

3泊して305€だから、1泊約100€。
あの当時でおそらく1泊1万3〜4千円程度ってとこかな。
(今なら1泊1万円ちょいだよ。どうせ円高ンなるならイ課長の出張の時になれ!)
まぁ値段的にもこんなモンかなぁとは思う。

高級ホテルは無理、かといってあまりヒドい激安ホテルも避けたい…っていう人には
お勧めできるんじゃないかな。まぁまぁのホテルだったと思うよ。



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by tohoiwanya | 2010-05-24 00:19 | 2009.11欧州出張 | Comments(0)
2010年 05月 21日

パリとお別れした日のこと

去年行ったパリ旅行の話を突然に。


パリ滞在最後の日は5月22日の金曜日だった。
パリ東駅からTGVに乗ってランス大聖堂を見に行って、昼過ぎにパリに戻ってきて、
夕方にはもう空港に移動して日本に戻る飛行機に乗らなきゃ、という日だった。

天気のイイ日だったなぁ…まさに陽光燦々たるパリって感じだった。

ランスからパリに戻ってきて、東駅近くのカフェでパリ最後のランチを食った。
例によって外のテーブルに座り、前菜+メインのコースを頼み、ビールを頼む。
カフェでの注文も最初の頃に比べるとそれなりに慣れてきたよね。
ビールを飲みながらメシが出てくるのを待つ。ホントに天気よかったなぁ…影がクッキリだ
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前菜は卵料理と書いてあったけど、いざ出されてみると…何だこれは?
グツグツと煮立ってる。ちょっとドロッとした液体を器ごと熱したもの…っぽいが
よくわからん。中には確かに熱されて固形化した卵があったよ。
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メインは「ステーキ」って書いてあったからステーキだろうと思ってたら、
ははぁ、ハンバーグ・ステーキか。なるほどね。
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メシを食い、ビールをお代わりし、カフェのテーブルからパリを眺める。
今日で帰らなきゃいけないのが残念だった。ホント、パリにはやられたよ。

この頃になるとカフェの使い方もイ課長なりに上手になってきた。

街を見たいイ課長としては、カフェに座るときはいつも外のテーブルを利用する。
当然、会計のときは店内にいるウェイターをテーブルに呼ばなきゃいけないんだが
フランス語で「ギャルソン!」なんて呼ぶ自信はもちろん、ない(笑)。

こういう時、イ課長はウェイターを呼ばず、自分から店の中に入っていった。
で、店内にいるウェイターもしくはウェイトレスに会計を頼み、その場でお金を払い、
そして(ココが重要)「トイレどこ?」と聞く。
会計のついでにトイレを済ませてしまうという合理的方法を開発したのだ(笑)。

このカフェでもお金を払って、トイレを借りて、さて…荷物を預けたホテルまで
メトロに乗って帰ろうかな…まだ時間があるから、少し散歩しようかな…
パリ旅行最終日、パリとの別れは本当に名残惜しかったのである。


さて。
なぜこんなパリ旅行最終日のハナシを突然書いたかというと…

冒頭に書いたように、これが2009年5月22日金曜日の話だ。
そして今日は2010年5月21日金曜日。ぴったり、ちょうど1年たったことになる。

去年の今日、イ課長はパリにいたのだ。去年の今週はずっとフランスにいたのだ
今となっちゃ夢のようだが、間違いなくイ課長は去年の今頃はパリにいたんだよ、ほら。
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それなのに、なんで今年の5月はドコにも行かず、仕事してなきゃいけないのだ?
G.W.明けからイ課長は旅行どころじゃない状況だ。年度末には遠く及ばないとはいえ
けっこう忙しくてバタバタしてる。去年の今日はパリにいたのにーー!
どっか行きたい!仕事なんか嫌いだ!やりたくねぇ!(←要するにコレが言いたかったらしい)
 
 
 

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by tohoiwanya | 2010-05-21 14:25 | 2009.05パリ旅行 | Comments(2)
2010年 05月 18日

グラン・プラスは夜に限る

2008年10月のイ課長ブログで「グラン・プラスは夜がキレイでおススメ」って書いたけど
2010年5月、イ課長は同じことを、さらに声を大にして書くのだ(笑)。
グラン・プラスに行くんだったら、だんぜん夜がいい。

「世界で最も美しい広場」ともいわれるグラン・プラス。もちろん、昼間見ても美しい。
昼間も見にいくべきだ。つうか、細かい部分は昼間じゃなきゃ見えないし(笑)。
しかし昼間のグラン・プラスを見て「アソコは見たから、もうイイや」と思うとしたら
それはあまりにもったいない。

一昨年のブリュッセル出張で見た、夜のグラン・プラスの美しさは忘れ難いものがある。
去年のブリュッセル出張でも、当然また見に行くつもりだった。
というより、今回の宿泊ホテル選定理由の何割かは「グラン・プラスから近い」という
地理的条件だったのは否定できないところだ。
チェックインして一休みしたらさっそくぶらぶらグラン・プラスまで散歩した。
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うひょーーーーキレーーーーー。
赤いライトアップに照らされた市庁舎の塔が幻想的だ。

ライトアップはグラン・プラスを囲む四方の建物ほとんどすべてに及んでいる。
「王の家」と称される立派な建物の華麗なライトアップも見とれる。
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広場の地面(というか、床というか)は、全面的に石畳になっている。
たくさんの市民と観光客に踏んづけられて、おそらくツルツルに磨かれた?石畳の表面に
ライトアップの灯りが反射しててさぁ、なんとなく水面ごしに見ているような、
一種神秘的な美しさだった。
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まったく同じようなアングルで2009年(上)、2008年(下)と写真を撮ってた。
ヒモ電灯があったときもキレイだったが、去年の建物ライトアップは色にも工夫をこらしてて
ほーんとキレイだった。
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翌日の夜、またグラン・プラスまで歩いてみたら、おろろ、昨日は赤かった市庁舎が
今日は白くライトアップされてるぞ。こりゃまたキレイ。
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もう一度いわせていただきます。。
アナタがブリュッセル観光する機会があれば、夜のグラン・プラスを観に行きましょう。
それはもう、キ レ イ で す よ ~。




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by tohoiwanya | 2010-05-18 17:02 | 2009.11欧州出張 | Comments(4)
2010年 05月 12日

ブリュッセル・熱狂の夜-その2-

ブリュッセル・熱狂の夜は続く。
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それにしても、ブリュッセルにこんなにワンサとアルジェリア人がいるのにまず驚いたよ。
フランス語とオランダ語が公用語のベルギー。その中でブリュッセルはフランス語が優勢らしい。
片やアルジェリアといえば旧フランス植民地。そんな「フランス語つながり」で、
ブリュッセルにはアルジェリア系住民が多いんだろうな、たぶん。

そういう連中が、母国が仇敵エジプトを倒してW杯出場決定っていうんで喜び浮かれ、
誰が言い出したか知らんが「証券取引所前に集合!」っていう連絡が飛び交ったに違いない。
明らかにココを「祝勝会場」と知った上でアルジェリア人たちが続々と集まってくる。
国旗を振る。歓声をあげる。抱き合う。クラクションを鳴らす。まさに狂喜のルツボだ。
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うひゃぁ。証券取引所の階段はますます集まるアルジェリア人たちでいまや真っ黒だ。
道路も完全に「祝勝広場」と化してるよ。車なんて全く通れん。
過激アルジェリア人集団によるブリュッセル道路不法占拠事件発生ということか…(笑)。
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イ課長がカメラを持ってるのを見つけると、浮かれるアルジェリア・ニイチャンたちが
「うおー!撮って撮って!」と声をかけてくる。もちろん撮ってあげようじゃないの。
W杯出場よかったねー。コングラチュレーショーーン!!握手握手。もうワケわからん。
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おおっと。ついに警察登場。さすがにこの状態は放置できないようです。
とはいえ、これだけの人数が相手、しかも全員がサッカーの勝利に狂った状態。
オマワリ4〜5人くらいじゃどうしようもないのは明らかだ。
ボーゼンとアルジェリア人祝勝会を見守るしかないベルギー警察なのでした(笑)。
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しかしこの時はホント、楽しかったなぁ。
この夜、アルジェリア本国はもちろん世界中のアルジェリア人が世界中のアチコチで
浮かれ騒いでいたのは間違いないけど、このブリュッセル証券取引所前の大騒ぎは
その中でもかなり大規模な“臨時祝勝会”だったんだろうと思う。

ブリュッセル・熱狂の夜の状況はYou Tubeにも、いっぱいアップされてる。たとえばコレ
ひょっとするとイ課長が映ってるかも。いやホント、冗談じゃなく。

ちなみに、アルジェリアはどの予選グループに入ったんだい?と思って確認してみたら、
ほほー…イングランド、アメリカ、スロベニアと同じ組か。強敵揃いじゃないかよ。
初戦は6/13日にスロベニアとか。ふーむ。

だがしかし、今やアルジェリア代表チームとイ課長とは「ブリュッセル・熱狂の夜の縁」という
不思議なキズナでつながっている。イ課長がついていればもう大丈夫だぞ、アルジェリアの諸君(笑)。
カメラの前でポーズをとってくれた気のいいアルジェリアにいちゃんたちのためにも
イ課長もアルジェリアを応援すっからな!がんばれアルジェリア!
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by tohoiwanya | 2010-05-12 00:11 | 2009.11欧州出張 | Comments(0)
2010年 05月 10日

ブリュッセル・熱狂の夜-その1-

日本代表メンバーも発表され、いよいよワールドカップ南アフリカ大会に向けて
サッカーファンの体内をかけめぐるアドレナリン量も増えつつありますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

本日のイ課長ブログ、意外なことにサッカーW杯ネタなのである。
何でまた?海外出張とカンケイないじゃんと思うでしょ?ところがギッチョン…


話は2009年11月18日の夜にさかのぼる。
フランクフルトで午前中に最後の仕事をすませ、鉄道で午後ブリュッセルに移動し、
ブリュッセルで最初の晩飯を食って「なぜマヨネーズがあるんだろう?」と首をかしげたあの晩だ(笑)。

食事をしたレストランはブリュッセル中心街の、大通りから1本入ったところにあった。
「1本入った」とは言ってもブリュッセル証券取引所のすぐそばだ。人や車の通行量は多く、
メシ食ってると、ときどきパフッとクラクションの音が聞こえたりする。

パフパフパフっとクラクションが聞こえることもある。
パフパフパフパフパフーーー!! パフパフーーー!とクラクションが聞こえ…

…おいちょっと待て。こりゃナンボなんでも異常に騒々しくないか?
暴走族の大集団が通過してるようなサワギだ。ブリュッセルに暴走族なんているの?

メシを食い終わり、イ課長がレストランを出る頃には、やっと騒ぎが収まる…どころか
ますますタイヘンなことになっとる。うわぁぁ、どどど、どうしたんだ一体?!
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クラクションを鳴らしてあたりを練り歩く車の列。
それぞれの車からはニイチャンたちが身を乗り出して歓声をあげてるぞ。
「ビバアルジェリーア!」って言ってるように聞こえるが…

ピカ!(←おなじみ、イ課長の脳内で電球のひらめく音)
わかった!サッカーW杯のアフリカ予選のプレーオフの結果が出たに違いない!
アフリカ予選のC組ってのが大変なことになってたんだよ。

W杯アフリカ最終予選C組は、全日程を終え得失点など全成績で並んだアルジェリアとエジプトによる
一発勝負の決定戦を18日に中立地のスーダンで行う。両チームにとっては過去に数々の遺恨を残してきた
因縁対決となる
(スポニチより引用)。

プレーオフをやるっていう話は出張前にすでにニュースで知ってた。
なにしろ一発勝負ってんだから大変だ。勝てば天国・負ければ地獄。
こりゃ面白いなぁ~と思ってたんだが、今日がまさにその18日じゃん。
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この国旗はアルジェリアだよな?ってことは、たぶんついさっきアルジェリアが勝って
ブリュッセル在住のアルジェリア人たちが狂気乱舞して集合してきたに違いない。
偶然とはいえ、メチャ面白い現場に居合わせたもんだ。

こんな現場に遭遇してまっすぐホテルに帰るわけにはいかん。
仮にホテルに戻ったとしたって、こううるさくちゃとても寝られんし(笑)。

…と思って証券取引所の方を見てイ課長はビックリ仰天した。
うわぁ!証券取引所前の階段はすでにアルジェリア人狂喜乱舞軍団で占拠されとる。
それどころか、取引所前の道も狂喜乱舞軍団で事実上の道路封鎖・交通マヒ状態じゃん。
こりゃ何だかタイヘンな現場に遭遇したぞ。
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いやまぁ、この夜はホントに楽しかったよ。写真もいっぱい撮った。
「ブリュッセルの現場からイ課長がお伝えします」という気持ちで
アルジェリアW杯出場が決まったブリュッセル・熱狂の夜の続報を書こう。
(その2に続く)。




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by tohoiwanya | 2010-05-10 15:22 | 2009.11欧州出張 | Comments(0)
2010年 05月 06日

シンガポール出張中の最安メシ

欧州出張の話が続いたから、久しぶりにシンガポール出張の話を書こう。

すでに書いたように、シンガポールでは食事はほぼすべてホーカー・センターないしは
それに類した、「屋台的」なところで済ませた。だっておいしくて安いんだもん。
単品料理はほとんど5S$(350円弱ってとこか)未満。
B級〜C級グルメを行ったりきたりして、決してA級グルメにならないイ課長としては
こういう安くて美味しいモノは大好きなのだ。

そんな感じでシンガポールでは安いモノばっかり食ってたイ課長が、
シンガポールで食った最も安い食事。それはコレだ。

ご飯の上に3種のオカズがのったというだけの、まぁごく簡単なメシだ。
これが…確かねぇ、記憶では2.4S$(150円くらい)だったと思うんだよな。
とにかく、メシよりもビールの方がずっと高かったことは間違いない。
ご飯が1.2S$(約75円)で、オカズ一種につき0.4S$、3種あるからこれまた1.2S$(約75円)
確かそんな価格構成になってたと思う。
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一体何だってまたこんな安いモノを食ったのか?
場所はゲイラン通りというところで食ったのだ。
ゲイランについてはいずれ詳しく書くけど、夜は極めてアヤシイ一帯になるところらしい。
ただし、イ課長が行ったのは昼間だよ(笑)。

もうとにかく暑くて暑くて、空腹より何より、とにかく日陰に入って座って休みたかった。
しかしこの辺になると観光客なんてほとんどゼロで、歩いてる外国人なんてイ課長だけ。
外国人の入りやすいムードの店なんて全くなくて、完全に地元の人とための店しかない。

しかしもう暑いし、のど渇いたし、疲れたし、そんなことも言ってられん。
というわけで、エイヤで入った店がこの店である。一応食堂らしい。
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中に入るとホーカー・センターでいう屋台風店舗が1軒だけある。
店舗と厨房を兼ねてて、いくつかのオカズが皿に盛られて並んでる。

イ課長も相当オドオドしてたけど、ロクに言葉もわからない外国人客が来たってんで
店員もかなり困った様子だった。
とにかく、皿にゴハンをよそり、あとはどのオカズがいいか?と聞くから適当に3つ指さした。
緑が青菜炒め、黄色は卵炒め、手前の赤い炒め物は野菜と肉かな?と思ったけど、
肉に見えたものは実は油揚げだった。でもね、美味しかったよどれも。

メシを食い、ビールで喉の渇きを癒してようやく落ち着くと、自分が
「ものっすごく場違いな店に来てしまったガイジン観光客」になってるのに気づく。
「さば焼定食450円」「コロッケ定食400円」なんて看板が並ぶ裏町の古い定食屋に突然
よくわからない外国人客が入ってきたようなもんで、イ課長は激しく浮いてる(笑)。

しかし、ワケもわからず入っちゃったこの食堂、イイ感じだったなー。
おそらく昔のシンガポールの食堂なんてみんなこんな感じだったんだろうなぁ。
もちろんクーラーなんてない。扇風機が熱帯の暑い空気をゆる〜く送ってくる。
真ん中にタバコを売るカウンターなんかがあって、見るからに昔のままの店構えって感じだ。
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うーん、いいねいいね。
そもそもゲイランに来た理由も「昔ながらのシンガポールの感じ」が残ってるからって
聞いたからだったんだけど、この食堂はまさにそういう雰囲気が濃厚に漂ってる。

オーチャード通りのキレイなフードコートもいいけど、古きシンガポールの雰囲気を味わいながら
エンゲル係数を低く抑えたいんだったらゲイラン通りにGOだ。外国人が一人で入るのに
ちょっと勇気を必要とするような(笑)安食堂がいっぱい並んでるよ。

もっとも、夜はヤバい街らしいけどね。行くのは昼にしてね。



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by tohoiwanya | 2010-05-06 22:54 | 2009.10シンガポール出張 | Comments(0)